ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

スマホ、聞き取りやすく 音声磨きに原点回帰…

2013-07-31 23:45:22 | NewsPaper
今日は現在携わっている業務に関連した
新しいツールを本格的に使っていました
最初は混乱するけど、そこからいかに効率的に運用するか
というアイデアを考えていました


さて、本日の日経産業新聞から、7面の新製品欄からこの記事をピックアップ
『スマホ、聞き取りやすく
 音声磨きに原点回帰』

携帯電話本来の音声機能について、違いを打ち出そう
とするスマホについて携帯電話メーカー各社の技術を
紹介した記事

記事内で、私が使っているスマホに搭載されている技術
について書かれているので取り上げてみます

私が現在使っているスマホは京セラ製のDIGNO DUAL WX10K
そこにはスマートソニックレシーバーなる技術が採用されています

これは、画面全体を振動させて音声を伝える仕組み
耳を覆うように画面にあてると周りの騒音を遮断
騒がしい場所でも通話相手の声がよく聞こえるというもの
京セラのセラミック技術をもとに、電気を振動に変換する
圧電素子を活用したものだそうです


以前使っていた同じく京セラのDIGNO DUAL WX04Kでは
声の低音部分がよく聞こえているなぁと感じていたですが
今回の技術ではよりよく声が聴こえているようにまず感じます

また、この技術を導入したせいか、スマホ本体には
見た目ではいわゆる受話器部分にあるような穴がありません
さすがに最初はこれは本当にどうなっているんだろうと
ためらう部分もありますが、慣れればあまり気になるものでもないです
受話器部分ということを特に意識せず、携帯電話を使って
いつも通りに話すということに違和感は感じません

スマホが世の中に浸透して以降、アプリに注目されがちで
ハード面への注目度というのは比較的小さいものではないかと
個人的には感じるところがあります

そのようななかで、あくまで電話という機能に対しても
絶えず改善を行い、より品質の高い音声通話という機能を
提供するということはスマホになっても変わらないということですね

今後も通話機能についてどのような改善がされていくのか
楽しみにしたいものです

野菜育む クラウドの恵み…

2013-07-30 23:19:08 | NewsPaper
どんでん返しの案件がようやく終わりました
この1週間はこれにホントに付きっ切りでありました


さて、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『【アグリフューチャー 2】
 野菜育む クラウドの恵み』

このアグリフューチャーという短期集中連載企画
農家出身のSEの私としては興味深いものばかりです

今回は農業ベンチャーがいかにクラウド技術を
使っているという記事

記事内で取り上げられているのはグランパという農業ベンチャー
ドーム型の巨大なハウスを設置して、温度や湿度、日射量、風速や雨量のデータ
等250種類の観測データを最短1分毎にクラウドに集約し分析するというもの

いわゆるビッグデータを収集・分析して、ハウス内の温度管理や与える肥料の
内容やタイミングなどを科学的に判断するようです

確かに大規模な農業をする際にはあらゆる数字を把握しておく
必要があるわけで、そこには農業とクラウドは親和性が高い
といえるわけですよね

いわゆる農家の農業であれば、過去から受け継いできたもので
成り立っているところも無きにしも非ず
そこに対して、ビッグデータの収集・分析を行い
より発展的な農業をするというのは、とても現代的なこと
なのかもしれません

分析した結果を用いて、これまで以上に
高品質で高収益を確保できる農業を実現することができれば
今後の日本の農業というのも変化していくのかもしれません
そういった意味でも農業クラウドというものは規模によらず
注目していたいものです

国際基督教大 期間内、貸出冊数は無制限…

2013-07-29 23:59:20 | NewsPaper
先週のどんでん返しの案件が
終わるようで終わらないのがなんとも…


さて、本日の日経産業新聞から、8面の大学欄からこの記事をピックアップ
『【進化する大学図書館 3】
 国際基督教大 期間内、貸出冊数は無制限』

国際基督教大学といえば、知る人ぞ知る名門大学
国際関係では評価が高いことがありました

そんな国際基督教大の図書館
一般の図書館以上に利用者には便利なものになっているようです

自動化書庫システムを導入しており
職員の手を借りることなく自ら検索し
出庫指示を出すことができるのは
興味深いものがあります

これはまさしく、知を探求するために
導入されたものといっても過言ではないのではないでしょうか

また貸出制度としては、学部生2週間、院生1ヶ月の期間内で
貸出冊数が無制限と云うのは凄いものです
なお、延滞した場合は1日1冊につき10円のペナルティーが発生するそうです

研究のための借りる場合に段ボールや台車を使って
研究室へ運ぶ学生もいるそうで、かなりのものですね

教員の方には、授業で用いる本については
取り置きできる制度も導入しているそうです

また、今年には、多様化する学習スタイルに合わせて
グループワークができる場所を拡充しているそうです


これだけ、便利なファシリティー面があるというのは
とても魅力的な図書館だと感じます
それだけ学生のニーズをふまえて実現へとつなげている
ということは素晴らしいものだと感じます
今後もどのようなサービスが展開されるのか知りたいものです

【週末版】たべるダケ…

2013-07-28 18:55:27 | I thinkなetc.
この週末は苗場ではFUJI ROCK FESTIVALがありました
私は昨年からはとりあえず一休みで参戦しておりませんが
J-WAVEを聴きながら現地の音を楽しんでおります


さて、以前の記事にも書いた通り、
グルメ漫画にハマっております

今回取り上げるのは『たべるダケ』

以前から作品自体は知っていましたが
その当時はあまり興味がなかったものの
現在放送中のドラマになってて、主演が後藤まりこさん
ということで気になり、改めて単行本を購入して
読んでみるということに…


これ、スゴいです
主人公の女性はホントに食べるだけの人物なのです
ストーリーごとになんらかのさえない登場人物がいて
その前に突然この女性が現れて、一緒に美味しいものを食べて
その後の深い展開はなしに終わってしまうという話が
毎回繰り広げられます

ホントにただ食べるだけの女性のストーリーです
それ以外の情報は今のところは明かされていない!?

ただ、その食べ方や表情に官能的なものを感じさせ
相手の登場人物や周辺の人間にまで影響を与えていくという
食べるだけでこんなにも魅了させるものがあるのかと
うなってしまうものがあります

単行本の方では、各回の後にあとがきのようなものとして
栄養面でのツッコミ漫画をいれているのも一つの楽しみとしてあります

ドラマの方では、レギュラー出演者を構えながらも
テイストは変えていないようですね

これは単行本もドラマの方もコンプリートを視野に
作品を楽しんでいこうと思っております

さて、他にもおもしろそうなグルメ漫画はないかなぁ
引き続き情報をメッセージ等で頂けたら幸いでございます

【週末版】第36回 隅田川花火大会…

2013-07-27 23:19:14 | I thinkなetc.
今日は昼間は暑かったのに、
夜からの一時のゲリラ豪雨は物凄かったですね

そうです、今日は第36回 隅田川花火大会があったのでした

昨年は友人からのお誘いを受けまして
南千住の汐入公園から見ておりました

今年も同じ場所で観覧していたのですが
開始から30分を過ぎたあたりから少しずつ
雨が降り始め、まだいけるとか思いつつ
観ていたら、気づけば物凄い雨になっていました

そうなれば、友人らも思い切りその場を退散
私もそれなりの荷物を持参していたわけですが
どうにか最寄駅までたどり着くことができました


という展開で、いつも私なら意気消沈していることが多いのですが
今回はそんなことは全然なかったのでした
どちらかといえば、この異様な状況を楽しもうとする
言うなれば“混乱LOVER”といってもいいようなテンションでした

今回は、幹事である友人にイベント開催を提案したこともあり
私も少しでも貢献できればという思いが強かったということもあります

去年にネタで上がったコットを本気で持ち込もうとしてたり
あとは、ランタンで日没後の鑑賞でのトラブルを避けようとしたり
ウチを出る直前に受けた買い出しにも快く受けたり
といった少しでも自分の持っているモノで貢献したい
といったことがありました

それは、ゲリラ豪雨が襲ってきたとしても気持ちは同じ
少しでも幹事の友人に貢献できればということです

そんな気持ちがあったからこそ、時間が短くなってしまった分
気持ちの余裕は十分にあったんじゃないかなと思います

来年の隅田川花火大会だけでなく近々ありそうなイベントでも
同様の気持ちでその場を大いにも楽しんでいこうと改めて思ったのでありました

空からの目 農地耕す…

2013-07-26 23:59:04 | NewsPaper
本日はとあるデータセンターでの作業で1日が終わったようなもの
まさかあんな事情があったことで予想外の動きになるとは…


さて、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『【アグリフューチャー 1】
 空からの目 農地耕す』

日本の農業が進化しているという記事
それは、激しい変化の中、経験や勘に頼ってきた農業が
最新技術にとって競争力を高めようという
守りから攻めへの試みが始まっているそうです

今回の記事ではGPS活用を中心に書かれています

トラクターで農地を耕す際、直線走行しているつもりでも
わずかな傾斜や凸凹でズレが生じやすいものです

そこで、トラクターの天井部にセンサーを取り付け
前後左右の動きだけでなく車体の傾きまで計算して
経路を補正する仕組みを北海道農業研究センターでは
導入しているそうです

これは広い農場でトラクターを正確に動かすことができれば
農薬や肥料を無駄にまくのを減らせ、作業時間も短縮できる
ということにつながるわけです

また、農研センターではGPSをさらに活用し
農機のハンドルを握ることなく自動走行できるシステムを開発中で
年内にも実用化にこぎつけようとしているそうです
これは、以前にもメディアで観たことがあるようにも思いますが
いよいよ実用化になるとは驚くものがあります


昔は自分の経験や勘によって頭の中に地図を作っていたわけです
とはいえ耕作面積が大きくなるほど客観データに基づいた
効率的な作業が求められるわけです
そこに効果的にIT技術を導入すれば、農業というものも
本当に変わってくるわけです

TPP交渉参加というものを契機にして
さらに農業経営というものが見直される必要があるわけです
そこに技術面からいかに貢献できるか
そういった観点からもこの連載は興味深く追っかけていきたいものです

データセンターの過剰問題…

2013-07-25 23:32:48 | NewsPaper
昨日から今日までやっていた今週の大型案件第2弾ですが
根底を覆す事態となり来週に仕切り直しとなりました…
かといっても、そのための準備が必要にはなるのですが…


さて、本日の日経産業新聞から、20面のNews Edge欄からこの記事をピックアップ
『【眼光紙背】
 データセンターの過剰問題』

首都圏のデーターセンターには
過剰問題というものがあるようです

日経産業新聞を日々読んでいるだけでも
大手のITベンダーが新たにデータセンターを開設した
という記事をよく見かけます

しかし開設したもののスペースがなかなか埋まらずに苦しんでいるようです
需要より供給が上回り過剰になっているというわけです

そもそもは今後はクラウド活用が多く見込まれるといった
ことからそのための需要を見込んで開設されたわけです

しかしふたをあけてみれば、アマゾンのクラウドサービスが
日本国内にも上陸しデータセンターも3ヶ所まで拡大し
アマゾンに需要が大きく流れたということが大きいようです

また、東日本大震災後の影響として、国内より
海外のデータセンターを選ぶという選択肢が出てきたことも
少なからず影響が出ているようです

こうなれば、需要と供給のバランスに対しての
サービス提供価格をどうすべきか悩ましい問題も出てきます


記事では老朽化したデータセンター施設の代替策として
マンションへの再利用といった案があるようです
マンションと云うのは安易な考え方のようにも感じますが
それぞれを満たす基準を考えればそうなるのかもしれません
とはいえ、これも数年後にはマンションの過剰供給にも
つながりかねないということもあるようです

社会人になって以降、一貫してデータセンター、インフラに関係する
業務に携わってきましたが、データセンターがなくなることはないとはいえ
判断を慎重にしなければならない問題だと身をもって感じる記事といえます

サイバー防衛 人材育成 会津大…

2013-07-24 23:12:35 | NewsPaper
今日は今週の大型案件の2件目
全くの初期からの構築案件で
なにかとあったり、予想外にうまくいったりと
終わりが見えるのか見えないのかといった状況で…


さて、本日の日経産業新聞から、3面のデジタル総合欄からこの記事をピックアップ

『サイバー防衛 人材育成
 会津大、ボーイングの機材活用
 模擬演習で実践教育』

企業の情報システムをサイバー攻撃から守る
「ホワイトハッカー」の育成が本格化してきたという記事

そこで、会津大学は米防衛・航空機大手のボーイングと組み
実践的な対処法を学ぶ育成講座を開設したそうです

ボーイングのサイバー演習用機材「クライアブ」を活用し
外部からの攻撃が想定されるような模擬ネットワークを構築し
攻撃側と防御側に分かれた演習などを通じて
実践的な対処法を学ぶことができるようです

会津大としては、将来的には発電所や化学プラントなどを模した
大規模演習も行っていきたいようです


なお、サイバー防衛に精通する人材は世界的に不足しており
それは日本国内でも同様で育成が急務になっています
人材としてのキャリアパスが確立されていないといった
複雑な事情があるようですが、今回の会津大が
そこに少しでも貢献し社会に還元できるようになれば
会津大の役割はこれまで以上に大きいのではないでしょうか

まずスマホで作業日誌 農業支援システム開発…

2013-07-23 23:44:39 | NewsPaper
今日の大型案件第1弾ですが
順調過ぎるくらい順調の最後に
大きなバグが発覚っていう…


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『まずスマホで作業日誌
 農業支援システム開発
 冨貴堂ユーザック、来春メド』

旭川市のIT企業、冨貴堂ユーザック
2014年3月をメドにクラウドコンピューティングを活用した
農業総合支援システムを開発するという記事

スマホなどから、生産計画や作業日誌、収穫管理の項目を入力し
情報共有や過去との比較分析で、合理化や将来を予測した
農業経営につなげるといったもの

これは、会社経営と農業経営において
共通する考え方をシステムに落とし込む
といったところでしょうか

とはいえ、農業経営の場合は、作物を育てるというのが
通常の経営の考え方だけでは大変なところもあることでしょう

そのためにも、10月からは生産農家などの意見も聞きながら
作物の作付計画と収穫や販売状況などを管理できるシステムを
開発していくとのこと

このシステムと作付日誌と合わせた農業総合支援システムとして
売り込んでいくそうです

まず3年後に100農家の採用を目指しているのだそうです
旭川市、道内へと売り込んでいくのでしょうが
どのような結果を出すのか気になるところです

国際教養大 24時間365日 知の探究…

2013-07-22 23:16:02 | NewsPaper
今週は大きい案件が2件もあって
なんだか大変そうな予感大です


さて、本日の日経産業新聞から、7面の大学欄からこの記事をピックアップ
『【進化する大学図書館 2】
 国際教養大 24時間365日 知の探究』

特色ある大学図書館を紹介する不定期連載のこのコーナーは
興味を持つ内容になっていますね

今回は秋田市にある国際教養大学の図書館

大学自体が緑に囲まれた中にあり、それらと調和しながらも
独特の存在感のある図書館となっているようです

東京工業大学名誉教授で環境デザインの第一人者の仙田満氏がデザインを手がけ
秋田スギを外壁や内部にふんだんに使った壮観な意匠とのこと

最大の特徴としては、24時間365日開館しているということ
これは、国際教養大の1年生は全員寮生活を送り
2年生以上の学生向けにも学生宿舎が用意されている
ということが大きいようです

そういったことから、学生が図書館を利用したい時に
いつでも利用できる環境を提供しているようです

寮生活を送らせるということの賛否はさておき
そのために大学側が学ぶために必要な環境を
学生に提供するという姿勢がうかがえるというのは
純粋にいいことだと感じます

なお、常に開館しているということからの
トラブルは一切ないということだそうです
それはそれですごいことですね


また、学生以外の一般閲覧も
月曜~金曜:9a.m.-10p.m、土曜/日曜/祝日:9:45a.m.- 6p.m.
と通常の図書館より開館している時間が長めでしょうか

秋田市にある公立大学ということで
訪れる機会はなかなかないかもしませんが
ぜひ一度訪れてみたいものです

【週末版】一匹狼とオルタナティブ…

2013-07-21 21:27:00 | I thinkなetc.
今日はカフェでランチ⇒投票⇒カフェで読書⇒インストアライブ
とインドアをハシゴする一日でありました


それにしても、今日のブログはどう書こうかと
午後以降はちょっと迷っていました

昨年12月の衆議院議員選挙の際には
誘導尋問のような出口調査を受けたので
今回もしそのようなことにまた遭遇したら
さらに突っ込んだ記事を書こうと思っていたのでしたが
今回は出口調査には遭遇せず…
(時間帯にもよるのかもしれませんが)

その代り、今回は謎の青年が
マイクを持っていくらかの人に
インタビューを取っているのを見かけました
インタビュー相手はどちらかといえば
年配の方を選んでいるようでした
詳しく何をやっているのか聞こうと思いましたが
邪魔になるかなと思って遠慮しておきました


さて、今回の記事のタイトルですが
私が選挙区と比例区を投票した候補・政党を
端的に表しているものです

さきほど、その一匹狼の方が当選確実
と報道されたのを見聞し驚きと感動がありました
あの一匹狼の方が6年も参議院議員をされるんだなと
その大きさを感じるとともに期待と応援をしたいと思っています


また、オルタナティブな政党については
徐々に当選確実が出つつあります
さらに議席を獲得していけばなぁと思っています
日本にようやく出てきた、コレは他の党とは違うなと
思わせてくれたオルタナティブな政党だと思っています

あくまでオルタナティブであって、それが日本の主流派
になることがあるとは今は断定できないとしても
主流派に少しでも影響を与えることができれば
それだけでもその政党の存在価値があるのではないかと思っています


というわけで、実際に私が投票した内容は明確には記載しませんが
今日の所感として記録しておきます

【週末版】港の見える部屋…

2013-07-20 23:15:39 | I thinkなetc.
今日は先週末程の暑さはなかったでしょうか
でも明日のための熱さはいろんなところで起こっていたようですね


さて、今回の週末版ですが
先ほどに聴いていたラジオ番組の内容が印象的だったので
紹介してみます

J-WAVE DOCOMO SOUNDS OF STORY

J-WAVEの番組で、毎週土曜日に、浅田次郎さんの短編小説が
注目の俳優、アーティストなどが、ストーリーテラーを担当して
朗読されるというもの

今回の作品は短編集『霧笛荘夜話』より「港の見える部屋」でした

霧笛荘という古びたアパートに着いた男性は管理人の老婆に
紹介された一部屋に通されます
女性の匂いが残るその部屋は、自殺をしようとしたが死に切れず
そこに住むこととなったある女性がいた部屋という
老婆はその女性の話をしだすわけですが…

人生の果てまで来て、自殺をするための部屋を選び
自殺をするための最も自身に合った手段を考え
実行をしていくわけですが…

その女性にもあらたに出会うことに女性や男性が出てくるわけで
その女性や男性との人間関係に深いものや浅いものがあって
それらが死ぬということに近からず遠からずつながっていき…


最後にはある種の予想外の結末があり…
そこには感動というか悲しみというか
複雑な感情を抱くことになる作品となっておりました


この番組は割と好きで毎週のように聞くこともあるのですが
今回はなぜだかどことなく印象に残るものがあり
ココに書いてみることにしました

来週もどんなストーリーを聞くことができるのか
今から楽しみです

DVD貸し出し、地方開拓…

2013-07-19 22:56:35 | NewsPaper
今日は急遽定時後の作業が入ることになり午後からシフトに
すったもんだがありましたが、無事に終えることができ
無事に週末を迎えることができます


さて、本日の日経産業新聞から、9面の新製品欄からこの記事をピックアップ
『【市場トレンド 私はこう読む】高嶋健夫
 独立系映画の新たな試み
 DVD貸し出し、地方開拓』

いわゆるインディーズの低予算で製作された映画作品というものは
全国で上映するということは予算的に大変なものです

都内のミニシアターやイベントスペースにて上映し
それが口コミが口コミをよんで、運が良ければ
全国でも上映できるかもしれないといったところが現実でしょうか

記事では斬新な手法が紹介されています

独立系のアールグレイフィルムというところが
劇場で公開中の新作映画をDVDにして地方の自主上映会向けに
貸し出すということをしているそうです

具体的には、作品の公式サイトから申し込めば
コピーガードしたDVDかブルーレイを郵送してもらい
会場やプロジェクタなどは自分たちで用意するというもの
貸出料は1隻1000円×席数
(複数回上映の場合は2回目は80%、以下漸減)
で計算した金額を〝自己申告"してもらい精算するというもの

この手法は低予算の中でなんともおおらかな手法を
取っているように感じます
記事によれば、PRプロデューサーの方曰く
映画を愛する人はこんなことで嘘をつくはずがない
という性善説にたってやっているとのこと

これは作品に対する自信や愛情を
お客さんにも感じ取ってもらえる
と考えているからこそできる手法といえるかもしれません

独立系映画というマニアックでニッチな市場の中で
今後も良質の作品を世に送り出すために必要な手法なのかもしれません
私自身も(特に日本の)映画好きの1人であるので、心から応援しております

不具合と共存する発想…

2013-07-18 22:14:12 | NewsPaper
今日は私のスマホの機種変更を行ってきました
予約はしていましたが、発売日ということで
かなり待たされながらもどうにか受け取ることができました


さて、本日の日経産業新聞から、3面のデジタル総合欄からこの記事をピックアップ
『【Smart Times】
 不具合と共存する発想
  栄藤稔 NTTドコモ執行役員』

情報システム関連に携わるものであれば
バグのないシステムはない
というのはある種の業界の常識と今も云えるでしょうか

システムをつくりながら、バグを出さないようにはしていますが
どうしても検出されるものです

その発生源を特定しようとしてもできないバグを
ハイゼンバグといいます
逆に、再現性があり特定が容易であるバグを
ボーアバクといいます

ここ最近の携帯キャリアが起こしてしまった不具合についても
これらのバグが潜んでいたことで発生した可能性も
大いにあることでしょう


さて、記事によれば、最近ではインターネット関連企業では
「バグと共存」するという発想が出てきているようです
どこかに潜んでいるバグがあってもサービスが継続できればよい
という考え方だそうです
そのために、システム全体と個々のシステムの障害を検知し
回復することに重点を置き、ソフトウェアの更新をこまめに行う
逐次開発を組み合わせるといったことをするわけです

たしかに新しくも理解できる考え方ではあります
トラブルが起きた際はすぐに復旧対応を行い
その後に再度起こさせないために恒久的な対応を行います
それらの発展した考え方なのでしょうか

記事によれば、米国のネットフリックスというVODサービスの会社では
クラウド上のシステムはわざと障害を起こすツールを昨年公開したそうです
これは、一部のサーバが障害に見舞われたとしても、全体としてサービスが
継続するシステム検証用に作ったようですが、実際は
サービスを運用中に内部に意図的にシステム障害を発生させ
それでもサービスが継続できるようにしているそうです

これは無理やりにでも不具合と共存させ、それでも
サービスが継続できるということを証明しているという
新しいサービスのアピールポイントと云えるでしょうか

こういった手法が日本にも受け入れられるかはわかりませんが
お客様にとっては止まらないシステムを望まれているわけなので
究極のシステムの構築/運用手法なのかもしれません

宝塚歌劇 学術研究として注目…

2013-07-17 23:26:33 | NewsPaper
さて、代休明けの今日でしたが
浦島太郎状態で動きを掴むのが大変なものでありました


さて、本日の日経産業新聞から、7面の新製品欄からこの記事をピックアップ
『【流行ウオッチング】
 宝塚歌劇、来年で100周年
 学術研究として注目』

私自身は、宝塚歌劇の鑑賞経験はありませんが
都内の劇場前を朝に通った時はファンの方の出待ちを
見かけた時はなんとも云い難いものがあります

宝塚歌劇は2014年に100周年を迎えるそうです
この100年というものに対して、「伝統芸能」
という観点でみればまだまだ新しいものか
ということを論説しています

100年も続いている歌劇と云うもの
人間の人生から見れば十分に長く
受け継がれてきたものだと感じます

とはいえ、他の日本の伝統芸能に比べてみれば
新しいものであるというのも一つの考え方
であるというのも十分わかります


そんな中で、先月に開かれた日本演劇学会というもので
テーマは「宝塚歌劇と世界の音楽劇」というものだったそうです
あくまで学会の催しというもので、規模はそんなに大きなものでは
ないようですが、232人の参加者のうち、いわゆる非会員以外の方が
83人もいたそうで、注目はある程度あったようです


記事の最後にも書かれているのですが
その存続の重責を阪急電鉄という一民間企業が負っている
というのは冷静に考えれば凄い事です
国内の別の歌劇では存続が危ぶまれたところもあったので
阪急電鉄のキャパシティというものを感じることができます


宝塚歌劇という伝統芸能の一つが
教科書にも掲載されていくのでしょうか
学術的にも文化的にみても宝塚歌劇というものは
興味深いものがあるといったでしょうか