ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

暑ければ遮断…

2012-02-29 22:34:37 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は、2月29日…
どれだけにんにくの日というのを聞いたことでしょうか…
そんな日の東京は雪に包まれていたのでした


では、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『暑さ感じる光だけ遮断
 日立マクセル 窓向けフィルム
 「外見えにくい」解消』


日立マクセルが窓に貼る遮熱・遮光フィルムとして
暑さを感じる特定の光だけ反射する新型を開発したいう記事

従来品は可視光の一部も吸収してしまい、室内から外が見えにくくなる場合があったが
新製品は日差しを和らげる効果を維持しつつ、可視光をそのまま透過し外が見やすくなるとのこと

また、従来品は熱がこもってガラスの一部が上昇し
周辺部とガラスの膨張度に差が生じ日々が入る恐れがあったり
携帯電話などの電波が入りにくくなったり
可視光も一部反射するために外から窓をみるとぎらついたりすることもあったようです

新製品は裏に粘着材があり、窓ガラスに霧吹きで水をつけて貼り付けて使用する
実証実験では、貼ると貼らない場合に比べ室内の温度が5~10度低く抑えられたとのことです


これは、この夏の節電のためにも非常に有効な製品ですね
さらに、室内での居心地も追及することも大事なことですね


では、これは暑さを遮断をするものですが
寒さを遮断するフィルムっていうモノはあるのでしょうか??

もちろん最近の家屋には断熱材は使われているでしょう
とはいえ、冬の時期にどこまでも断熱できるものってあまりないですよね??

このフィルムを開発した逆の発想で、寒さ感じるだけ屋内の温度を維持させるような
便利なモノがあれば、1年を通して快適な屋内での生活を送ることができるでしょうねぇ


と、専門家でもないのに、夢みたいな商品について考えてみました
でも、世界のどこかで研究開発されていたらいいですよね


さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

光ファイバーで節電…

2012-02-28 22:21:43 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は、仕事で久しぶりに泥くさい仕事をしました
割と泥くさい仕事は嫌いじゃないです
ちょっとしたことでも量をこなして質を高めたら
最後はイイモノとイイ達成感を味わうことができるのです


では、本日の日経産業新聞から、2面の環境・新エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『富士通
 データ拠点 節電策を結集
 光ファイバー巡らせ温度監視
 使用電力の予測、数秒に短縮』


どうも、日経産業新聞はデータセンターのことをデータ拠点と書くのが好きですね…


ハイ、富士通が「電力不足に強いデータセンター」を
打ち出す戦略を鮮明にしています


特に力をいれているのが
群馬県館林市にある館林システムセンター

データセンター内のサーバーラック内に光ファイバーを縦横無尽にはしらせているそうです
普通ならあくまで通信用途だと思いますよね??

実は、これは温度によって光の強さが微妙に変わる現象を応用し
光ファイバーを敷設した場所の温度を測定するシステムになっているようです

1本の光ファイバーで最大1万ヵ所以上の地点の温度を即時測定できるそうです
大規模データセンターでは従来の複数のセンサーを取り付けて測定するより
低コストで精緻に測定できるようです

光ファイバーに関する研究室に大学時代は所属していましたが
まさかこんな活用方法があるとは思いもしませんでした
総合IT企業の富士通だからこそできた技術なのでしょう

昨年は、東日本大震災以降は、データセンターを関東以外に移管する企業は
実際に増えてきたことは事実としてあります
とはいえ、先週の記事に書いた通り、首都圏への集中傾向は進んでいるのも事実
その中で、群馬県館林市という立地におけるデータセンターの活用を
いかにして実践していくかというのは大変興味深い業界動向です

システムを運用するにあたってなくてはならないデータセンター
今後の動向も注目していきココに書いていきたいところです


さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

大人が通う塾…

2012-02-27 22:27:18 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

先週末にお会いしました知り合いから
私のこのブログの更新を楽しみにしているとコメントを頂きました
やはり、生の声を頂くと、私も素直に嬉しいものです
一つの糧にしてこれからも更新し続けていきます


では、本日の日経産業新聞から、25面の住建・サービス欄からこの記事をピックアップ
『注目戦略 この一手
 栄光、大人も通える学習施設
 日中の空き教室活用』


学習塾大手の栄光ホールディングスが
学童保育や社会人向けの習い事教室を併設した学習塾の展開を始めた
という記事です

東京恵比寿に「恵比寿アカデミーガーデン」を開き、3月下旬から授業を実施
小中学生向けの学習塾が主力事業だが、少子化が進むなか
幼児から大人までが学べる総合型教育施設として
新規客の取り込みにつなげるのが狙いだという

学習塾と学童保育、習い事教室の主に3本柱で構成
施設そのものの利用料は設定せずに
それぞれのサービスごとに月会費を支払う仕組み

大人向けとしては、まずは栄光HD傘下の「シェーン英会話」を設置
今後は、社会人向けのヨガ教室やマナー講座をそろえる計画とのこと


さて、私の場合、これまで塾・習い事というモノには行ったことがありません
ただ、某大手通信教育は小5から高3までやっていたというのはあります。
今やその某大手さんも“ゆりかごからおはかまで”というトコではありますが…

教室というスペースを使っていない時間をいかに遊ばせておかずに
有効利用していくかという視点ではおもしろいモノですね

そして、既存の各種の教室同士が提携すれば
それぞれの事業の掛け算による相乗効果がうまれることと思います

大人向けに社会から学習したいと熱望されているモノ、ニーズを
マーケティングしていけば、今後も成長が見込まれるのでしょうね


この記事を読みながら、ふと考えてみたのですが
あくまで教室という場にお客様が来て頂くというのが塾といったもので
お客様のところにいくというのが家庭教師になりますよね

では、大人向けの家庭教師というものがあっておかしくはないでしょうか??
実は既にあるのかもしれませんが、あまり大きく聞こえてこないですよね??

個人・仲間レベルならすでにやっている方もいるかもしれません
事業にする場合は様々にクリアしないといけない問題があるのでしょう
しかし、そこをクリアにすれば非常に興味深いビジネスになりますよね


基本的でありながらいくらでも応用がきく事業・ビジネスについて
今回は考えてみました


さぁて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

紙で発電…

2012-02-24 21:34:22 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

最近は雨が降りながらも
だんだんと春に近づいていくかのように
日中は暖かくなってきましたね
春はもうすぐそこかもしれませんね


では、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『紙ゴミ燃料に自家発電
 清水建設が装置開発
 オフィスビル向け
 細断紙も利用、回収費不要に』


“自家”っていえるの!?とも思いますが…

清水建設がオフィスビルや工場から紙ゴミを燃料に
自家発電をする装置を開発したという記事

同社の試算によると、10階建てビル(延床面積4万平方メートル)の場合
年1000万円程度のコスト削減につながるそうです

具体的な装置の仕組みとしては
専用シュレッダーで細断した紙を熱分解してガスを発生させて
そのガスをガスエンジンに投入して発電機を回すというもの

このガスを発生させることについてかなり研究したようして…

3ミリメートル角程度に細断した紙を、セ氏900度の炉内で蒸し焼きにして
瞬時にガスを作り出すという
炉には水蒸気を加えるが、水蒸気の量が多すぎるとガスが油分になり
逆に少なすぎると炉が高温になってガス成分が変化し、燃えにくいガスができてしまうという
清水建設は最適な温度と水蒸気の組み合わせなど独自のノウハウにより
紙ゴミを安定的にガス燃料にできる技術を確立したそうです


とはいえ、発生するガスってCO2が当然含まれるよね!?って思うんだけど
そこは、紙はCO2を吸収しながら育つ木を燃料にするから
燃焼時にCO2を排出しても実質的にほぼゼロっていう
カーボンニュートラルを取り入れた考え方をしているようです…


この装置の規模ですが、幅6.9m×奥行2.5m×高さ3.9mで
ビル内のゴミ置き場に設置することを想定…
安定的に工場の使用電力の10%程度を賄えるとしているようです…

コレは…あくまで大企業の自社ビルや大工場しか想定していないですよね
この装置を仮にも世の中に浸透していきたいのであれば
さらなる小型化・効率化、もちろん安全性を重視する必要がありますよね

さらに、かなり先の将来を想定するのであれば、1戸建て住宅でも安全に設置するものができれば
どこの家庭でも電力の販売ができる世の中がくるのかもしれません


おもしろい発想を現実化させ未来を大きく変えるかもしれない記事でした


さて、来週はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

データセンターは近くがいいか遠くがいいか…

2012-02-23 21:39:14 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今朝はいつもより多めに朝食を食べました
その分、通勤時がなにかと大変でした
やはり食事は適材適量が大事です


では、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄から
小さな[フラッシュ]コーナーでのこの記事をピックアップ
『データ拠点、関東集中進む』


IT関係の調査会社のIDCジャパンが
データセンターの首都圏への集中傾向は、
東日本大震災以降も変わらず、むしろ進む

との予測を発表しました


SEをやっているぐっちょんですが、DCを中心としたITインフラの現場に
これまで多く携わってきました

その中で、国内データセンターアウトソーシング市場というものは
興味津々の内容です

データセンターアウトソーシングには
コロケーション…サーバー設置場所を貸し出すサービス
ホスティング…データセンター事業者が所有するサーバーを顧客に提供するサービス
があり、今回の調査はあくまでコロケーションについての調査結果

ユーザー企業が自社所有の機器をドコに置くのがいいのか
を判断した結果をまとめたものになりますね

調査結果をまとめたものとしては

・関東地方のデータセンターのシェア(2011年)は72.3%、同市場規模は2015年まで年平均4.6%で拡大の見込み
・震災後もデータセンター新設は首都圏に集中傾向が続くが、地方型センターのシェアも徐々に拡大の見込み

ということで、昨年3月に東日本大震災があったにも関わらず、関東に集中していくことには変わりはないということ

通常運用時は、ドコにあっても変わりはないですが
いざという時、例えば、障害発生時には現地に駆け付けないといけないことは無きにしも非ずです
もちろん、現地に駆け付けなくても対応できる体制は十分に必要なことです

インターネット黎明期は、様々なベンチャー企業が立ち上がっては淘汰されていったこともあり
いち早く自社機器を差し押さえておかないといけないということもあったようですが…


とはいえ、地方にも特色ある魅力的なデータセンターはもちろんあります
グリーンITについて提唱されて以降では、本州以外、例えば九州や北海道に
巨大データセンターが次々に建設されています
北海道特有の気候を利用したホワイトデータセンターも各地から誘致の声が上がっています


近年の“クラウド”の浸透により、データセンターの位置づけが変化しているのが現在の状況といえますが
その中でも結局はコロケーションによるデータセンターの利用はなくならないものではあります
とはいえ、データセンターの立場を脅かす技術や思考が今後現れないとはいえません
その中でデータセンター会社がいかに切磋琢磨していくのかが今後の注目ドコロではないかと思います


さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

1歳単位で判別できるのか…

2012-02-22 21:44:12 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は2月22日
例年以上にゾロ目を意識したものをSNSでよく見ました
誰かが何かの意図をもって仕掛けているのでしょうか??


では、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『OKI 映像で客層分析 精緻に
 年齢1歳単位で自動判定
 1秒20人、顔斜めもOK』


沖電気工業がショッピングセンターなどの客層を
精緻に自動分析できるシステムを開発したという記事

携帯電話などに使う顔認識ソフトを大幅に改良して
監視カメラなどでとらえた画像データを解析し、1秒当たり最大20人の性別と
7歳から65歳まで1歳単位の年齢を判別するという

各売り場の時間帯ごとの客層変化などのデータを最短で1時間ごとに収集
顧客企業は結果をPCで確認でき、品ぞろえや売り場づくりに生かせるという


まず、1歳単位で判別の仕組みが知りたいものですよね
その誤差は実際はどの程度のものなのか??

男女それぞれの各年齢の平均的な目やまゆげ、唇などのバランスをデータベースに登録し
カメラでとらえた人物の顔を照合する技術を活用するという
性別の精度は9割、年齢の制度は±5歳の範囲で8割とのこと

コレは、7歳未満や65歳より上になると判別がしづらくて
7歳以上65歳までならどうにか精度が保てて正確なデータが確保できるということかな??

日々刻々と変化していくショッピングセンターの売れ行きを客層データから捉えて
品ぞろえやレイアウト、タイムセールに生かすのは、短期的なマーケティングにはプラスだし
データを蓄積していけば、活用次第で中長期的なマーケティングにも有効でしょう


しかも、この映像解析装置だけなら、40万円という価格はお得ではなかろうかと思う
大手以外の中小ショッピングセンターにとっても投資できる範囲ではあるだろう
そこにクラウドを用いた運用をOKIが行っていくのであれば
OKIにとっても十分にウマミのあるサービスにもなるわけですね

潜在需要をよく見込んだとても興味深いシステムであります


さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

サムスンが日本に再参入する前に…

2012-02-21 21:33:05 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

気づけば、2月も下旬に入りました
あともう少しすれば、3月…
春の兆しがぼちぼち見えてくる頃でしょうか


では、本日の日経産業新聞から、3面のデジタル総合欄からこの記事をピックアップ
『サムスン、液晶を再編
 まずモバイル向け増産、TV用は中国移管
 有機ELシフトにらむ』


1月3日の日経新聞の1面にて、
サムスンが2013年をめどに有機EL・液晶TVの高級品で日本に再参入するという記事がありました

その前に4月1日付けにて、液晶パネル事業を分社化すると発表しました

価格下落が進行中のテレビ用パネルは建設中の中国工場に移管して
低コストで増産するとのこと

韓国内工場では、有機ELパネルやモバイル用液晶パネルへの生産シフトを進めるとのこと


コレって、某日本国内メーカーの戦略とは真逆のことをやっているように感じます
とはいえ、その某メーカーはサムスンが真似できない戦略にてサムスンに勝とうとしていますが…


以前の日経ビジネスにてサムスンの赤字転落についての記事がありましたが
いかに利益が確保できるパネルへの生産にシフトできるかというのが喫緊の課題ではありましたが
生産現場のシフトを確実に実行していくということなのですね


来年、サムスンが本格的に日本に再参入してきた時、サムスンがどのような企業体になっているか
それを迎え撃つ日本企業はどのように市場競争をやっていくのか
(迎え撃つ意志、気力があるのかは定かではありますが…)
長期的な視野を持つ意味で大変興味深い状況になるといえるでしょう


さぁて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

近未来な車を現実に…

2012-02-20 22:30:47 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

昨夜はなんだか寝つきが悪く、今朝はなんだかツラかったですが
週の始まりは快調にいきましょう


では、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『JVCケンウッド
 運転席前方にナビ画像表示
 矢印で方向・速度警告 13年度量産』


JVCケンウッドが自動車のフロントガラス前方に
方向表示などの画像が見える
「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」を開発したという記事

まず、HUDというキーワードで調べてみたらけっこうありました
代表的な映像といえば、こんなものがありました
(あ、コレはパイオニアのものでした…)

曲がる方向やスピードを表示し、運転者はほとんど視線を動かさずに確認するというもの
2013年度からプロジェクター技術を使った製品の量産を始め
2014年度にはレーザーを利用して画像をより見やすいタイプを投入するという
しかも、従来のモニター型カーナビに接続して使うという


この映像を見ると、スパイ映画等で観たことあるようなものが
本当に実現するということなのですねぇ

ってことは既に海外メーカーであったりする!?と思ったら
独アウディなどでは一部の高級車にオプションとして付けられているよう
日本メーカーではほとんどなかったようです

そこで、JVCケンウッドは、量産によって価格を安く抑えて普及をはかりたいようです
しかも、詳細は不明ですが、欧州のものより省エネとのこと


さて、実際の使い心地はいかがなモノなのでしょうか??
運転時に目の前に広がれば、視線を動かさなくて便利かと思います
ただ、それが目障りで運転に支障をきたせば意味がありません

高齢者向けにも合ったものだということですが
高齢者の思考回路・速度にどれほど合ったモノなのでしょうか??


記事の内容だけでは、よくわからないところも多々ありますが
一般のドライバーや高齢者ドライバーにとっても安全である
ユニバーサルデザインを取り入れた、ユーザビリティーの高い
カーナビが普及されることを願ってやみません


今後は、さらに他メーカーが切磋琢磨してよりイイものが開発されていくのでしょう


さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

バスってニッチ??…

2012-02-17 22:08:35 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は夜に雪が降ってきましたね
雨は8時過ぎに雪へと変わりました…なんてね
今回は先月のように積もるのでしょうか??


では、本日の日経産業新聞から、4面のデジタル・ハード欄からこの記事をピックアップ
『バス車内に電子看板
 クラリオン 広告配信参入にらむ』


これは、クラリオンが3月末までに
さいたま市から羽田空港を結ぶバス車内に
デジタルサイネージを試験的に設置するという記事
企業広告や天気予報などを動画で流すという


電車の場合では、以前からこういうのは以前からありましたよね
私も大学受験や就職活動で東京に来た時に
あの映像を見た時はやはり衝撃的でした

でも、バスでこういうのって意外と見ないですよね??
バス社内での広告っていうと紙・シールでの固定文字
モニターがあったとしても、静止画のスクロールとかですよね

そこに配信型広告をリアルタイムで流すのは画期的ですね
緊急時の情報配信なんかはとても役立つものでは??


昨日の『J-WAVE HELLO WORLD』番組内の特集は【路線バス】だったこともあり
密かにバスブームなんてあるのかもしれませんね??(えぇ!!

電車は発達していますが、路線・長距離バスはちゃんと調べれば
とてもお得で便利なものだと感じる時があります


仮に試験運用で効果が判明して本運用が開始された際に
費用回収のために運賃値上げだけは避けてほしいところです
出身地の路線バスの運賃が日本で2番目に高いものだっただけに
ここは個人的に願うところですね


あと、クラリオンっていうのは
社内放送システムなどのバス向けの機器分野ではシェアトップのようです
それはぜひ生かしてこの技術を他分野にも活かしてほしいものですね


さて、来週はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

藻がエネルギーになる…

2012-02-16 22:25:56 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日はまた雪がちらついたようですね
あいにく私は遭遇しませんでした
その分、明日の朝はより寒そうです


では、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『マイクロ波化学
 マイクロ波で藻から油分
 抽出に必要なエネ10分の1に
 バイオ燃料製造安く』


これは、バイオ燃料開発などをてがけるベンチャー、マイクロ波化学が
阪大、デンソーと共同で、マイクロ波をつかって藻類から油分を取り出す技術を開発した
という記事


まず、特色すべきは、バイオ燃料を抽出するのに必要なエネルギーが
化学薬品を使う従来の方法より10分の1で済むということ


そして、なんといっても、藻からそんなエネルギーができるなんてことには
素人からしたらビックリな事実

しかし、当初はコスト面と技術面とがうまくバランスがとれていなかったようです


でも、バイオ燃料としてよく聞くトウモロコシと比較すれば
藻類というものであれば、食料としては競合せず
より利用しやすいものではあるのですよね


こういう新しい技術はベンチャーだからこそできることであり
大学や大手企業と提携できれば、より実現に近づくのでしょう

電子レンジなんかでよく聞くマイクロ波がこのように
エコな新エネルギーに貢献できるとは素晴らしいことです
はたして、3年以内の事業化に向けてどこまで実現するのでしょうか


さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

地中から電気が供給できたら…

2012-02-15 23:40:04 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

昨日はバレンタインデーでしたね
私はまわりまわって今朝受け取りました
やはりいいものですね


では、本日の日経産業新聞から、1面からこの記事をピックアップ
『日野自、地中に給電器
 HVバス、停留所で充電
 自治体と実用へ』


日野自動車が早ければ来年にも
地中の給電器から充電する方式の
ハイブリッド(HV)バスを実用化するという記事

バスは、停留所に留まるたびに充電し
通常は電気自動車、坂を上る場合などはディーゼルエンジンを併用するというもの

地中に給電器があるというのはおもしろいアイデアですね
そのためのインフラ投資には自治体の協力がなくては実現できません


もし、本当にコレが実現したら、エコとは云われているバスが
さらにエコなものになるのでしょう

私はこの給電器にさらに注目します

バスを走らせるのですから、それなりの大きい電力なのでしょう
でも、バスが留まっていない時間での電気の有効活用があるかなと思います

この電力をバス停留所で待っているお客さんのために有効活用してみてはいかがでしょう??
例えば、携帯電話・スマートフォン向けの充電ブースをバス停留所に設置することはできないのでしょうか。
充電するための料金は、電子マネー機能付きICカードで支払いができればより利用しやすいのでは??

そうすれば、トラック・バス向け自動車業界と電子マネー業界との
新たな提携・コラボレーションも産まれて、さらなるおもしろいサービスが展開できそうですね


早ければ、来年にも都内で興味深いバス停留所をお見かけすることができるかもしれませんね
楽しみな限りです


さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

NTTデータが中国で初受注…

2012-02-14 22:31:53 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

昨日は、夜に色々とあったのですが
今朝は、今週は今日から出ている日経産業新聞をしっかりGET
色々なことが日々ありますが、日々の営みはしっかりとおくりたいものです


では、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『財務システム
 中国移動から受注
 NTTデータ、現地企業と』


どうも、最近の日経産業新聞の記事の見出しは
読者を勘違いさせやすいものが多いと感じるのですが…


この記事は、NTTデータが中国国有通信企業大手の
中国移動通信集団(チャイナモバイル)から財務システムの構築事業を受注した
ということを明らかにしたという記事

しかも、国内IT企業が中国の大手企業からシステム構築を直接受注したのは
初めてのことだそうです

とはいえ、中国の大手IT企業の東華軟件(DHCソフトウェア)と共同で受注したとのこと

中国政府当局としては、大手企業を対象に試験運用を始めた
電子財務報告への対応が目的とのこと


さて、NTTデータは、中国にも多くのグループ企業を抱えています
もちろん現地のIT企業を買収したものが多いことでしょう

その中で、今回の受注があったわけです

今後のNTTデータの中国戦略としてはやはり現地企業と共同でやりながらも
NTTデータ(グループ)単独として受注・構築していきたいのではないかと考えます

中国では、チャイナモバイル以外にも有力な通信キャリア企業も多くありますし
ソコをいち早く自らのお客さんにしたいところでしょう
公共系から金融・財務系や製造業含めた法人系、またITインフラ系も含めて
中国では大いなるビジネスチャンスがあることだと思います

その中で、今後どうやってさらなる売上を目指していくか
日本一のITサービス企業に対しては目が離せません


さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

照明は自分で消そう…

2012-02-10 22:26:29 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

呑み会の翌日といっても、スッキリと起きてます
イイ塩梅に呑めて翌日に引きずらないことが大切ですね


では、本日の日経産業新聞から、2面の環境・新エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『頭上の照明 PCで操作
 日比谷総合設備
 オフィス、7割節電』


ファシリティエンジニアリングの日比谷総合設備という企業が
個々の照明に制御装置を取り付け、その照明の下で執務している
社員がPCの操作で無線(有線も可)LAN経由にて任意に点灯・消灯
できるようにし、電気の無駄遣いを減らすシステム
「スマート・ライティング・コントローラ」を開発しました


このシステムは、LED照明に換えることで既存の照明を廃棄しなければならない問題と
省エネ対策の両面に対応するために考えられたシステムだそう
実際に同社内で実証実験をしたところ、電力消費量を7割も削減できたそうです


コレは、今までありそうでなかったシステムですね
センサーによる点灯・消灯システムっていうのも今まではありましたが
短時間だけ席を離れる場合は、ムダにON/OFFが繰り返されて
かえって消費電力量が大きくなることがあります

センサーではなく、社員が自らON/OFFする方が
周囲の方への配慮をしながら省エネに取り組むことができるかもしれませんね


私の以前の職場では、おエラい方の席の照明だけがムダに点灯されていることがよくありました
それを管理部門の方がムダに点灯させていることが多くありました
周りの方からは管理部門は見えないものが見えているという皮肉なんて言われながら…

そんな大企業病に染まっているかもしれない職場でも
上の方から率先してこうったシステムを導入して実際に節電していけば
社内全体の節電を促すにはイイ効果になるのではないでしょうか


あとは、PCだけでなく、最近のスマートフォンを用いて
同様のシステムが簡単できるのではないでしょうか

最近のスマートフォンで家庭内の電気機器を制御するようなシステムがあるのですから
職場の照明に対しても同様のことができますよね
というか、すでに実はどこかの企業が開発しているかもしれませんね


職場の照明は、職場の規模や照明取付のレイアウトにもよりますが
小さなことからコツコツと節電につなげていきたいものです

さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ
と思っていたら来週月曜日は新聞休刊日のようですよぉ

こんな農機具欲しかった…

2012-02-09 23:22:15 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は職場呑みでした
なんというかほぼ食べてました
やはり参加した意義のある場には参加していきたいものです


では本日の日経産業新聞から、11面の先端技術欄からこの記事をピックアップ
『タマネギの根と葉
 1時間で3500個切除
 農研機構・クボタなどが装置
 作業効率、人手の2倍』


コレは、農業・食品産業技術研究機構とクボタなどが
収穫後に乾燥させたタマネギの根と葉の切除作業を効率化できる装置を開発しました
という記事になります

この記事はわかる人にはわかる内容となっていまして、もうしわけないですが
ここで語らせてください


私は、淡路島の兼業農家の出身です
淡路島の農業は、1つの田んぼを1年で米・タマネギ・冬野菜の3種類の作物を
作りまわしていって土の栄養が偏らないようにする三毛作をやっています
その中でもタマネギは日本第2位の生産高を誇ります

ココでの玉ねぎはGW明け辺りから収穫を行うのですが
水分を多く含んでおり、すぐには出荷しないで、専用のタマネギ小屋に吊るして
乾燥させて、お盆明け辺りから集中して葉と根を切る手作業をしています
それはそれは猛暑の中での大変な作業で、家族一丸となってやっておりました

その作業がついに機械化するというのです
これは、とても画期的な機械化ともいえます


装置の大きさは、縦5.2m、横2.5m、高さ1.9m
投入したタマネギを1玉ずつ向きを一定にそろえたうえで
カッターで根を切除し、葉は長さ2cm程度に切りそろえるそうです

人間側は、不良品の選別をしながら、向きを整えてセットするのみというわけです

それだけで、1時間で3500個程度のタマネギを処理できて、効率は人間より2倍になるそうです

こんな機械が1台200万円にて2012年度中に販売を予定しているそうです


私の実家でも手作業でやっていたものが次々と機械化されていきました
レタスを自動包装する機械なんてものまでがありました

ただ、農家としては、便利になる分、機械化貧乏とは切っても切れない関係であります
1年の農業の儲けも、便利な機械への投資や修理費用でトントンなところです

そのためにも、このような機械に対しては、より生産性の高いもの
そして、人間側が怪我をしないように安全なイイものを求めたいものです


個人農家や法人農業にとっても将来の日本の農業の未来が明るくなっていくような機械を
今後も農機具メーカーには研究開発して頂きたいと切に願っております

さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

スカイツリーから雪が落ちたら…

2012-02-08 22:40:26 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は比較的穏やかな寒さでしたね
でも、東京の西側は雪とかあられがあったみたいですね


では本日の日経産業新聞から、15面の住建・不動産欄からこの記事をピックアップ
『【都市空間を読み解く】
 スカイツリー、雪の落下事故防ぐ
 外周に板巡らせ床は網目』


私のウチからは、かなり大きく観ることができる
東京スカイツリー

先月の東京で雪が積もった時は
タワーの途中から地上に雪の塊が落下したことがあったそうです

ふと、気づけば、634mあるタワーの上空部分から
モノが落ちてきたらひとたまりもないですよね

今回のような氷雪の落下防止対策はもちろんあるようです


375mの第1展望台と450mの第2展望台の屋上の一段下のフロアの外周部分には
高さ1m程度の板状の部品を張り巡らしているそうです

コレが屋上部分に降り積もった雪や氷をタワー内側に取り込み
地上に落ちにくくする機能を持つようです
そこで、内側に取り込んだ氷雪は自然に融解して排水処理するとのこと


また、展望台の外壁部分にはヒーターが取り付けてあって
展望台の側面に吹き付けた雪や氷を発熱して溶かし凍結を防ぐのだそうです


とはいえ、完全に防ぐことは難しいようで
日本気象協会から気象データの提供を受けて対策の準備に役立てたり
タワーの各所に監視カメラを取り付けるようです


1年を通して、東京の新しい名所、東京スカイツリーを楽しんでもらうには
様々なリスクに対して事前に対策を取っていかなければならないのですよね

日本以外の各国にあるこのようなタワーにはどのような対策がとられているのでしょうか??
もちろん、先進国のタワーにはスゴいテクノロジーを組み込んでいるのでしょう

日本のような四季のある国だからこそ考えられるこのような対策を
他の国にも応用して協力することができるのならば
それこそ日本のものづくりの底力を発揮できる分野なのではないでしょうか


建設中のスカイツリーを眺めながら、このようなことを考えてみるのも
おもしろいものですね

さて、明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ