夢のブログ

ささいはるみと神野和博の音楽活動に関わることを中心に気のついたこと、気に入ったこと、気にかかること等々

加藤久仁彦(Vo)&トップギャラン

2010-11-10 10:38:53 | 音楽

昨日トップギャランのライブに行ってきた。
兄弟デュオ”狩人”のお兄さんの方の「加藤久仁彦」をヴォーカルに迎えた新生トップギャランとしてのファーストライブである。
場所は青山の「曼荼羅」
決して広いとは言えない室内に100名程度は入っていたかもしれない。大体が僕と同年代だが、狩人のファンとして来ている人たちは若干若い。
19時ライブ開始。
「青春時代」をはじめとした”森田公一とトップギャラン”時代の歌、狩人の「あずさ2号」、懐かしのポップスメドレー、PPMのメドレー、「ハナミズキ」とか「愛のままに」と言った最近の歌等々たっぷりとトップギャランサウンドを楽しむことができた。
来年発売予定の新曲(阿久悠作詞、森田公一作曲)も発表されたが、青春時代を彷彿とさせる森田サウンド。ヒットの予感がする。
途中20分位の休憩をはさんで、アンコールの声がやまず21時20分まで。
同世代の連帯感みたいなものをトップギャランの歌を通して感じることのができた2時間半であった。
そういえばアンコールを入れて「青春時代」を2回聴いたが、そのままの歌詞で聴いたのは久しぶりかも。最近は「年金時代」ばっかりだったから。(この話は分かる人にしかわからない!?)

国分寺うたう会のMさんから誘われて行ったのだが、懐かしさでいっぱいの心躍るライブであった。Mさん、ありがとうございました。


インターネット接続不安定

2010-10-24 10:35:51 | 日記・エッセイ・コラム

最近インターネット接続が不安定でつながったりつながらなかったり。
つながらないときはルーターの電源をOffにしてしばらくしてOnにすることでうまくいくのだが、こんなことをずっと繰り返している。

そこでプロバイダーに電話。色々確認を求められた結果ルーターに問題があると思われるとのことでルーター購入先のNTTのサービスの電話を教えられる。
NTTのサービスに電話すると回線に不具合が考えられるとのことで故障担当の電話を教えられる。
故障担当に電話するとPCの電源を切り、更にルーターとモデムの電源を切ってしばらくしてこれらの電源を入れなおして改善されなければルーターに問題があるとのことでルーターのサポート担当の電話を教えられる。
ルーターのサポートに電話して結果的に分かったことはルーターがWindows7に対応していないことが判明。
こんなにも手数をかけなければ原因が判明しないとは。
XPから7にOSを変えたとき、ソフトが対応しているかどうかは気にしていたが、ルーターまで頭が回らなかった自分のふがいなさはあるにしても……。

今日新しいルーターが届いてやっと安定してインターネットが接続されている。


宇高連絡船

2010-03-07 05:16:54 | 日記・エッセイ・コラム

岡山県の宇野港と四国の高松港を結ぶ宇高航路が廃止になるとの新聞記事を読んだ。
本州と四国を結ぶフェリー航路として瀬戸大橋開通後も続けてきたもののついにやっていけなくなったようである。

このフェリー航路の前身はJR(当時はまだ国鉄)が運航していた宇高連絡船である。
1960年代後半東京に出てきた僕が愛媛県の実家へ帰省するときは必ずお世話になった。
当時は寝台急行「瀬戸」号で東京駅を夜出発、確か早朝に宇野駅に到着しこの連絡船に乗り換え高松港まで、予讃線に乗り換えて新居浜まで、記憶が定かではないが20時間くらいかかったと思う。

今も覚えているのが高松港に着き列車に乗り換える時みんな我先にと猛ダッシュで席取りをしたことである。怪我人がでてもおかしくない位のすさまじさだった。僕も眠い目をこすりながら走ったことを覚えている。
また、連絡船の上でうどんを食べた記憶もある。讃岐うどんである。

瀬戸大橋が出来、本州から四国に渡るのは便利になったが、船で渡る旅は格別のものがあった。淋しい思いをしている。

そういえば当時「チッキ」というものがあった。
国鉄の切符があれば荷物を運んでくれると言うものである。宅急便などなかった頃のことでよく利用した。


霧多布湿原ファンクラブ/うたごえ喫茶

2010-02-24 02:28:53 | 音楽

2月21日霧多布湿原ファンクラブの新年会に声をかけられてうたごえ喫茶の伴奏に行ってきた。
場所は国立の中華料理屋「雅月」の宴会場。

この湿原の名前は初めて聞いたが、聞いてみると北海道にあり、湿原の中心部は天然記念物、周辺部は民有地とか。この美しい花の湿原を守ることを目的にファンクラブが出来上がり、民有地の買い上げや木道の整備を行っているようである。

今回は新年会を兼ねて、即席のうたごえ喫茶をはじめて行った。
声をかけてくれた事務局長のNさんとは事前に歌集の作成で色々お手数をかけた。出来上がった歌集は表紙のイラストがプロの川村コウイチさん、歌詞の編纂はKさん、そして当日の司会はAさんで、いずれもこのクラブの会員の方が中心になって行われた。

皆さん歌が好きで、始まるやいなやあっという間に大きな歌の輪が出来上がった。
Aさんの司会も上手くて、軽妙な話術で進行をしていった。
ほんの1時間半弱であったが、楽しい時間を持つことが出来た。

終わった後、女性のグループから府中のうた友に是非行きたいと声をかけられて再会を約した。


いのちの山河

2010-02-15 07:44:57 | 映画

先日映画「いのちの山河~日本の青空Ⅱ」を試写会で観た。
期待通りの内容で、見終わった後、心が洗われるようなすがすがしさを感じた。

岩手県の山間の小さな村、沢内村で「豪雪、多病、貧困」の3悪根絶の為立ち上がった深澤村長の生き様を描いたものである。

病気になっても医者にかかることもできない。医者に診てもらえるのは死んだ時に死亡診断書を書いてもらうときのみ。
子供は栄養失調状態で、高死亡率。老人は食い扶持減らしの為自殺。
豪雪の為冬は何もすることが出来ず村民の心も荒んでしまう。
そんな村を何とかしなければと奮闘した深澤村長の姿が感動的に描かれている。

以前「徹子の部屋」で深澤村長役をやった長谷川初範さんが出演しこの映画のことを語っていた。
最後の場面、村長が死亡し、猛吹雪の中病院から村へ遺体が運ばれるシーン。直前まで全然雪が降っていなかったのに、この場面の撮影が始まると大量の雪。まさに奇跡的な撮影現場であったと。
この雪の中地元の村民が総出で村長を迎えるシーンに参加してくれたとか。
この場面は涙なしでは観られなかった。

深澤村長の想いは一つ。憲法25条を日々の生活の中に活かすこと。国がやらないのなら自分たちでやる。その一念であった。
そして彼を支える妻、村民総出で成し遂げたのであった。

多くの人に見て欲しい映画である。