宮古は碑の文化。
顕彰碑,慰霊碑,記念碑,銅像など公的なものから身内的
なものまで島内あちこちに見られる。
植物園内にも数多く見つかる。
今回はその一部の紹介&あれこれ。
園内ではないが,植物園の入口向かいに「慶世村恒任之碑」
がある。(既報:「マンゴーまつり」2013.07.14)
氏の『宮古史伝』(1927年刊)は利用させてもらっている。
入口すぐに「育英の父 下地玄信」の像がある。
氏と子供の立像。
氏は国内外で活躍し,戦後は宮古で基金を設け,青少年の
人材育成に貢献したとある。
クリックで拡大
遊歩道脇の小階段を上ると歌碑がある。
宮国泰誠氏の宮中詠進歌「花」勅題の入選歌(昭45)の碑である。
歌も広く,書もすっきりしていていい感じだ。
『花 見わたせば甘蔗のをばなの出揃ひて雲海のことく島をおほへり』
右2枚 クリックで拡大
遊歩道をもうちょっと進むと「真栄城徳松像」がある。
本植物園の創設者とのことだ。
琉球立法院議員,旧平良市長,宮古毎日新聞の創刊者
などと経歴は多い。
つい先日も池間大橋建設の功績を讃え,大橋橋詰広場に
氏の銅像が設置された。
園内にはまだまだ多い。
[園内あれこれ]
壕のようだが奥深くない 展望台傍の「ミタイヌスの御嶽」