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蚊焼です。日記です。
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国語の問題文ってのは─

2009年01月19日 | 凡日記


今年のセンター試験
問題をいくらか解いてみたのですよ。
数学と英語以外は
丁度試験勉強に適しているものですから。
でも結果は散々でしたね、こりゃぁ。

ところで、
「地理B」の問題の中に、
鳥取が出てきましたよ。
鳥大の皆様におかれましては、
何問解けるかどうか試して御覧なさいよ、
私は1問落としましたけれども。

「現代社会」は
かなり難しいですね、
裁判員制度に関する問題が
難しすぎます。
でも文中の「お母さん」は、
難しいだの気が重いだのと
愚痴を吐きまくっております。
センター試験だからといって、
国の側についているとは
限らない、ってのが面白いですね。

「国語」はもう
悲惨を極めました。
第1問の現代文評論、12点。
漢字しか分からん。
どうも正解とされる選択肢が
納得いかなくて、
著者は子供の遊びを通して
社会を帰納法的に分析しているのか
演繹法的に言っているのか
もっと先を読まねば
わからんのではないかと
こう色々と文句を言いたく
なってしまうんですよね。

第2問の小説に至っては
22点とはいえ第1問よりも悲惨。
正解とされる選択肢に納得がいかず。
どれも適していると言えるし、
どれもそれと違うかもしれない。
そんな単純な動機じゃあるまい、とか
そこは案外単純なものだよ、とか
色々と洞察してみるのですよ。

結局小説と言うものは、
読む人の人生をもそこに投影されて
物語の風景や登場人物の心情が
脳裏のうちに動いていくものだから、
一筋縄ではいかないんだよなぁ、
問題を作るほうも大変なんでしょうが
正解がひとつではないのが
小説並びに人生哉、なんてね。
言い訳にしか聞こえないかね。

だけど国語の問題文ってのは、
高校時代から思っていたのですが
非常に面白いんですよ、
テストをきっかけに好きになった
作家や評論家もいますからね。
今回もまた、久し振りに、
読み応えのある文章を読んで、
そして際どい選択肢にうーむと
唸るのが、とても楽しかったですね。
楽しかった故に、時間を費やすこと
1時間でしたね、第1・2問で。
第4問の漢文なんて5分で突貫解答よ、
そっちの方がよほど点数が好かったのは
どういうことだね。


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