クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

置かれた場所で咲きなさい

2012-11-06 19:22:45 | 管理人の挨拶
読書の秋なのか、奥様は珍しく本を読んでいた。
友人から借りた本 ノートルダム清心学園理事長・渡辺和子著 「置かれた場所で咲きなさい」

☆どんな所に置かれても花を咲かせる心を持ち続けよう。どうしても咲けない時には根を下へ下へと降ろして根を張るのです。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるために。
☆何も出来なくていい。ただ笑顔でいよう。笑顔でいると不思議と何事もうまくいく。ほほえまれた相手も、自分も心豊かになれるから。
☆倒れても立ち上がり、歩き続けることが大切。
☆人間は悩みはつきもの。けれども、神様は試練に耐える力と逃げ道をきっと備えていてくださる。

などなど、宗教心のうすい奥様も心に沁みるお話が続く。

後半 「美しく老いる」 の章で
「歳をとるということは思ったほど易しいことではありません。今まで出来たことができなくなり、できたとしても以前より時間がかかります。・・・・老いるということにおいて、一番大切な仕事は、このように、ふがいなくなった自分を受け入れて、いつくしむことだと気付きました。・・・・してあげていた自分が、してもらう自分になる。謙虚さが必要になりました。老いは悲しいことばかりではありません。・・・・持ち時間も体力も、気力さえも確実に減ってゆくのだとすれば、いきおい何もかもではなく、本当に大切なこと、必要なことを選んでするようになります。かくして、老いは人間をより個性的にするチャンスなのです。」

奥様は「歳をとる」 を 「病気になる」 と置き換えても通じる部分があるようなきがすると感じた。「病気とともに歳をとる」 でも同じかなー?