猫様がいない!
外には出さない筈なのに。
ベッドの下も冷蔵庫の上もこたつの中も探した。
いない。
真っ青になりかけたところで、もぞもぞと動く気配が。
ベッドの毛布にくるまり実に気持ちよさげに爆睡。
安心したにゃ。
今日の一冊
『密偵』 秋山香乃
懐紙入れを欲しいのだけれど、こちらにはほとんど売ってない。
懐紙も本当は店頭で実物を見て買いたいが仕方ない、ネット通販を利用して買ったのが
京都の辻徳さんが出している『kaishi 三毛猫』。こちらのお店にもいつか伺いたいにゃー。
そんな今日は、明治19年を舞台にした、高田崇文『QED』シリーズにも似る歴史ミステリ。
スパイ対スパイ、裏切者は誰なのか、かごめ歌の暗号とは。
孝明天皇暗殺の疑いを解く鍵を求め、北海道から京都まで西から東。
監獄でのシーンや謎解きのくだりでは背筋がうすら寒くなってくるような展開ともなり、夜に一人で
読むにはちと怖かった。
剣と銃、和装と洋装、時代の移り変わりを背景に剣技も読むことができ、その迫力に圧倒される。
秋山氏の描く藤田五郎は、ひょうひょうとしていながらもいろんな意味で凄腕。
その彼がメインキャラの一人として大活躍するのだから、斎藤ファンとしてはたまらないのだ。
北海道とくれば松前藩、当然杉村先生も登場してこれがまたにくい演出ですねぇ。
外には出さない筈なのに。
ベッドの下も冷蔵庫の上もこたつの中も探した。
いない。
真っ青になりかけたところで、もぞもぞと動く気配が。
ベッドの毛布にくるまり実に気持ちよさげに爆睡。
安心したにゃ。
今日の一冊
『密偵』 秋山香乃
懐紙入れを欲しいのだけれど、こちらにはほとんど売ってない。
懐紙も本当は店頭で実物を見て買いたいが仕方ない、ネット通販を利用して買ったのが
京都の辻徳さんが出している『kaishi 三毛猫』。こちらのお店にもいつか伺いたいにゃー。
そんな今日は、明治19年を舞台にした、高田崇文『QED』シリーズにも似る歴史ミステリ。
スパイ対スパイ、裏切者は誰なのか、かごめ歌の暗号とは。
孝明天皇暗殺の疑いを解く鍵を求め、北海道から京都まで西から東。
監獄でのシーンや謎解きのくだりでは背筋がうすら寒くなってくるような展開ともなり、夜に一人で
読むにはちと怖かった。
剣と銃、和装と洋装、時代の移り変わりを背景に剣技も読むことができ、その迫力に圧倒される。
秋山氏の描く藤田五郎は、ひょうひょうとしていながらもいろんな意味で凄腕。
その彼がメインキャラの一人として大活躍するのだから、斎藤ファンとしてはたまらないのだ。
北海道とくれば松前藩、当然杉村先生も登場してこれがまたにくい演出ですねぇ。