晴れていればクロスバイクで、と思っていたのですがあいにくの雨。
カッパを羽織ってスクーターでひとっ走り、平日の映画館へ。
「シャーロック・ホームズ SHERLOCK HOLMES」
座席の8割くらいが埋まっていたのは、『ホームズ』だからでしょう。
これがもし、例えば『ニッキイ・ウォルト』だったらここまでの観客はいなかったでしょう。
『ドルリー・レーン』ならまだ多いかも知れませんが、『クィン氏』となったらもうお手上げでしょう。
スポンサーの涙が見えるようです。
その昔に作られた『ヤング・シャーロック・ホームズ』を思い出させるオカルト風味、産業革命のロンドンを
舞台に走り回る武闘派のホームズ&ワトソン像はぴったりはまったキャスティング、時々麻耶雄嵩の
木更津悠也&香月実朝にも似て見え、おかしくなってしまいました。
どんなシーンもぴたりと決めるジョン・ワトソン役のジュード・ロウには、目が行ってしまうんです、つい。
この日の予告では『タイタンの戦い CLASH OF THE TITANS』が流れておりまして、ゼウス神と人間との子で
あるペルセウスがハーデースを倒す旅に出るという、いかにもアメリカ的な内容のようでした。
オリジナルはファンタジー要素が強いようですが、こちらはアクションっぽいのかな。正直、一方的に
ハーデースを悪者にするなよ、と言いたいところですがまぁいい。
ギリシャ神話は彫像や絵画など古今東西よくモチーフとされていますね、今回はどう調理されるのか気になるところ。