Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

とら豆のシチュー

2006-01-20 | Cafe Topinambour
明日は帰りが遅くなるな、ってわかってるとき。
でも外食の気分じゃないな、ってとき。
かといって準備に手間隙かけたくないよ、ってとき。

そんなときがスープ日和。

北海道、はやし農園の虎豆はぷっくりした美人!
半分うずら豆、半分白いんげん、といった模様はほんとに芸術的!
だれの仕業だろう?

さて、洗った虎豆は圧力鍋で煮てしまおう。
水は4倍ほど入れて、火にかけて圧力がかかったら弱火にして20分くらい。
そのまま圧が抜け、粗熱がとれるにまかせる。
圧力鍋がないなら、一晩水につけておいて、翌朝朝ごはんでもとりながら煮てしまってもいい。

その間にたまねぎを薄切りにして、オリーブ油でじっくりソテー。
にんにくのスライスも一緒に炒めよう。
キャベツはざく切りに。
地元ファーマーの小かぶはそのまま、大き目のものだけ半分に切って。
長崎から届いた里芋はしっかりめの親芋、これは皮をむいてひと口大にカット。
ぬめりをささっと水で洗い流す。

いいにおいになって透き通ってきたたまねぎに、キャベツ、かぶ、里芋を全部投入、少し炒めてから、ちゃんと浸る量の水を入れて煮込む。

煮えた虎豆も煮汁ごと加えて煮込んで、塩、こしょうで味をつける。

翌朝温め直して朝ごはんの友に少しだけ。
帰ってから晩ごはんの主役に。

私は基本的にあんまりブイヨンなど使わない人だけど、
最近、自然食品店F&Fで試しに買ってみた「タック21」さんが出している顆粒だしは、嫌味がなくってよかった。時々使うようにしている。
虎豆のシチューにも少し入れてみて味がさらに深まった。

野菜でできた洋風だし「ベジクック」

という名前です。

それから、豆はもちろん虎豆じゃなくても、大丈夫。
いんげん系の豆がおいしいと思うな。金時豆やうずら豆、白てぼう。。。




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