りんごの気持ち.blog

信州の四季の景色を散りばめながら書いていきます

6月中下旬

2015-07-20 18:34:17 | 映画・演劇・ドラマ・美術

 

ばたばたとしている間に日が経ってしまい、

前々回、前回でやっと追いついたと思ったのに

また時を遡っての記録となる。

6月14日以降の主な出来事。

 

14日

 松本街なか大道芸プレイベント「ピジャマをつくろう!」へ参加。

  今年の大道芸の参観者のドレスコードは「パジャマ」。

  パジャマと言っても本当にパジャマなのか?

  寝るときに着るあのパジャマ?

  それともピエロが着るようなだぶだぶの服のことをパジャマと言うのか?

  う~ん、よくわからないなぁ・・・。 と思っていた。

  普段着ているパジャマで街を歩くのはやっぱり恥ずかしいし。

  そうしたら、

  ピエロが着るパジャマをピジャマと言うのだそうで、

  このプレイベントで、

  ハンドプリントを自分で施したTシャツ(ピジャヤマTシャツ)を作り、

  それを着て参加でもOKとのこと。

  何だか楽しそう。

  失敗しても、1回限りの使い切りでも良いように、

  安価な白Tシャツを持参して行った。

  予想通り親子連れ多数。

  一人で参加の大人もチラホラ。

  指導者のお姉さんたちが発泡スチロールでいろんな型を作ってくれてあり、

  そこにアクリル絵の具を塗って、皆、思い思いの場所にスタンプ。

  型も絵の具もたくさん種類があった。

  型を組み合わせても良し、好きな型がなければ自分で作っても良し、

  混色しても良し、型を使わず筆で描いても良し。

  子どもも大人もキラッキラの笑顔。

  私自身、こんな経験は初めてで、上手く行くか心配だったけど、

  楽しい気持ちのままにやってみたら、意外と良かったんじゃない?

  自画自賛。

  子どもの頃の図画工作とか家庭科の時間みたいだったなぁ。

  しかも誰からも点数付けられず、

  何かの拍子に他の人のをちょっと見たりすると、互いに褒め合う。

  いやぁ、良かった。童心に返った。

  洗っても1シーズンくらいは大丈夫とのこと。

  じゃ、着ちゃいますか。

 

20日

 映画「海街diary」

  是枝監督作品。

  良かったぁ。

  個人的には「そして父になる」よりも、更に好き。

  物語も、場所も、全ての配役も。

  記憶に残る、またいつか観たいと思わせられた映画。

  夏帆さんは「天然コケッコー」のときには

  こんなふうに個性的な役柄を演じるようになるとは思わなかったな。

  2、3年前のドラマ、「カレ、夫、男友達」の時も良かった。

  (あのドラマも名作!と思う)

 

21日

 山バニラの活動大絵巻@塩尻市レザンホール

  無声映画も活動弁士さんの弁舌も、

  テレビではあっても、目の前で観ることができる機会なんて

  そうそう無いこと。 

  しかも2本立ての1本は、

  信州上田出身の力士「雷電」の活躍を元に作られたコメディ。

  信州で上映するからと、きっと選ばれたに違いない(と、勝手に思い込む)。 

  もう1本はバスター・キートンもの(「蒸気船」)。

  キートン、キートンとはよく聞くけど、

  思い返せば、たぶん一度も観たことがないのだ。

  これは行かねば。 

  お客さん、来てましたねぇ。お年寄りも若い人も。

  行った日から時間が経ってしまったので、

  しっかり憶えていなくて申し訳ないけれど、 

  バニラさんは雷電では大正琴や小さな太鼓を演奏しつつ、

  蒸気船ではピアノを演奏しつつ、語ってくれた(演じてくれた、というべき?)。  

  面白く、味わいのある映画と、大熱演の弁士さんに拍手喝采。

  ほんのりとしたぬくもり感。

  良い時間を過ごさせてもらった。