りんごの気持ち.blog

信州の四季の景色を散りばめながら書いていきます

武満徹 Visions in Time展

2006-06-28 00:43:52 | 気分転換
 2時間で見終わるだろうと見当をつけていたが、
 時を忘れて見入ってしまい、
 最後、若干切り上げる形でも3時間近くを
 東京オペラシティのアートギャラリーで過ごした、
 去る18日のこと。
 自筆譜、原稿、作業机周辺のの再現展示、
 絵画、彫刻、映画のポスターなどが展示されていた。
 
 既に他界している私の父は、
 若い頃というか、私がまだ幼かった頃、サラリーマンをしながら、
 仲間と「現代華道院」「木(もく)の会」という団体を構成運営していた。
 池坊の免許を持ち、師範として教えてもいたが(今思えばアルバイト?)、
 時には、お仲間(同好の志とか彫刻家さんとか)と、
 作品をどこかへ発表もしていたようだった。
 彼の創作活動は私が覚えている限り、
 少なくとも10年は続いていたように思う。
 「太陽」「池坊」というような雑誌が毎月居間にあり、
 私も幼いながら写真や写真脇の文章などを、
 飽きずに何度も見たり読んでいた。
 
 今回の展示を見るのに時間がかかったのは、
 展示の品々の生まれた時代をも、
 自分の記憶とともに反芻しながら見ていたためだったと思う。 
 武満氏やその仲間たちが追求した”現代・・”。
 そこに投影しようとしていたもの、託そうとしていたものを、
 もしかしたら父も追い求めた時があったのかもしれないと。
   
 ギャラリーの展示の中に曲もあった。
 ヘッドフォンで聴けるようになっていた。
走り書きしたメモから。 
「閉じた眼」
  ピアノ演奏、ピーター・ゼルキン。
  ドラマチック、切り裂く感じ、美→悲痛、最後の最後に昇華 
 「イサムノグチの追憶」 
  フルート
  遠く高い景色とぐっと近くにある実像 

武満徹トリビュート・コンサート(2)

2006-06-27 01:00:27 | 音楽
第2部 SOUL of TORU

たくさんの曲がつぎつぎと
宝箱、おもちゃ箱、びっくり箱から繰り出され、
様々な音のプリズムを放ち、会場の空気を震わせた。

個人的に特に印象的なのは、
クラリネットのリチャード・ストルツマンさんの笑顔。
好奇心に満ちた、子どものような純真な瞳。
本当に音楽が好きな方なんだなぁと、
そして、人が好きなんだろうなぁと、
ステージを観ているこちらまで幸せ気分一杯にしてくださった。

最後に出演者全員で武満メドレーを演奏したときなど、
ストルツマンさんの目線は
渡辺香津美さんの演奏にほとんど釘付けに見えた。
彼の出す音に興味を惹かれ、
そしてその紡ぎ出し方にすっかり心奪われている、という感じに。

鈴木大介さんは香津美さんファンだと公言してはばからないので、
香津美さんのお隣でとっても嬉しかったに違いないし。

ほんと、香津美さんの音はマジックのように、
会場の空気をまろやかに溶かしたり、ヴィヴィッドに跳ねさせるのだもの。

それにしてもcobaさん(のアコーディオン)は、すごいパワー。
力業。
cobaワールドが始まると、もう誰にも止められないって感じ。
会場を挑発するする。
今日のお客さんを壊しちゃえっっ!!って彼の野望が、熱く熱く。
もちらん、たぶん、ある程度は制御かけてたんでしょうけど。
自分でも。

安田謙一郎さん(チェロ)と吉野弘志さん(ベース)の演奏も素敵だった。

アンコールの演奏があり、
再度のアンコールで勢揃いの会釈があった。
出演者がステージを去っても、もう少し聴きたいなどと余韻に浸っていた客は
このあと、
いつの間にかという感じでステージ奥で
こっそりと、という感じで、
でも、いたずらっぽく笑いながらセッションのように、
バンジョーを弾く小室等さんと、ストルツマンさんの姿に驚き、
ステージ下に思わず駆け寄った人が多かった。
皆が笑顔で、身体ごと楽しんでいた。
こんな光景は、
いわゆる普通のクラシックコンサートではあり得ない。
お客さんが武満さんの曲と、
この日の演奏を楽しんだ証(あかし)だった。
ステージのお二人は、武満さんの短い曲を演奏してくれていた。
曲名は失念した。
「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」だっただろうか。

(付記)6.28
 客席最前列の真ん中の席が1つだけ空席だった。
 偶然、その席の方が事情があって来られなかったのか、
 それとも、
 「誰か」のために空けてあったのか。

武満徹トリビュート・コンサート(1)

2006-06-26 02:51:15 | 音楽
6月18日(日)16時開演 
於:東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル
プログラム
http://www.operacity.jp/concert/2006/060618.php

第1部 FOR TORU

武満さんを偲んで作られた作品を中心に演奏された。
どの曲も美しく、美しく、染みこんできた。
武満さんのイメージがそうなのだろうと思った。

1曲目は高木綾子さんのフルートによった。
始まっても多少ざわめきが残る会場、
舞台袖のほうからも、演奏途中なのにカツーンと2度ほど、何かの音が聞こえて来て、
決して心地良くはない環境だった。
高木さんはそのような中で、潔く演奏を始め、
集中力を高め、保ち、吹き上げた。
彼女の演奏を生で聴くのは初めてだった。
若い方だ。
なのに、既に若いなりにも風格が備わっているという印象を受けた。
伝えたいという気持ちも曲とともに、とても伝わってきた。
テクニックもたぶん素晴らしくある方なのだろう。
そう、とにかく、良かったのだ。
彼女の演奏は。
今度何かアルバムを買ってみようかと思う。

続けて、野平一郎さんのピアノによって2曲。
野平さんの演奏はサイトウ・キネンで2度ほど聴いたことがあった。
私の好きなタイプの演奏をされる方と感じていたので、安心して聴いた。
そして、曲が美しい。
特にオリバー・ナッセンの曲には、涙、涙。
マーク=アントニー・ターネージの曲は、
前半は特に涙と沈鬱、なのだが、最後の最後に、
言葉にすれば、”涙を拭いて前を向いて生きていこう(君の思い出とともに)”と
思わせるようなフレーズが出て、
ふっと気持ちを昇華してくれた。
素晴らしいプログラミング。

1部最後の曲は
武満さんのカトレーンⅡ。
この曲を聴いたのは、この日が初めて。
マーヴェラス!!
クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの4つの楽器で、
奏者はそれぞれ一人ずつの演奏なのだが、
もう、それ以上の楽器(数)で演奏しているような、素晴らしい響き。
後ろのほうでブラボーと讃えたお客さんがいたが、
私もそうしたかった。

この日の私の席はチケットでは5列目だったが、実際の席は3列目。
そんな聴き場所からの記録となる。

2部へ続く。

ニッコウキスゲの庭

2006-06-26 01:35:46 | 四季の移ろい
バラクラの主宰者、ケイ山田さんが
イギリスのフラワーショウで
賞を獲った庭を再現しているゾーン。

蓼科周辺の自然からヒントを得たそうで、
ちょうど今を盛りと咲いているニッコウキスゲが
一番のポイントとのこと。

ここは園内の一番奥にある場所。
しばらく水色の柵の中にあるテーブルと椅子でくつろいで、
そのようなことは知らずに外へ出てから、
説明書きに気づきました。

イングリッシュガーデンにて

2006-06-26 01:23:31 | 四季の移ろい
ゆったりとした時間が欲しいなと思っていたら、
神様が授けてくれました。

蓼科のバラクラ・イングリッシュガーデン

イングリッシュガーデンの代名詞として有名な
ボーダー花壇なども敷地内にはもちろんありますが、
あまり人手の入っていないように仕立てている
ゾーンもあります。


どこかへ行きたい

2006-06-25 02:35:22 | 気分転換
気持ちの良い音色を聴いていたら
どこかへ行きたくなりました。

一人旅も良いけれど、
たまには気の置けない仲間との旅も楽しい。

同じく武藤さんの作品です。

バラバラに我が家に来てもらったのですが、
せっかくなので、3体に並んでもらいました。

MIST

2006-06-23 02:17:07 | 何食べる?
ひさびさの「おいしい」ネタ。

表参道ヒルズの正面扉が開き、思い思いにお客さんが散っていく中、
私が目指したのは3階にある「MIST」。
以前、某料理対決番組でラーメン対決をしていて、
「MIST」の店主さん(その時は「ちゃぶ屋」店主として出演)は負けてしまったのですが、
テレビを観ていた私は、
絶対、「ちゃぶ屋」さんのほうがオイシイはず、と悔しかったのです。

今回たまたま平日に上京していたのを良い機会と捉え、
ホントは、「ちゃぶ屋」さんで食べたいけど、場所がよくわからないということもあり、
誰でもわかるこのランドマークビルのお店に行って、
店主さんのラーメンを食べようと思い立ったのでした。

お店の前へ着くと、まだ誰も居ない店内に入るのに二の足を踏む修学旅行の4人組。
彼らが入る入らないで相談している横を大人げなくすっと通り抜け、一番乗り。
塩ラーメンを注文しました。
私が見たテレビの内容は新作ラーメン対決で、
「ちゃぶ屋」さんは確か「塩ラーメン」を作っていました。
でも、当然、同じものではないのは承知で注文しました。
”創作麺工房”と看板を掲げていましたが、
昼間のメニューは塩ラーメンと醤油ラーメンだけのようでしたし。

JAZZが流れ、必要以外の言葉は聞かれない店内。
挨拶は短くハッキリ明るく。
行動はテキパキ。
白と黒とステンレスの器たち。
白木の割り箸と白いレンゲは1客ずつカウンターの引き出しの中に、
客が変わる度、その都度、セッティングされているようです。
似たようなラーメン屋さんは松本地方にもありますが、
「MIST」は徹底していました。
潔く、心地よい緊張感。

カウンターに姿勢を正して座り、髪を結わえ、
釜前やカウンター前で調理作業している方々の様子を拝見していると、
店主さんが厨房脇というか奥に出勤されてきました。
目の端にイチロー選手似の彼の姿が動いているのが見えました。
食器を拭いたり、材料のセットをしたりと裏方作業をしつつ、
店内や調理作業などの様子に目を配っているようでした。

さて、カウンターに出された「塩ラーメン」は、
その香りの良いこと。高いこと。
思わず口から感嘆の声が出そうになりました。
スープは意外と塩が強く感じました。
でも、旨みの感じられる甘みが後から被さってくる感じ。
脂分もけっこうあるのに、後口はすっきり。
おいしい。
麺は柳麺と称される縮れの少ない細めの麺。
ゆで加減も絶妙。
固めに茹でてあるようなのに、ふんわりと弾力があって。

ちょっと気取ってというか、熱さを冷ますためもあって、
少しずつ箸で高めに掬い上げながらいただきましたが、
しっかり啜って食べました。
音を立てないようにという配慮からなのか、モゴモゴと食べる人もいますが、
私は蕎麦もうどんも啜ります。
そのほうが潔く、すっきりときれいだと思っています。
箸でぐっと麺の途中を押さえながら啜れば、ハネも少ないです。

それから、薄めにスライスされたチャーシューがおいしかった。
柔らかくて、少し小さくちぎって麺と食べても、スープと一緒に口に入れても。
旨みがじわぁっと膨らむ感じでした。

卵がトッピングされてないのも私にはポイント高し。
卵は、スープの味がぼやけてしまう気がします。

と、言うわけで、ラーメンスープも5分の4くらい、いただいてしまいました。
やっぱりちょっと塩辛いなと思うのに、甘み旨みに引きずられて。

そして、
さぁ、では、お勘定をしていただこうかと思ったとき、
目に入ったのがカウンター前でセットしていた醤油ラーメン。
そのスープの色艶の美しいこと。
一度店を出たら、もう、ここに食べには来れないだろうと思ったら、
つい、醤油ラーメンも注文してしまいました。

出てきた時は塩ほどの感動はなく、残念でしたが、
魚介の味が強めとか、チャーシューも厚めとか、
いろんな違いを楽しむことが出来、嬉しかったです。
お腹も大丈夫でした。麺が細めで負担感が少なかったからかもしれません。

会計を済ませて厨房のほうへ顔を向けたら、店主さんと目が合いました。
ごちそうさまの気持ちで会釈してみましたが、
開店早々に女が一人、カンター席に座って2杯ものラーメンを食べれば、
それは誰だって見ますよね。

ラーメンは1食1,200円でした。
場所代なども価格に反映させるのは当たり前のことで、仕方ないことでしょう。

皮膚科へ

2006-06-20 23:37:26 | こころ模様
朝の洗顔後、化粧水と乳液くらいと思ってつけたら、
それが刺激になったようで、途端に真っ赤に熱くなった顔。
皮膚も少し膨らむのか、触るとザラザラというかポワポワというか。

当然化粧せずに出勤したら、
即、どうしたの~?と皆、聞いてくれた。
良かったぁ。気づいてもらえて。
で、あまりに赤いので周りの人も気にして、医者行きを勧めてくれ、
勤務時間中だったけど、午前中に、
勤め先近くの内科兼小児科兼皮膚科の小さな病院へ行くことが出来た。

血圧と体温図って(これが皮膚に何の関係があるのか不明だったけど)、
注射と赤外線照射と塗り薬2種の処置。
あとは、飲み薬3種と塗り薬2種が5日分処方された。
痒いのと突っ張る感じは今はかなり軽減されたけど、
まだ赤いし、何より熱い。
化粧品かぶれ、恐るべし!
早く普通の皮膚に戻りますように。
あと、今度から絶対パッチテストは欠かさないようにしようっと。

いや~、それにしても、処置から処置のあいだの待ち時間が長かった~。
待っているあいだに何度も寝てしまった。
この日、何故かわからぬまま計ってもらった血圧は上88、下51。
いつも低めだけど、そりゃぁ眠くもなりますわな。

ちなみに今までで一番低かったのは上70代で下50代だった。
かなり昔だけど。
あのときは、朝起きたものの、
さすがに地面に引きづり込まれるようになって
床にヘナヘナしゃがみこんだな。
でもどうにか出勤したら、たまたま健康診断の日で、上記の値が判明。
あの時は測定した人からも、大丈夫ですか?と聞かれたっけ。
ちゃんと朝ご飯も食べてるのに。何故?

「私たちの耳は聞こえているか」

2006-06-20 01:36:43 | 
「人生のエッセイ9 武満徹 私たちの耳は聞こえているか」(日本図書センター)

東京オペラシティの本屋さん(?)「gallery5」で買いました。
”人生のエッセイ9”とは、
「人生のエッセイ」というシリーズの第Ⅰ期全10巻のうちの9巻め、ということ。
巻末の案内によると、このシリーズでは、他に
宇野千代さん、遠藤周作さん、開高健さん、谷川俊太郎さん、淀川長治さんらが
執筆されています。

初めは同館のアートギャラリーで18日まで開催されていた
武満徹展を観た後に、公式カタログを買おうと立ち寄ったのですが、
ふと手に取った、こっちを買ってしまいました。
カタログと合わせて2冊は重いし、カタログもインターネットでも買えるようですし。

初版は2000年なので、武満さんの没後です。
彼が書いたエッセイのうち、おもに人生について書いたものを集めたものとのこと。
出典の多い主なエッセイは
「音楽の余白から」/「音楽を呼びさますもの」/「時間(とき)の園丁」。
表題本のタイトルは「時間の園丁」の中のエッセイから取られていました。

結局旅の宿ではこの本は開かなかったのですが
(コンサートのパンフレットとか、チラシとか読むものがいっぱいあったので)、
手元に置いておくだけで、何だか豊かな気持ちになれるのです。

武満徹展の感想は後日にします。
あ、カタログを買わなかったからと言って、
自分の中で展示に対する評価が低いわけではありません。

金魚鉢

2006-06-20 00:52:58 | 四季の移ろい
新宿高島屋のデパ地下で
京都の菓子屋さん30軒の自慢・代表菓子の販売をしてました。
これは幸楽屋さんの、その名もズバリ「金魚鉢」。
1個180円也。
寒天の中に餡で作った金魚が涼しげに泳いでます。

お味は思ったより甘めでした。
ラムネとかの味かなと思ってたんですけど、そうではなかったし。
でも、暑い暑い夏の日に、
甘いお菓子が却って暑さを吹き飛ばすというか、
気持ちをしゃきっとさせるのかもしれません。
東南アジアとかの南国のお菓子ってけっこう甘いしね。

このお菓子は、
たぶん10年以上も前に、今はない「HaRU」という雑誌で
京都のお菓子を特集していた記事で一目惚れしたもの。
記事はちゃんとスクラップしておきました。
さっき、ファイルを確かめたら価格も変わってなかったです。
記事では、他では決して買うことが出来ない要予約商品として紹介されてたし、
季節も8~9月限定だったようです。

あれから年月が経ち、こんな形で買うことが出来るようになったんですね。
でも、お店に方に伺ったら、
今回も初めは予約制だったけれど、
何度も新幹線で運んでくるのも大変なので、
多めに運んできて普通に買えるようにしたそうです。

そうは言っても期間限定の京都のお菓子フェア。
チラシをもらってこなかったので、いつまでかわかりませんが、
他にも美味しそうなお菓子がたくさんあったので
(麩菓子みたいな焼き菓子とか、葛菓子とか)、
お近くにお住まいの方は覗いてみてはいかがでしょう。

化粧品かぶれ?

2006-06-20 00:02:51 | こころ模様
昨日から顔全体が、熱い、赤い、と思ったら、
さっきから痒くなってきたぞ。

日・月の東京行きでは、
ほとんど外は歩かなかったので、日焼けではないとすると、
化粧品かぶれかなぁ。
犯人はこのあいだ初めて買った化粧下地?

こんなに症状出てるんじゃ、皮膚科に行かないとダメかな。
夜中に無意識に掻いて肌を傷めてしまうかも。
でも有給取った翌日にまた休みなんて、取りづらいよ~。
一度は真っ赤な顔を職場にさらしに行かないとダメかしら。

旅支度

2006-06-18 01:38:10 | 気分転換
木曜日は仕事がらみで引き受けた或るコトを
翌朝4時(ハイ、金曜日ですね)までかかって片付け、
2時間後に起床して普通に仕事。
さすがに金曜日は23時前にソファで寝てしまい。
(あ、ちゃんと家人は声を掛けてくれますです。私が起きないだけ。)
土曜日は家事、自分の買い物、猫の病院。

現在、深夜0時を大きく回り、
あと何時間という単位になってもまだ、
何の旅支度も出来ていない~。マイドのことだけど。

とりあえず、
あーでもない、こーでもないと、日・月に着る服をとっかえひっかえ試着。
東京も雨かもしれないし、急に蒸し暑いし、
でも建物や移動のときには冷房が効いてるかもしれないし・・、
一体何を着ればいいのやらで、自己最高記録の2時間悩んだ末、
結局、今回は高速バス移動なので、往きは楽なGパンにしてしまった。

今回の旅のお供は
「志ん朝の風流入門」/古今亭志ん朝・斉藤明(ちくま文庫)。
まだ途中の「模倣犯」は厚くて重いので置いてきます。

さて、これから個々の行き先へのアクセス調べて、
お風呂入って寝ます。
パッキングは朝しようっと。
そうそう、折りたたみ傘と、扇子を忘れないようにしなくっちゃ。
「ザ・梅雨時の旅支度」なのであります。

「作曲家・武満徹との日々を語る」読了

2006-06-15 23:01:19 | 
思わず読む手に力が入り、汗かきました。
良かった、カバー掛けておいて。

今週末の日曜日、18日は東京オペラシティに行きます。
武満徹トリビュート・コンサート」を聴きに。

4月上旬から始まった「武満徹─Visions in Time展」の
最終日を飾るかのようなコンサートは、
演奏会用作品のほかに、映画音楽や歌などを中心にした、
ちょっとポップな雰囲気のプログラムとのこと。
出演者多数。
ちょっとお祭りみたいに、楽しいコンサートになりそうで楽しみ。
ただ、先日亡くなられた指揮者・岩城宏之さんも
武満さんと親しかった方なので、
もしかしたら追悼の言葉なども、どこかにあるのかもしれないなと、
勝手に想像しています。

コンサートが始まるまでの時間は
アートギャラリーでゆっくりしようと計画中。
自筆譜や使っていた楽器のほか、自作の絵、
交友があった国内外の芸術家の作品、
彼らとのコラボレーションによる作品などが展示されているようです。

そう、実はそのこともあって、
今回の本は是非今週中に読んでおきたかったのです。

学校に行っているときは、
予習なんて全然しなかったのに、
大人になって興味があることについてはちゃんと予習するなんて、
変われば変わるモンです。