西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

カウボーイ ソング52 ( Rex Trailer )

2016年11月27日 | カウボーイ・ソング
  
カウボー・ソングのレコード 
米国盤 Spin.O.Rama Records M-3054 Western Favorites / Rex Trailer and His Cow Hamnds  
(1)Red River Valley (2)Big Rock Candy Mountain (3)Sweet Betsy From Pike (4)Home On The Range(峠の我が家) (5)Songs Of The Wagon Master (6)The Bad Braham Bull (7)Riding Down The Canyon (8)Golden Slippers (9)Cattle Call (10)Blue Tail Fly (11)Cow Poke (12)Big Corral (13)Railroad Corral (14)Last Round Up 
今日(H28.11/27日曜日)は朝から冷たい雨で外は超寒い・・・・・「 Very Old St. Nick 」 とかいうバーボンウィスキーを呑みながら粗末な安いカウボーイ・ソングのレコードを聴く。 Spin.O.Rama レコードとかいう何だかわけのわからない弱小レーベルのもののようで それこそ二足三文で買ったもの。案の定 粗雑な音作りの Cowboy Song が入っている。 ジャケットと入っている曲名群だけは立派なんだけどなあ・・・・・そう、ジャケットにだまされて昔買っておいたものなんです・・・・・でもネこんな粗末なレコードの中にも数曲キラリと光る曲が入っているんです、その辺が捨てがたいところ(Smile)。 
歌手名を見ると Rex Trailer & His Cow Hands といかにもそれらしい名前がクレジットされています、何だかとって付けたような名前、”知らないなあ、聞いたことないなあ ”・・・・・と思わず苦笑い( 300円くらいで買ったものだしマッいいか)。 

(1)Red River Valley は Western Swing 風でアコーディオンが大活躍、(2)Big Rock Candy Mountain は生ギター、フィドル( カントリー風バイオリン )、アコーディオンでこれもスイングしている、マック・マクリントックという大昔のヒルビリー歌手が歌って有名な曲なんです。(3)Sweet Betsy From Pike は ”パイクから来たお嬢さん ” というタイトルで Rex Allen のレコードで聴いていますが、曲自体は古くから親しまれている西部調の曲のようです。(4)峠の我が家、むせび泣くようなフィドルにアコーディオンが絡んで歌を引き立ている、歌が上手くなくても伴奏で何故か映えるんです、(5)Songs Of The Wagon Master は The Sons Of The Pioneers 風でなかなかよいコーラスでバックもスイングしている、(6)The Bad Braham Bull はなかなか西部調のいい歌で Tex Ritter なんかも歌っていました。(8)Golden Slippers はフィドル(カントリースタイルのバイオリン)の演奏でスクエアダンス向きの定番曲なんですが歌が入っています。(9)Cattle Call 有名なヨーデル曲です、曲調がいいのでヨーデルさえしっかりしていれば誰れが歌っても映える曲です。(10)Big Corral も軽快な西部調の歌でサンズ・オブ・ザ・パイオニアズなどが歌っていました。 
このレコードで歌っている2~3流歌手(?)氏に拍手・・・・・雰囲気が出ていました! レコード時代のよいところです。 
 
これ等を聴いたあと日本の歌を聴いた。趣きは全く異なるけれど日本の歌もなかなかいい・・・・「 北上夜曲 」、「 古城 」、「 あざみの歌 」等々、ちょっとメランコリックな歌だけれどチャッチャカチャッチャカした曲はもう自分には無理なので・・・・・その後にイ・ムジチのバロック「 調和の幻想 」を久し振りに聴いてみた、これもよい。 酒で云えばバーボン~日本酒~シャンペンの順の味でそれなりのよさが・・・・
 
ところで「 Very Old St. Nick 」 というバーボン、なかなかの名品らしいけれどいつ買ったのか記憶なし、バーボンにも賞味期限があるのかな?
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五足の靴 後日談

2016年11月25日 | つれづれに
    
”五足の靴 ” の後日談
”五足の靴 ” の記事を載せたところそれに関連するような記事が読売新聞の ’編集手帳 ’ というところに面白い話が書いてありました。 ”五足の靴 ” の西九州紀行に行ったのは与謝野寛(鉄幹)、北原白秋、吉井勇、木下杢太郎、平野萬里の五人。当時( 明治40年頃? )「 新詩社 」を主宰していた与謝野寛(鉄幹)が有名だったほかは残りの4人は無名の学生達だったようですので鉄幹先生とは10歳以上は離れていたんだと思います。やがては意見の食い違いからこれ等の若い人達( 詳しくはないので解りませんが? )が「 新詩社 」を脱退することになったようです。 些細なことですけど、新聞にはこんなことも一因かな・・・・ということなんでしょう。 
 
現在の天草の観光地図です(どうも写真技術が弱くて・・・)
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ロバート・ボーン ひっそりと

2016年11月22日 | 西部劇映画
 
ロバート・ボーン がひっそりと 
ほとんど話題にはならなかったですが、私のような(団塊の)世代が若かった頃のテレビで活躍したロバート・ボーンがひっそりと亡くなりました。新聞に載ったことで知りましたが、近年はとんとお目にかからなかった(私が知らなかっただけかも知れませんが)往年のスターです。テレビ「0011ナポレオン・ソロ」でデビッド・マッカラムと共に活躍した人でした。西部劇映画 「 荒野の七人 」 のガンマンの一人でもありました、どこかいわくありげな陰のあるガンマン役でした。彼が出演した映画はほとんど見たことがなくてよくわかりませんが、日本では名前だけは多くの人達によく知られていたと思います・・・・・個人的にはこの人、何かに病んでいるような不安を抱えているような心理的な役をすると似合う雰囲気があるのでは-と思っていました。  
昔 安価なビデオで16巻発売になっていたテレビ西部劇「 ライフルマン 」シリーズの中に ”見習い保安官 ” という一篇があって、ゲストで出演していた時のビデオがあるので見てみました・・・・・何歳ぐらいの頃でしょうか、若いです。

雑貨屋の息子(ロバート・ボーン)で、士官学校に入ったものの目を悪くして辞めて故郷に帰ってきた。雑貨屋を継がず、保安官助手として働き始めた。正保安官が留守で代理を勤めているが、たまたまキャトルドライブを終えた気の荒いカウボーイ連中が町にやって来ていた。むこう気だけは強く、かたくなに法律を守ろうとしてカウボーイ達といざかいを起こす保安官助手、からんできたカウボーイの一人を撃ち殺してしまう。カウボーイ達のボス キーリー・トンプソンに非難され対決する羽目におちいる、ボスは名う手の2挺拳銃の使い手、雑貨屋のオヤジと昵懇のルーカス・マケイン(チャック・コナーズ)が間をとりなす役目をするがとうとう2人は対決することに・・・・・というストーリー。 
  
ロバート・ボーンはメガネをかけた新米保官でどこか頼りない感じがある、カウボーイのボス役の役者さんが渋くてなかなかいい・・・・・25分位の時間内にしっかりと緊張したストーリーが組み立てられている。 「 ライフルマン 」・・・・なんとか全篇DVD発売にならないものかなあ、たくさんの人達が見ることが出来るようにならないものかなあ・・・・ロバート・ボーンのようなゲストスターが出てくるのが楽しいんだけどな
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五足の靴 紀行

2016年11月21日 | つれづれに
   
「 五足の靴 」 紀行
私は仕事で博多と鹿児島を行ったり来たりする生活をもう20年近く送っている・・・・・自宅が福岡の大野城市(大宰府の近く)にあって主な仕事場が鹿児島市。おまけに土曜日と月曜日は博多でも仕事しているので年がら年中旅しているような生活・・・・・さすがに年をとってくると身体にこたえるせいかここ数年で出血性胃潰瘍や大腸癌で手術を受けたりして死にかけたこともある。Country Music の唄に ”週に6日の旅男( Six Days On The Roads )”という Truck Driver's Song があるけれど まあ似たようなことかなあ、けっこうストレスもあるしタフでないといけないといつも思っている。 

ところで今日は別なこと、九州新幹線に載っているとJR九州が出している月刊車内誌に「 Please(プリーズ)」 という小冊子がある(最後の写真)・・・・・この中に ”九州ものしり学 ” という連載記事があって 僕はここからこれまでたくさんの知識を得た 。年間12冊だから20年近く集めていると大変な量になって、他にも気に入った記事があると切り抜いて綴じている・・・・九州の人物、風物、名所etc 今まで知らなかったことも多くて作家の 故池波正太郎さんの常用句ではないけれど ”瞠目した( 目を見張ってビックリ ) ”ことが多々ある。 

今日の 「 五足の靴 」 という記事・・・・明治40年(1907)の紀行文-も初めて知った。 明治~大正期の文壇を背負って立つことになる5人( 与謝野鉄幹、北原白秋、吉井 勇、木下杢太郎、平野万里 ) が若い頃に1か月に渡って西九州を旅したという紀行文・・・・・そのことが紹介されていたのには初めて見てびっくりした。 日本文学に興味がある人には有名なことなのかもしれませんが 私は疎いのでほんとに珍しかった。 なんでも、平戸、長崎、天草、島原といった南蛮文化の影響を受けた地方を巡る旅であったらしく、天草の~では古い教会を訪れてフランス人の宣教師を訪ねて逢っている。その後の彼らの文学活動に多大な影響をもたらした旅であったらしい。
 
歴史好きの私は近いうちに「 島原の乱 」の舞台になった島原や原城跡、天草を旅行したい-と考えていたのでこの記事にはなお一層興味を魅かれた。 
明治40年(1907)といえばまだそんなに鉄道も普及せず車も電話もない、田舎に行くほど難儀で道路だって江戸時代と大差ないようなところだっただろうし歩くことも多かったはず。 
紀行文というのは面白いもので、司馬遼太郎さんの 「 街道をゆく 」のように自分が共感すれば同じ道を歩いてみたい・・・・・となるんですね。 
仕事だけに追われているとそれだけで人生終わってしまうなぁ・・・・・と考えるとやっぱり行動しなきゃなと思うことしきり。林先生じゃないけど行くなら ”今でしょ ”・・・・・かな! 
   
で、この記事の参考文献の項に関連本の紹介が載っていたので足を棒にして古本屋巡りしてやっと見つけて買ったのが「 五足の靴と熊本・天草 」という本です。 自分にとってはJRの小冊子に触発されて広がった世界・・・・といえるものです。 
ところが後日読売新聞にも「 五足の靴 」の記事が載ったのです・・・・・奇遇だな。いつか訪ねて歩いてみたい気分になった
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カウボーイ ソング 51 [ レッド・リヴァー・デイヴ (2) ]

2016年11月20日 | カウボーイ・ソング
  
 Red River Dave (2)
米国盤 Varsity Records 6907 Popular Range Songs by Red River Dave 
(1)Red River Valley (2)Home On The Range (3)Wagon Trail (4)Empty Saddles (5)Take Me Back To My Boots And Saddle (6)Ole Faithful (7)The Last Roundup (8)Mexicali Rose
 
久し振りのカウボーイ・ソング集です。レッド・リヴァー・デイヴ()という大昔のカウボーイ&カントリー歌手の古~いLPレコードを400円という安価で手に入れたので聴いてみました。 内容は今では全ての曲がCDにもなっていて聴くことが出来るものです・・・・・このレコードを聴いてみるとLP にもかかわらずまるでSPレコードを聴いているような感じでした。SPレコードのサーという針音が重なって聴こえるのです、古いものなのでかなりすれているといってもいいのかも知れませんが私はそんなことはなんのその Cowboy Song の雰囲気が出ていればかえって Good なのでした。 
Red River Dave は戦前から活躍していた歌手のようで そのサブネームの ”Red River ” が示すように Cowboy Song はお手のもの、そのほかウェスタン・スイング系の曲やカントリーバラッドにもいいものがあって、この人の持ち味である深いバリトンボイスが冴えわたる線の太い歌手です。同じような系統の歌手だったレックス・アレンに似た声質でとてもオープンな感じがしますよ。 ジャケットが時代を感じさせるもので このようなシンプルな作りは個人的には大好きです。フィドル( カントリースタイルのバイオリン )、アコーディオンがバック演奏の主体になっていて、”Mexicali Rose ” ではラップスチールギターとクラリネットのような管楽器が入っているようなものもあります、数曲では彼のヨーデルも聴かれます。”Home On The Range ( 峠の我が家 )” がクレジットされているんですが何故か入っていません・・・・・時々アメリカのレコードではこんな大雑把なことがあります( smile )・・・・・ ”Home On The Range ”・・・・聴きたかったのに残念だなあ。 
でも今はイギリスのJasmine Records 社というところから彼のCDが2枚出されているんですね(写真2)、その中にちゃんと入っていてヨーデルを入れながら牧歌的に歌っています。戦前からのカントリー&カウボーイ歌手という人達はどこか雰囲気が違います・・・・・やはり古いアメリカ西部の香りが身に染み付いているというか・・・・まあ上手く説明が出来ないですがそんなところ。 元気が出る歌い方! 
   
ところで、今朝バーボンを飲みながらこのレコードを聴こうとしていたら小さな蝶ちょがグラスの横に止まってやがて移動してグラスにくっついた・・・・亡くなった弟が兄ちゃん俺にも飲ませろよ・・・とやってきたのかな?(smile)
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肉親の訃報

2016年11月14日 | 医療の仕事
身内が相次いで亡くなった 
11月になって1週間の間に身内が2人亡くなった。2人とも1年近く闘病で頑張ったあとの死だった、できる限りのことはやった結果とはいえやはり淋しいものだ、身内が少なくなっていくのもこたえるなあ。年末はなるだけお酒は控えようと思う
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懐かしい人達

2016年11月13日 | つれづれに
   
懐かしい人達 / みんな元気だったのにな 
最近 有名だった人達の訃報が目だって 新聞を見ていると ”あぁあの人が・・・ ” ということが多いです。 それだけ自分も長く生きている-ということなんでしょうけど。リリィさんのように自分とあまり歳が変わらない人の死を知ると何だか切なくなる・・・・・リリィさんの ” 私は泣いています ” とかカルメン・マキの ” 時には母のない子のように ” なんていう歌はまさに自分の青春時代の歌だったからね。 
 
平幹二朗さんを初めて見たのは白黒テレビ時代の「 三匹の侍 」 だった。三匹の侍達も長門 勇(槍の名手)、丹波哲郎(剣の達人)、平 幹二朗の順に亡くなってしまったんですね・・・・・刀を背中にぶら下げるようなふてぶてしい素浪人(smile)、3人ともとても死にそうもない侍達だったけどなぁ。平幹二朗さんを最後に見たのは 「 永遠の0 」で片腕を失なった昔の戦闘機乗りの老人役だった。 
「 三匹の侍 」 懐かしいな、レンタル落ちのビデオが100円で売られていた時買っておいたものを見てみよう・・・・・
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遺跡を訪ねるということ

2016年11月03日 | つれづれに
 
歴史的な遺跡を訪ねるということ 
私はもともと日本の歴史に興味があって歴史にまつわる名所旧跡を訪ねるのがとても好きです。 
その際、予備知識があるとなお一層興味がわいてくるというもので、例えば名前だけが刻まれた墓石がポツンとそこにあるとする、その名前について知っていれば なぜそこにその石碑があるのか・・・とか想像したり考えたりすることができるんですね。 亡くなられた作家の司馬遼太郎さんの見方がとっても参考になっています。 
ただ、人にそんなことが何で好きなんですか? と問われたことがあって 、”ただ好きだからです ” と答えただけではどうも十分な説得力がなくて 何かうまく説明できる文言がないかなあ・・・といつも思っていました。  
 
先日 司馬遼太郎さんの 「 街道をゆく 」 を読んでいて ” これだっ! ” という表現に出会いました・・・・こう書いてありました。「 人が道を遠しとせずそこに出かけるのは、遺跡に接することによって生きることの荘厳さを感じたり、浄化されたり、あるいは元気が出てきたりすることを期待してのことである 」 と。 上手い表現をするもんだなあ・・・と大いに納得・感心、司馬さん有難う-です(smile)   

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西部劇映画「ジェーン」を観た

2016年11月01日 | 西部劇映画
        
西部劇 「 ジェーン 」 を観た 
(H28)10/31月曜日の博多での仕事は天神に近い渡辺通りにあるところで半日だけしている・・・・・・仕事が終わってから 「 中洲大洋 」 という博多では一番の老舗映画館に出かけた。 ハンク・ウィリアムズの 「 I Saw The Light 」 もここで見た、 その時に予告編でこの「 ジェーン 」を流してくれていたので知ったのでした。 久し振りの西部劇、ちょっとワクワク。 現代のポスターはけっこうクールで昔のようにポスターだけでオオッ見てみたいな-とそそるようなもの(写真3)にはなっていないのでちょっと損している気がする、だってポスターだけ見て西部劇だと解らないもの、変な時代だな。1回だけではどうもストーリーがよく呑み込めなかった、こういう時 昔ならそのまま居座って連続してみることができるんですがどうも入れ替え制になっているので出来ないんですよね・・・・不便だな。平日しかも月曜日ということでお客は自分を含めて3人ぽっきり・・・・・へたすると一人なんてこともあるかもなあと複雑な気持ちでした。

<ストーリー> アメリカ西部で夫と娘と共に穏やかに暮らしていたジェーン(ナタリー・ポートマン)。しかしある日、夫が撃たれ、逃げ帰ってきたことでその平穏は奪われてしまう。相手は悪名高きビショップ一家。地の果てまで追い続け、全てを奪い去るビショップ(ユアン・マクレガー)の恐ろしさを知るジェーンは瀕死の夫と娘を守るため、わらにもすがる思いから南北戦争の英雄でかつての恋人ダン(ジョエル・エドガートン)に助けを求める・・・・・・・ ああどうなるんでしょうか観てのお楽しみ、というわけなんですネ。映画の中に人が乗る気球が出てきました・・・・・「 明日に向かって撃て 」 で自転車が出てきたり、ジョン・ウェインの 「 ラストシューティスト 」 で路面電車が出てきたりしましたからいいのかなあ(smile)
 
製作・主演のナタリー・ポートマンのコメントが載っています、そのまま載せておきます。 
「今を生きる、あなたにこそ観て欲しい。開拓期当時、西部にはまだ未開の地域、明らかに ” 開拓期の西部 ” が存在しました。従って、女性は自由になる機会が数多くありました。女性が仕事をし、大牧場を持つことが出来ましたし、初めて学校で教育を受け、初の投票権も得ました。このような権利が全て女性に与えられたのは、まず最初に西部からでした。何故なら、もっと女性を増やす為なら何でもやりたかったからです。実に変わった、自由社会でした。 
 
本作の脚本はラブストーリーもあり、ユーモアもありましたが、そんな西部時代の暴力という暗黒の部分も描いていました。それは独特な関係性でした。ジャンルとあの環境全てが、愛こそ開拓期の西部だという発想から生まれたものではないかと、しみじみと思いました。この映画は自分の強さを求める女性、そして犠牲者になりたくないという主張、この二つがテーマになっています。 
 
ジェーンは繰り返し犠牲者となった女性で、ついに、私はもう犠牲者にはならないと拒むのです。この女性がこんなにも行き詰まり、自分自身の力強さに気づくに至るまで困難に直面する姿が、私はとても気に入りました。私はこの映画を通じて特別な経験をしました。自分が辛い時にはどうやって自分の立場を守るかを平行して学んでいくような、時折そんな気持ちを抱きました・・・・・」 とのことです。 
 
映画を観た帰りに 先頃亡くなられた三笠宮様の記帳のために地下鉄に乗って県庁まで行ってきた。なんで記帳にというと、亡くなった父が陸軍士官学校で三笠宮様と同期(48期)だったということで、戦後に私が生まれた時に宮様にちなんだ名前をつけた・・・・・と母が言っていたからでした。亡き母に代わって・・・・といった意味。 県庁の記帳係の人に話すと そうなんですか-と頷いてくれた、昭和も遠くなっていくので自分がこんなことをすることもなくなっていくだろうな。 
 
ところで、「 中洲大洋 」 という映画館はずいぶんと古くて 私が親の仕事の関係で一時福岡に住んでいた頃( 小学6年生頃 )に知り合いの九州大学の学生さんに連れられて西部劇 「 モンタナの西 」 という西部劇を見たところでもある。 映画を見た後に映画館向かいにあった「 湖月 」というカレーライス専門店でカレーライスを食べた想い出の映画館でもあるんですね。 ずっと後になって知ったことなんですが、博多では ”中洲大洋で映画を見て、湖月のカレーを食べる ” というのが博多ん者(もん)の定番(ステータス)だった・・・・・とか聞きました、でもわたしゃ小さかったからそんなこと知らなかったわね(smile)。いまは「 湖月 」 は無くなって映画館の中にカレー屋さんがあります
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