KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

マラソンを愛する皆様、こんにちは。
2022年は積極的に更新していく心算です。

ボストンマラソン速報

2006年04月18日 | マラソン観戦記
米国のランニング専門誌「ランナーズ・ワールド」のサイトで、ボストンマラソンのレースの模様が速報中継されている。拙い英語力を駆使して、レースの模様をお伝えしてみようと思う。

スタートして、最初の1マイルは5分27秒で通過。トップは土佐礼子に、エレナ・プロコプトゥカ(ラトヴィア)に、ジヴィル・バルシュナイテ(リトアニア)。第2集団には嶋原清子とリタ・ジェプトゥー(ケニア)。

女子のトップは5kmを17分2秒で通過。

男子もスタート。ジョン・ユダ(タンザニア)が先頭で、1マイルを4分57秒で入る。地元アメリカのアラン・カルペッパーとメブ・ケフレジキが後を追う。

土佐は10kmを34分7秒で通過する。

なお、このレースは、女子と男子が時差スタートである。女子にペースメイカーはついていない。
「ジェプトゥーはリラックスして見える。」
と言う。ロシアのアレブティナ・ビクティミロワの筋肉質なボディが注目されている。

男子のトップは5kmを15分22秒で通過。
ジョン・ユダとベン・マイヨが引っ張っているようだが、ケフレジキとカルペッパーとブライアン・セルの3人のアメリカ人のことしか伝わっていない。実井謙二郎や家谷和男は集団の中にいるのかどうかは不明である。

女子は15kmを51分5秒で通過。土佐がリードしている。1マイル5分30秒ペースを10マイルまで維持している。

もう、眠ってはいられない。

少し心配になってきた。このまま土佐は「ペースメイカー」になってしまうのか?
11マイル過ぎて、先頭は土佐。ジェプトゥー、バルシュナイテ、オリベラ・イェブティチ(セルビア・モンテネグロ)らも好調だ。

男子の集団から、去年の優勝者、ハイレ・ネグシエが脱落した。トップはマイヨ、それに続くのはケフレジキ。

女子の中間点通過タイムは1時間12分19秒。トップは土佐、2位はプロコプトゥカ、三位はジェプトゥー。男子のトップは15kmを44分51秒で通過。コース・レコードのペースだ。バルシュナイテは“dropping off

男子は10マイルを48分7秒で通過。トップはマイヨ、それに次いでケフレジキとエチオピアの若手デリバ・メルガ。トップから10秒遅れてカルペッパーが通過。

女子は15マイルを5人の集団が通過。土佐、プロコプトゥカ、ジェブトゥー、ブルーナ・ジェノベーゼ(イタリア)、イェブティチ。その後ろに嶋原清子。

男子の中間点通過は1時間2分44秒。マイヨとケフレジキとデリバ。第2集団はロバート・チェルイヨット、ジョン・コリル、ティモシー・チェルガト。カルペッパーは1時間3分27秒、セルは1時間5分17秒で通過。

19マイル過ぎて、女子の集団から飛び出したのは、ジェノベーゼだ!それを追ったのは土佐、プロコプトゥカ、ジェプトゥー。2時間24分のペースは維持している。

ハートブレイク・ヒル(心臓破りの丘)で、ジェプトゥーとプロコプトゥカが前に出た。しかし、下り坂で土佐は二人を捕らえた!!

Tosa can run the downhills! She has caught up to the other two.

この原文を読んで、僕は顔を覆った。あの、心臓破りの丘で、土佐は自分の走りをしているじゃないか!!!

24マイル過ぎて、ジェプトゥーが飛び出した。20ヤードの差をつける。

男子はチェルイヨットとマイヨのマッチレースとなるが、ハートブレイクヒルからチェルイヨットの独走となる。コスマス・デティのコース・レコード、2時間7分15秒を破るペースだ。ケフレジキも、ボブ・ケンパイネンが持つ、アメリカ人最高を破るペースで走っている。

25マイル過ぎてトップのジェプトゥーは2位のプロコプトゥカに9秒差をつけている。プロコプトゥカに10秒遅れて3位は土佐。

カルペッパーもサブテン・ペースで走っている・セルも10分台ペースだ。

女子の優勝はジェプトゥー!記録は2時間23分37秒!2位はプロコプトゥカで2時間23分45秒!土佐は2時間24分10秒で3位!!

男子はロバート・チェルイヨットが2時間7分14秒で優勝!コスマス・デティの持つコース・レコードを12年ぶりに1秒更新した。
2位はベンジャミン・マイヨで2時間8分21秒。3位にケフレジキ、4位にセル、5位にカルペッパーとアメリカのランナーが3人上位でゴールした。

(了)


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