kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

マンガン・ナイトクルーズ

2009-05-30 | 日記
めくるめく紙芝居の本番、打ち上げを終えて、信太さんと、「どうする、マンガン行く?」という話に。疲れてはいる。しかし、行きたい気もする。行ってもまだイベントが続いてくれているのなら、、、ということでマンガン記念館に電話したら、夜中まで色々あるようだ。じゃあ、行くか!

イベントの出演者のひとたちはみんな精力的に活動してるし、パフォーマンスはまたこれからもいつでも見れると思う。でも、マンガン記念館そのものは、今日と明日で閉館しちゃうんだもんなあ。kananagaは今回マンガン記念館3回目。1回目は高嶺格さんの「在日の恋人」のとき。2回目は普段のとき。ここは、場所がかなり面白いというか、何か独特の磁場を放っている土地だと思う。

観たり聞いたり、飲んだり食べたりウロウロしたりして楽しんで、ヘトヘトなのに更に踊ってヘロヘロになったり。そろそろ限界な頃、小雨も降り出したことだし帰路に着いたところ、一気にどしゃどしゃ降りが来た。わあ、間一髪!お客さんやスタッフ、みんな大丈夫だろうか、この雨量では、高価な音響照明機材も心配。

家に着いて、寝たの3時。24時間起きてたなあ、大丈夫なのか?kananaga。。。

本番、めくるめく紙芝居公演「ハニャマのハミューダ島物語」Remix

2009-05-30 | 日記
めくるめく紙芝居公演「ハニャマのハミューダ島物語」Remixの本番。日記があまりに長くなってしまったので(なんと9400文字超え!)、なんとなく時系列に進む本文をなんとなく種類分けってことで、点線を入れてみました。いったいぜんたいこれで読み易くなってるのかどうか疑問だけど、あくまで「日記」ということで、まとまってないこともご容赦。

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今日は朝早いから前日のうちに持ち物の用意をしておこうと思ったら、寝たの3時になってしまった。で、起きたのが7時半。眠いよう。今日は体調に気をつけないといけないのに、やってしまったなあ。寝るのが遅くなったのには、なんか、気持ちが高ぶってたせいもあるかもしれない。kananagaは、数日前くらいまでは、なんの気負いも緊張もなかった。しかし、今回出演するメンバーから、戸惑っていたり、気合いの入ったメールをもらううちに、なんか緊張がうつっちゃったよ。

大荷物を持って、京都山科東御坊(山科別院長福寺)本堂へ。出演者スタッフで40人くらいいた、もう、大家族だね、こりゃ。キャサリン、残くん、にしざわさん、伊藤くん、小暮さん、けいちゃん、えっちゃん、ふじわらさん、まりちゃん、てらおちゃん、たもんし、ばんちゃん、りおちゃん、かずおくん、ケーシー、はっしー、ハセガワくん、出川くん、ローフィ、ほんまさん、今井さん、ゴンくん、ひろみちゃん、アルムちゃん、あやちゃん、藤田さん、ルーシー、カバゴン、ポンタさん、中島くん、あいこさん、近藤さん、さとしくん、よしくん、信太さん、よっしー、ばるちゃん、あきちゃん、あやのさん、やこ、えみごろう、と、kananaga(抜けてるひといたら、誰か教えてくださーい)。

自己紹介後、みんなでほとけさまにご挨拶。ここのほとけさまは、なんかいつもとても優しい感じがする。

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さあ、準備だ。

今回はパンチカーペットを手配する暇がなかったので、西友などで段ボールをいっぱいもらってきて、舞台上にひいて、そのうえから布をひく。楽器とかスタンドとかを直接畳に置いちゃうと、あとがついちゃうからね。

信太さんのもってきてくれた動物の板の作品や、果物の形をしたクッションなどが、ハニャマのハミューダ島の生き物のようで、楽しい楽しい。

みんなでピンクのシールを唇型に切り取り、あちこちに貼る。お客さんがみえたら、希望される方にはインフルエンザ対策としてマスクを配布し、その上から貼ってもらう。

ひろみちゃんが出川くんにメイク(ペインティング)してもらっていた。素敵に仕上がったが、夫のローフィはそのメイクが気に入らないご様子。ローフィは、ひろみちゃんには、いわゆる綺麗なメイクをしてもらいたいのだ。他のひとがどんなにぶっとんだメイクをしても全然嫌がらないが、妻のメイクには確固たる信念があるようだ。しかしひろみちゃんは、好きなようにする。いいんじゃないかな、それでー。

信太さんが持ってきてくれた衣装やかぶりもの、kananagaが持ってきた花などを着ると、、、なんともすごい光景、なんというばかばかしさ!素晴らしい!なんか、王様みたいなのがいっぱいいるよ~、よしくんの銀色に輝く衣装は、デビュー当時のマッチを彷彿とさせる。近藤さんのナチュラル悪ふざけぶりは筋金入りである。中島くんは、一度はキラキラした衣装を身につけてご満悦の様子だったが、ほんまさんが持ってきてくれた車掌さんの帽子や腕章を見たら、さっさとそれを脱ぎ捨てて車掌さんになっていた。

リハ。本番にはなかったことを少しメモ。

かずおくんが、アイマスクタイプの仮面をつけていた。かずおくんの素敵な瞳が見えないのはもったいないので、「それとろうか」と言ってとったら、どうやらそれがきつかったみたいで、かゆくてかゆくてしょうがない状態になってしまった。最初はおでこにつけていたんだけど、いつの間に目につけちゃっていたのだろう。かずおくんは、自分がそれをはずしたい、とか、気づくのが苦手なんだろうか、かわいそうに、だいぶかゆいね。

ゴリラのシーン。新参者のはっしーに、意気揚々と食いかかるよしくん、すごいことになっている、プロレスだよ、これ。頼むからケガをしないようにしてね。はっしーは、あちこち噛まれたらしい。ああー、小暮さんもよしくんゴリラの餌食になっている。

気づくと、よしくんが廊下で「現場」をしていた。リハの途中のある場面でどこか打って痛くなって、恐らく随分長いことそこにいたらしい。なんと、奥ゆかしい「現場」だ。どうしたのだろう、いつもの「かまってかまって」モードとちょっと違う。

開場まで結構時間ない。ご飯も食べなきゃ。ご飯中に「この前はっしーやクリリンとダイエット部作ったんだー、毎週木曜日に体重の増減だけ報告し合うの」という話をしたら、あいこさんと信太さんも入部希望だって(後で、出川くんも入部した)。よし、お互い、頑張りましょう!

ご飯タイムに小暮さんが、学生と歌の練習をしてくれていた。「イカイカ」の歌は難しいらしく、小暮さん本人も奮闘中。

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開場。かずおくんがピンクのマントをつけて一段高いところに座り込んでいるのが、おひなさまのように素敵だった。さすが、御曹司。

今日のお客様、ノリがいいというか、やわらかいというか。あとでアンケート見てわかったけどリピーターの方も結構いらっしゃって、それと、誰かの友人・知人の方も多くて、それで更にアットホーム度が増したのかもしれない。東京から来てくれた友人もいた、びっくり!ありがとう!岐阜から別の用事も兼ねて来てくれた友人は間に合わず、終わってから到着、残念!

開演前の準備体操で、ヨガ。ヨガであるけどパフォーマンスでもあるので、巻きめでささっと進行する。ほんとのヨガはもっとゆったりと。「お客さんで身体がなまってらっしゃる方は、ぜひご一緒にどうぞ~」と言ったら、殆どのひとが一緒にやってくれていた。運動不足を感じてるひとが多いんだなあ。皆さん、もしよかったら、ダイエット部の支部も、どんどん勝手に立ち上げてください。やり方は、メンバー間で毎週1回、先週からの体重の増減を報告し合うだけですー。

ルーシーの前説は、本番も、とってもよかった。

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さて、本編開演。

記録映像を見ながら思ったことを以下にメモ。

オープニングテーマからすでに立ち上がって踊りだしてくれている女の子がいる、嬉しい。

お客さんみなさん、ストーリーを聞きながら、絵をしっかり観てくれている。大きくしてよかったなあ。

まだ始まったばかりの「あざっちの歌」で、お客さんみなさんが練習してあったかのように揃っている手拍子、なぜだ、すごい。

地震のシーンで、今日の公演でまず初めて、伊藤くんの笛が鋭く鳴り響く(このあと何度も鳴り響く)。そして「丸、100点!」。その様子に湧き上がる観客。ここで、伊藤くんが「監督」であることをお客さんが認識してくれただろう。

サメのシーンでは最近よく起きている転覆が起きた。サメに襲われるほうも、サメ自身も、ボロボロだ。ここで、すごいことが起きてしまった。なんと、さとしくんが「現場」を起こした(「現場」とは、そもそもさとしくんの弟のよしくんの性格が甘えん坊なことから発生した、よしくんのパフォーマンスで、もしもこれが起こったら、一応ほかのすべてのことを止めて「現場」に集中することになっている。そしてよしくんは心臓を押さえて倒れこむが、99.999%は構ってほしくてやっている嘘である。)一生懸命さとしくんに心臓マッサージするよしくん、いつもと立場が逆だ。若い女性を呼んで心臓マッサージ。しかしなかなか蘇生しない。よしくんと違ってさとしくんの「現場」なので、もしかして甘えたでなく、本当に何かあったのか?と思いよくよく聞いてみると、目の上のあたりを段差の角にぶつけたらしい。うーん、どうしよう、大丈夫なのか?というのと、しかしここは舞台上で、本番である、ということと。お客さんに状況を解説しながら、どうやら大事には至っていないことを確認し、ひとまず安心。ここのシーン、kananaga的にはだいぶすごかったな、なんか。セリフとかがすべて決まっているタイプの演劇の本番とかで、何かのトラブルによりアドリブでストーリーを進行しなければならないことって結構あると思うんだけど、この作品はそもそも、ストーリー台本とパフォーマンスの大筋以外の細かいところは大体アドリブである。しかしその「そもそもアドリブ」の中でも予測を超えることが起こってくる。たぶんお客さんには、このことが本当のことだったのか嘘だったのか、予定してたのかしてなかったのか、とか、全然わからなかっただろうと思う。だって、kananaga自身がそもそも、ここで起きたこのことを定義づけられない。サメのシーンは色々あったが、伊藤監督の採点は、100点。気を取り直して、別のメンバーでこのシーンをやってみよう、と言ったら、さとしくんは「大丈夫だから次もやる」そうだ。なので、さっきのメンバーにプラス中島くんで、ダブルサメでやってみることにした。中島くんのかじり方は、とてもキュートだ。これもまた、伊藤監督の採点は100点。そして更に事件は続く、なんと、サメ(白イルカ)の人形のしっぽがとれた。

中島くんとハセガワくんの京阪電車&バスのデュオパフォーマンスは、美しかった。最初の歌で立ち上がって喜んでくれていたお客さんの女の子が、これ以上ないくらいの大興奮で喜んでくれている。

温泉のシーンは、ほっこり。いいね、ストーリー内で休憩がとれるのって、いいね。あ、記録映像観てたら、なかなか頭にのせる軍手が回ってこなかったようで、ご自分のもちものを頭に乗せているお客さんがいた!すごい。。「温泉のシーンが終わっても、軍手をのせたまま、温泉に入ったまま観てもらっててもいいですよー」と言ったら、3分の1くらいのお客さんは、乗せたまま観てくれていた。

残くんとあやちゃんのコンビが、ものすごい癒し光線を発しているパタパタダンスは、どんどん伝染、お客さん同士にも広がっていった。こんな、知らない人同士平気で触りあったりするのって、普段ないよねえ。

かずおくんの植物が芽を出すダンスは、もちろんすごくよかった。が、kananagaとしては、23日に出てきた、頭をぐりぐり回しながら出てくるやつが本番では見られなくて、残念だった!

本番のゴリラも、みんなとてものびのびしていた。お客さんからもゴリラをやりたいひとを募ったところ、何人かの方が参加してくれた。たぶんこういうとき、出たいけど恥ずかしかったり躊躇して出れなくて、あとから「出ればよかった」と思うひとって、結構いるみたい。そういう方がおられましたら、次の公演で、もしこういうことがあったら、ぜひ参加しちゃいましょう。

最後のテーマソングのとき、信太さんが送風機で風船を中に送り込んでくれた。前回はすべて手作業で投げていたので、とても大変だったよねー。そして最後の最後で、長い長い蛇のようなビニール風船がもこもこもことお客さんの頭上に現われて、ハッピーな気分満載、イェイ!ここ、なんか知らんけど、じわっとくるシーンなんだよね。

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このあと第2部、プチライブ。

ここでなにをやるか全然相談してなかったんだ、このときの雰囲気見て決めようかなあと思っていたので。そうだなあ、なんにしようかー。

みんなが順番に演奏していって、あやちゃんがプーと鳴らしたら全員ずっこける、というやつをやろう、と提案した。するとよしくんが「それ、お客さんも一緒に全員でやろう!」と言う。ひえー、じゃあ、急いで楽器を配ろう。端から順に音を出していって、あやちゃんがプーと吹いたが、それが聞こえなかったひとが多くいたみたいで、あまりうまくいかなかった。伊藤くんが終わりの笛を吹くとすぐに、よしくんのダメ出し「ズッコケが足りない!」。なのでもういっぺん、あやちゃんのプーを見逃さないように気をつけて、挑戦。2回目は、殆どのひとが見事にざざーっとずっこけてて、すごい光景だった。温泉のシーンでお客さんみんなが軍手を頭に乗せているところがまるでランドアートのように見えたが、これもまた、ランドアートのようだ。伊藤監督が100点くれた!

2つ目の演目はちょっと違う雰囲気でいこうと思い、中島くんのギターとかずおくんのマラカスデュオ。ギタレレの音量が小さいかな、と思って、kananagaがマイクを持って音を拾いに行った。すると、あれは、小暮さんが伊藤くんに渡したのかな?伊藤くんがマイクをかずおくんに渡しに来た。すると、マラカス振りではなく、ボーカルを始めたかずおくん、これは、初めての展開だ。かずおくんのボーカル、すっげえしびれる!「チュルッチュル、チュルッチュル」から「はいはいはい、、、」に展開し、「やいやい、やあやあ」に変化していく。2人の演奏に合わせて小暮さんがそででノリノリでこんにゃくのように踊っていて、この踊りがまた素晴らしい!後で「俺こういうの弱い(=好きでじっとしていられない)んだよー」と言っていた。

3つ目の演目は、近藤さん、今井さん、あきちゃん、カバゴン、ポンタさんと。しかし、恥ずかしくて前に出るひとと出ないひとがいるので、わかりにくくなってしまった。しかも、しばらくするとメインの演奏者がよくわからなくなってきて、他のひとたちの音も混ざってきて、ライブという感じでなくなってきた。音は面白いんだけどねえ、ワークショップで放置モードのときみたいな感じになってきたので、終わる気配がないかもしれない。なので、これは途中で止めて終わった。

最後には、安田兄弟の見事な組体操で、大盛りあがりで、しめてくれた。

2部では、お客さんたちがずっと、風船を飛ばしたり手拍子したりで、盛り上げてくれた。

いやー、楽しかった。大きな事故もなく済んで、よかったー。

ギリギリの告知やインフルエンザ騒動の中、今日お越しくださいましたお客様、とってもありがとうございました!来たかったけど来れなかった皆様は、次回はまたぜひ!めくるめく紙芝居「山科シュー団」の次回公演は11月1日、山科青少年活動センターにて。

最前列で観てくれていた守山野外美術展メンバーの皆様、「ぜひどんどん参加してくださいねー」と申し上げたとおり、ガンガン入り込んでくれてありがとうございました!大変エキサイティングでした。

初演の「ハニャマ」を観てくださっていたリピーターの方は、大きい絵の今回のバージョンはいかがだったでしょう?今回kananagaが語りをやったことで初めてストーリーが判明しましたが、想像どおりでしたか?

東京から来てくれた友人が「思った以上にゆるかったですー(笑)」と言ってくれた。そうでしょう、そうでしょう、ゆるさの限界に挑戦です。

他にも、友人・知人の方々もたくさん来てくれていたのに、ご挨拶できなかった方、すみません。

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打ち上げ。

飲み会を希望するメンバーも多かったが、太陽クラブが明日割と早い時間から用事があるそうなので、おやつでプチ打ち上げ。

アンケートをみんなで順番に読み上げたり、ひとりずつ感想を言ったり。みんないいことをいっぱい言っていたんだけど、打ち上げの映像記録をとりそびれてしまったので、思い出せないことも色々。あー、もったいないあ、「終わった~」という開放感で、記録を忘れてしまうとは。。。。まあいいや、思い出せる部分を、以下にメモ。違うとこがもしあったら、ごめんなさい。

お客さんのアンケートで多かった感想は「なんでかはわからないが、想像以上に楽しかった」「舞台と客席の境界線がかなりなかった、一体感を感じた」「続けてください」などだった。大変嬉しいことだ。とりわけ、「なんでかわからない」「けど楽しい」は、特筆したい。「なんでかわからなくて」も「楽しいから」受け入れてもらえていることが、kananagaにとってはとても大きい。そう言ってもらえるためには、「掘り出したり紐解いたりすれば、ちゃんと理由は発見できるはず」と感じられる必要があると思うから。そこになにか大事なものがある気がするから、直感で、選ぶことができるはずだ。そして、kananagaは、そこの「大事なもの」を言葉でも明らかにしたいと思っている(まだできていない)。その作業をすることで、進むべき先の道が見えるんだと思うし。

あやのさんは、「ゴリラやってみる?」と言われたとき、恥ずかしいから思わず「いい、やらない~」と言ったんだけど、そのときのお客さんの反応を見て、やっぱりやったらよかったって思ったんだって。それと、最初は恥ずかしかったけど、お客さんに軍手を配りに行ったら「ありがとう~」ってとってもニコニコしてもらえて、すごく嬉しかったって。そして「こんなに積極的に参加できたのは初めてで、、、」と言っていた。このコメントには、ぐっときた。

残くんいわく、こんなに大勢のひとが客席と舞台の一体感を感じたと感想で言ってくれたりアンケートに書いてくれるってことは、なかなかないことだ、と。それは一体なんなんだろうか。なぜそれが成立しているのか、はっきりさせようと思ってる。kananaga語なら、もう言えるんだけど、まだ日本語になっていない。

よしくんから、もう「甘えん坊はしない」という言葉が!なんでも今回、安田兄弟の間で、よしくんの「甘えん坊」を卒業することを約束していたんだって。それで、本番でよしくんの「甘えん坊」や「現場」が出なかったのか~。すごいな、確実に、成長し続けている。

信太さんが、めくるめく紙芝居の次の作品に色々やってみたいことが見えたそうだ。楽しみ!

「もっと境をなくしたい」と近藤さん。どういう意味かなあと思って更に聞いてみたら、例えば、太陽クラブのメンバーとかも、お客さんのほうに入っていったりするとか、そういう意味だったようで、それは同感。

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で、その他、今回の公演の改善点や、今回を踏まえての次への展望も含めて、色々以下に。

昨年あたり、めくるめく紙芝居「山科シュー団」としては、今後どういう動きになっていくのかな、というのが、ちょっと見えにくくなっていた。秋に「京都プチ山うさぎ事件簿~宇宙行ってきたんじゃな~い、みんな楽しいんじゃな~い、めくるめくんじゃな~い」を短縮再演し、初めて「再演」ができて嬉しかったので、「ハニャマ」も短縮再演ができるように、とにかく準備しておこうと思った。まずは絵を大きく描きなおしていた。そして、今日の本番をやることが決定したのは約1ヶ月前。もうとにかく、できるひとでできることをやろう、と思っていたが、たぶん殆どのひとが出演できてて、特にアーティストたちがたまたま全員スケジュールをおさえられたのは、奇跡的だ。で、今日やってみて、次への展望がかなりはっきりしてきた。大きな大きな収穫だ。

今回は時間短縮のためkananagaが語りをしたが、やはり何人かで分担してやってもらうほうがいいと思う。テイスト的にもそうだし、kananagaはもっと音楽ができたほうがい。次回の新作では、ストーリーをだいぶ早めにあげて、役割も早めに決めて、練習をたくさんしよう。

或いは、パフォーマンスを先に決めて、それが出てくる話をあとから作るのでもいい。実は今回やりたくてやれなかったことのひとつに、少人数でのパフォーマンスを色々やってみる、というのがあった。「自分たちの前座10連発」とかでやりたかったが、みんながいつワークショップにこれるか、などのスケジュール管理ができなかったので、諦めた。今連絡網とか作ろうとしてるので、これからはできるかもしれない。

音のこと。語りだけをPAしたほうがいいのかもしれないなあと思った。みんなの歌声や楽器演奏があまり聞こえないのがまずい。或いは、すべてをしっかりPAするか、どっちかだなあ。

ルーシーの前説は、いっぱいいっぱいになっている、それがとてもよかった。アーティストももちろん含めて、全員がこういうモードでパフォーマンスしていけるような仕組みというか構成を、作っていこう。これまでやってきて、みんなそれぞれが「持ちネタ」「鉄板ネタ」とか、とにかくいつでも繰り出せる引き出しがだいぶできてきたと思う。それプラス、常に新しいことをそれぞれがやっていく。

全体的に、それぞれがそれぞれのパフォーマンスにもっと責任を持っていけるようになってきたと思う。次回は更に、個人のキャラをフォーカスできるようにしたいので、パフォーマンスを整理していこうと思う。

例えば今回のかずおくんと中島くんのデュオの音楽とか、すごくいい。今回はちょっとだけだけど、本番でできてよかった。でもこれは、ストーリーの中に組み込めたほうがもっといい。今秋の新作では、組み込めるようにしたい。

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メンバーで今日のことを書いてるひとのブログ色々。こちらもぜひ。

↓   ↓   ↓

小暮宣雄さんのブログhttp://kogure.exblog.jp/8334676/

井上信太さんのブログhttp://grandsheep.exblog.jp/11652811/

キャサリンのブログhttp://ideh.exblog.jp/11661533/

明日5月30日はめくるめく紙芝居@京都山科本番!

2009-05-29 | 日記
明日はめくるめく紙芝居の本番です。

恐らく、みるからに、他では観られないものが観られますです。
もしご都合よろしければぜひ、おでかけくださいませ!

お待ちしてます!

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めくるめく紙芝居公演「ハニャマのハミューダ島物語」Remix

2009年5月30日(土)午後2時~ 
※ 開場は開演の30分前
※ 上演時間は、1時間程度
場所:東御坊(山科別院長福寺)本堂
(住所)京都市山科区竹鼻サイカシ町13-17
⇒アクセス:京阪・地下鉄・JR山科駅から徒歩10分
料金:投げ銭制

「ハニャマのハミューダ島物語」は、遠い昔の話で、現代のお話でもあります。現在にも未来にも過去にも存在している「ハニャマのハミューダ島」。あなたがいつか見た夢、いつも見る夢にでてくる「ハニャマのハミューダ島」。みんな行きたいと思っている。そしてみんなきっと、行ったことがある。急がなくてもいいんだよ、いつかきっと行けるから。

2007年4月に大好評と大混乱のうちに大団円で終了した伝説の「ハニャマのハミューダ島物語」が装いも新たに帰ってくる!小さかった「紙芝居」は巨大かつ長大な巻物型に生まれ変わり、長かった物語は短縮かつ濃縮されてパワーアップしました。

そして、以前は聞き取れる事を主眼におかない味わい深くぶっとんだ語りでしたが、今回は聞き取れるタイプの語りでパフォーマンスが展開されるため、なんとこの度初めてストーリーが明らかになります。

また、めくるめく紙芝居「山科シュー団」による数々のライブパフォーマンスも第2部で上演。ますます何が起こるか分からない、新しい舞台を体験してください。

ご注意とお願い:
今回の会場はお寺ですので、バリアフリーではありませんが、みなさまにお楽しみ頂ける環境づくりを心がけています。車椅子等をご利用の方は、可能な対応についてご案内させて頂きますので、事前にお電話・FAXまたはメールでお問合せください。

問合せ先
めくるめく紙芝居実行委員会(担当:いでがみ)
京都市中京区四条通室町西入ル上ル観音堂町466みやこ3階
Tel.090-6731-8598、FAX 075-231-8607、e-mail.idegami@arts-staff.net

めくるめく紙芝居の様子が京都新聞に掲載されました!
写真もでかいよー。
↓   ↓   ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090527-00000014-kyt-l26
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主にお外演奏部/精華授業8回目インプロゲームを紹介

2009-05-28 | 日記
大学で、守衛さんに学生と間違えられた。そういえばこの前も、学生に学生と思われた。何もしてないでそんなんだから、一層嬉しいなあ。けど一体、いくつになるまで、学生と言って通るだろうか。そして、いつか通らなくなったときに、ちょっとショックかもしれない。

主にお外演奏部。だいぶ、参加メンバーが判明してきた。今日ちょっとでも現れてて、名前が判明してるひとをメモしとこう。なやくん、くりりん、ハブちゃん、レイちゃん、たくおくん、いづるくん、まさおたん、にらさん、フォーエバー、光子。どこかでライブしたいね、という話も出てきた。なんか、ただだらだら音を鳴らしているようでいて、なかなかまとまるもんだ、というか、実は結構複雑な音楽になってるし、かなり面白いと思うし、全員どーみても自由で楽しそうだし、たぶん聞いてるひとも楽しいし。これのいいところがそのままできるっていうそのままスタイルのもいいだろうし、2~3人の組み合わせで時間決めてセッションしてもいいし。レイちゃんが「京都をみゅーじかるなまちにしたい~」と言っていたのが、きらきらしててよかったなあ。

授業に向かう途中、くりりんやはっしーに会う。アトリエでちょっとおしゃべりしてるうちに、くりりんは入学から15kg、はっしーは5kg、太ったらしいことを聞いた。そして2人とも、「痩せないんですよね。。。」と言う。kananagaもできれば5~7kg落としたほうが、もっと体調がいいはず。なので、お互い1週間に一度木曜日に、体重がどのくらい減らせたかを報告し合おう、ということを提案した。誰か一人でも痩せ始めたら、他の2人も慌て出して、お互いよいのではないかと。でももし、誰も痩せ始めなかったら、そのままずるずるといくのかもしれないけど。。。

さて、授業。

今日の一冊は、「魚の顔図鑑」(ファイドン株式会社)。確か5年ほど前に新宿の紀伊国屋でおすすめ本みたいに並んでいたのをぱらぱらと見て、あまりの強烈さに衝動買いしたものだ。ただ魚が並んでいる、と言えばそうなんだけど、とてもじゃないがそういう次元に収まれる内容ではない。魚の顔の写真が強烈すぎるのだ、妖怪本みたい。しかもすごい量。なんべん見ても面白い。

それから、「音・リズム・からだ」に載っている「これじゃない」と「スイッチ」をちょっとやってみる。この時点ですでに、相当面白いことが起こっていた。みんな、声出したり身体動かしたり、好きだねえ。

今日のテーマは「インプロゲーム」など。「インプロゲーム」(昔「シアターゲーム」という本なんかもあったなあ。kananagaはその本好きで今も持ってる)は、色々な国で、子どもや会社の社員の教育にも採用されているそうだ。プロの俳優のスキルアップのためにも行われるが、コミュニケーション能力を高めるねらいでプロの役者とかじゃないひともワークショップを受けたりするらしい。

絹川友梨ちゃんの「インプロゲーム」に載っているものの中から、やり易いかな、と思えた以下のものを紹介。やったことがあるのとか見たことがあるものも結構あって、そんなに本にかじりつかずに楽しくできた。

ウォーミングアップとして、
フルーツバスケット/オオカミとひつじ/ジャンピングハッ/ミラーゲーム/あいうえおサークル/サムライスローモーション/トラストサークル/

それから、
ナイフとフォーク/ファミリーポートレート/ワンワード/ジブリッシュサークル/マシーン/感情表現/台詞あてゲーム/一緒に飛ぶ!/

いやー、おかしい、メチャクチャおかしい!みんな、強烈、キャラ、濃いよ!大笑いしながら色々次々やって、体育の後のような爽快感を味わうほど、よく動いたなあ。家に帰ってから記録映像を観てまた大笑い。

最後にほんのちょっと余った時間で、ハンカチ落としをして遊ぼうと思ったら、時間切れ。来週またやろう~

来週は、いっぺんこれまでの授業の映像を観返して、色々思い出そう。それと、今までに紹介できなかったタイプのパフォーマンスの映像も、観よう。で、これからどんな風なパフォーマンス作品をみんなで作ってみようか、を、相談する予定。

訃報、むすび、婦木廣文さん

2009-05-27 | 日記
むすび世話人の石橋友美さんから、むすびの中心メンバーである婦木廣文さんが急逝したとの連絡をいただいた。婦木さんは、この前会ったときも全くもって元気そうだったし、喘息もちではあったものの、非常に気力の充実した方だったし、まだ74歳で、変な話だが、むすびの現在のメンバーの中で一番最初に逝ってしまわれるとは、全く想像だにしなかった。まだ、かなり信じられない。

詳しくは、むすびのブログをご覧ください。
↓   ↓   ↓
http://musubiproj.exblog.jp/

むすびのブログに2009年5月26日のところに婦木さんの写真が載っているが、実はこれを撮影したのはkananagaである。たしか、みんなで奈良におでかけしたときに撮ったやつじゃないかな。我ながら、いい写真だ、うん。

以前、むすびのおじさんたちのいないところで、「むすびのメンバーの誰かとつきあうとしたら誰~?」という話を冗談で女子だけで話していたことがある。そのときの一番人気は婦木さんだったなあ。

ご冥福を、お祈りします。

信太さんと打ち合わせ

2009-05-26 | 日記
腫れていたひざこぞうは腫れと痛みが引いて、そのかわり、かなり広範囲なあざに変化した。なんだなんだ、こんな激しい打ち身しといて、憶えがないとはどういうことだ~

信太さんが用事の帰りに寄ってくれて、5月30日やそのほかの打ち合わせを色々。

今度の本番で、開場から開演の間に、お客さんのいるところで、ヨガ準備体操をするつもりでね、、と話しているうちに、一緒にヨガを色々やった。信太さん、これきっと心身ににいいよ、一緒に頑張ろうよ!


もうじきめくるめく紙芝居の本番です。
他では観られないものが観られますです。
もしご都合よろしければぜひ、おでかけくださいませ!
しかも、たぶん、お客さんも一緒に色々遊びましょう~

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めくるめく紙芝居公演「ハニャマのハミューダ島物語」Remix

2009年5月30日(土)午後2時~ 
※ 開場は開演の30分前
※ 上演時間は、1時間程度
場所:東御坊(山科別院長福寺)本堂
(住所)京都市山科区竹鼻サイカシ町13-17
⇒アクセス:京阪・地下鉄・JR山科駅から徒歩10分
料金:投げ銭制

「ハニャマのハミューダ島物語」は、遠い昔の話で、現代のお話でもあります。現在にも未来にも過去にも存在している「ハニャマのハミューダ島」。あなたがいつか見た夢、いつも見る夢にでてくる「ハニャマのハミューダ島」。みんな行きたいと思っている。そしてみんなきっと、行ったことがある。急がなくてもいいんだよ、いつかきっと行けるから。

2007年4月に大好評と大混乱のうちに大団円で終了した伝説の「ハニャマのハミューダ島物語」が装いも新たに帰ってくる!小さかった「紙芝居」は巨大かつ長大な巻物型に生まれ変わり、長かった物語は短縮かつ濃縮されてパワーアップしました。
また、めくるめく紙芝居「山科シュー団」による数々のライブパフォーマンスも第2部で上演。ますます何が起こるか分からない、新しい舞台を体験してください。

ご注意とお願い:
今回の会場はお寺ですので、バリアフリーではありませんが、みなさまにお楽しみ頂ける環境づくりを心がけています。車椅子等をご利用の方は、可能な対応についてご案内させて頂きますので、事前にお電話・FAXまたはメールでお問合せください。

問合せ先
めくるめく紙芝居実行委員会(担当:いでがみ)
京都市中京区四条通室町西入ル上ル観音堂町466みやこ3階
Tel.090-6731-8598、FAX 075-231-8607、e-mail.idegami@arts-staff.net
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お待ちしてます!

めくるめく紙芝居公演5月30日もうすぐ!

2009-05-25 | 日記

もうじき京都山科で、めくるめく紙芝居公演です。他では観られないものが観られますです。もしご都合よろしければぜひ、おでかけくださいませ!

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めくるめく紙芝居公演「ハニャマのハミューダ島物語」Remix

2009年5月30日(土)午後2時~ 
※ 開場は開演の30分前
※ 上演時間は、1時間程度
場所:東御坊(山科別院長福寺)本堂
(住所)京都市山科区竹鼻サイカシ町13-17
⇒アクセス:京阪・地下鉄・JR山科駅から徒歩10分
料金:投げ銭制

「ハニャマのハミューダ島物語」は、遠い昔の話で、現代のお話でもあります。現在にも未来にも過去にも存在している「ハニャマのハミューダ島」。あなたがいつか見た夢、いつも見る夢にでてくる「ハニャマのハミューダ島」。みんな行きたいと思っている。そしてみんなきっと、行ったことがある。急がなくてもいいんだよ、いつかきっと行けるから。

2007年4月に大好評と大混乱のうちに大団円で終了した伝説の「ハニャマのハミューダ島物語」が装いも新たに帰ってくる!小さかった「紙芝居」は巨大かつ長大な巻物型に生まれ変わり、長かった物語は短縮かつ濃縮されてパワーアップしました。
また、めくるめく紙芝居「山科シュー団」による数々のライブパフォーマンスも第2部で上演。ますます何が起こるか分からない、新しい舞台を体験してください。

ご注意とお願い:
今回の会場はお寺ですので、バリアフリーではありませんが、みなさまにお楽しみ頂ける環境づくりを心がけています。車椅子等をご利用の方は、可能な対応についてご案内させて頂きますので、事前にお電話・FAXまたはメールでお問合せください。

問合せ先
めくるめく紙芝居実行委員会(担当:いでがみ)
京都市中京区四条通室町西入ル上ル観音堂町466みやこ3階
Tel.090-6731-8598、FAX 075-231-8607、e-mail.idegami@arts-staff.net
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お待ちしてます!

身体がびっきびき

2009-05-24 | 日記
昨日のめくるめく紙芝居長丁場のせいだろうか、身体がびっきびき!背中、内ももが特に筋肉痛がひどくて、動作のたびに「あいたた~」となる。こんなに筋肉痛になることをやった憶えがないんだけどなあ。あと、右膝を知らない間に強打したっぽくて、膝こぞうがすごく腫れている。その膝をかばっていたせいか、やがて右足首がちょっと捻った感じになり、その右足首をかばってひょこひょこ歩いていたから、今度左足が痛くなってきたり、もう、今日は一日中こんな感じだった。

めくるめく紙芝居@和室&スポーツ室/危うく低体温

2009-05-23 | 日記
今日は長丁場だ。12時~17時が和室で、絵を完成させる作業。17時~20時がスポーツ室で、本番にむけてのリハ。

今日の和室メンバーは、最初からいたのは、ほんまさん、くりりん、たこる、と、kananaga。暫くはこの4人だったが、1時間くらいしたあたりから、だんだんメンバーが増えてどんどん賑やかになっていった。さとしくん、よしくん、伊藤くん、藤田さん、あやちゃん、たえちゃん、中島くん、カバゴン、終わり頃、小暮さん、キャサリン、京都新聞の堀田さん。

精華の洋画コースのたこるとくりりんが来てくれて、絵がどんどんはかどるなあ、いつもありがとう!それに、いつものメンバーの絵とはまた違うニュアンスが入って、すごくいい感じだ。

安田兄弟や伊藤くんもやけに集中力があって、特にさとしくんは、糊で細かいところを貼る作業がとても丁寧だった。意外な一面を発見した。

みんな、絵だけの作業にも没頭して集中して仕事しているなあ。描くのと、糊の貼れてないピロピロのところをきちんと貼るのと、抜けてるとこチェックと、ドライヤーで乾かす作業と。

糊作業は、かなり腰が疲れる。絵を描くより、ドライヤーより、腰に負担がくると思う。ある程度の正確さが要求される作業だからだろうか。

ああ、大変な作業だなあ。まあ、絵を仕上げる最後のチャンスなんで、ほんとに踏ん張らないと終わらない。実際、みんなであれだけ頑張って、それでも17時ぎりぎりまでかかった。

kananaga、殆ど全く休めず5時間を過ごした。そして慌ただしく、スポーツ室に移動。

スポーツ室メンバーは、たこるがバイトのために帰って(ありがとうー、ほんと、助かったよー)、あと帰ったひとはいないので、ほんまさん、くりりん、さとしくん、よしくん、伊藤くん、藤田さん、あやちゃん、たえちゃん、中島くん、カバゴン、小暮さん、キャサリン、京都新聞の堀田さん、残くん、ひろみちゃん、ローフィ、ゴンくん、あいこさん、ポンタさん、あやのさん、ハセガワくん、むらちゃん、あきちゃん、今井さん、かずおくん、てらおちゃん、近藤さん、大河内さん、で、kananaga。

ちなみに今日は、インフルエンザによる大学休校のこともあり、いつも来てくれている学生は全員休みにしたんだって!(kananaga、精華の学生連れてきちゃった。。。)うわー、学生がひとりもいないって、なんて珍しいことだ。いつもいっぱい助けてくれてるから、今日、大変だわ。

まず、パフォーマンス部分の確認・練習。みんな、顔あげてねー、お客さんにお尻向けないでねー。

それから通し。kananagaが語りをやっていると、途中、HANA★JOSSの佐々木宏実ちゃんが思わぬところで笑い出す。今回は、お客さんも、メンバーも、この作品のストーリーを初めて知ることになる。だから、初めて聞いたということで、笑い出す。何故かというと、初演はみんな分担で語りをやってたので、中には相当滑舌の悪いひともいるため、あらすじが全く聞き取れなかった部分がいっぱいあったはずだからだ。もちろん、滑舌が悪かろうとものすごく味わい深くてパフォーマンスとしては完全に成立していたので、何の問題もなかった。今回は単に時間の短縮のために、kananagaが読む。その副産物として、初めてストーリーが判明する、というオマケが付いて来たわけ。はっはっは、変な話しだー。

通しの途中、冷や汗が出て来て頭が痛くなってきた。やばい、低体温だ!これは、すでに34度台には突入しているであろう、よくない状態だ。語りを続けながら、一生懸命汗を拭いた。そして、レッグウォーマーやアームウォーマーをしっかりつけて、暖める。肩や首を動かしたり揉んだりする。すると、、、なんとか危機を脱出できた!頭痛が消えてきた!ああ、助かった。でも油断ならないな。久々に来た、さすがに今日は無理をしすぎたか。でもおかげで、倒れるかもしれない状態にどうやってなっていくのかが観察できた。

まず、頑張り過ぎてうんと疲れてしまう。kananagaは体力がないので、限界値の設定を誤ることがこれまで多かった。最近すごく気をつけていたが、今日はうっかり限界を超えてしまった。自分の精神的+身体的ストレスを見つけてあげることを怠ってしまっているんだな。そして、動き回って汗をかいていた。こういうとき、もし身体が弱っていなければ、そんなに急激には体温は下がらない。しかし、限界を超えて身体が弱っていたので、体温をキープすることができなくなってしまうのだ。そして、どんどん体温が下がる、そのせいで、肩こり、頭痛、冷や汗、めまい、吐き気が起きてくる。このときですら、見落としてしまうことがあるんだな。今日はギリギリのところで、自分の状態に気付いてあげることができた、やったあ!この時点で発見できなければ倒れるんだな。そこのポイントを発見できた。

実はkananaga、ある占いで、今回のめくるめく紙芝居の本番の日が、健康運要注意の日なのだ。だから、本当に気をつけようと思っている。今日は、健康に気をつける、という点までリハーサルできたので、とてもよかったよ。

さて、通し。面白いことが目白押しだったが、各パフォーマンス部分からいくつか抜粋。

(P1)開演前ヨガ準備体操
ああ、気持ちいい。お客さんも一緒にやりましょう~

(P2)(P16)ハニャマのハミューダ島の歌
この歌の歌詞は短くてすぐ覚えられるし、お客さんも一緒に歌いましょう。来れる方、覚えて来てください。
 北ゴメリャー 南ゴメリャーの 真ん中に ハニャマのハミューダ ×2
 やささー はいやー ×4

(P3)あざっちの歌
この歌が出来たのは、、2005年の秋だったね。「シューシュー、、、」のときは、両手を縦にして肘を曲げ伸ばして前に突き出しながらやります。最後はなめくじみたいに床に伏せよう。

(P4)地震の実演
思い思いの震度でやっているので、それがひじょーにおかしい。

(P5)幕間即興演奏1 (P9)幕間即興演奏2
音楽全般、かなりいい。身近なひとに記録映像を観せたりしても、「うーん、これは一体なんだろうな、すごくいいね、でも見た事ないっていうか、聞いたことないね、なんて言えばいいんだろう」的な話になる。なんとかこの謎を解き明かしたいんだよねー。もっとあちこちで公演するべきだし、文章にもしていくべきだ。。。

(P6)サメに襲われるシーン
通しのときは割とあっさりめだったので、通しの後の休憩中に宏実ちゃんが「ここはもっとこってりやってほしいなあ」と言ったら、サメ役のさとしくんがムキになって練習を始めた。その光景が、もう、メチャクチャ面白かったんだよねー。本番では、色々なひとを巻き込み、そーとーこってりやることになると思われる。

(P7)イカイカの歌
歌しかない。歌があるのに話題にのぼらないところが、通好みでしょう。

(P8)京阪電車パフォーマンス/京阪バスパフォーマンス
今回は、中島先生のソロだけでなく、ハセガワくんとのデュオも予定している。

(P10)キューちゃんの歌
この歌もすごい、歌詞の意味はわからないが、強烈な世界観。
 キューちゃんが 栗を食べ 栗は死んで お墓に埋められ
 100年後の ひとたちが 栗食べたキューちゃんを思う歌
 それ 栗食べて 墓建てて(キューちゃん)×4えらーい

(P11)一休み、温泉の実演
軍手か残帽(体操の帽子)を頭にのせて、温泉につかるパフォーマンス。今日疲れてたし、本気で温泉から出たくない気分になった。サウナとかも、新たにできた。

(P12)らいちゃんの歌
13回繰り返して手拍子します。

(P13)ハムスタータワーのパタパタダンス
今回は、あやちゃんと残くんから始まり、他のひとにも伝染すると思う。

(P14)芽を出すダンス
今日ぶっとんだよー、かずおくんのミラクルな動きが新発明!

(P15)ゴリラに変身
ここがこんなにパフォーマンスとして膨らむとは、全く予想だにしなかった。実に面白い。

と、いうわけで、皆様、他では決して見られないものが見られます。ぜひぜひ、目撃しにきてください!!
お待ちしてます!!!

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めくるめく紙芝居公演「ハニャマのハミューダ島物語」Remix

2009年5月30日(土)午後2時~ 
※ 開場は開演の30分前
※ 上演時間は、1時間程度
場所:東御坊(山科別院長福寺)本堂
(住所)京都市山科区竹鼻サイカシ町13-17
⇒アクセス:京阪・地下鉄・JR山科駅から徒歩10分
料金:投げ銭制

「ハニャマのハミューダ島物語」は、遠い昔の話で、現代のお話でもあります。現在にも未来にも過去にも存在している「ハニャマのハミューダ島」。あなたがいつか見た夢、いつも見る夢にでてくる「ハニャマのハミューダ島」。みんな行きたいと思っている。そしてみんなきっと、行ったことがある。急がなくてもいいんだよ、いつかきっと行けるから。

2007年4月に大好評と大混乱のうちに大団円で終了した伝説の「ハニャマのハミューダ島物語」が装いも新たに帰ってくる!小さかった「紙芝居」は巨大かつ長大な巻物型に生まれ変わり、長かった物語は短縮かつ濃縮されてパワーアップしました。
また、めくるめく紙芝居「山科シュー団」による数々のライブパフォーマンスも第2部で上演。ますます何が起こるか分からない、新しい舞台を体験してください。

ご注意とお願い:
今回の会場はお寺ですので、バリアフリーではありませんが、みなさまにお楽しみ頂ける環境づくりを心がけています。車椅子等をご利用の方は、可能な対応についてご案内させて頂きますので、事前にお電話・FAXまたはメールでお問合せください。

問合せ先
めくるめく紙芝居実行委員会(担当:いでがみ)
京都市中京区四条通室町西入ル上ル観音堂町466みやこ3階
Tel.090-6731-8598、FAX 075-231-8607、e-mail.idegami@arts-staff.net
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主にお外演奏部/精華授業7回目でHANA★JOSSをゲストに迎えてワヤン講座

2009-05-21 | 日記
今日の主にお外演奏部には、以前More Music in MorecambeのPeter Moserに作ってもらったワンマンバンドのセットを持っていった。これまでこれを使う機会をなかなか作れずにいたので、今こそ、ちゃんと始めるときだ、きっと。

ちなみにワンマンバンドとは、背中にドラムとシンバルのセットをしょったりして、ひとりでバンドみたいに演奏するひとたちのこと。イギリスだと、ワンマンバンドの大会とかもあるんだって。

以前ピートのワンマンバンドを見せてもらったらとっても素敵だったので、「いいなー、これ」と言ったら、作ってくれたのだ!ああ、そうだよ、これ、ちゃんと使えるようになりたいなあ。久しぶりに使ってみたら、だいぶあちこち壊れ気味だったりもしたので、ちゃんとメンテナンス&カスタマイズする必要があるな。でもとにかく始める事ができたよ。精華の食堂前を足踏みしてドンシャンドンシャン。演奏する姿がどうやら相当面白いのよ。跳ねるのも面白い。使いこなせるようになりたいなあ。

授業のあるひとは昼休みが終わるといなくなったり。で、また別のひとが来たり。途中、なやくんと2人になったときにやってた鍵ハモデュオとかも、面白かったなあ。

授業7回目では、HANA★JOSSをゲストに迎えてワヤン講座をやってもらった。

まず、ローフィが、ワヤンについて熱く語る。大量のワヤンを眺めながら、「これは王様で、、、これは神様で、、、着てるものがこれだから、、このキャラクターは声の高さがこのくらいで、、、」と、すごく詳しく説明していく。ワヤンの人形って、全部設定が細かく決まってるんだねえ。

それからワヤンの短編を上演。

そして、それぞれ気に入ったワヤンを選んで、それを元に、自分のワヤンを作ってみる。まずは厚紙の上にワヤンを置いて、鉛筆で縁取り。で、そのままがいいひとはそのまま、アレンジしたいひとはアレンジ。例えば、とよちゃんは、あたまにチョンマゲをつけて殿様ワヤンを作っていた。

小さい細かい穴まではとても開けていられない、時間が足りない。それでも結構それなりにというか、みんなかなりいいものができたよ。

自分たちで作った人形を使って、即興影絵芝居をやってみる。音楽も即興で。これが、思ったあたりを遥かに超えて面白い。学生たちが、みんな面白いんだなあ。

いやーいいね、なんていうか、ひじょーに楽しいし、且つ、可能性を感じるー。

今日の授業の様子の写真が、精華の洋画コースのブログにのっけてもらってあった。でも、HANA★JOSSが「タイの影絵チーム」になっている、はずれ、インドネシアです、と訂正を頼んだので、そのうち直してくれるんじゃないかな。

湯湯にDVDR渡しに

2009-05-19 | 日記
昨日の夜頑張って作業してできた英語字幕入り映像を、朝っぱらから次々DVDに焼いていく。今回必要分は4枚だけど、またそのうちプラス5~6枚必要になるので、全部焼いた。が、約半分が失敗してて結局5枚しか渡せず。でもまあいいや今回は足りるんだし。

で、湯湯に渡しにいった。湯湯は今回の旅をかなり急に(ひと月くらい前だったかな?)決めたので、ほんとにバッタバタだったみたい。お疲れさん~きっと、向こうに行ったら休めるよね。でも別プロジェクトのほうの営業もしないとだし、そんなには休めないのか。

まあとにかく、湯湯の今回の旅での体験が、ホホホとホタテの新作づくりに大きく影響することになる。果たして、ホタテばばあ&ホホホ美人の行方不明の妹(たぶんムール貝)とはどんな存在なのか、何故彼女は行方不明になったのかが、近日、明かされることになる、乞うご期待!!

ってことで、気をつけていってらっしゃーい、会いにいく皆さんによろしく~

英語字幕を入れる作業

2009-05-18 | 日記
今日になって、iMovieで英語字幕に差し替える方法がわかったー!突貫工事でホホホとホタテのシベリア鉄道作品制作旅行の様子の映像に英語字幕を入れる作業。ハードディスクの中身出さないと空き容量が足りずに新たに別名保存できなかったりとか、普段ちゃんとやってないことがしわ寄せてくる、どんどん焼かなきゃ、あーうー。今日中にやらなきゃー。

杉本博司「歴史の歴史」@国立国際美術館

2009-05-17 | 日記
明け方までに終わらせたよ、ホホホとホタテの翻訳!ルーシーと本間さんが手伝ってくれたあとは、日本語字幕をとりあえず自動翻訳にかけてみてから変なところを直したり。日本語でしゃべって解説してるから意味がわかるシーンとかに関しては新たに説明を入れないと全くわけがわからなかったりするので、追加したり。スペルミスとか、sのつけ忘れとか過去形にするの忘れたりとか、きっといっぱいしてるんだろうな。でもまあいいや、あの旅で出会ったひとたちは、kananagaの英語力を理解してくれていると思うから。

湯湯がヨーロッパに出発するのが20日で、19日には実家に移動するというので、それまでには渡さないといけない。iMovieのキャプションの入れ方を忘れちゃってそこにてこずっているので、英語字幕入りDVD作りが間に合うかどうかは定かではないが、とりあえず日本語版DVDを渡して「こういうことが書いてあるよー」という風に英訳を渡すことはできる。

で、まあ、翻訳がなんとか出来たし、美術館に出かけることにする。今日は確か、国際博物館が無料の日だし、せっかくだし、大阪へ。杉本博司「歴史の歴史」@国立国際美術館へ。

宣伝文をコピペ
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ニューヨークと東京を拠点にしながら、写真表現の第一線で活躍中の杉本博司(1948年生まれ)。本展覧会では、この日本を代表するアーティストが集めた収集品と制作した写真作品を、共に展覧して、杉本博司その人に総合的に迫ります。

「歴史の歴史」と呼ばれる杉本博司の個展は、2003年に東京で初めて開催され、その後、北米4都市を巡回してきました。そしてこのたび、かつてない規模となって日本に帰ってきました。
今回の大阪での展覧会では、緩やかに湾曲した40m以上の壁面を代表作《海景》が飾るとともに、薄暗い900m²もの展示室に放電現象を記録したライト・ボックス式の新作《放電場》が林立します。いずれも建物としての当館の個性を活かした壮大な展示です。

人類誕生以前の自然界の復元模型を写した《ジオラマ》も、代表的シリーズですが、本展覧会では本物の化石や石器と共に展示されます。当館所蔵の《観念の形》シリーズと《建築》シリーズも数点出品されますが、《観念の形》は、新たに作製されたアルミニウム製の模型と並べて展示されます。

杉本博司の収集活動の始まりにして、収集品の中心をなすのは、日本の伝統美術工芸品です。アートとは精神を物質化する技術と考える杉本博司は、古美術に技術を学び、写真制作に活かしてきました。近年は、18世紀の解剖書や、20世紀の偉人の肖像や、月探査をめぐる珍品や隕石など、美術工芸品ではない近現代のモノが多数収集されています。それらは杉本博司のこれまで知られていなかった側面を垣間見させてくれるでしょう。

他方、本展覧会の開催を契機に刊行される図録は、印刷物による「歴史の歴史」であり、展覧会を補う性格を持ちつつも、独自に完結した世界を形成しています。そこでは杉本博司自身が収集品の解説文を書き、図版用写真を撮影しています。

杉本博司が全面的に現在の自己を表現した本展覧会は、この希有なアーティストの芸術観・歴史観・世界観に触れるまたとない機会となるに違いありません。
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とってもよかった。みなさん、おでかけになることをおすすめします。6月7日までね。

この、杉本さんがコツコツと収集したもの自体、すごくセンスがいい。で、例えば、仏画とか能面とか、このひと自身が展示もしているわけで、その展示の仕方がすごくかっこいい。古いものと新しいものを組み合わせたりとかね。仏像のライトアップにこだわりがあって、彫刻のよさがぐっと引き出されてたりとかね。

こういう、作者がとーっくに亡くなっているような歴史の古いものが展示されるときって、大概は展示のされかたが味気ないものだ。蛍光灯の下で、ただ均等に並べられているだけ、とか。よく考えたら、それって作品がちょっとかわいそうだな。こういう風に、「ちゃんと」「偏る」のって、いい。

このひとの写真の作品もよかったし、本人が作るものと収集するものの共通点なんかも感じられて、そういうところも面白い。

で、なんか、この展示見てると、なんていうんだろう。色々な時代の色々なニュアンスが、ほっといても網羅されてしまうところがある。それは、kananagaにとってはすごくいいなあと思えることだ。kananagaは、色々やってもいい、色々あってもいい、そのほうが、居心地がいいんだ。でも、何かひとつだけのテーマにしぼって、ずーっとそれだけをやり続けているアーティストとかには、ひょっとして居心地が悪いのかもしれないとも思える。どうなんだろう。

とにかくワクワクした。なので、すっごく高かったが、カタログ購入、6500円。会期終了後だと8000円とかするんじゃなかったかな。なんで高いのかというと写真家であるご本人が撮っているからっていうのが大きいわけで、どうりで写真がいいと思ったよ。通常、展覧会のカタログって、写真がイマイチ現物のよさを捉えられてなかったり、単純に色が悪かったりとかすることも多いが、安いし気軽に買えたりする。でもこの展覧会の図録は、全然コンセプトが違うんだな。

さて、お腹ペッコペコ、何か食べよう。kananagaは実は、関西結構長いというのに、串カツ屋さんに入ったことがなかった。なぜなら、ゆるめのベジタリアンであるkananagaにとっては、「カツ」しかないような印象のそこは、対象外だったのだ。でも実は、野菜もいっぱいあるんだね、ということを教わり、初めての串カツ屋さんへ。うーん、おいしいし、面白いなあ、串カツ屋さんって。

めくるめく紙芝居@大会議室

2009-05-16 | 日記
始まる時間を勘違いしていた。2時からだと全く疑いもせず行ったら、今日は5時からだった。何回か時間変更したから、情報が錯綜していたのだった。同じく早く来ちゃったルーシー、ほんまさん、中島くんと一緒にロビーで過ごす。めくるめくのこれまでの映像をちょっと観たり。今日たまたまパソコン持って来ててよかったなあ、時間が潰せる。それから、kananagaの仕事を手伝ってもらっちゃった。グランマホタテ&ホホホビューティーのシベリア鉄道の映像約50分ぶんのキャプションの英訳が、3分の1くらい終わった。現役同志社大生と龍大卒に手伝ってもらったので、前半だけ妙にしっかりした英語になっているかもしれない。中島くんはヘルパーさんとの待ち合わせがあったので、5時少し前に一度帰っていった。またあとでねー。

今日の参加者は、ほんまさん、よしくん、えっちゃん、小暮さん、残くん、藤田さん、あやのさん、カスミン、ルーシー、ハセガワくん、ケーシー、あやちゃん、ちょっと遅れて、さとしくん、伊藤くん、中島くん、かずおくん、近藤さん、だいぶ遅れて、キャサリン、よっしー、と、kananaga

段取り確認。巻物を進めながらkananagaが語りをし、みんなでパフォーマンスの確認。

小暮さんは今日も安田兄弟にどつかれている、仲良しだなあ。

カスミンが、「セクシーチキンヘンリエッタ」のおもちゃ楽器を首からさげて、ビデオ撮影をしながら「クエ~~~」と鳴らすのが絶妙だ。

ケーシーは今日初めて来たのになじんでいるなあ。

ハセガワくんは、今日は体育の笛がお気に入り。いいタイミングで鳴らすなあ。彼はほんとに、いいミュージシャンだなあ。

今日のサメのシーンは、よしくんがサメに襲われる役、さとしくんがサメの役、残くんがサメから助ける役。新しい展開でいい感じ。伊藤監督からは一発で丸がもらえた。すると次の瞬間、新しい「現場」が始まった。残くんがさとしくんのサメに食われてグッタリしていて、それをよしくんが心臓マッサージ。残くんが蘇生後、同じくグッタリしていたサメのさとしくんにも心臓マッサージ。うーん、あたらしい展開だ。伊藤監督は「100点満点」をくれた。すごい、伊藤監督からダメだしがないなんて、めったにないことだ。と思ったら、さとしくんがサメ蘇生の際に少し頭を打ってしまい、そこにちょっとケチがついた。本番は、100点で行きたいね。

電車のシーンでは、中島くんの車掌さんの物真似に、ハセガワくんが笛で加わり、伊藤くんはいつものように手旗信号。物真似が京阪バスに移ったときに事件は起こった。ハセガワくんが、物真似に重なったのだ!すっごい面白いじゃん!なのでこれを採用しようかと。

ハムスタータワーのパタパタダンスは色っぽいなあ。残くんがそもそも色っぽいんだよね。残くんとあやちゃんのデュオから始まり、他のメンバーやお客さんにも伝染することがあるかもしれない。

語りの最中や合間の音楽も、いい感じだよ。みなさん、本番もこの調子で行きましょう。

休憩中に「現場」が起きて、さとしくんが呼びにきた。大会議室を出た廊下のところで倒れ込んでいるよしくん。蘇生するための約束事である心臓マッサージをするために若い女性(学生)を呼んで待っている間に、すぐそばを子どもが通りかかって、かなりびっくりしている。「あ、これ遊んでるだけなので、大丈夫ですから~」と、前回に引き続きまた説明。よしくん、廊下ではやめようよ、演技がうますぎるから、見た人がマジにとってしまうよー。蘇生のあとはそのままなしくずしに「甘えん坊」へ。それにしても最近、「現場」と「甘えん坊」がセットになっている。うまいことやってるな、よしくん。

そうこうしてるうち、なんとなく、残りの時間は「放置」でいいかな、という感じになってきた。だって、かなり面白いことが起きているから、統制をとってしまうのがもったいないもの。

残くんとかずおくんのデュオがみたいなあと思って、2人にお願いしたら、即やってくれる。楽器を鳴らしながらの行進ダンスみたいな感じ。盛り上がるなあ。そこで中島くんに、2人のデュオダンスのためのギタレレ演奏をお願いすると、ずーっとやってくれる。すごいよ、この3人。でも更に何気に、後ろの方でルーシーがそれに合わせてコンサルティーナをフカフカ鳴らしていたりもする。踊りはだんだんヘナチョコニコニコクネクネ空手チックになってきた。更に、押して引いていないいないばあ、みたいなのになってきて、kananagaもカメラを置いて一緒にやってみる。うーん、楽しい。

べったり甘えてキャサリンのひざに居座るあやちゃん。のっかられてるキャサリンのほうも、あやちゃんから癒しエキスを吸って日々の何かから回復しているようで、健全な利害関係が成立している感じだ。大変穏やかな表情の2人は、ちょっと親子のように見える。すぐ後ろに立っていたハセガワくんが、お父さん役。

そうこうしてるうちに再びかずおくんと残くん、そして、伊藤くんや小暮さんも加わり、テンポ速めのフラダンス的な状態に突入。楽器を鳴らしつつ。その横にはギタレレ伴奏をしっかり継続する職人中島くんが。そして、コンサルティーナを鳴らし続けるルーシーが。小暮さんと伊藤くんと残くんは肩を組んで揺れ始めた。2次会か。かずおくんの横にkananagaも参加。

さとしくんに「うるさいー!(近所迷惑だ)」と言われたので(うるさいとか言わなくてもいいじゃんだし、別に大丈夫だと思うけどな、一番響くのは実はジャンベだよー、と思いつつも)、楽器を置いてダンスのみに変えてみる。充分っていうか、むしろ面白いわ、音がない状態でこの動きって。そのうちぴょんぴょん跳ね始める。すごい運動量。

それにしても、みんなが勝手に鳴らしている音楽が、そーとー面白いんだ。何がどうなってるのかよくわからないんだけど、すごくいい音楽なんだ。なんなんだろうなあ、誰か解説してほしい、kananagaが納得できる解説を、ほかのひともマネできるための解説を。

ダンスは、かずおくんのぷくりと出たお腹にフォーカスするように変化した。kananagaが楽器で思わずかずおくんのお腹を押す。押してみたらすごくやわらかかったので、今度は手で「出てますな~」という気持ちを込めてポンポンと押してみた。するとかずおくんは、なんとお腹を引っ込めた。ああ、きっと、普段家族や仲間に「出てる」って言われて、で、引っ込めてみたりしてるんだろうなあ。ダンスの一部として、かずおくんのお腹を触ると、お腹引っ込めるー、次は脱力でダラーン、また引っ込めるーという動きになっていった。そうこうしてるうち、かずおくんは、ものすごい大笑いを始めた。ああもう、楽しいこと楽しいこと。

汗をだっくだくにかいたので、低体温を引き起こさないように即拭いた。でも今日は、なんか大丈夫そうな気がするな。

っていうか、やっぱ、「放置」に限るなあ。最近、本番が控えているせいもあり、割とそれなりに統制とってやってたもんねえ。統制もそれはそれでいいんだけど、場を作って「放置」するのでなければ出てこないものが、やはりある、のを、再確認。大事にしなきゃ、「放置」。