kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

エサレン

2008-09-30 | 日記
てるちゃんとこ行った。てるちゃんのエサレンマッサージkirariは、京都鞍馬口のスペースをたたみ、今度は滋賀の大津と、大阪の福島でやることになるそうだ。美容室うわのそらの奥で受ける最後のセッションだ。うー、リフレッシュ。

精華の学生たちと打ち上げ

2008-09-29 | 日記
上半期に授業を受けてくれていた精華の学生たちと、遅ればせながらの打ち上げ。しゃぶしゃぶ屋では、ライトなベジタリアンのkananagaは、野菜と魚介の食べ放題。みんな、、ではないな、飲まないひとはあまり飲まないけど、飲むひとはやたら飲むね。2次会は、学生のうちのひとりがバイトしてるカラオケ屋さんへ、有志で。みんな、歌、やけにうまい。

めくるめく紙芝居ワークショップ

2008-09-27 | 日記
10月18日の『楽陶祭』出演に向けて「京都プチ山うさぎ事件簿~宇宙行ってきたんじゃな~い、みんな楽しいんじゃな~い、めくるめくんじゃな~い」の30分バージョンを練習。

創作でなく練習なので、いつものダラダラとはまた違う空気を体験している我々。一体全体(出はけを入れて)30分におさまるんだろうか。とにかく、物語をkananagaが読めば、それだけでかなり短縮できるし、なんとかなるかな。

空手の師範就任20周年パーティー

2008-09-26 | 日記
kananagaは大学のとき空手部に在籍していた。その芸大空手部にうちの師範の椎名勝利先生が就任されてから20周年になるということで、空手部の新旧OBが集まって、東京芸大の大浦食堂を借り切ってのパーティー。お会いしたことのない先輩とか後輩とか、いっぱい。

ちなみに椎名勝利先生は、松濤館空手ではかなり有名人。30代前半頃は組手でがんがん、30代後半以降は形でがんがん、優勝とかしているひとだ。えらいひとに教わってたもんだ。

授業で音遊びやら歌作りやら/シンポジウムの打ち合わせ

2008-09-24 | 日記
今日の授業で紹介した音遊び。これじゃない⇒そつなく面白い。スイッチ⇒そつなく面白いし、破天荒にもいけるし、いつも通り鉄板。コッコッコケッケケー⇒意を決してにわとりに変化した瞬間は、どのひとであってもかなり見ごたえがある。にっこリズム⇒気をきかせないでくれたほうが変拍子になって、個人的には好き。じゃんけんレゲエ⇒うん、楽しい。いい運動になる。トラトラ・トラデタ・トラダー⇒事前の説明がだんだんうまくなってきてるkananaga。たいふぅ~ん⇒鉄板ですから、覚えましょう。

夕方、滋賀県社会福祉事業団の山之内洋さんと打ち合わせ。今年は厚生労働省と滋賀県との主催で「第8回全国障害者芸術・文化祭滋賀大会」が行われているそうで、その実行委員会事務局を滋賀県社会福祉事業団が担っておられるのだそうな。で、せっかくやるなら、でかいイベント一個やって予算使い切る、みたいな風にするのではなく、1年間通して、障害のある人たちの芸術・文化に関する様々な事業を行いたい、つまりはそうすることで、少しでもいい方向、面白い方向に、世界が動いてほしい、というような思いで、このひとたちは今年は滋賀のあちこちで色々なことを起こしているわけ。で、来年度を担う都道府県に、いい形でパスをしたい、と。とてもしっかり考えてて、熱くて且つ必要な分だけしたたかなひとだと思った。

で、今日の打ち合わせは、その事業のひとつとして行われるシンポジウムへの、シンポジスト参加の件だ。「障害のある人たちの表現活動について」をテーマとしてのシンポジウムで、コーディネーター(司会進行)は小暮宣雄さん(山之内さんにkananagaを推薦してくれたのも小暮さんだ)。他のシンポジストは、滋賀県内の作業所で長く造形活動に関わっている山田宗寛さんと、映像プロデューサーでありNHK新日曜美術館などで障害のある人たちの造形作品を映像を通して紹介したりしている代島治彦さん、とのことで、面白そうで仕方がない。もちろんお引き受け。kananagaは主に、「めくるめく紙芝居」のことを話すことになりそう。

清明神社に立ち寄った

2008-09-22 | 日記
たまたま清明神社の近くを通ったので立ち寄ってみた。なんか、今日はお祭りかな?屋台が出てるし、と思って。そしたら、どんぴしゃのお祭りもお祭り。

御湯立神楽というのがちょうどもうじき始まるところで、最前列に陣取りわけもわからずワクワク見ていた。なんだか、大きな釜が火にかけられていて、ぐらぐらと沸いているようだ。まずお巫女さんが屋内で生演奏とともに舞を舞う。いいね。あまり若いお巫女さんではないので、ちゃんとしたベテラン巫女でないとできない儀式なんだろうなと思う。

そのあと外に降りてきて、煮えた釜の中に塩と米をぱらりぱらりと入れ、お神酒を入れた。そしたら、笹の束を両手に持って、釜に入れ、それをなんと振り回したのだ!熱ぃ~~~!熱湯ぶっかかり~~!外国人も日本人も、カメラ構えてたひととか何人もいたのに、こんなんあり??塩も入ってて、カメラ大丈夫か?

あとでネットで調べたら、以下のように書いてあった。

「まず大釜に湯を沸かし、清めの御塩と供物の御米、御神酒を注ぎます。そして熱湯につけた笹を勢いよく左右に振って湯滴を飛ばし、この湯滴を浴びると邪気祓いや無病息災のご利益があることから、参列者は競って飛び散る湯滴を浴びます。

★観光のワンポイント!
湯立神楽の奉納の際、余り巫女さんの近くにいると熱湯がかかり、びしょぬれになるので気を付けてください。 見物はできれば鳥居側でなくお社側で。お社の方を向いてこの儀式を行うので鳥居側からだと巫女さんの背中しか見えませんのでご注意を。」

そのまま書いてあった。こんなん読んでなかったのに、陣取りのポジショニングもばっちりだ。んで、思い切りかぶったよ、熱湯。邪気祓いと無病息災、ありがとうございます!!

水戸芸術館でコンサート

2008-09-21 | 日記
今日は水戸芸術館でのコンサート。門仲天井ホールに引き続き、HAMMOND44お目見えのコンサートだね。

第1部はP-ブロッのコンサート。水戸芸術館の中村さんは、鍵盤ハーモニカを、例えば「子ども向け」とかいう風に見せたくなかったそうで、つまり、クラシックのコンサート、という感じで「ちゃんと」やりたいというか。その提案はすごく嬉しい。

まず吉森信の「それぞれの植木鉢」で始まった。ラヴェル「弦楽四重奏曲」~ストラヴィンスキー「春の祭典」~プロコフィエフ「ペーターと狼」~バルトーク「ヴァイオリン協奏曲」~メシアン「時の終わりのための四重奏曲」~ケージ「4部の弦楽四重奏」という風に、ミニ20世紀前半音楽史的演目。楽器の解説をはさみ、しばてつアレンジによる足踏み付きベートーヴェン「熱情」。特殊奏法の紹介をはさみ、コルトレーン「Giant Steps」、吉森信「でみこのテーマ」(kananagaによる歌と踊りつき)。マイヤーズ「ディア・ハンター」、モリコーネ「ニューシネマパラダイス」と映画音楽が続き、鈴木潤「雨ふりとさんぽ」+レゲエにのせたポップスメドレー(水戸のかの有名なおじいさんの曲も込み)。ここで第1部は終了。

第2部は、ワークショップで作った3曲。ワークショップでは、リーダー野村誠と、アシスタントとして今日のゲストでもある赤羽美希、正木恵子、渡邊達弘の3氏とで、何回かかけて参加者と一緒に曲を作ってきて、そのできあがった曲の練習の段階でP-ブロッが加わった。3曲ともお世辞抜きに、とっても素敵な仕上がりだ。ワークショップは基本的に2つのグループにわかれてやってきたそうだ。ひとつは鍵ハモ交響楽団で、いわゆる西洋音楽の手法にのっとってやりたいタイプのひと(大人も子どもも)、というか、つまり、鍵盤関係を習ってたりしてて、より習ってきている「音楽」らしいことで曲を作って演奏したいひとたち。鍵ハモ・ビックバンドは、楽器を習ったりはしてないけど音楽が好きだったり、とにかく楽しい、面白いことが優先というか、いわゆる西洋音楽というより自分たちで方法も作っていくというか。

鍵ハモ交響楽団の「トワイライト・セレナーデ」は、AメロとBメロからできてる曲。それぞれのメロディが情緒的でいい(Aメロはなんかピアソラっぽい)し、アレンジのかいもあって、2つだけのメロディだけからできているように感じない。逆を言うと、2つのメロディとかでも充分「満腹」になれる曲が作れるということだ。

鍵ハモ・ビッグバンドの2曲のうち「さんぽみゅーじっく」は、客席に貼ってある写真=楽譜を、3つのグループが移動しながら演奏する曲。最後は舞台上に貼ってある写真の前に集合して終わる。グループによって曲(写真)の解釈に結構差が出るのが面白い。鍵ハモ・ビッグバンドのもう一曲は、「げんしじん」で、「震源地」という、誰がリーダーだったのかを当てる遊びからタイトルや曲の内容も発想したらしい。これは、リーダーが座っているときは白鍵を短い音で演奏し、立ち上がったら黒鍵を伸ばして演奏する。それだけなんだけど、なかなか面白い。舞台の後ろにある客席2階席にみんなで並んで演奏。とても気持ちよかった。

最後に、「神戸のホケット」(野村誠作曲)をP-ブロッとゲストの3人の計8人で演奏。とっても心地よし。このホール、気持ちよいですー。

ああ、楽しいコンサートだった。水戸芸術館の中村晃さんをはじめ、スタッフのみなさん、ワークショップ参加者のみなさん、来てくれたお客さんたち、とっても、ありがとうございました!

そうそう、第1部が終わって第2部が始まる直前に舞台袖で、ワークショップメンバーの小学生の女の子に質問された。「なんであんなことして恥ずかしくないんですか?」と。字面だけ見ると、なんて失礼な(笑)。つまり、第1部でkananagaが「でみこの一生」のテーマソングを歌って踊って空手までやっていたのを見て思ったらしいんだけど、つまりは「どうやったらあんな風に、大勢のお客さんの前でも緊張とかぜずに堂々とパフォーマンスできるんですか?」と聞きたいのだな、と思った。これは、えーと、自己実現的なこととはまた別の、対、ひと(客)、となったときのことだな、と思ったので、こう答えた。「今日来てくれたお客さんに対して、私は大きく分けて2つのことをしなくてはいけないので、忙しくて緊張してる暇はありません。」ここで言う忙しいこととは。ひとつは、今日来てくれたことへの感謝、楽しんでもらいたい、という接待の気持ちだ。もうひとつは、お客さん全員、意地でものせてやる、食ってやる、とりこんでやる!という気持ちだ。

水戸でワークショップリハ

2008-09-20 | 日記
水戸芸術館入へ。明日がコンサートで、今日はワークショップに参加する。これまでP-ブロッリーダーの野村誠と、ゲスト出演してもらう赤羽美希・正木恵子・渡邊達弘3氏が、ワークショップで大人や子どもたちと一緒に作ってきた曲に、他のP-ブロッメンバーはここから加わることになる。

鍵ハモ交響楽団「トワイライト・セレナーデ」、鍵ハモ・ビッグバンド「さんぽみゅーじっく」、「げんしじん」の3曲。うおー、どの曲も面白いねえ~。「トワイライト・セレナーデ」では、バスを吹くのがとても気持ちいい!

ワークショップのあとは、8人編成の「神戸のホケット」を含め、ホールでリハ。

そのあとご飯へ。kananaga、この夜はちょっと情緒不安定になり、管を巻いてしまった。しかし、夜のうちに切り替え、明日にそなえる。切り替えは早いよ。

P-ブロッライブ@門仲天井ホール

2008-09-19 | 日記
P-ブロッライブ@門仲天井ホール。今回は、鈴木楽器から来月あたり新発売のHAMMOND44を使用しての、初めての演奏会だ、ワクワク!といっても、まだとにかく初お目見え、って状態なんだけど、でも嬉しくてしょうがない。

今日はP-ブロッ傑作選シリーズの第2弾ということで、P-ブロッの様々なタイプの小品を一挙に24曲演奏した。i-podのシャッフルのようにランダムに色んな曲が出てくる。

曲目は以下のような順序で。

1 ベートーヴェン「熱情」 (1807)
しばてつアレンジ、足踏み、手拍子つき。

2 野村誠「月から来た男」 (1992) 
オリヴィエ・メシアン(1908-1992)に捧げる曲。今年はメシアン生誕100周年。

3 吉森信「でみこのテーマ」 (2005) 
鍵ハモ・ミュージカル「でみこの一生」のテーマ曲。

4 バルトーク「ヴァイオリン協奏曲」(1938) 
しばてつアレンジ。1996年の結成の時に演奏して以来、12年ぶりに演奏。あっと言う間に終わる。

5 ダウランド「そのように速く流れるな、泉よ」(1600ごろ) 
平石博一編曲の楽譜を、10年前平石さんの引越を手伝った時に荷物の中から発掘した。ルネッサンスの美しい響き。

6 メシアン「時の終わりのための四重奏曲」(1941)
第2次世界大戦中の捕虜収容所で初演されたことでも有名な曲の第4楽章「間奏曲」をしばてつアレンジ。

7 鈴木潤「雨ふりとさんぽ」(2003) +レゲエでつづるサザエさんほか
ボブ・マーリーに捧げた曲。そして、レゲエにのせたポップスメドレー。

8 ダウランド「ところで愛よ、おまえの力で」(1600ごろ)
ダウランドをもう一曲。こちらも平石博一アレンジ。

9 ラヴェル「弦楽四重奏曲」(1903)
しばてつアレンジ。フランス印象派の代表的作曲家の美しきハーモニーを、CMサイズで楽しめる。

10 しばてつ「細雪」(1996)
1996年の結成の時に作曲された歴史的な曲。その後、改訂されているが、今回は改定前の初演バージョンで。

11 しばてつ「WB」(1996)
バルトークとベートーヴェンという二人のBが共存する曲。これも、後に改訂されてるが、96年初演のバージョンで。

12 ケージ「4部の弦楽四重奏」(1950)
「4分33秒」、プリペアドピアノなどでも知られるケージの弦楽四重奏の第4楽章「クアドリベ」のしばてつアレンジ。

13 ストラヴィンスキー「春の祭典」(1913) 
ロシアバレエ団のために作曲された有名なバレエ音楽より「若い女の踊り」をしばてつアレンジで。

14 コルトレーン「Giant Steps」(1959)
ジャズの名曲を吉森信アレンジで。2001年のP-ブロッジャズ特集で初演。

15 マイヤーズ「ディア・ハンター」(1978)
マイケル・チミノ監督の映画についたギター独奏の音楽「カヴァティーナ」を、野村誠がアレンジ。

16 吉森信「壁のむこう」(2005)
世田谷美術館での「P-ブロッ雑音楽の世界」で初演。鍵ハモのホースから空気のもれる雑音とともに楽しめる曲。

17 林加奈「いかにしてカレー」(1998) 
絵が楽譜の曲。今回は初演バージョンの楽譜を使用。

18 しばてつ「口占い」(1996) 
もともとは鍵ハモにディレイをかけて行ったエレクトリック音楽。P-ブロッ結成時に鍵ハモアンサンブルとして再構成。

19 パーカー「Klact Oveesed tene」(1947)
チャーリー・パーカーのジャズの名作を野村誠がアレンジ。

20 プロコフィエフ「ペーターと狼」(1936)
ソ連の作曲家の社会主義リアリズム期の作品。子どものための作品で、原曲はナレーター+オーケストラ。しばてつアレンジ。

21 P-ブロッ「2050年の農耕歌」(1999) 
P-ブロッ初のしょうぎ作曲作品。

22 磯たか子「南国で雨宿り」(1997)
かつてメンバーだった磯さんの曲。

23 モリコーネ「ニューシネマパラダイス」(1989)
映画音楽の巨匠モリコーネ作曲。野村誠アレンジ。

24 脇坂明史「6重奏曲」(1996)
アンビエントの作曲家wakiが96年にP-ブロッのために作曲した美しい曲。

P-ブロッの歴史を振り返るようなコンサートだ。楽しかった。

さくら苑

2008-09-17 | 日記
横浜の老人ホームのさくら苑へ。今日は、とにかく、「遠足行きたいよー」の曲だなあ。

樋上さんが言ったことをきっかけに、外でこの活動をやったことがなかったねえ、ってな感じの話になってきて、公園とかどこかへおでかけできないかなあって、苑長の桜井さんに聞いてみようということになった。そのとき樋上さんから出て来たセリフが、「桜井苑長、伏してお願い申し上げます」だ。装飾的で美しい言葉だなあ。

しばらく話を聞いてるうちに桜井さん、「あ、樋上さん、お出かけしたいんですね」という。最近、以前よりお出かけが減ってしまっているんだそうな。何故かというと、介護保険が始まってから、分刻みで職員のシフトをつくることを義務づけられたりしているので、遠足に行くとなるとその点数内でスタッフを確保できるかということが問題になってくるみたいで、気軽にお出かけとかができなくなってしまったらしい。あまり詳しくはわからないものの、あちこちでちらちらと聞くお話からのイメージでは、なんか、この介護保険のやり方って、たぶんうまくいってないんだろうな、と思う。

でも、「なんとか実現できるように考えてみます~」という嬉しいお返事をもらえたので、その後、

「桜井苑長、伏してお願い申し上げます、遠足行きたいよー、遠足行きたいよー、遠足行きたいよー、遠足行きたいよー」という素敵な歌ができた。

遠足は、山下公園あたりがいいね、ということになった。実現するとよいな。

けんはもよん♪ライブ

2008-09-16 | 日記
ソプラノ、アルト2本、バス鍵盤ハーモニカの4重奏とパンデイロでブラジル音楽を演奏するバンド「けんはもよん♪」ライブ@東京大塚エスペート・ブラジル。出演は、中浩美(鍵ハモ)岡野勇仁(鍵ハモ)林加奈(鍵ハモ)赤羽美希(鍵ハモ)飯島ゆかり(Per)。

最初に岡野くんとザウルスによる水田ズの演奏。それからけんはもよん♪のレパートリー色々や、「やこあゆごこころのたび」をけんはもよん♪の演奏で上演したり、「マザコン」や「テトテト」も歌ったり、と、すごく盛りだくさんな内容だった。今回は、kananagaも歌で参加させてもらった中浩美さん作曲の「ハモケンサンバ」CD発売記念ライヴでもあったので、ラストの曲は「ハモケンサンバ」を大々的に!

それにしても、岡野くんのコーディネートのおかげで、色々なことが色々な組み合わせでいつの間にか演目として行われていて、とってもいい経験になっているなあ、ありがとうです。

ここ一週間で鍵盤ハーモニカライブが3つ

2008-09-14 | 日記
日記の更新がひと月以上たまっているkananagaです。
いやー、元気なんですが、バタバタの大波はおさまりつつあるけど、しわ寄せが色々と。
9月中には、日記が追いつく予定です。

取り急ぎ、特に関東にお住まいの皆様へ、ぜひともお越しいただきたいライブのお知らせを3つほど。
(ちなみに、出没情報も、やっと更新しました~)

ぜひぜひ、どれか、と言わず、ぜーんぶ、お越しくださーい!お待ちしています~


2008年
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★9月16日(火)(東京)

けんはもよん♪ライブ

18時open 19時30分start

場所:東京大塚エスペート・ブラジル
http://espetobrasil.hp.infoseek.co.jp/

チャージ1500円

<けんはもよん♪> 

中浩美(鍵ハモ)岡野勇仁(鍵ハモ)林加奈(鍵ハモ)赤羽美希(鍵ハモ)飯島ゆかり(Per)

けんはもよん♪は、ソプラノ、アルト2本、バス鍵盤ハーモニカの4重奏とパンデイロでブラジル音楽を演奏するバンドです。
今回は、中浩美作曲の名曲「ハモケンサンバ」のマキシシングル発売記念ライヴであると同時に、林加奈作の紙芝居「やこあゆごこころのたび」をけんはもよん♪の演奏で上演するという盛りだくさんな内容になっています。
赤羽美希と林加奈のデュオユニット「でみるす」の演奏もあります。
ほのぼの楽しいライヴだと思いますので、よろしかったら是非ご来場ください。


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★9月19日(金)(東京)

19:30開演

鍵盤ハーモニカ オーケストラ P-ブロッ

@門仲天井ホールhttp://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/index.html
東京メトロ東西線 「門前仲町」駅 3番出口から徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅 6番出口から徒歩1分
東京都江東区門前仲町1-20-3東京建設自労会館8F(1Fはモスバーガー)

●予約・お問い合わせ
tel:03-3641-8275 fax:03-3820-8646
E-mail:acn94264@par.odn.ne.jp

結成10年を超える鍵盤ハーモニカアンサンブルの老舗"P-ブロッ" 久しぶりの門仲天井ホールでの定期演奏会♪

出演/Pブロッ(野村誠、鈴木潤、しばてつ、吉森信、林加奈)

料金/前売:大人¥2000 中学生以下¥1000 当日:それぞれ500円増

今回のP-ブロッは、P-ブロッ傑作選シリーズの第2弾!(第1弾は、2月の平石博一の全作品を一挙演奏)

曲目:
1 ベートーヴェンの「熱情」(しばてつアレンジで、足踏み、手拍子つきで、面白い)
2 野村誠「月から来た男」 (オリヴィエ・メシアンに捧げる曲)
3 吉森信「でみこのテーマ」 (鍵ハモ・ミュージカル「でみこの一生より」ミュージカル風)
4 バルトーク「ヴァイオリン協奏曲」 (しばてつアレンジ、超短い)
5 ダウランド「そのように速く流れるな、泉よ」 (ルネッサンスの美しい響きを4声のアンサンブルで)
6 メシアン「時の終わりのための四重奏曲」より (メシアン生誕100年を祝して、メシアンの代表作より)
7 鈴木潤「雨ふりとさんぽ」 (+レゲエでつづるサザエさんほか)
8 ダウランド 「ところで愛よ、おまえの力で」 (ダウランドをもう一曲)
9 ラヴェル 「弦楽四重奏曲」より (しばてつアレンジ、超短い)
10 しばてつ 「細雪」 (1996年の結成の時に作曲された歴史的な曲、クラスターがすごい)
11 しばてつ 「WB」 (バルトークとベートーヴェンという二人のBが共存する曲)
12 ケージ 「4部の弦楽四重奏」より (ケージの名作、変拍子でホケットで、素朴で美しい曲) 
13 ストラヴィンスキー 「春の祭典」より (これも、結成最初の演奏会のプログラムより)
14 コルトレーン 「Giant Steps」 (ジャズの傑作)
15 マイヤーズ 「ディアハンター」 (映画音楽の傑作)

休憩

16 吉森信 「壁のむこう」 (鍵ハモの歌口を半分はずして演奏する曲)
17 林加奈 「いかにしてカレー」 (絵が楽譜の曲)
18 しばてつ 「口占い」 (ミニマルミュージック)
19 パーカー 「Klact Oveesed tene」 (ジャズの名作をアレンジ)
20 プロコフィエフ 「ペーターと狼」 (有名なメロディーです)
21 P-ブロッ 「2050年の農耕歌」 (しょうぎ作曲)
22 磯たか子 「南国で雨宿り」 (かつてメンバーだった磯さんの曲)
23 モリコーネ 「ニューシネマパラダイス」 (映画音楽の傑作)
24 脇坂明史 「6重奏曲」 (アンビエントの作曲家wakiが96年にP-ブロッのために作曲した美しい曲)

皆さん、ぜひ、お誘い合わせの上、観に来てください。


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★9月21日(日)(茨城)

P-ブロッ 鍵盤ハーモニカ演奏会
14:00開演 (13:30開場)
@水戸芸術館コンサートホールATM

出演:P-ブロッ 野村 誠、鈴木 潤、林 加奈、しばてつ、吉森 信
ワークショップ『いいカモ、鍵ハモ!』参加者
赤羽 美希、正木 恵子、渡邉 達弘

プログラム
ワークショップ『いいカモ、鍵ハモ!』で作られた新曲
ベートーヴェン(しばてつ編曲):
ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57<熱情>から
ケージ(しばてつ編曲):クアドリベ
モリコーネ(野村誠編曲):
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽
野村 誠:神戸のホケット
アニメ『サザエさん』メドレー(P-ブロッ編曲)他

客席の皆さんにも、演奏に参加していただくステージがあります。
ぜひ鍵盤ハーモニカをご持参ください!!

主催:財団法人水戸市芸術振興財団

料金(全席自由):一般1,000円/小・中学生500円
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チケット発売:2008年 5月10日(土)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30~18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30~18:00、月曜休)
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-224-2861
・ATM速報受信のお客さまに限り、館日本語トップページ「ATM速報
受信のお客さま専用ご予約メニュー」からご予約いただけます。
(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)


(水戸芸術館のホームページに、P-ブロッのインタビュー記事あります。
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/tinyd1/index.php?id=11

プログラム:

第1部 P-ブロッの世界

1 吉森信 それぞれの植木鉢

5つの楽器が一つずつ加わってくる曲です。鍵ハモの音色の重なり、息づかいをお楽しみください。一番最後に登場するのが、バス鍵ハモです。

2 鍵ハモで聴く20世紀前半の音楽(しばてつ編曲)

ラヴェル 「弦楽四重奏曲」(1903)より
ストラヴィンスキー 「春の祭典」(1913)より
プロコフィエフ 「ピーターと狼」(1936)より
バルトーク 「ヴァイオリン協奏曲第2番」(1938)より
メシアン 「時の終わりのための四重奏曲」より(1941)より
ケージ 「4部の弦楽四重奏曲」(1950)より

20世紀前半の西洋音楽史を、約10分で体験するコーナー。

ラヴェルの色彩的なハーモニー、ストラヴィンスキーの土俗的なリズム、プロコフィエフの親しみやすいメロディー、バルトークのマジャール民謡風メロディー、メシアン独特の旋法とリズム、ケージの複数声部に受け渡されるホケット。いずれも一部抜粋。

3 鍵ハモで聴くクラシック(しばてつ編曲)

ベートーヴェン ピアノソナタ「熱情」より

ベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」を、足拍子や手拍子も加えて、短調が長調になったりしながら、鍵ハモでやってみると、こうなります。

4 鍵ハモで聴くジャズ(吉森信編曲)

ジョン・コルトレーン 「Giant Steps」
吉森信 「でみこのテーマ」

コルトレーンの傑作と、P-ブロッオリジナルの鍵ハモ・ミュージカル「でみこの一生」より抜粋でメインテーマ。

5 鍵ハモで聴く映画音楽(野村誠編曲)

スタンリー・マイヤーズ 「ディアハンター」
エンニオ・モリコーネ 「ニューシネマパラダイス」

映画音楽の名曲を2曲。いずれも鍵ハモの響きに適するアレンジをしてみました。美しい響きをお楽しみください。

6 鍵ハモで聴くレゲエ(鈴木潤編曲)

鈴木潤 「雨ふりとさんぽ」
P-ブロッ編 レゲエリズムによるメドレー

レゲエのリズムにのせて、「笑点」、「サザエさん」、「水戸黄門」などテレビでお馴染みの曲をお楽しみください。

休憩

第2部 鍵ハモ大合奏

1 ワークショップの新曲発表

ワークショップで作った新曲です。鍵ハモ・ビッグバンドは、一切五線を使わずに作曲。一方、鍵ハモ交響楽団は、五線譜を使って作曲。全く違った二つの世界が現れます。どうなるか、お楽しみに。

2 林加奈 「犬が行く」

観客の人も参加して、鍵ハモで犬の鳴き声などをやってみましょう。

3 野村誠 「神戸のホケット」

鍵ハモ8重奏曲で、P-ブロッ結成時から演奏してきた曲です。同じテーマが形を少しずつ変えながら、何度も何度も、いろんなパートで演奏されます。
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アートキッズで紙芝居作りWS/P-ブロッリハ

2008-09-13 | 日記
新井陽子さんがいつも仕切っている、区立桃井第四小学校でのワークショップで、紙芝居ワークショップ。西荻まちメディアというプロジェクトのうちのひとつで、アートキッズという土曜に小学生たち対象に行われているものだ。今月と来月の2回で。

さて、子どもたちは、都会の子だなあ。基本的にみんな面白がりなんだと思うんだけど、都会であればあるほど、シンプルに楽しむということの前に、自ら高い壁をたちはだからせてしまっている感じは、する。なんだろう、都会のほうが、そういうストレスをしょい易い気がするんだな。それは、恥ずかしい、とか、自分からこれやりたいと言うと格好悪い気がする、とか、そういったものだ。日常的に与えられすぎているような感じもした。要求しなくても何でも大概手に入る、だから、得たときの喜びがぼやけてしまってくるし、自分の欲求がわからなくなってくる。だから、例えば「自由にやって」と言われると固まってしまったりする。しかし結局、日常的に充分表現を出し切っていないと思うので、「不満」的なニュアンスをまとって爆発したりもする。

とはいえ、根はやっぱり素直である。面白い絵がいっぱいできたよー。それで即興でお話を作ると、やっぱり食いつきがいい、みんなかなりかぶりつきで見ながら、あれこれ意見を言ってくれる。でも数人の子は、後ろのマットレスに座っておしゃべりをしている。kananagaは、そこにいたいようにいられたり、出て行くことも自由にできる感じが好きなので、おしゃべり自体は別にいいんだけど、このときは即興でお話を作る、というかなり集中力のいることをやっていたので、全然関係ないおしゃべりの音量がある程度を越してしまうと、はっきりいって、耳がそっちにいってしまい、集中できなくなるのだ。そこは、同じ部屋にいるものとして、はっきりやめてくれ、と言った。以前、サウンドスケープなど音響関係の学問が専門の猫松くんが、ある授業で同じことを言っていたなあ。彼は耳がよすぎて、ちょっとしたおしゃべりも全部入ってきてしまうのだ。だから、おしゃべり自体を、叱る、という感じではなく、困る、から、やめてくれ、と打診することになる。

さて、続きは来月。

夜はP-ブロッのリハ。