kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

音遊びの会の打ち合わせ

2007-06-29 | 日記
音遊びの会に今度久々に行くので、その打ち合わせ。音遊びの会は、沼田りいさん率いる第2期エイブルアート・オンステージ参加団体として開始し、kananagaも関わらせてもらってて、2006年3月5日に「音の海」に出演した。障害児とその親とミュージシャンが即興表現を中心とした音楽などをする会だ。この4月から「音遊びの会」は、保護者主導の体制をとることになり、更に発展して行こうとしている。保護者リーダー格のまりこさんと、まりこさんと一緒に音遊びの会のことを研究している高野さん(初顔)と、京都駅あたりでごはんやお茶しながら、だらだらと打ち合わせる。

ああ、kananaga、しゃべりすぎたなあー。しゃべると、色々落ち込むんだよなー、しゃべらなきゃいいのにー。でも、そんなkananagaでも、暖かく包んでくださる、お二人なのだった。

kananagaは、いいわけとかうんちくとかするひまがあったら、行動すべし。

なんにせよ、メンバーのみんなと久々に一緒に音楽できるのが、楽しみ!

それにしても、kananagaは、体温調節が下手である。冷房、だるいー。かといって、暑くても、だるいー。ものすごい汗かき。でも汗かいても、すぐ着替えられる状況ならよいんだけど、だいたいは、かきっぱなしで服がびっしょりになって、それで冷えて身体を壊す。かといって、冷房は冷房で冷えて、身体壊す。寝てても、暑くて目を覚ましてしまう。繊細、身体、弱い。

対策その1:でかけるときは、着替えとタオルをたくさん持っていく。でも、なかなか着替えられないことも多い。せまくて暑い場所で着替えると、着替えたばかりの服がびっしょびしょになる。大体、荷物が多いよ。

対策その2:冷えすぎないドライでもかけとく?そううまくもいかないのだ。寒すぎたり、調節、むずかしい。

対策その3:京都があんまり暑いので、6月からもう袖の無いものを着ている。で、7、8月は、一体どうするつもりなんだ?しかも、腕が太いなー(腕だけじゃあないか)。


ゴンちゃんのmixiの日記をまとめてよんだら、嬉しいことが書いてあったり、うんうんなるほどと思うことが書いてあったり。

「かなちゃんのはあれはつまり、「林加奈」というジャンルなんだろうなあ。ポップス、クラシック、「林加奈」。ミッキーマウス、ドラえもん、「林加奈」みたいな。」

「なにかをお願いするにあたって持っていてほしいのは『ビジョン』か『覚悟』。」

「一人の老人が亡くなることは図書館がひとつなくなることと同じ、という誰かの言葉。なるほどです。」

「なんでもやってみるもんだ。
(毎度おなじみ決め台詞) 」

など。

リハ・ホホホ美人とエビフライくん

2007-06-28 | 日記
ホホホ美人とエビフライくんのリハをしに、ひろみちゃん家へ。衣装の相談も色々。ゆりちゃんの頭は花だらけ、超かわいい。ひろみちゃんの聖人、やばい、本気すぎる。。。ゆゆちゃんとkananagaは、以前より手があいた分、しっかりパフォーマンスに専念だ!いや、音楽もだ!

ぜひぜひ、お越しくださいませ。

↓   ↓   ↓

坪井湯湯展 布絵
2007年7月1日(日)~14日(土)12:00~20:00(最終日~17:00/月曜休廊)

オープニングイベント 7月1日(日)19:00頃~

絶叫紙芝居師・林加奈と、別に紙芝居師ではない坪井湯湯による紙芝居、あります。その紙芝居の中には、HANA★JOSSの佐々木宏実、マルガサリの西田有里の、ガムラン演奏なんかも、あります。

大阪・北浜 月眠ギャラリーhttp://www.getsumin.com/
〒540-0031 大阪市中央区北浜東5-3 植田ビル1F
tel&fax 06-6947-3611


夜は、野村誠とザウルスと一緒に、お好み焼きの「ふくい」へ。お好み焼き屋さんだけど、ここにきて一番楽しみなのは、焼きそば。大概のやきそばって、キャベツとか肉とか海鮮とかを先に炒めて、それから麺を入れると思うんだけど、ここは、麺が先。で、ちゃんと焼きめをつける、これが、うまい。それから、キャベツの量がとんでもない(写真参照)。今日は、思い切って3人前を注文。目の前で、キャベツの大スペクタクルが起こる。何回見ても、わーお。。。

児童学科の歌

2007-06-27 | 日記
ザウルスと一緒に、京女の、深見さんの授業へゲスト出演。3回生30人弱。半分くらいは、去年kananagaの授業をとってた2組のひとたちで、もうよく知った間柄。半分くらいの1組のひとたちにとっては、きっと我々2人はかなり不審者であっただろう。。。

お昼の1時からの授業で、暑さと太陽に弱いkananagaは、到着したときからへこたれていた。すると、2組のみんなに「kananagaちゃん、めっちゃ、テンション低っ!」と驚かれる。いや、別に、いつも、そんなに高くしてないよー。

今日は、児童学科の歌を作りたい、とのことだった。せっかくザウルスがいるので、ザウルスを中心にやってもらう。みんなから、歌詞のヒントになる言葉を聞き出してホワイトボードに書いていく。眺めてるうちに、メロディーをつくっていく。イントロとエンディングが組み合わさったような曲になった。

「児童学科はイダイダ」

そうなんだ どうなんだ なんなんだ ×4

けっきょく なんなん 児童学科やん
ゆうてたやん 知ってるやん
だから もう いったい なんなんにょー

みんな   
子ども大好き 子ども大好き 子ども大好き 
子どものために なんでも作って 自分で遊ぶ 
フランネル 手作り絵本 竹とんぼ

保健や心理も 一生懸命
アタッチメント バビンスキーに モロー反射

お昼ごはんは 錦華よりも A地下よりも
うちらはやっぱり E地下

(間奏16小節ののち、転調)

自然に帰れ 童心に帰れ 大志を抱け 児童学科はイダイダ ×2

子ども大好き 子ども大好き 子ども大好き 児童学科はイダイダ

みんな仲良し みんな仲良し みんな仲良し 
児童学科はイダイダ、イダイダイダイダ、、、、(Fade out)

(後奏)

これ、なかなかいい曲だなー!みんなして、すごい勢いでめちゃめちゃ楽しんで歌ったのだった。後輩にも歌いついでもらえるようにしたいねえ。


午後は、家の中のダニを一掃すべく、汗だくだくになりながら、洗濯に掃除にワックスがけ(ユーカリによる防虫効果のあるワックスを、床にも畳にも)。今、家の中が偏ってる。だいぶきれいになった部屋と、メチャクチャな部屋の、落差がすごい。でも、だんだん、少しずつでも、片付いてくるの嬉しいなあ~!


夜は、深見さんと、ザウルスと、何人かの学生のみんなと、飲み会。ひじょーに楽しかった!!みんな、すごくさりげない気遣いをいっぱいしててくれてるなあ、と思った。このひとたち、そういうことが自然にできる、やさしいひとたちだ。

ホホホ美人とエビフライくん、の、リハ

2007-06-26 | 日記
もうじき、ゆゆちゃんの個展のオープニングで紙芝居「ホホホ美人とエビフライくん」を上演するので、そのリハのため、佐々木宏実ちゃん家へ。この作品は、5月27日「マンディ・サマサマ」@神戸CAP HOUSEのためにゆゆちゃんとkananagaで作った作品で、当日は、佐々木宏実ちゃんと、ローフィットにも音楽で加わってもらった。今回はローフィが他の仕事で無理なんだけど、マルガサリの西田有里ちゃんに加わってもらっての、新体制となった。ゆりちゃんには、ナレーションと伴奏をお願いすることにした。ゆりちゃんのナレーション、いい感じ。なので、ゆゆちゃんがホホホ美人に専念、kananagaがエビフライくんに専念する。宏実ちゃんに、聖人をお願いすることにしたんだけど、なんと宏実ちゃん、頼まれる前から、家で聖人の練習をしていたらしい。で、それがすごく変なので、ローフィに怪しまれていたらしい。宏実ちゃんのはじけ方は、なんか、尋常じゃない。かなり類を見ない感じで、おかしくてしょうがない。このひと、これ、本当に、ほんとうに、楽しんでるよ!!セリフは、決まっている。音楽は、いくつか決定してるとこ以外は、4人が、即興的に入れていく。

「ホホホ美人とエビフライくん」の再演、初演にしびれた方も、見そびれた方も、ぜひ、お越しください!

坪井湯湯展 布絵
2007年7月1日(日)~14日(土)12:00~20:00(最終日~17:00/月曜休廊)

オープニングイベント 7月1日(日)19:00頃~

絶叫紙芝居師・林加奈と、別に紙芝居師ではない坪井湯湯による紙芝居、あります。その紙芝居の中には、HANA★JOSSの佐々木宏実、マルガサリの西田有里の、ガムラン演奏なんかも、あります。

大阪・北浜 月眠ギャラリーhttp://www.getsumin.com/
〒540-0031 大阪市中央区北浜東5-3 植田ビル1F
tel&fax 06-6947-3611

マルガサリで桃太郎リハ

2007-06-25 | 日記
なんか、ずーっとバタバタしてて、家の中がメチャメチャ。当然、掃除も長いことできてなかったので、あちこち、たぶんダニにくわれて、かゆい、かゆい。というわけで、大掃除。すごい量のほこりをかき集めた。すごく、やったけど、でも、まだまだやることがあるぞー、掃除ー。

夜、マルガサリとの、桃太郎のリハへ。8月に、ガムラン楽舞劇「桃太郎」全幕上演があります。見逃している方々、ぜひお越しください!

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インドネシアの楽器ガムランを媒体として音楽、ダンス、演劇が溶けあう
マルガサリ版『桃太郎』全五場
一心寺シアター倶楽「平日愛の劇場」参加公演

2007年 8月21日(火)~22日(水)
19:00開演(18:30開場)
一心寺シアター倶楽(大阪市)
(一般前売券 3,000円 / 学生前売券 2,000円)

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で、リハへ行った。雉役が新しいひとになるので、まずは雉の曲から作りましょう、ということに。雉のひとは、尾崎クンといって、かなり強烈なキャラクターの持ち主。ショーの仕事をしているらしくて、ダンスがショーですごい!音楽ジャンルとしては、本人から、ハウスがいい、との希望が出たので、野村誠の指示を中心に尾崎クンの希望を聞きながら、作っていく。しかし、マルガサリのひとたちは、テンポがかわったり揺らしたりする演奏が得意なので、最初全然ハウスっぽくならない!でも、えんえんやってたら、ちょっとはよくなった。kananagaはデムンをタイトに叩くことに挑戦。うーん、よく響く楽器なので、消音をいかにタイトにできるかが鍵だなあ、腕、しんどい。。同時に、「つくちーつくちー」とか言いながら、やろう、ということになるものの、うわー、全然言いながら叩けない!そっちは半ばあきらめて「おーぴーおーぴーおぴおーぴーおーぴー」という歌詞を歌いながら、は、できた。でも、クールにタイトに機械的に、は、この楽器ではことさらに難しい。

そのあと、話し合いの場に。去年の夏に初めての全幕上演をした「桃太郎」。そのときは、3時間半もかかったのだった。といっても、あまり長く感じない、という意見・感想が大体ではあったが。で、今年は、会場などもろもろの都合で、2時間以内におさめないと無理、という状況になっているらしい。3時間半だったものを、2時間で、2公演。こりゃ、縮めるの、大変だー!とはいえ、2時間に集約され、より研ぎ澄まされた「桃太郎」を、kananagaも観てみたい。

関西ケンハモナイト

2007-06-24 | 日記
今日はケンハモナイトの本番だー!

朝、Altoメロディオンの調律があまりに狂っていたので、本番で他の鍵ハモを使おうかと思ったら、音色がよくない、今日やる曲に合わない!ので、急遽、調律することにした。自分で調律するの久しぶりだなー。鍵ハモの調律は、音をその場で確認しながらできないので、なかなか面倒くさい。チューナーで狂いを調べて書き出しておいて、ねじをあけて、リードを押し込んでしまわないようになんかカードでもはさんで、勘でリードを、ヤスリでけずる。で、また、ねじをしめて音を確認する、という、面倒くさい工程なので、勘がさえてて一発で許容範囲にもっていけると、それが一番いい。と思ったら、一発で全部(リード10枚くらいだったかな?)許容範囲に入ったのだった!kananaga、すごいじゃん!

京都丸太町のetwへ。今回は、恐らくケンハモナイト史上初、だと思うんだけど、出演者全員が鍵ハモを演奏したのだ!電子楽器やおもちゃ楽器と併用したり、人形が飛び出したり、語りが入ったり、と、オプションはあるけど、でも、全員鍵ハモ、わーお、すごいなー。ところで、ケンハモナイトとは、「素晴らしき鍵盤ハーモニカの世界」というサイトを運営している坂元一孝さんが発起人で、鍵ハモが入ったバンドばかりを集めたライブイベントだ。東京での開催からはじまって、ほかのエリアでもどんどん開催されてきている。今日のレポートも、近々(kananagaがレポート提出でき次第)「素晴らしき鍵盤ハーモニカの世界」サイトにアップされることとなる。ちなみに、kananagaは今回、以前ケンハモナイトで知り合ったUoo Mooの鍵ハモ奏者、夏秋文彦さんより、関西ケンハモナイトの仕切りをまかされた(前回の関西ケンハモナイトは、東京在住の夏秋さんが、仕切ってくれた)。うわー、どうしよう~、とか思ったが、エプフェルのチコさんやムートンにちょうどその頃出会って、いっぱい教えてもらったり助けてもらいながら、なんとか開催にこぎつけたのだった!

etwの空間は、音がよく響く、気持ちいい。今日は、リナさんに、「くまのオッタマ」の絵をいくつか、壁に展示してもらった。ライブのときに展示があるのって、すごくいいんだよねー。

1番目が、エプフェル。ボタン式メロディカのみの四重奏。メンバーは、やまなかのぶこ、ムートン、すずきちひろ、と、kananaga。あの、ホーナーのボタン式メロディカのビジュアルに惚れたひとたちで結成したバンドなので、ビジュアルはがっつり重視。メロディカのボディは赤と緑で、ボタンが白と黒。なので、衣装も基本的に、その4色のどれかあたりで。椅子も、コーナンで買ったものを赤と緑に塗って。

とにかくエプフェルは、今回の関西ケンハモナイトに向けて結成されたので、今日が初ライブ。簡単な楽譜や決まりごとがあって、アドリブが色々、という曲が多い。1曲目、オープニングは「ファンファーレ」。ケンハモナイト始まり~!ってことで、kananaga以外の3人が順番に入っていって、ラッパのような音楽をし、kananagaが出演者の紹介なんかをする。最後にはクラッカーを鳴らして賑々しく。2曲目は「hikiniki」。ひきにくいフレーズから生まれたので(今はひきにくくないけど)このタイトル。「ハバネロ」は、のどかなループにのせて、なにかをカミングアウトすることになっている曲なので、kananagaのとっておき秘話を披露。カミングアウトというよりは、ネタである。。。アルボ・ペルトの「PARI INTERVALLO」は、ボタン式メロディカの音色の特性がいかされていた、ということで、なかなか評判よし。「ナイトハイク」では、ナイトハイクを楽しむノリで。「お祝いのうた」は、チコさんが友達の結婚式のために作った曲で、4人であるイメージを共有していた。式の支度をワクワクとする花嫁さん、その支度をながめるネズミ、感傷的になるお父さん、桜が舞い散って、その木の下で、お父さん、いままでありがとう、みたいなことになって、最後は、教会の扉が開く、というような。

音色の差がかなりでにくい鍵ハモなので、ソロが浮き立ちにくいのかも、という意見をもらったりもした、ソロの人が立つ、とかするといいかもなー。物語があるような感じが、全体を通してする、と言ってもらったり、ふむふむ、そいう面、どう生かせるかな。オープニングの曲が印象的だった、と言ってもらったり。こういう感想を踏まえてみたり、実際ライブしてみて、メンバーの中にもそれぞれ色々出てきてるだろうし、エプフェルは今後どんな方向に向かうのかなー。引き続き、楽しみだ!

2番目は、しらゆき鍵ハモ隊。人形劇団「京芸」の、しらゆきひめ上演メンバー4人組で、メンバーは、ゼンちゃんどんちゃんちぇろさんチャカさん。京芸は、歴史のある、大きな劇団だ。いくつかのチームにわかれて、作品を作ったりしてる。あるとき、しらゆきひめ演出家のばるさんが、えーと、まずは、P-ブロッのCDを注文してくれたんだったかな、それから、去年の関西ケンハモナイトを観に来てくれて。ばるさんは、人形劇の音楽を、鍵ハモ4台の生演奏でやってみたいと思い、鍵ハモ指導をP-ブロッに頼んでくれて、で、kananagaがその役をすることになって、で、色々曲作ったり演奏してるうち、充分ライブができちゃうようになったし、ケンハモナイト出演をお願いして、そんな流れなのだ。今日は、しょぎ作曲で作った「初心」「9月7日」と、人形劇「しらゆきひめ」のダイジェスト版、ということで、人形を動かしながらの演奏。ちなみに、しらゆきひめは、7/25に東京、8/1に大阪天王寺、8/4に長野で上演されるそうなので、ぜひ、お近くの公演におでかけください!詳しくは、京芸の公演情報へ。

3番目のバンドは、OORUTAICHIYtamoさんのデュオ。チコさんやムートン一押しのお2人(2人のやってるウリチパン郡と、チコさんやムートンのやってるスズメンバは、レーベルメイトだそうな)。普段、電子楽器での即興を中心にやってるそうなんだけど、どれもすごく面白くて、この2人が鍵ハモをテーマにしたら、一体どんなことをやってくれるのだろう、ということでのお願い。鍵ハモのほか、ポータブルキーボード、ウクレレ、声、サンプラー、などで、3つの即興演奏。すごく脱力してるけど集中もしてる、基本的に心地よい感じでいて、ときどき音で笑っちゃう、うーん、すごくいいなー、音のセンスがいいなー。

4番目が、P-ブロッmini。P-ブロッ野村誠林加奈に加え、赤羽ザウルス美希とのトリオ。最初は、P-ブロッのレパートリーから2曲。しばてつ作曲「ビネール」では、野村誠がノリノリのBass。普段、鈴木潤や吉森信がBassをやるので、今日は水を得た魚のように、Bassを楽しんでいた。「この道」では、いつもkananagaがやっているパートをザウルスにやってもらったので、役割が変わって新鮮。Sopでオブリガードっぽくしたり、メロディと寄り添ってみたり、Bassに持ち替えてみたり。

鍵ハモの特殊奏法解説もした。ここで時間くったな。でも、せっかくケンハモナイトなので、奏法紹介はやぱりあったほうがいい。

それから、現代の作曲家の作品を紹介するコーナーで、3人の作曲家の曲を演奏。鶴見幸代さん作曲「おほほ」。笑ってるみたいなフレーズいっぱいの曲で、かわいい!演奏に、だいぶ慣れてきて、くすくすとした感じが出てきた。

それから、近藤浩平さん作曲「鍵盤ハーモニカの為の小品集」。今日はなんと、近藤さんの誕生日。会場に来てくれていた近藤さんへ、「ハッピーバースデイ」の歌と演奏をした。このとき、お客さんもみんな歌ってくれていたなあ、なんてアットホームな雰囲気だったのだろう!それから、野村誠が作曲者にミニミニインタビュー。演奏前に作曲者の話を聞けるって、いいよねえ。演奏者にとってもいいし、お客さんも、より楽しめるんじゃないかな。小品集は3曲から成っている。かなり色々楽しんで演奏させていただきました。更にもっと、色々な演奏ができるだろうなあ、と思った。

現代作曲家コーナーの最後は、田中吉史さん作曲「うろおぼえの旋律とコラール」。この曲、難しかったなー!すごく集中力がいる、ちょっと気を抜くと演奏が崩壊しちゃう。途中、ちょっとずれたりしちゃったけど、なんとか復活したりしつつ、最後まで演奏できた(なんとか、曲の面白さは、伝わってくれたかな~)。ちなみに、正しく演奏されていても、そもそも、旋律の微妙なずれがすごく面白い曲だったりする(ので、お客さんには、どこがずれていたか、とかは絶対わからなかっただろうと思う。あ、ここで書いたら、ばれるやん)。でも、もうちょっと練習してもうちょっと慣れたら、もっといい演奏できると思うので、引き続き練習しよう。

最後は、まだ曲名のない新曲。kananagaがエプフェルのリハに行ってる間に、野村誠とザウルスで鍵ハモパートを作ったので、kananagaの鍵ハモパートはない。。。で、kananagaは、おもちゃ楽器、及び、即興でお話を作ることになった。テーマ部分と即興部分があって、テーマのときはおもちゃ演奏。即興に入ると、そのとき出てきた曲調に、お話が左右されていく。最後、オチに困ったkananaga、etw店長の松下さんを巻き込んで、松下さんも鍵ハモを吹いて終わった。松下さんがあとで、「さっきは、なんかうまくできなくてすみません、悔しいです~~」と言っていた。このコメントって、、、充分面白かったのに、なんというやる気!ちなみに松下さん、5月1日にetwでP-ブロッライブをやらせてもらってから、チコさんたちに聞いて、緑のボタン式メロディカを購入されたそうだ!これは、次回のケンハモナイトでは、松下さん、しっかり出るしかないね!

ラストに、鍵ハモナイト恒例の、お客さんを交えての全員セッション。お客さんで、鍵ハモを持ってきてるひと~、とたずねたら、結構、10人以上は余裕でいたな。今日は、エプフェルメンバーで相談した結果、ボレロをやることにした。ボレロって、メロディーと、じゃっじゃかじゃじゃっじゃかじゃじゃかじゃじゃかじゃと、ド・ソ・ソの3つのパートくらいでできるんだよね。kananagaがひとりずつ、どうぞってな感じで指して、だんだん音が増えていく。みんな、自分のやりたいパートをやるんだけど、メロディーを覚えてるひとがなかなかあらわれないので、かなり長いことリズムしかなかって、それがおかしかった!野村誠が殆どひとりでメロディーを担当し、しらゆきひめのおきさきの人形がボレロに合わせて踊り、ってな感じ、かなり盛り上がった。

あー、面白かったなー!!今日の様子は、野村誠の作曲日記でも、詳しく書かれてます。

etwは、ごはんもスイーツもとてもおいしい。ライブ前にグリーンカレーをいただき、ライブ後にパフェをいただく。ああ、おいしい。松下さんの人柄もすごくいい。音環境もいい。お客さんも、最大70人入るらしいし、かといって、お客さんが少なくても、さみしい感じにならない。etw、とても気に入らせてもらってる。

P-ブロッminiリハ

2007-06-21 | 日記
6月24日ケンハモナイトのためのP-ブロッminiリハ。

近藤浩平さん作曲「鍵盤ハーモニカ3重奏のための小品 作品85『1.吹き流し』『2.木の影の躍る午後』『3.カスピ海の海水浴場』」をがっつり練習。アンサンブルになって色々こだわっていくと、ひじょーに楽しい、難しいけど。

田中吉史さん作曲「うろおぼえの旋律とコラール」は、まだ結構てこずっている。でも、楽しい曲だなー、楽しみたいなあ、なんとか間に合わせたいなあ。リズムが色々ーになってて、集中力のいる曲だなあ。

エプフェルリハ

2007-06-20 | 日記
エプフェルリハも、初本番まで今日とあと1回。さー、そろそろ、「年貢のおさめどき」だーい。曲目と曲順を決定した。

1、ファンファーレ
2、hikiniki
3、ハバネロ
4、PARI INTERVALLO
5、ナイトハイク
6、お祝いのうた

うん、なかなかいい曲順ではないか~。

全部、通して演奏してみると、色々な問題点に気づく、通してみるもんだ。エプフェルの曲の殆どは、ちょっとした譜面やちょっとしたアイディアからなるものなので、アドリブがいっぱい。そこを、どんだけその都度新鮮に楽しめるか、が、大事、ということを、当たり前のことであるんだけど、再確認。

ちなみにこのユニットは、ビジュアルもちゃんとこだわりを持つことになっている。テーマは赤と緑、ボタン式メロディカの色。女の子バンドだもんでー。

リリアンアンダーグラウンドダイヤモンドコンピューター

2007-06-19 | 日記
即興詩人のマイアミくんの企画するイベント「リリアンアンダーグラウンドダイヤモンドコンピューター」で、マイアミくんの即興ユニット「密教系展開文学浮世屁ヒロツグ」(みんな、「うきよへひろつぐ」もしくは「ひろつぐ」と呼んでいた)に参加させてもらった。ヒロツグ自体が、今日3回目のライブで、1回ごとの反省を次に生かす、というか、「前回こうだったから、じゃあ今日は、こんな感じにしてみよう」というように、相談したりするそうだ。

今日のメンバーは、太田泉(dr)、コズミック海岸(dr.gr.key)、UMAMO(MC、クラリネット)、nnnmmu(MC、尺八)、壺打(パーカッション)、林加奈(鍵ハモ・おもちゃ楽器・声)、マイアミ(営業・MC)。

今朝マイアミ氏から、ヒロツグメンバーに、「今日のヒロツグアイデアマイアミバージョン」メールが届いた。まず、kananagaの知らない前回のライブに関しての振り返りがあり、それを踏まえて、今回のアイディアを提示。テーマを一言で言うと「雑談」とのこと。

メール概要。興味深いことが色々。

セッティングからライブを開始したい/
雑談をライブでしたい/
雑談めいたざわめき、の延長から、一日をフェイドイン、楽器もMCも、雑談から挨拶へ、挨拶から会話、お喋り、井戸端会議、国際会議、ゴミ収集車、クラクション、紛争etcへと行ったり、もしくは、山や海など騒音や喧騒の無い所、に、ゆったりいったり/
ゆとりの早起き早寝作戦/
雑談は演奏と根深く繋がっている/
場合によっては演奏より雑談が聞きたい事もあるはず/
雑談は大抵の人間に出来る。/
気張らなくて広く人に応用可能なスタンスを目指し実践したい/
音楽性、歌唱法等は狙わなくても何かは必ず導き出される/
狙わないで出て来るモノに出会いたい/

などなど。ライブ直前にも、その辺のイメージの共有をちょっくら行う。それぞれが好き勝手にやってて、いい感じになる(前回のヒロツグがそうだったらしい)というのもいいけど、今日は、あえてひとの音を聞きたい、という意見がでる。ふーむ、聞きすぎるのも、、、なんだよねー。それと、聞く系でやる即興としては、今日は、音環境的に、なかなか難しさもあるなあ、と思った。マイクから離れると、もうそれだけで、MCの声やkananagaの生楽器は、音が聞こえにくいので。せめて、と思って、出だしは、マイクなしで話すところから始めようか、と提案。さて、どうなるか。テーマ性のある即興。kananagaにとっても、ぜひ取り組んでみたいことが色々で、わくわく。

トップバッターは、工藤忠行さん、ソロでDJ的に演奏。でも途中歌ったりもしていた。

工藤さんが終わって、マイアミくんの司会が入り、工藤さんの片付けのうちから、密教系展開文学浮世屁ヒロツグが始まった。工藤さんに話を持ちかける形で、雑談が始まる。前半の雑談、なかなか気持ちよくいったかな。色々な場面があって、面白かったけど、着目すべきは、終わりに向けて、どうなるのか。

今日は、kananagaが半ば強引に終わらせることとなった。韓国のドラをガーンと鳴らして、それでも終わらなかったので、思わず「集合ー!」と叫んだ。みんなきょとんとしてたので、もういっぺん「集合~~!」、そして、空手風に着座、礼、で、ありがとうございました~、としめた。まあ、これはこれで、かなり意外性のある終わりで、ありなんだけど、でも、kananagaが今日やってみたい感じではなかったなー、と思う(これは、いつでもできるものだから)。

終わりを、我々はどうしたいのだろう、という疑問が残る。まあ、もちろん途中も。完全即興なら、そんなことは考えないけど、これは、テーマのある、実現したいことのある即興だから。

今日、kananagaが、そろそろ自然に終わるかな、とか思っていたところで、意外にも終わらなかった。んで、なんとなく前にいたMC2人も、タイミングを逃したのかな、と思った。kananaga、なんとなく、マイアミくんのマッサージを始めた。マッサージから、雑談に戻して終わろうかな、と無意識に思っていたみたい。そしたら、マイアミくんにこそっと、「kananagaさん、もう時間なので終わらせてください」と耳打ちされて、ついそのまま終わらせてしまった。

色々思うとこはある、が、今日は今日で面白かったねー、とメンバーたちと言い合った。また、次に進んでいったら、いいと思う。

マイアミくんは、終わったあと、メンバーのひとりに、めちゃくちゃ怒っていた。その怒りは、ほんとは自分に対してのものなのに、ひとにぶつけてしまった、と、あとで言っていた(2人は帰るまでに仲直りした)。怒る、っていうのは、信念とか理想があるからで、すごくいいことなんだと思う。と同時に、怒らなくても、いい、と思った。このまま、また、これを通過して、前に進んだらいいと、思う。

三番手はスズメンバ。本田未明(vo)、ムートン(フルート・オモチャ・コーラス)、鈴木ちひろ(ピアノ)、吉田省念(gr)、まきんこ(ba)、太田泉(dr)。マイアミくんが「8月に2ndアルバムが発売になる京都の得体の知れない歌詞修行中のディープJポッパー本田未明率いる和気あいあい羨ましい6人組み。」と書いていたが、ほんとに、仲よさそうで、いい。

そして、AUX。森嶋映さん率いる、非常に芯の野太い真言Jファンクバンド。すごいノリだー!まだ3~4歳くらいの娘さんが、コーラスに入ってて、それがまたたまらない(途中で眠くなっちゃって、ピアノを弾いているお母さん=さなえさんに、演奏しながら抱っこされていた)。

で、ALTZさんのDJで、クールダウンして、終了。

面白かったなあ。色々思うところもあり、ワクワクするなあ。

今日観に来ていたりなさんとおしゃべりしてて出てきた言葉、ちょっとメモしておきたいので、日記に書いちゃうよ。
「観念する」「年貢のおさめどき」。

久々の京都

2007-06-18 | 日記
寝て起きたら復活、よかった。痛みなし、吐き気もなし。まあ、そうなってるだろうことはわかっていたけど(昨日の夜中はつらかったなー)。ただ、胃は荒れてる感じがあるけど、でも、大丈夫、スッキリ。

夜、久々に京都に戻る。温泉でゆるむ。

野村IDを惑わせろ!ライブ@門仲天井ホール

2007-06-17 | 日記
今日は、小道具とか、持ち物が多いなあ。

客席作り、今日は、思い切って殆ど椅子なし!なにしろ、前半は、結構5チャンネルで聞かせる曲が多いし、お客さんにくるくるまわって好きなほうを向いて聞いて欲しいから。ちなみに、いつものように平台を出す作業がなかったので、なんか、いつもより体力が温存できた気がする。

犬の散歩のシーンで使うつもりだった、豚のチューと音のなるおもちゃを、忘れてきてしまった!門仲天井ホールの黒崎さんに「なんか、ひきずってもいいぬいぐるみかなんかないですかねー、なんでもいいんですけどー」とたずねたら、「ぬいぐるみじゃないんだけど、要するにおもちゃみたいなやつよね、タコだったらある!でも、小さいとダメよね?」と言う。タコでも全然いいです、それに、べつに小さくてもいいけどー、と言おうと思ったらもうそこにはいなくて、再び戻ってきたときには、足にクリップのついているカード立てになるタコのおもちゃを、ヘルメットにセロテープでくっつけて、ひもをつけてきてくれた。このセンスに脱帽!当然、そのまま採用させていただくことに。

コンサート前半は、本日野村誠を惑わせる企画をした4人のメンバーの曲と、平石さんの曲を演奏。しばてつ作曲「5チャンネルサラウンドサウンドハイドン変奏曲」ショートバージョンに始まり、そのままの位置で、吉森信作曲「それぞれの植木鉢」、林加奈作曲「犬が行く」も演奏し、「犬が行く」の途中でピアノ前に集合。鈴木潤作曲「本日のさんぽ」のあと、平石博一作曲「この風はあらたな光を放つだろう」を久々に演奏、楽しい&あー、もっとちゃんと演奏、したいー。

後半は、野村IDを惑わせる。今日の後半の曲順は、今日くじで決める。なので、お客さんに、曲順予想をしてもらった。紙に予想順と名前を書いてもらって回収。正解したひとには、野村誠より、CDか本か何かを進呈してもらえることになってて、お客さん、2人のひとが正解した!おめでとーございますー。

後半は、自分の入らない曲は、お客さんとして楽しんだ!でも、完全に純粋にお客さんとして、ってわけにいかないもんで、今日どうだったのかなー、っていうのは、やっぱりお客さんの声を聞かないとわからないね。お客さんには、「野村誠に女性ファンが確実に増えたと思う~!」とか言うひとが複数。P-ブロッの演奏が変わった、と言われたのは、なんか嬉しい。kananagaの曲、面白かったとだいぶ言ってもらえた。最後に演奏した野村誠作曲「あたまがトンビ」は、ようやく、だいぶなじんできた。演奏しててひじょうに楽しい。もっとよくできそうだ。


ちなみに、以下、当日パンフの文面。

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「野村IDを惑わせろ!」
鍵盤ハーモニカオーケストラ "P-ブロッ" 定期演奏会 
2007/6/17

前半
P-blot 鍵盤ハーモニカ五重奏
1 しばてつ作曲「5chサラウンドサウンド~ハイドン変奏曲
(ショート・バージョン)」
2 吉森信作曲「それぞれの植木鉢」
3 林加奈作曲「犬が行く」
4 鈴木潤作曲「本日のさんぽ」
5 平石博一作曲「この風は新たな光を放つだろう」


後半
1 「野村IDを惑わせろ!」
 パフォーマーとしての野村誠にやらせる事を、鈴木潤、しばてつ、吉森信、林加奈、が考えました。
 野村IDを惑わせる4曲の演奏順は、くじ引きで決めます。
2 野村誠作曲「あたまがトンビ」
 最後に、鍵盤ハーモニカ五重奏で、野村誠作曲「あたまがトンビ」を演奏します。

でわ、「野村IDを惑わせろ!」4曲の作者のコメント。
・しばてつ作曲「ノイケルン~ピアノのための 8つの11音モードによる10の小品(野村誠へ)」
  私は自己中心的な考え方をする男だ。
  自分の曲が蝶ネクタイを着用した野村誠に演奏されるのを聴きたい、それだけだ。
  儂は客席で見る。

・鈴木潤作詞・作曲の「ぼくたちのうた」、野村誠作詞・作曲の「40代になったら一人称はわし」
  僕は野村誠に歌を歌わせてみたかったのです。
  マイクをにぎって、ただ歌を歌う野村誠・・僕はそれが楽しみです。もとい、わしはそれが楽しみだ。

・吉森信作曲「TAKE ME TO THE PLACE YOU LOVE」
  今日は、とっても楽しみにしてた野村誠との初めてのデートなの。
どこに連れてってくれるかなー?
  彼、とてもロマンチストだから、きっと素敵なところよね。
  でも彼、何を着てくるのかしら?それだけが心配だわね。

・林加奈作曲の「野村のしごと」
  話に聞いていた、小学生から高校生までの野村誠の暮らしぶりが面白かったので、お客さんにも大々的に教えたくなりました。。。

・惑わされる野村誠のコメント
 しばさんの「ノイケルン」は想像以上の大作で、最初は弾きにくいところとか、面倒くさい譜読みとかを、どうやって少ない時間でごまかしながら本番に間に合わせるかを考えて練習を始めたのですが、演奏しているうちに、もっとちゃんと演奏したいという気にさせられ、作曲家しばてつの力を思い知らされました。演奏に専念したいので、演奏しやすい服装でやりたいのですが、蝶ネクタイにスーツという負荷がかけられるので、本番がどうなるのかは不安です。でも、意外にすんなりできるかな?
 潤さんからは、作詞・作曲をするように指令がきました。しかも、シュールな歌詞を禁止、変拍子や覚えにくいメロディーも禁止と、いっぱい禁止事項をつけてきました。作詞は本当に難しくって、全然進まなかった。本当は歌の練習にカラオケボックスにでも行こうと思っていたのですが、作詞に予想以上に手間取り、前日まで作詞を続けることになりました。一番惑わされたかもしれません。ああ、人前でソロで歌うのかぁ。照れても見苦しいので、覚悟を決めます。
 吉森マコトのピアノと野村マコトの鍵ハモでのマコトデュオが、これは本当にドキドキです。吉森くんの書き下ろした美しくも切ないメロディー。そして、彼の豊かに繊細に歌うピアノ。ああ、ぼくの鍵ハモが雑に単調に歌ったら、台無しだ。ぼくとしては、今という瞬間に感じたことを、素直に誠実に音に表すしかないのです。ある意味、すごく向き合わさせられますし、同時に、彼とこの曲を共演できる喜びと期待でもいっぱいです。ぼくの音を吉森ピアノと共鳴させて、お互いの音楽が静かに心地よく渦巻く時間で立ち会えるように、気持ちを調律しておきたいです。
 林加奈の曲では、お客さんのいる「その場で作曲」するという究極の即興芝居を要求されました。その場で即興ならともかく、作曲です。お客さんが見ている上に、数分で作らなければいけない。しかも、その作曲の合間には、相撲や落語などの芝居もしなければいけない。多分、その場で芝居に全力を投じないと、作曲もうまくいかない。全力を投じても作曲がうまくいく自信はないです。難しいお題を出されたものです。
いい曲を作りたい。う~~む、困った。

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ライブ後の打ち上げも、だいぶ楽しい~。今日の話も、これからのP-ブロッの話も色々した。しばらくは精緻練を続けて、次のライブはもう、新曲とか新企画というより、それでいこう、ということになった。それが、それだけで、楽しみだ!


さて、今日のうちに京都に戻る予定だったけど、久々にやってしまった、例の、自律神経系の不調。こんなになる前に、レメディとったり足ツボ押したりしたら大概対処できてきてるのに、今日は、時間ないと思って、ついいたわってあげられず、いくとこまでいってしまった。ここまでくると、つらくてレメディとるのも難しい。それにしても、一気にきたな、これは、いたわりそびれるわ。。。手足が強烈に冷え、肩がむちゃくちゃこって、目の奥痛くて、割れそうな頭痛で、頭の中ぐるぐるまわって、ものすごい吐き気で、冷や汗だらだらで。バスで帰るのを断念。でも、バス乗る前にここまでいっといて、よかった。乗ってからでは、もーどーにもできない。5~6回吐いて胃も十二指腸あたりも空にして、レメディ何個かとって、割れそうな頭を抱えながら、なんとか眠りにつく。眠れさえすれば、起きたときにはだいぶましなはずなので。

ま、ちょっと、疲れがたまってるのね。

Crazy Catsのこんとんに参加

2007-06-16 | 日記
Crazy Catsは、ライヴハウスでありながら、精神障害者の通所施設でもあるところ。今日は、月に一回くらいの割合でやっている「こんとん」というセッションデー。面白そうなのでぜひとも参加したく、梅が丘へ。Crazy Catsには何回かおじゃまさせてもらっていて、今日で4回目かな。ちなみに「こんとん」は、たぶん「混沌」からきてるだろうと、スタッフのIさんが言っていた。

kananagaが着くなり、ここのリーダーの戸島さんに「おっ!」と言って元気に迎えてもらったり、Rさんが「お久しぶりでーす!」とにこやかに迎えてくれて、しかもゆるーい、いい感じの場の空気に、なんだか癒されるのだった。

こんとんの前半は、お題がある。ひとりが用意されたテキストをタイトルだけで選んで朗読し、ひとりかふたりがそれに合わせて即興で演奏をする。kananagaは、カラスに関する雑学を朗読することになったんだけど、それまでの皆さんの朗読がとてもよかったので、なんか、すごく緊張した。Nさんがベースで演奏を入れてくれたのが心地よかったので、味わってゆっくり朗読させてもらっちゃった。それから、Aさんの朗読に、kananagaが鍵ハモ演奏させてもらった。朗読と演奏が、時々寄り添いながら、また、時々まったく違うとこを向きながら、なんか、そんな感じを楽しんだ。

後半は、その日エントリーしたひとたちの出し物形式。Rさんの朗読(?)はかなりいい味出てるなあ。トリオのバンドもいい感じ。kananagaは今日は「うみのひと」紙芝居。そのあと、5~6人で打楽器中心のフリーセッション、kananagaも参加、楽しいなあー。歌もののデュオはさわやか。最後に、ブルース。kananaga、ブルースのことわかんないのに、てきとーに入っちゃった。ちょっと、いつまでたっても、よくわかんないとか言ってないで、色々勉強しようぞ、と思った。

またときどき、お邪魔しまーす。楽器も、もっと色々持っていこうかな。

もうじきP-ブロッ@門仲天井ホール

2007-06-15 | 日記
6月17日(日)に東京で、P-ブロッのライブがあります。
ぜひ、お越しくださいませ~!

14:30開場 15:00開演
前売2000円(中学生以下1000円)
当日2500円(中学生以下1500円)
出演は、P-ブロッ(野村誠、林加奈、しばてつ、吉森信、鈴木潤で、全員鍵盤ハーモニカ)
会場は、門仲天井ホール 
http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/index.html

今回は、P-ブロッのメンバーが、野村誠の新しい一面を発見する企画を考えていて、野村誠が色んなことをさせられます。蝶ネクタイをして、スーツでピアノを演奏する企画もあるようなので、初公開の蝶ネクタイ、スーツ姿も登場します。2度と見られない可能性大なので、ぜひ、どうぞ。

平石博一作曲の「この風は新たな光を放つだろう」を、5年ぶりに再演したり、しばてつの「5chサラウンド・ハイドン変奏曲」、野村誠の「あたまがトンビ」などの曲も演奏される予定です。

「野村IDを惑わせろ!」
 今年で結成11年、昨年末にはイギリスツアーも敢行したP-ブロッ。
 今回のライブでは、あの楽天の名将、野村監督にも匹敵するIDで音楽界をかき回す、P-ブロッのノムさんこと野村誠に徹底的にスポットを当ててみます。
 P-ブロッのメンバーが、そのリーダーである野村誠に、さまざまなリクエストをする、というこの新企画、ある人は、野村の為に難曲を創り、まらある人は・・・
 さて、どんなリクエストが飛び出すか?野村のIDは、その要求にどんなふうに応えるのか?
 みなさま、どうぞお楽しみに。

お待ちしてます♪

下見/ヅラ購入/怖い想像

2007-06-14 | 日記
7月18日のライブのために、武蔵小金井アートランドを下見に。転がし祭で2回出演してるけど、壁に、ちょっとしたものを置ける台のようなものがあるのとか、見えてなかったなあ。紙芝居やらライブペインティングやらに必要な備品や場所の確認。よし。

6月17日のP-ブロッライブのために、プラスチックでできたおすもうさんのズラを2個ゲット。


雨が、気持ちいい。雨のにおいはすごく好きだ。


買い物のため、昔通り魔事件があった現場あたりを通る。ああ、怖いなあ、自分がそんな状況に出くわしたら、一体どうできるんだろう、と考える。こんなこと、意外としょっちゅう考えてる、怖がりなkananaga。

小学校で仕事してるときとか、よく思う。放課後の教室でワークショップしてて、もしここに刃物をもったひとが入ってきたら、kananagaはどうできるんだろう。自分ひとりだったら、とにかくなんでも物でも投げつけて、うまいこと逃げようとすると思うけど、そこに子どもたちがいるわけで。しかも子どもたちが立ちすくんで動けなくなってしまったとしたら、一体kananagaはどのようにできるんだろう。

いくら大声女だからって、叫んで、誰かが駆けつけてきてくれるまでのタイムラグを、ゼロにすることはできない。空手初段っていったって、どんだけさぼってるかってーの。しかも、もし相手が男性となると、腕力に差があるので、まともにいったらおさえきれないから、工夫がいる。何かエモノがあるなら、まず、もう、それでひたすら殴っちゃうのがいいだろうけど。もしなにもなかったら、とにかくふいをついて、顔でも腹でも急所でも2~3発殴るか蹴るかして、相手がもがいているスキに、両腕を脱臼させてしまおう(あ、膝を折るのもありか、逃げられなくなるから。でも、腕のほうが確実かもしれない、し損じたら危ないし)、ということを、時々想像している。それは、スピードを必要とするな、と思っている。そうしてる自分をイメージして、かなりゾッとしている(ひとに歯を折られたことはあるけど、ひとの歯や骨を折ったことは、まだない)。でも、イメージしておかないと、いざとなったときにためらいが出てはいけない、とも思う。そういう状況に、できれば、出会わずにすむのであれば、いいな。

kananagaの空手の師範が、昔、言っていたこと。師範は、「例えば、飲み屋にいて雰囲気が悪くなってきたら、俺は逃げるぞ」と言っていた。それが空手なんだ、と。そういう雰囲気を察して逃げる、とか、そういう雰囲気にならないようにすることが、大事なんだなあ、と思った。全国大会とか世界大会でなんべんも勝ってるくらいの師範だから(昔はケンカもいっぱいしてるみたいだし)、実際ケンカになればまず間違いなくボロ勝ちで、相手の命のほうが危ないわけなんだけど、それじゃ、ダメなんだ(現実的にも、有段者の手足は凶器と見なされるし)。あと、相手が素手じゃなかったり、とかね。とにかく、避けられるなら、それがいちばん、いい。避けないと、起こらないようにしないと。