ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

最新「首都高速道路」見学

2017-03-12 | うんちく・小ネタ
■今頃、ボランティアカモメのKさんは走っているんだろうなぁ~
冷たい風もなく、天気も良くて、ランニング日和(びより)なんでしょうか。最新の首都高速道路を使ったランニングイベントをやっている時間です。「横浜北線ファンラン」(首都高速道路・神奈川県建設局主催)が、「新横浜日産フィールド小机」をスタート~ゴールで、Kさんが走っている頃です。

■それに先立つ昨日11日(土)に、「トンネルウォーク」がありました。
新横浜会場と岸谷生麦会場の2か所で開かれ、私は生麦会場にいました。今朝の新聞によれば、新横浜で1万人、生麦で1万人が参加したとの事。私はその2万人の中の一人になるんでしょうか。
■この「横浜北線」っていうのは、首都高速道路の神奈川県内7番目の道路です。
今回の開通は、ベイブリッジ先の生麦から、新横浜経て、第三京浜港北までの開通です。将来的には東名高速横浜青葉までつながります(現在工事中)。神奈川中央部・新横浜と、羽田空港・横浜への流通改善、さらに都心部を通らず東京湾岸部・アクアラインへの抜け道になるわけです。

■もうだいぶ前になるんですが、私は、この工事現場を見学した事があります。
大きな深い縦穴から入り、シールド工法トンネル先の、大きなシールドマシンを見学しました。今回も、首都高速からの配信ニュースで、このウォークイベントを知り、参加することになったんです。それにしても最新の首都高速って「すごい!」の一言ですネ。初期の首都高速K1横羽線とは雲泥の差です。
■まずトンネルが大きい事に驚きです。
だいたい首都高速って緊張して走る事が多いのです。元いた印刷会社でも、走り慣れていない人はハンドルを握る事をイヤがり、首都高速を通る時は、もっぱら私がドライバー担当でした。特に、都心トンネルや合流地点では、緊張して走るんです。けど、このK7横浜北線って、広くて滑らかで、ゆったりと走れそうです。路面の平滑度が高くて、とても静かそう。乗っていても周辺に住んでいても、走行騒音に悩ませられる事が無さそうです。案内看板も大きくて、遠くからよく見えます。

■今回のトンネルウォークで、特に感じた事。
事故や火事などの緊急時対応施設が充実している事でした。大きなビルの防災センター勤務した事もある私は、ここらの施設には目が行ってしまいました。

【特大の送風ファンがついている。一方向に空気を制御し、煙のない方向に逃げ、消火活動するのだろうが、新鮮空気を供給して火力を強めることにもなるかも。】
■車道両側に、避難用滑り台が多数ありました。
そこを滑り降りると、車道下の広い避難路に着き、逃げる方向が明示されていました。車輛火災が発生した時、煙や熱が急激に充満するトンネルで、走り逃げられる自信は、私にはありません。消防隊の消火行動も、より安全に作業できる事と思います。首都高速では、初採用だそうです。径の大きなトンネルメリットですネ!。

【車道脇にある非常口には回転灯がついている。非常口フタを開けると車道下避難路に続く「すべり台」がある。長さ3mくらい。高低差は2mくらいか。】

【車道下の避難路。広くゆったりしている。降りたままの方向に逃げるようになっている。逃げる方向指示も大きく、動線が判りやすい。】
■火災検知器がたくさんついていました。
赤外線感知の自火報で、資料には25m間隔で設置されていると書かれていました。肌理(きめ)細かさには驚きです。
最近のビルの、広いオフィースには「ウォータースクリーン」が設置されています。粒の小さい水を帯状噴射して、消火や熱温度を下げると共に、延焼の流れを遮断する役目や、煙・有毒ガス延満を防ぐことができます。それに似た「水噴霧施設」が設置されていました。約50mの範囲で細かな水が吹き出しました。ガソリンなどのオイル火災には、直接消火は無理がありそうですが、温度を下げ、延焼を抑制し、煙などの延満防止に役立ちそうです。

【水を噴射している様子。左上部に、ちょっと隙間があるように見えた。】
■この「トンネルウォーク」。
10時頃に入口から入り、出口到着が12時ちょっと前。ゆっくり見学して2時間弱で、この日の歩数計は1万78百歩を示していました。なだらかな坂道を歩いていたつもりでしたが、戻る時は登り坂になり、結構、きつい道のりになりました。車で走っていると、全く苦にしないのですが、歩くときつい坂が長々と続いていたんです。いい運動って言えばそうですけど、運動不足の中高年女性たちには、結構、堪(こた)えたようです。

■でも、緊急時へのいい体験ができたし、首都高速が大きく改善されている事が判ったし、まぁ、一種の防災訓練に参加したようなものでしょうか。首都高速道路株式会社職員さんの好感度も高まったし・・・・ 多くの人が訪れ、資料代も大変でしょうけど、こういう機会があるなら、またやって欲しい企画だと思っています。関係者の方々、お疲れさまでした・・・・・・

身近な春

2017-03-12 | 花・木
■早咲きの「河津(かわづ)桜」も、もう終わりを告げています。
花粉の話しも含め、春を感じさせる話題が増えた今日この頃、私の「楓(かえで)」のミニ盆栽もそうです。
若芽が出始めたと思ったら、グングンと大きくなるんです。

■娘からもらったミニ盆栽。
2014年の父の日にもらいました。この時、娘は勤めていた全国チェーンの塾を辞(や)めた節目の時でした。女性所長がパニック障害になり、そのピンチヒッターとして赴任した娘。都境の川近くにある千葉県の地方都市。独り暮らしを始めました。今で言えば、過重な時間外労働や過大な責務問題で対処されるかもしれませんが、当時はまだまだ当たり前な世間だったのでしょう。それ以降、横浜の生家に戻り、独身生活を謳歌(おうか)しいる現在です。同じような教育関連の小さな職場らしいのですが、平日昼中心の正社員として規則正しい生活を送れることができ、良かった次第です。
■この楓、「痩(や)せっぽち」のミニ盆栽です。
盆栽師でもある画伯さんに、昨年春には、小枝を整えてもらいました。先日も持参したんですが、「幹を太くしたい」と言う私の希望に、「ぐんぐん育てた方が幹が太くなる・・・・」との話しで、剪定無しでした。小さい時からこちょこちょ手を入れると、大きく育たない・・・・・。盆栽って、目先にとらわれず、長い時間が必要なんですネ。改めて思った私でした。