■私は・・・・・・惨敗でした!
みなとみらい臨港パークで催されたブルーインパルスの展示飛行。私は、帆船日本丸主体に、撮影する事にしました。撮影枚数57枚。この中で、使えそうな写真、かろうじて数枚といったところでしょうか。散々(さんざん)たる結果でした。
【終了後、1時間も経たずに、こんないい天気になりました。あと2時間、回復が早ければ良かったのに。】
■10時20分頃、家を出て、いざ、桜木町へ向かいました。
9時・10時での主催者発表は「天候調査中」で、実施か中止かは不明のままでの出発です。10時45分頃桜木町着。臨港パークに向かう人多数。私の狙(ねら)いは、「歩く歩道」の歩道か、その下にある道路の歩道部でした。早くも陣取りしているオタクカメラマンさんらしき人で一杯です。私は、下の道路沿い歩道にしましたが、既に簡易椅子に座った御仁(ごじん)などいました。この時点で、既に出遅れなんですネ その中に、何と! ボランティアカモメの「X氏」がいたんです。
■思わず、お互いに苦笑い。
「帆船日本丸ファンならここだネ」とか「アングルがダブっちゃうネ」と言われましたが、一方的に図々しく、隣りでの撮影する事をお願いしました。X氏は、どうやらこの手の撮影ではベテランのようです。いろいろと教えていただき、アドバイスを受けての待ち時間となりました。ほかのカメラマンさんのように、X氏も無線レシーバーを持っているんです。「入間基地を飛び立った」「5番機が雲状態の観察試験飛行している」「無線機を持っている人たちが動き出してから、カメラを準備すればいい」とか、飛んで来る方向を教えてくださいました。
■生憎(あいにく)の暗い曇り空で、ガスって視界が良くないとの事。
ランドマーク300m+300mの、横浜の空高い空を、ブルーインパルスは飛ぶとの事。
何度か1機だけの試験飛行が繰り返された後、6機による編隊飛行でスモークを焚(た)き、数往復して終わりとなりました。残念ながら、華麗なるフォーメーション飛行とか演技飛行は、ほんのちょっとだけあっただけでした。でも、本格的に実施されたとしても、私の写真の腕とカメラでは、無理だったでしょう。
■判ったこと。
帆船日本丸全身を画面に入れると、ブルーインパルスはゴマ粒サイズです。これ何? という状態です。
初めての連写でしたが、途中でデータ収納が追い付かず、シャッターが止まってしまう。画面端からとり始めて、良さそうな所にくる前に、シャッターが止まってしまうのです。
フォーカスが遅く、間に合わない。空のブルーインパルスに合わせようとすると、ピントを捜し続けて、レンズが前後に動き回り、その間に飛び去っていた。
多くのオタクカメラマンさんは、大きなレンズを付けた高級デジ一眼を2台持って、使い分けていました。アングルやレイアウトを決めておいて、時には置きピンを使ったりもするそうです。ここらが「コツ」なんでしょうか?
■初めてのブルーインパルス写真撮影、私にとっては惨敗でした。
「二兎(にと)追う者は 一兎(いっと)も得ず」・・・・・・暗い曇り空に、帆船日本丸は黒ずんで色味がでない・・・・・・だったら、早くジェット機撮影に切り替え、ブルーインパルスを大きく撮るべきでもありました。それができませんでした。次のチャンスには、もうちょっとどうにかしなくちゃ! という気持ちと、この手の撮影は私には無理かな・・・・・とも考えたりもします。ジェット機の撮影って、難しい!
■あれやらこれやら考えている時間も楽しかったし、緊張しながら長い時間待って、一瞬で終わってしまうジェット機撮影は、いつもと違って面白かったけど、撮った写真を見て、正直、くやしさいっぱいです。ハッチさん、せっかく情報いただいたのにすいません。うまく撮れませんでした。ボランティアカモメのX氏さん、今日はありがとうございました。機会があったら、今日の写真、見せてください。