上京民商事務局日記

中小業者の日常、問題解決の現場からリアルな経験談

税金に強い民商、納税者の味方

2016-06-26 10:49:20 | 納税者の権利
税務署から呼び出し
 「郵便局への会社からの振込みが、月10万円超えることがありますが、税務申告はどうなっていますか?」こんな内容の手紙が届いた人がいます。この人は配送の仕事を「受けとり」でしているようです。税務署が、親会社の資料の一部をつかんで、振り込み状況と申告者名をつき合わせしているのでしょうか?京都市内民商で相談対応中です。
ずっと申告していないから心配
 「何年も申告していなんですが」と相談にこられた業者もあります。ついつい税金申告できずにきてしまったのでしょうか。税金相談、申告相談を思い浮かべ、友人などに聞いたところ、税理士か、自分でするか、民商へ相談かといわれたそうです。自信の持てる税金申告を、仲間の力、団結の力でその自主申告を守るのが民商です。ぜひ、仲間に入ってほしいと思います。
払えない税金を分割は当たり前
昨年の消費税が払えていない。税務署に、税金分割支払いの相談に行きました。税務署は9月までに払ってくれと迫ります。納税者は払えない事情を訴えました。
税務署は「わからないことがある、27日にまた署に来てください」といいます。資金繰りに困っている中小業者を毎週毎週呼び出していじめているような対応です。
支払いの猶予を求める「納税の猶予を申請したい」というと署員は「するんですか?」と不満そうな顔つきでしたが、15分ほど待たされ、やっと申請書をくれました。話を聞くにしても申請に基づき聞いたほうがわかるのにと思うのですが、払え、払えといっているほうが楽なんでしょうか、税務署は。

貧困の広がり、孤立する市民

2016-06-16 10:25:07 | 日記
「家に電流が流される」「目に光を当てる人がいる」なんのことか良くわからない言葉が老女の口をついて出る。社保協の「なんでも相談会」にこられた女性の話だ。地域の診療所でも、こんなことを話しているそうだ。もうひとり49歳の女性、未就労で「家賃の値上げを言割れて困っている」という。視弱肉強食の社会が広がり、一方の極として貧困が広がっている。2人の女性の共通する特徴は、社会的孤立が感じられる。話を聞き、困っていることの解決策を見つけることが一仕事である。困難な時代に、ボランティアで「何でも」聞きましょうという取り組みは、優れているんだろうが、真の解決のために、日常的に寄り添える仲間がいるンではと思える。時代と共に、困りごとの質が変化しているようだ。