テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

大漫才師関東ローム層硬い

2012年06月24日 | 千鳥
■『千鳥単独ライブ 大漫才師』を観に行きました

千鳥の単独ライブ。
千鳥は、千鳥ファンもピカルファンも喜ばないレギュラー加入に、いいとも、堂本兄弟、さんま御殿、ロンハー出演と
もう覇者と言っても過言ではない活躍をみせている。
シンプルに口が臭いで全国区を狙う。パンクの歯ぎしりも聞こえてきそう。
昨年の単独ライブでは、あまりにもな表情のお客様達に「NSC生が無理矢理座らされているんですか」と言っていたのが
今日は、立ち見も出る程の大盛況となった。

満を持して発売された千鳥の初DVDと言えば、まるでお笑いDVD界のシンドラーのリスト地獄の黙示録、大長編ロケ
ひたすらロケ。
若手芸人のDVDでは有り得ない程、大勢のじいちゃんばあちゃんがわんさか出演しているものだ。
季節も内容も間違っていると言われる問題作で、千鳥曰わく、ただ東京のテレビ局員さんに千鳥を売り込むための資料映像。
もはや、千鳥とダイアンが好きな人でなければ苦行でしかない長さ。
「副音声じゃない人、どういう気持ちで見てるんですか」と、言われるひどさ。
フリスクとおならの音まで収録しているその充実の副音声でもう1回見てこそ、おもしろさ倍増なのだが
何度も書いてしまうが、暇を持て余した老舗の千鳥とダイアンファンでなくては見ていられない耐えられない内容だ。

そもそもこのDVDを、手に入れるのにさえ
何軒もハシゴしたものの、どこの店にもタ行にはチーモンと天竺鼠しか置いておらず
流通していないのかと疑心暗鬼になったものだ。
親切にも教えていただきやっと購入できたものの、やっぱり長い。

違う。DVDの話じゃない。

今夜の単独ライブは、そんなクセのある千鳥の歴史をうまく隠せていた。
100択クイズに紅を引かせようとするシモンの漫才と、これぞ千鳥だった。
相変わらずキャーの歓声1ホーンもなく、ピッチピチのギャルのお客様の姿も見えなかったが
代わりに、東の千鳥ファミリーこと不景気芸人ソラシド中山功太ムーディ勝山とろサーモンが華をそえていた。

先日、ジュンク堂の前の屋外ステージで、朝から夕方までヘッドライトが
翌日は、りあるキッズが1日中
どう見てもお客様もいない中、ツタンカーメン展の宣伝と謎のジャンケン大会を延々と行っていた。
連日、平日にも関わらずヘッドライトとりあるキッズの屋外での閑散とした営業ぶりを目にできているこちらの状況はさて置き
「よっ不景気芸人!!」と、心の底から思う事ができた。

しかし、今夜の東の不景気芸人軍団も見るも聞くも無惨な現状だった。
(詳しくはソラシド本坊のつぶやき参照)
新名所だデートスポットだ言われている渋谷ヒカリエだって、本坊が掘ったのだ。
現場から現場にタクシー移動の、売れっ子日雇い労働者なのだ。
疲れ果てて帰宅し湯を張っていない浴槽でニッカポッカのままで、泥のように眠るのだ。
むしろ、芸人としての仕事がある日の方を“休み”だと思っているくらいなのだ。
このままでは、本坊はまた謎の長期休養となってしまうのではないかと心配になる。

違う。不景気芸人軍団SPの話じゃない。

結果、千鳥よりも
大阪に留まっているダイアンに想いを馳せ、ダイアンはもう少し待って
と切に願わざるをえないライブだった。

昨年の単独ライブ


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