テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

イタダキファイナル

2012年09月04日 | お笑い
■『ITADAKI  FINAL』を観に行きました(19時~21時20分 渋谷シアターD)

出演
マンボウやしろ
ギンナナ・中山功太・とくこ・コンマニセンチ・こりゃめでてーな・セブンbyセブン・ふくろとじ・キャベツ確認中・チャドマレーン
プー&ムー・どんぴしゃ・catch!・パタパタママ・九州地区私立全寮制男子高校ズ・ニンゲン・オリオンリーグ・バカトケムリ
ものいい・あんこ~る、他

「無限大は若手の劇場だから」と追い出された、芸歴10年超いぶし銀の芸人達。
そもそも無限大ホールにも、出してもらえていなかったのに体のイイ厄介払いじゃないかと
犬の心サカイストチーモン達を見ながら、悔しさを噛みしめ手売り置きチケに奔走し身内とバイト仲間を呼ぶのがイタダキライブ。
イタダキファイナルは、社員やテレビ局員も招待し、仕事をいただくためのライブ。
客席の様子も、いつものお笑いライブとは少し違う。バイト仲間感親類縁者感が濃い。
保護者感漂うお客様も多く、フリスクやチョコではないオブラードに包まれた謎のゼリーを開演前に食べている。

仕事をいただくために
オリオンリーグは、ちんすこうを客席に配る。
キャベツ確認中は、おひねりを客席に配る。
キャベツ確認中からの客席へのおひねりを受け取った知人に見せてもらったところ、ちゃんと5円が入っていた。
キャベツ確認中がバラまいていたおひねりは、数個ではない。
ビッキーズの飴の如く、大量に客席に振る舞っていた。
そんなキャベツ確認中は花の慶次コント、お察しの通り
北斗の拳コントと、全く同じ。

王者中山功太まで、仕事をいただくためにイタダキライブに出演している。
最近、時給1200円のエンターテイメントバーでバイトを始めたそう。
あくまで中山功太は新人バイトなので、先輩にあたる20歳のバイトから「コンビ組んでM-1出よう」「俺がR-1出るからネタ書け」と言われているという。
そんな扱いをされていたら、心が荒んでしまうのも仕方ない。
あまりにもわかりやすい東京での身の持ち崩しようで
見事、マネージャーがつきたくない問題児芸人に選ばれただけでなく
もう社員からは「お前いらないんだよ」とまで言われているそう。
Twitterでのブラックなつぶやきの件でも
マネージャーの上司、チーフマネージャーから「芸人を辞めたいのか」と、厳重注意を受けたらしい。
中山功太「アイツ厳しいねん」
中山功太の闇は深い。

芸人として売れたいイケメンをどうにかしたいと思うあまり
アロマとハーブの資格を取得し、めでたくハーブティーのカフェをオープンさせたチャドマレーン加藤からは
おかげさまでカフェを閉店した報告があった。
香りで癒されるハーブの店なのに
1階がラーメン屋、隣がホルモン焼き屋、向かいが燻製屋だったのが失敗の原因と
加藤は反省していた。

こんなに真っ黒に焼けているけど、営業でも遊びに行ったのでもない。
ポスティングのバイトで、コンマニセンチ竹永は黒焦げだ。
やはり、若手芸人とバイトは切っても切り離せない。
ご褒美のシアターDで1時間イベント開催できる権を獲得できたどんぴしゃも
9月10月はバイトでギッチギチなので、せっかくのイベントがバイトNGで開催が危ぶまれる。


なりふり構っていられないイタダキライブファイナル
MCのマンボウやしろなんて、イタダキ芸人達の圧に気圧されたのか
開演時間になっても姿を見せず電話も繋がらず、連絡が一切とれない状態になっていたという。
今日だけは、シアターDから躊躇したくなる負のオーラが発せられていたのだろうか。

なんとかシアターDに駆けつけたマンボウやしろは、加地Pに話を聞いてもらって眉毛を生やす決心がついたという話をしていた。
けれども10年以上剃り続けていたせいで、眉毛の方に生える気がなくなっていて
なかなか眉毛が伸びないそう。


各コンビのネタが終了し、おまちかねのお仕事の発表となった。
憧れの浅草花月の
前説の仕事、
やはりテレビ局員を招待した甲斐があり
人気番組看板番組の
前説の仕事、を続々いただいていた。
他にも後輩のラジオ番組のゲストや、マンスリーよしもとプラスのコラムなど、メディアのお仕事ばかり。
イタダキ芸人達は、恥ずかしいからメールで教えてと言っていた。


お客様は芸人からモノをいただき
芸人は仕事をいただく、タイトル通りのライブだった。


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