酢豚のひとりごと

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『僕の彼女はサイボーグ』

2008-07-01 18:24:05 | 映画
MOVIX本牧で『僕の彼女はサイボーグ』を見た。7月4日で終了という時期で、観客はたった7人。

監督は日本でもヒットした「僕の彼女を紹介します」や「猟奇的な彼女」の韓国のクァク・ジェヨン。彼の作品では私は「ディジー」が好きだ。

寂しい誕生日を送る大学生ジロー(小出恵介)の前に不思議な魅力の女の子(綾瀬はるか)が現れ、一緒に楽しい1日を過ごすが、彼女はすぐに姿を消してしまう。1年後、再びジローの前に姿を現した彼女。でも彼女は、未来の自分が送り込んだサイボーグだった。
ジローは彼女に恋をし、彼女も少しずつジローの感情を理解し始めるのだが・・。

韓国の監督と日本の俳優のコラボで、新しい映像が生まれるかと期待したが、残念ながらそれは外れた。

特に前半主人公が故郷に帰るシーンで、日本的情緒にはまり過ぎて間延びした。監督のこだわりが裏目にでた感じ。
また後半の地震シーンは倒壊画面の方が主になって、俳優が霞んでしまった。

ヒロイン綾瀬はるかはサイボーグ姿は似合っているが、「鹿男あをによし」の藤原先生役のとぼけた演技には及ばない。顔よりも胸のアップの場面が多かったのは監督の趣味か。

後半ロボットのオークションや最初に戻るラストシーンなど、ちょっといい味わいがあったこと、主役の小出恵介が気弱で心優しい大学生ジローを見事に演じているのが救い。



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