鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

鎌倉市議会9月定例会が閉会しました。

2012年09月27日 | Weblog
平成23年度一般会計決算などを審議していた9月定例会が27日、最終日を迎え、陳情4件を採択、市長提出議案24件のうち22件を可決、議会議案4件のうち3件を可決して閉会しました。

私は一般質問では、通学路の安全対策についてを質問したほか、所属する教育こどもみらい常任委員会では現在建設中の第一子ども会館、子どもの家整備に関連して条例の改正議案やかまくら教育プランの取組状況(平成23年度)についての報告を審査、また世界遺産登録に関する準備状況についての報告を審査しました。

奇しくも最終日は9月24日から行われていた武家の古都・鎌倉の世界遺産登録について、ユネスコの諮問機関であるイコモス(国際記念物遺跡会議)の調査員・王力軍氏による現地調査の最終日でもありました。

来年5月頃にはイコモスから評価結果が勧告され、夏頃に開催されるユネスコ世界遺産委員会における審査を経て、登録の可否が決定される予定です。

一方、9月定例会では平成23年度一般警戒などの決算審査が行われ、私も決算特別委員会の委員として審議に参加しました。

平成23年度予算は、東日本大震災のさなかに審査され、生ごみと下水汚泥を混合して資源化する施設整備と市営プールを仮設管理棟で開場するための予算を議会が修正で加えたものでしたが、決算特別委員会で、生ごみ資源施設整備に関する修正予算が一切執行されていなかったことから、一般会計と下水道特別会計の決算については多数で不認定としました。

生ごみ資源施設整備をしないでごみの減量化・資源化の計画が初年度から達成が危ぶまれる事態になっていることも不認定の大きな要因です。

また、最終日には議会基本条例の策定に関する調査特別委員会の設置が議決され、私は副委員長として取り組みことになりました。
残り少ない任期の中でどこまで策定作業が進められるかが大きな課題です。

最終日には議員提案の定数削減をめざす条例改正の議案が提出されましたが、丁寧に審査するため議会運営委員会で継続して審査することになりました。