鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

激動の一年でした。

2005年12月31日 | Weblog
もうすぐ2005年も終わります。

政治的には小泉劇場に象徴されましたし、経済的にはホリエモンや楽天など株式をめぐる大きな出来事がありました、社会的には鎌倉市議選投票日翌日の福知山線脱線事故や年末の羽越線脱線事故などの大きな事故が続きましたし、子どもを巡る悲惨な事件が相次ぐなど、立て続けに考えさせられました。耐震強度偽造問題も年越しです。

当然、私にとっても大きな変化の一年でした。

昨日、地元の機関紙掲示板に新年のポスターを貼って回った帰り、元の職場の近くを通りましたら、照明がついていたのでのぞいて見たら、元同僚が1人で出勤していててんてこ舞いのようすです。
そのまま帰るのもかわいそうになり、昔とった杵柄(きねづか)で、ちょっと手伝いました。
ちょっとのはずが意外にもてこずってしまい、結局夜中の午後11時まで臨時サラリーマンをしてしまいました。

おかげで、引いていた風邪が悪化したようです。
今日は朝からひどい頭痛です。
おととい追突されたせいもあるのか、ちょっと心配になり病院で診てもらいました。
診察ではたいしたことはないとのことでした。
ちょっと診てもらうだけでも安心の度合いが違うもんですね。頓服を処方してもらいましたら、だいぶ楽になりました。

年明け早々には、鎌倉市でもいくつかの問題と取り組まねばなりません。
体調は、すべての活動の源です。もっと健康管理に気をつけなければいけませんね。

まもなく来る2006年は、明るい1年になるよう、自分もしっかりがんばります。

みなさんもよいお年を!

拾う神あり・・・

2005年12月29日 | Weblog
落とした携帯電話が戻ってきました。

風邪は引くわ、携帯は落とすわ、追突されるわで、ガッカリしていたところに、警察から携帯がみつかったと電話がかかってきました。まだ交番に届出もしていなかったのに・・・

3時間前に車に追突されたとき担当してくれた警察官の方が、私が携帯を落としたと言っていたことを覚えていてくれたため、自宅に連絡してくれたのです。

さっそく近所の交番に受け取りに行きました。
交番には先客がいました。どうやら道を尋ねて相談しているようです。

私の担当は先ほどの警察官の方でした。
一日に二度も同じおまわりさんにお世話になってしまいました。それも顔見知りの・・・

その警察官の方が、「どこで落とされたかわかりますか?」と、クイズみたいに意味ありげに私に聞いてきましたので、自分の足跡を述べましたが、すべてハズレです。
「じゃ、どこなんですか?」と聞きましたら、
「議員さんの近所のauショップですよ。」と言われました。

そういえばはがきを投函するため、すぐ近所のauショップの前で車を止めたのを忘れていました。

おまわりさんが冗談めかしていうには
「docomoの携帯をauショップの前に落とすとは、auに喧嘩でも売っているみたいですね。」ですって。
うーむ、形勢が悪い。完全におまわりさんにペースを握られている。

隣で道を尋ねている人はまだ目的の家がわからないようです。
応対しているもう1人の警察官も手を焼いているようでしたが、私には断片的な記憶で話しているその方の目的の場所がなんとなくわかりましたので、
「それは、山崎の○○ではないですか?」
と、横からおせっかいを焼いたら、ズバリ正解でした。

おまわりさんより、道が詳しいところをみせてしまいました。
隣で応対していたおまわりさんからも「いや、助かりましたよ。」といわれ、ようやく一矢報いたかんじです。

なにはともあれ、無事に携帯が戻って助かりました。
なにかと慌しい年末です。気をつけなければ・・・

続・グランドスラム達成!(涙・涙)

2005年12月29日 | Weblog
12月定例会が終わると同時に風邪を引きました。
昨日は一日家で休んでいましたが、そう寝込んでもいられません。
いくらか元気になったので新聞掲示板に新年のポスターを貼りに車で出かけました。

がっ!
それが間違いの始まりでした。
何箇所か張り終えて帰宅すると、腰につけていたはずの携帯電話がありません!
どこかで落としてしまったようです。

今なら、まだどこかにあるはずと思い、夕食もとらずに探しに再び車で出かけました。
県道に出て、右折しようとした瞬間、後ろからドカン!

・・・追突されました。
怪我はありませんでしたが、動揺が・・・

その場で警察に連絡しようにも、肝心の携帯電話がありません。
追突した相手が警察に連絡してくれました。

がっ!
やってきた警察官は、顔見知りのおまわりさんでした!
開口一番「あっ!納所議員じゃないですか。」だって。
恥ずかしいやら、情けないやら・・・

まあ、そのおかげで相手との話はスムーズに進みましたけど、お互いの連絡先を確認するときに、携帯の番号は?と聞かれて、
「さっき無くしたばかりです。」っていうのも情けなかった。

愛車も情けない姿になっていますが、ディーラーに連絡しようにも年末年始のお休みです。
間の悪いことは続くもんです。

風邪は引くわ、携帯はなくすわ、追突されるわと、不運が続きました。
不運のグランドスラム達成かもしれない。

明日には立ち直ってやると心に決めて、もう寝ます!

グランドスラム達成!(涙)

2005年12月26日 | Weblog
今日は、複数の人から同じようなことを言われてしまいました。

「納所さんは、言葉遣いや当たりは柔らかいんだけど、言ってる内容はよく考えてみるときついよね。」
というものです。それも別々に3人からですよ、3人!

やっぱり・・・
実は、本人も自覚しています。
12月定例会は、少し慣れてきたせいか、「本性」が出ちゃったかなと反省していたのです。

これは生来のくせみたいですね。
言い訳しますと、はじめからきついことと分かって言っているのではなく、どうしても筋が通らない部分があると、それを指摘せずにはいられないみたいなんです。
子どものころ父を理屈で追い詰めて、逆切れした父にたしなめられたことがありますし、大学1年のときに、教授に講義の内容がおかしいと詰め寄って、教授に逆切れされたこともあります。
当時は「大人が若い者に逆切れしなくてもいいじゃん!」とは思っていたのですが・・・。

それ以来、言葉で相手を追い詰めないように気をつけているのですが、よく考えると言葉を柔らかくしても、内容は変わっていないのかもしれません。

そんなことを考えていたら、さらに他会派の先輩議員から
「納所さんのブログを読んでいると、文章は柔らかいけど、よく読むとけっこうきついこと書いてあるよね。」
と言われました・・・これで4人目です。

思わぬところでグランドスラム達成です。
ありがたいことですが、でも今日はぺしゃんこに、凹みました。

気をつけよっと。

ケーキで渋滞!

2005年12月25日 | Weblog
昨日は、家の周辺が昼間から大渋滞でした。
夕方大船に用事があって、車で出かけたのですが、まだ渋滞は続いています。
この道は大船駅から腰越・江ノ島方面への県道です。休日の大船駅方面への渋滞はよくあるのですが、昨日は反対の江ノ島方向への渋滞です。おまけに大船駅まで延々と続いていました。

大船での用事を済ませ、急いで帰宅しようとしたのですが、渋滞はさらに悪化していました。
いつもは大船から7分で帰れるのに、1時間以上もかかりました。
カーナビでは周辺の道もすべて渋滞の真っ赤な表示です。
いったい何の渋滞なのかと思っていたら、江ノ島方向に打ち上げ花火が見えました。
真冬の花火大会で混んでいたのでしょうか。いや昼間からの渋滞ですので、それだけとは思えません。

昨日は大船で友人4人と飲み会がありましたので、自宅に車を置いたら再び大船へ逆戻りしました。
旧友たちと久々の再会で盛り上がり、楽しいひとときを過ごしました。
私は仏教徒なので昔からクリスマスは関係ありませんが、みんなは家族とのクリスマスイブは大丈夫だったのでしょうか。

友人たちと別れ、ほろ酔い気分でタクシーに乗り込みました。
すでに渋滞は解消していましたが、まだ街には昼間の渋滞のほてりが残っているようでした。
運転手さんとの会話で渋滞の原因がわかりました。

西鎌倉にあるケーキ屋さんが渋滞の原因だそうです。
小さなケーキ屋さんですが、かなり有名なお店です。
今日はそのお店にクリスマスケーキを買いに来るお客さんの車でごった返したそうです。
もしそうなら、たった1軒のケーキ屋さんが原因で、西鎌倉から大船駅まで周辺の道も含めて一日中大渋滞を巻き起こしたことになります。

クリスマスケーキが鎌倉を大渋滞に巻き込んだイブでした。
私もそのケーキ食べたい!

疲れた!

2005年12月23日 | Weblog
今日は、久しぶりに元の職場を訪問しました。
相変わらずのメンバーが年末の多忙のなかにもかかわらず、温かく迎えてくれました。
感覚が以前に戻って、安心できるというか、とても居心地がよかったです。
昨日までの議会の緊張が解けたからかもしれません。

12月定例会は、初日から最終日までいろいろあった議会でした。
今回は、はじめの議長選出の役員選考委員会から最終日の文教常任委員会まで、やたら議論したような気がします。
議論の中で自分なりに筋は通したつもりですが、生意気な言動が多く、先輩議員に対して失礼はなかっただろうかと、ちょっと心配になります。
しかし生意気な新人の私に対して、先輩議員が真剣に相手にしてくださったのが救いではあるのですが・・・

そんな私が心配だったのでしょう、会派の先輩である副議長が最終日の委員会に珍しく傍聴にきました。
私が委員会で何を言い出すか不安に思われたのでしょうか。

委員会がなんとか結論を導き出せて終了した後、副議長にさりげなく感想を聞きましたら、「まあ、あんなもんじゃない?」ですって。
よかったのだろうか、悪かったのだろうか、なぞに包まれた回答でした。

委員会の審査で力を使い果たしたのでしょうか、大事な本会議の採決では、すこしボーっとしてしまい、自分の発言の順番が来てもしばらく気がつかず、議長にうながされてあわてて発言する始末でした。大いに反省。

本会議終了後、全員協議会、議会広報委員会を終えて、帰る支度をしていると、助役と部長が報告に来られました。

地元建設業者が、開発工事で削ってはいけない山を崩してしまったとの事です。
その顛末を聞きましたが、業者もとんでもないが、市役所側の初動体制にも問題ありと思いました。
月曜日に詳しく説明してもらいます。

最後の最後で、どっと疲れが・・・

市民民主主義の模索

2005年12月22日 | Weblog
昨日は議会最終日の準備に追われ、あれこれと忙しい一日でした。
さまざまな議案に対してどう判断するのかの市議団の会議を開いても、3人それぞれに途中に用事が入り、しばしば中断してしまいます。さらに来客が3組もあって、討議の時間が取れなかったりして、準備は遅々としてはかどりませんでした。
結局夜7時過ぎにようやく結論を出すことができました。

それにしても鎌倉市議会はいつも大詰めになると、あれこれあれこれさまざまな案件が押し寄せるような気がします。
以前の議会はもっとハードだったとは聞きますが、ハードとか無風とかの問題ではなく、一つ一つの案件にじっくり取り組みたいという気持ちが大きいのです。
そうでなければ一つの問題に対して、市民という観点からどうなのか、行政をチェックする議会としての観点からはどうなのかという自分の立脚すべき視点が、慌しさに流されてわからなくなってしまいそうな気がします。

今の鎌倉は市民民主主義を開花させられるかどうかのところにいるような気がします。
三位一体改革や地方分権のあり方を模索している中で、今鎌倉でも整えられつつある制度の中には市民や民間人が自発的に対人社会サービスの生産と供給そのものに参加することを前提としたものが出てきました。
スウェーデンの政治学者ビクター・ペストフがそれを「市民民主主義を開花させることだ」と表現しているのを知りました。
ペストフは市民民主主義を「市民が要求する地域サービスの生産に直接参加し、したがって共同生産者になりうるところの、対人社会サービスの共同的自主経営を通した市民エンパワーメント」と定義しています。

今鎌倉市もその芽生えの時期であるのに、行政や議会がそれを見逃して開花を遅らせたりしてはならないのだと思っています。
議会が手続きや形式にしばられていくうちに、旧態依然の答えを導き出そうとしていないかという葛藤が私の中に渦巻いています。

今日は、わからないことをグダグダ書いていますね。

「普通救命講習」受講のおかげ?

2005年12月20日 | Weblog
今日の昼食は市役所近くのラーメン屋さんに行きました。この店はいつも行列ができているのですが、今日は待たずに座れました。
後からやってきた市職員の方と合い席になりましたが、お話をしているうちにその方は私の出身高校の先輩であることがわかりました。
1月に市職員の母校出身者で作っている高校会の総会があり、ちょうど昼前にそのお知らせをいただいたばかりでしたので、ちょっと不思議な感じがしました。

そんなラーメン屋さんの帰り、横断歩道で信号待ちをしていると、突然目の前で老婦人が道の段差につまずいて転んでしまいました。
メガネが飛び、靴が脱げ、側溝の金属網に顔を強(したた)かに打ってしまいました。
すぐに大石議員と私とで助け起こそうとしたのですが、当のご婦人はあまりの痛さにすぐに反応できないようです。

このとき普通救命講習の際、消防本部の隊長さんから教わったことがふと脳裏に浮かびました。習ったこととは直接には関係ないのですが、自分のとるべき行動に迷いがなかったことに我ながら驚きました。こういうとき、講習を受けているのといないのとでは、自分の行動に違いがでるものですね。

すぐに動かさずに、骨折などがないか様子を確かめてから周りの人々とで、ゆっくり助け起こしました。
大石議員と二人で交互に声をかけながら対応していると、周囲の人も自発的に手伝ってくれます。以前なら、「大丈夫ですか」とだけしか言えずにいたでしょう。
やっと助け起こしましたら、近くにいてくれた別のご婦人の提案もあり、目の前の交番ですこし様子を見ることにしました。

交番では交番指導員の方が対応してくれました。居合わせた数名の市職員の皆さんも心配してそばで見守ってくださいました。
お話を伺うと、市内にお住まいの82歳のご婦人で、今日は紀ノ国屋にお買い物に来られたようです。お1人暮らしですので、ご自宅に戻っても誰もいないとのことでした。
怪我はたいしたことはなさそうですが、それでも顔や手のひら、膝も強打していますし、ご高齢のお1人暮らしではあとあとが心配です。
交番指導員の方と相談して救急車をお願いすることにしました。

少し落ち着かれた様子が見えましたので、指導員さんにあとをお願いして交番を出ました。
出て数歩も歩かないうちに、救急車のサイレンが聞こえました。
早い!電話をして5分もたっていません。
機敏な出動にちょっと誇らしくさえも感じました。(別に私が誇らしく思うこともないのですが・・・救急隊の存在は頼もしい限りです。)

どうかご婦人の怪我が大きなものになりませんようにと祈りつつ、控室に戻りました。

そして多くの人々が「普通救命講習」を受講されますように・・・

要約!

2005年12月18日 | Weblog
昨日の土曜日は、本年最後の党員さんの会合がありました。
今年は、年頭から選挙・選挙で明け暮れた一年で、党員のみなさんには本当にお世話になりましたので、この日の会合では皆さんへの感謝の気持ちを込めて、議会や活動報告をいたしました。

この日は、スペシャルゲストとして谷口和史衆議院議員に出席していただきました。
谷口議員は、ロイター通信の経済部記者として活躍していた方で、今年の衆議院選挙で比例代表南関東ブロックで初当選されました。
今年の7月、ロイターを退職して、参議院議員の秘書になりましたが、わずか1ヵ月半で衆議院が解散し、急遽、党本部から立候補の話を受けたそうです。

ご本人は急な話の展開に本当に戸惑ったとのことです。
しかし総選挙中の鎌倉駅での谷口さんの街頭演説はとても立派で、私は後ろで感心して聞いていました。とても3週間前に立候補がきまった人とは思えませんでした。

会合終了後、ミスタードーナッツでお茶をご一緒したのですが、そのときの話がとても耳に残りました。

自民党に比べて議員の少ない公明党では、新人議員が委員会でピンチヒッターの質問に立つことがよくあるそうです。今回は公明党の新人は2名しかいませんので、新人の谷口議員は総選挙後の特別国会ですでに2回も質問に立ったそうです。

初質問の苦労話ですが、記者というものは要約することがくせになっているので、質問をするのに話が短くなりすぎてしまい困ったとのことです。

これは耳が痛かった。
私のような教師経験者は、教科書やテキストのような簡潔にまとめられた文を、まるでカップラーメンにお湯を注いで3分かけてほぐすように、こまかく展開して話をしますので、文章でも会話でもつい長くなりがちです。

先日の一般質問でも、他会派の議員から私の質問は後ろで聞いていて授業の話みたいだと言われてしまいました。
そういえば、このブログの文も長いですよね。
疲れているときには、読むのが苦痛になるときがあると言われてしまいます。

谷口議員に要約の仕方を教わりたい!

へぇ!

2005年12月16日 | Weblog
今日は、議会内で新人議員研修会がありました。
各会派の新人議員10人が市の各部局の幹部職員に依頼して、各セクションの業務についてレクチャーしてもらおうとの企画で、その第1回が行われました。
今日は、総務部関係で、総務部長さんと2名の次長さんが来てくれました。

総務部は人事から管財まで、さまざまな分野の事務業務を担当しています。
限られた時間ですが、具体的な業務の中身まで詳しく教えてくれました。

議員側からも活発な質問が出され、佳境に入ろうとしたときに、同時開催されていた各派代表者会議で会派持ち帰りの討議案件があったため、研修を一時中断し、それぞれの控室にあわてて戻るというハプニングもありました。

控室では、けっこうきな臭い案件が待っていました。

研修で、意外と言えば意外だったのが、隣接市との境界が画定できていないという事実でした。
横浜市・藤沢市との市境は90%以上画定できているのですが、逗子市との市境は20数%しか画定できていないということでした。

へぇ!

つまり、鎌倉市の面積39.53㎢というのは、隣接市に言わせればアバウトな数字じゃん!ということです。

へぇ!

鎌倉市は鎌倉市の主張があるように、逗子市は逗子市の主張があります。
でも現在、両市とも話し合っていく姿勢の確認ができているとのことです。

市境にまたがって建っている家の住所はどう決まるのかという、議員側のトリビアチックな質問に、次長も困ってしまったようですが、休憩の時間を使ってすぐに調べてきてくださいました。

市境にまたがって建っている家の住所はその家の玄関の位置で、どちらの市の住所になるかが決まるそうです。へぇ!
また固定資産税などは、その面積比で按分して両市に支払うそうです。

へぇ!

へぇ!へぇ!へぇ!と、まさにトリビアの泉でした。