鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

鎌倉市技能者表彰式が行われました。

2012年11月24日 | Weblog
 平成24年度鎌倉市技能者表彰式が勤労感謝の日の23日、レイ・ウェル鎌倉で行われました。

 造園工などの技能職に30年以上従事した技能功労者20名、15年以上従事している優秀技能者10名、7年以上従事している青年優秀技能者2名が表彰されました。





 表彰された皆さんは、いずれも優れた技能を持ち、他の技能者の模範と認められる指導的な立場にある方や後進の模範となっている方、また青年優秀技能者は将来を嘱望されている方で、技能を生活の文化として保持されていることに尊敬と感謝の念をもって表彰式に臨みました。

鎌倉市民インディアカ大会が行われました。

2012年11月11日 | Weblog
 羽子板の羽根を大きくしたようなシャトルコック状のボールをネットをはさんで手で打ちあうインディアカという団体競技を楽しむ第14回鎌倉市民インディアカ大会が11日、鎌倉武道館で行われ、開会式に臨んでまいりました。

 大会は20チームが4つのコートに分かれ競技を行うほか、コートごとのブロックを越えて対戦する交流戦も行われました。

 今日は、遠く千葉から駆け付けたチームや葉山町からのチームも参加して、約100名が競技に臨んでいました。

 インディアカというスポーツはテレビの映像で知っていましたが、実際に間近で見るのは初めてです。

 幅広い年代の選手が参加しており、文字通り老若男女を問わない生涯スポーツだなと感じました。

 鎌倉市のインディアカの歴史は、かつて鎌倉市にあった県立大船工業技術高校に眠っていたインデイアカの道具が見つかったのが始まりだそうで、愛好者の輪が広がって大会を開くまでに発展しました。

 今日はその大会も14回を数え、ここまで運営を続けてこられた皆さんの労苦はいかばかりかと思います。

 全国規模の大会や国際大会もあるそうで、先日は小田原市で関東甲信越地区の大会があったそうです。

 関係者の皆さんからは、鎌倉市にも広い総合体育施設があればと言われました。

 生涯スポーツを多くの人が楽しめる環境整備は、鎌倉市の長年の課題です。

防災ラジオのモニター機の貸し出しが始まりました。

2012年11月07日 | Weblog
鎌倉市役所総合防災課では防災行政用無線が自動受信できる防災ラジオ(戸別受信機)の導入に向けてモニター機の貸し出しを行っています。

防災行政用無線は現在鎌倉市内に143基の子局があり、地震や台風などの気象情報などの市からの防災情報や行方不明者の情報提供を呼びかける放送をスピーカーで行っています。

しかし風向きや建物、地形などの状況によりよく聞き取れない地域があります。

これを補完するために鎌倉市ではパソコンや携帯電話にメールでお知らせする防災安全情報メール配信サービスや同内容を電話で聴ける消防テレホンサービス【0120-24-0467】 (無料)を行っていますが、さらに消防本部から発信される電波を自動受信して家の中でも聞こえる防災ラジオ(戸別受信機)の導入を目指しています。

 ただし、山がちの地形があるなど電波状況の厳しい鎌倉市ではどこでも聞こえるというわけではないという事情があり、ご家庭が防災ラジオを購入するにあたっては、市のラジオを貸出しして受信状況が良ければ12月以降に購入申し込みをしてもらうことにしています。

 この防災ラジオはふだんはAM,FMラジオとしても使用ができるもので、防災行政放送の時はスイッチを切っていても自動で音が流れるようになっています。

 私は、議員になって1年目の平成17年12月定例会の一般質問で、この防災ラジオの導入を主張してきましたが、東日本大震災を経て、このほどようやく導入が実現しました。

 多くの市民のみなさんが導入していただけることを願っています。

湘南6市の議員研修会が行われました。

2012年11月06日 | Weblog
 湘南地域6市の市議会議長会の主催による議員研修会が5日、小田原市尊徳記念館で行われ、福島県相馬市の立谷秀清市長による講演「震災対応から生活再建へ、相馬市の対応」について研修しました。

 小田原市、南足柄市、平塚市、茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市の湘南6市で構成する湘南地方市議会議長会では毎年合同の議員研修会を行っています。

 今回のテーマは、昨年3・11の東日本大震災で大地震、大津波の被害に加え、福島第一原発事故という未曽有の大災害を受ける中、相馬市がどのような危機に直面し、どう対応してきたか、立谷市長が直面した様々な苦労を伺うことができました。

 相馬市では、17世紀以降でも2回の津波襲来があり、つづく天明の大飢饉もありましたが、小田原出身の篤農家の二宮尊徳の報徳思想を導入して危機を乗り越えてきたという歴史があるそうです。

 昨年は、3回目の大ピンチに見舞われたということですが、医師でもある立谷市長の災害対策は、とにかく次の死者を出さないことを主眼に取り組まれたということです。

 一方で、国の対応は数多くの会議を立ち上げて対応しようとしましたが、被災自治体はどこに話を持っていけばいいのかわからなくなり、返って混乱したということです。

 市長は、ことあるごとに携帯電話のカメラで写真や動画を記録しており、それが発災当時の貴重な記録となって、聴いている私たちに迫ってきました。

 何よりも悔やまれていたのは、市長の依頼で消防団が津波からの住民避難に奔走する中、消防団員自身が犠牲となってしまったことで、市長は、その遺児の生活や教育について成人までしっかりと支援していくことプランを紹介してくれました。

 相馬市民を避難所から仮設住宅への入居を果たすなど復旧への道筋はつきましたが、今後、復興住宅の建設や社会インフラの再整備など道のりは険しくても、必ずやり遂げていく決意を述べられていましたが、一番苦労するのは、風評被害で漁獲物が売れないことだとも述べていました。

 軽妙な語り口でありながらも、市長として困難な課題に挑んでいく真剣さが伝わった有意義な研修会でした。

鎌倉市 市民栄誉表彰式 市政功労者表彰式が行われました。

2012年11月05日 | Weblog
 鎌倉市・市民栄誉表彰式、市政功労者表彰式が市政施行記念日でもある3日、鎌倉芸術館で行われました。

 市民栄誉賞は、今回初めて創設されたもので、今年の夏に行われたロンドンオリンピック体操競技の男子団体総合で銀メダルを獲得した田中和仁選手(徳洲会体操クラブ)に贈られました。田中選手の所属する徳洲会体操クラブの本拠地は市内深沢地域にあります。

 また自治や産業経済、地域生活、社会福祉、教育文化に功労のあった40の個人や団体が市政功労者として表彰されました。

 表彰された方々は、長年にわたり、市の審議会委員や商工会長、自治・町内会長、民生・児童委員として活動されたり、美術や華道、武道や詩吟などの文化活動をとおして地域社会に貢献されてこられました。

 またスポーツで国体やリトルリーグ、ユースサッカー女子での活躍や、作文コンクールで最高位を受賞した児童・生徒さんたち、また東日本吹奏楽大会で金賞を受賞した腰越中学吹奏楽部、全日本合唱コンクールで金賞を受賞した清泉女学院高校、中学、横浜国大付属鎌倉中学の3団体も表彰されました。

 また、放射能への理解促進に貢献された方や絵画や緑地等の保全のために寄付された個人や団体のみなさんには感謝状が贈られました。

議会改革の取り組みを視察してきました。

2012年11月03日 | Weblog

鎌倉市議会・議会運営委員会では議会改革の取り組みを調査するため11月1日、2日の両日、兵庫県宝塚市議会と滋賀県大津市議会を訪問しました。

宝塚市議会では平成9年から議会改革の取り組みが始まり、平成12年からはほぼ毎年度改革に取り組んでおり、委員会の原則公開や政治倫理条例の制定、一般質問方法の変更などを実現してきました。



そして平成23年に宝塚市議会基本条例を制定、施行しています。

さらには、その後も改革は続き、執行部側の反問権の実施や議会報告会の実施、さらには議員間の自由討議を実施しています。

現在、鎌倉市議会では特別委員会を設置してこれらについて討議しているだけに大変参考になりました。

一方、大津市議会では、平成21年度から議会活性化への取り組みが始められており、一般質問方式の改善や情報公開、議会内事業仕分けの実施や議会の政策立案機能の強化などに取り組んでいます。



とくに興味深かったのは議会内に政策検討会議を設置し、議員全員が政策立案にかかわっていることや、龍谷大学と議会においてパートナーシップ協定を締結し、政策検討会議の議論に専門的知見を活かす取り組みが行われていることです。

議会として専門的知見を活用することは、もはや必要不可欠の時代になっているだけに、非常に参考になる取り組みでした。