総合防災訓練

　平成２６年度鎌倉市総合防災訓練が２６日、鎌倉市山崎浄化センターを会場に行われました。

　今回の訓練では自治・町内会の自主防災組織がによる住民避難訓練、飲料水緊急供給訓練、災害情報収取訓練、災害時ペット対応訓練などが次々に行われ、土砂や倒木により埋まってしまった車両を除去する訓練やライフライン応急復旧訓練が行われたのちに、消防レスキュー隊と陸上自衛隊が合同で救出、救助訓練を行いました。



　各訓練と同時にその他、災害時緊急放送訓練や炊き出し訓練なども行われたのち、ヘリコプターによる孤立住民救助訓練が会場の参加者が見守る中、無事に行われました。



　広島の豪雨災害から１週間、いまだ現地で救出作業が続く中だけに、緊張感に包まれた防災訓練が行われました。

深沢子ども会館暫定施設が開館しました。

　平成２４年度に行われた耐震診断の結果、著しく耐震性が低いことが判明し臨時休館を余儀なくされていた深沢子ども会館（鎌倉市寺分）の暫定施設が完成し１日、オープニングセレモニーが行われました。



　市の青少年課では当初、代替施設を探していましたが、付近に適当な施設がなく、元の深沢子ども会館跡地にリースによるプレハブの暫定施設を整備することになったものです。

　鎌倉市には学童保育施設としての子どもの家とは別に、地域の子どもたちが自由に遊べるスペースとしての子ども会館があります。

　とくに深沢子ども会館は、乳幼児から中学生まで多くの子どもたちが年代を超えて交流する場として、多くの利用がありました。

　急な臨時休館に行き場を失った子どもたちから代替施設の整備を望む声があがり、子どもたち独自での署名活動が起こりました。

　それに呼応して保護者や地域の大人たちも、署名活動や市長への要望、議会への陳情へと代替施設整備に積極的に取り組み、私も地元の議員として、地域の皆さんとともに活動させていただきました。



　鎌倉市も前向きに検討し、今回の暫定施設の整備につながりました。

　子どもたちの署名運動から１年半が過ぎ、当時の子どもたちは中学生になりましたが、今回の暫定施設の完成をとても喜んでいるとのことでした。

　オープニングセレモニーは１番乗りの小学生が松尾市長や中村市議会議長とともにテープカットを行いました。



　初日から近隣の子どもたちが多く集まり、開館式の後は、子どもたちが所狭しと遊んでいました。
　いかに多くの子どもたちがこの子ども会館の再開を待ち望んていたのかと、感慨を新たにしました。