また猫が脱走した。
２７日夜、「猫見ないね。」いつもの猫の丸まっているところを見てみるがいない。
それでも、どこかにいるだろうと、そのままネル。
２８日の朝、やっぱりいない。あちこち探すがいない。どこも出て行くところはないはずなのに・・・。
カーテンのむこうで窓が開けられていた。ここから出て行ったんだ。
周りを見てもいるはずはない。
気にかけるが、帰ってこない。とても寒い,雨の降る日。
こんなんでは、死んじゃう。どこまで行ったのだろう。
２９日いい天気。外回りの掃除をしていた。「猫太郎！」と呼んでみる。
「にゃ～」
横を見ると隣の空き地の下にいる。早くおいで。
だけど、逃げって行った。その辺りをまた探してみると、
こわれた屋根のない小屋の下に潜っている姿が見つかった。
丸まって、こっちを見ている。にゃーの鳴き声だけ。おなかがすいているはずだろうに・・・
寒かろうに・・・
