東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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「井俣町政6年」 日本共産党の評価

2024年06月02日 | インポート
 職員へのハラスメント行為で任期途中で辞職した井俣町長―ハラスメントは他者の尊厳を踏みにじる行為で、決して許されません。他方、井俣町長在任中の6年間には評価すべき施策もありました。日本共産党が考える評価できるもの、できないもののうち、主なものを紹介します。

評価できるもの

「道の駅」建設中止
 「道の駅完全見直し」を掲げて当選した井俣氏は、建設中止を決定。

小中学校への全教室へのエアコン設置
 普通教室だけでなく、特別教室にもエアコンが設置されました。

(写真はエアコンが設置される前の教室の温度計 2018年7月撮影)

学校給食への公費投入
 地元産品や有機野菜の購入費に公費を投入。さらに物価高騰への対応にも公費を投入しました。

町独自の少人数学級推進
 今年4月から小学校3年生まで30人学級に。

1人5000円分の商品券配布
 コロナ禍で苦境に立たされた町内事業者や、家計への支援になりました。

コロナ禍初期のマスク不足時に高齢者向けに不織布マスクを配布
 新型コロナ感染症の流行で入手が困難になっていた不織布マスクを高齢者向けに配布しました。

評価できないもの

国民健康保険税や介護保険料などの値上げ
 国民健康保険税を連続して値上げ。コロナ禍でも値上げを続けました。
 65歳以上の介護保険料は、3年前は低所得者層の値下げをしたのに、今年は低所得者層も含め値上げしました。

町立保育園の民営化推進
 和合保育園を民間の太陽わごうこども園にしました。南部保育園と音貝保育園も民営化する方針です。町の保育に対する責任を狭めるものです。(南部保育園の代わりになる施設の民間事業者の募集が始まりましたが、太陽わごうこども園での不適切保育の再発防止のための第三者委員会の提言で、ストップしています)

公共交通
 じゅんかい君は特定の地域では左右両回りとも1時間に1本になり便利になりましたが、他の地域は不便になりました。バスの台数を増やさずに、前から利用者が多かった地域に多く走らせるようにした結果です。
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6月9日町長選挙 日本共産党は自主投票

2024年06月02日 | インポート
6月4日(火)告示、9日(日)投開票で行われる東郷町長選挙で、日本共産党は特定の候補者の支持はせず自主投票とします。(写真は東郷町役場庁舎)

2人が立候補を表明

 井俣憲治前町長が自身のハラスメント行為を認め5月2日付で辞職したことによる町長選挙が6月9日投開票で行われます。町長選挙に関する届出書類の事前審査(5月27日)に参加したのは2人でした。参加したのは審査順に、副町長の近藤悦規氏と、議会議長の石橋直季氏です。

日本共産党は自主投票

 報道などによれば、政策については両氏とも基本的に井俣前町長の方針を引き継ぐ姿勢を明らかにしています。したがって日本共産党は、今回の町長選挙では特定の候補者の支持などはせず、自主投票とします。

ハラスメント根絶に取り組む姿勢も問われる選挙

 今回の選挙は、前町長が自らのハラスメント行為を認め、任期を2年残して辞職したことにより行われます。各候補ともハラスメント根絶を訴えることでしょう。どの候補がハラスメント根絶に取り組む町長として相応しいのかを見極めて投票することが大切です。棄権しないようにしましょう。

井俣前町長によるハラスメント問題とは

・2023年11月 町職員からの内部告発による報道で、井俣憲治町長が町職員にハラスメントをしていたことが明らかになる。井俣町長は報道機関が入手した録音データを自身のものだと認め、記者会見などで謝罪。一方、自身の進退などについて、全容が明らかになっていないとして「第三者委員会」による検証を経て考えると表明。
・11月27日 議会臨時会で町長不信任案が審議され、賛成10、反対6で出席議員の4分の3に達せず否決。
・11月28日 議長が、町長の登庁を控えるよう要望。職員の保護が理由。要望は受け入れられなかったものの、議会への町長の出席は必要最小限とすることとされた。
・2024年4月22日 3人の弁護士による「第三者委員会」が報告書を町に提出。町職員へのアンケートや聞き取りの結果、井俣町長によるハラスメントの事実を認定。

第三者委員会の報告書が指摘した原因と背景
・町長のハラスメントに対する知識と理解の不足
・職員の萎縮による環境の悪化
・副町長の対応について「副町長自身がハラスメントに対する理解・認識が不足しており、町長のハラスメントに対する対策や措置は、一切取られず、町長のハラスメントに歯止めがかかることはなかった」
・町長のハラスメントに対応して措置を取る制度の不存在

井俣町長ハラスメント事案の経過と第三者委員会報告書は役場ホームページでご覧になれます
https://www.town.aichi-togo.lg.jp/pickup_news/11821.html




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