東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

連絡先090-1835-5649
kadohara@joy.ocn.ne.jp
白鳥4-4-1押草団地207-403

井俣憲治町長 辞職!

2024年04月29日 | インポート
第三者委員会の報告書提出を受け

 4月24日、井俣憲治町長が石橋直季議長に退職届を提出しました。退職は5月2日です。昨年11月、報道などで井俣町長による職員へのハラスメントが発覚した後、町長は自身の進退などについて、第三者委員会の結論を見て決めると説明していました。

「事態の鎮静化のために決断」
井俣氏、記者会見などで説明


(写真 会見に集まった記者に挨拶する井俣憲治町長=4月25日、東郷町役場4階)

 議長への退職届を提出した翌日の4月25日、井俣町長は議会全員協議会で辞職するに至った理由などを説明しました。この記者会見は、井俣氏のハラスメント事案を調査した第三者委員会(県弁護士会推薦の3人の弁護士で構成)が同22日に報告書を町に提出したことを受け、井俣氏が自身の考えを説明するために行われました。
 説明の冒頭、井俣氏は謝罪を表明しました。井俣氏は問題が発覚した昨年11月にも、全員協議会や記者会見でも謝罪を表明していました。
 井俣氏は町議らと事態の鎮静化について意見交換し、町のために辞職を決断したと述べました。また後援会幹部から「正すべきは正して頑張れ」と言われていたものの、後援会幹部も辞職の決断を支持してくれたと述べました。
 自身の今後については、町の発展などを「一町民として応援したい」と述べました。記者会見で町長選挙への対応を問われた井俣氏は「全ての可能性を排除するものではない」、「今、考える時間もないし、そんな場合ではない」と答えました。

遅すぎた井俣町長の辞意表明(東郷町議 かどはら武志)

 井俣氏は、この事案の発覚後に考えたことを説明する中で、職場の改善や、ハラスメント防止条例の制定などについて語りました。また職員の指導で言い方が悪かったなどと、従来の弁解を繰り返しました。また、ハラスメントを受けた職員には謝りたいと言うものの、どうすれば被害者が負ったかもしれない心の傷を回復できるのかも語りませんでした。加害者が真人間になっても被害者の心の傷の回復には役立ちません。職場の改善は別の人たちに任せ、自分は被害者の視界から去るという発想に行きつけなかったものなのか。あまりにも遅かった辞意表明。本当に残念です。

(「こんにちは日本共産党東郷支部です」2024年5月5日付より)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする