昨日の深夜、常滑沖の中部国際空港に地位を奪われた県営名古屋空港の上空で未確認飛行物体が出現した。怪しい光を発し、音も無く旋回する。
同居する航空自衛隊の小牧基地から緊急発進する航空機も無く平穏だが、市民から情報が警察に寄せられるが出動する気配はない。当局にはUFOから連絡が入っている。
「ソーラー・インパルス2」で両翼の長さはジャンボジェット機に匹敵する72メートルあり、最高速度は時速140キロ、3月に中東のアラブ首長国連邦を出発し、およそ5か月で世界一周の途上、悪天候が予報されるので緊急着陸した。
ジュール・ヴェルヌの時代は八十日間世界一周だったが、太陽光発電だけで飛ぶ最新鋭の飛行機はおよそ二倍の時間が必要、文明の進歩は190億の資金を費やし、時間を浪費する事のようだ。