五輪より七輪の秋刀魚

サヨリ、トビウオ、メダカの仲間で秋に獲れる刀のような形をした魚、庶民の魚、サンマの水揚げ日本一の北海道根室市花咲港に昨日、３３隻（大型船２２、小型船１１）が入港し今季最高の約７２９トンが水揚げされた。丸々と太った秋刀魚の比率が増え、浜は活気づいている。漁場は約５５０キロの公海で、これまでのほぼ半分の距離まで縮まったと漁師は語る。

朗報である。

地球から略奪した化石燃料を燃やす西洋文明の結果、温暖化で破壊された自然現象は、コロナ禍で人類の野蛮な行動を牽制し、異常気象の自然の自助努力で悠久の循環に戻るのだろう。

植物由来の木炭で珪藻土を成型した七輪で目黒で焼くさんま、殿様も満足する、これぞ「古き良き美しい国・日本」なのだろう。五輪の金メダルより価値がある。

英語が話せなくても良い、落語を理解できる日本人、義務教育の原点だろう。