朝、起きて、三ケ日認定協会長の外山(とやま)さんのミカン畑におじゃまして、お話を伺った。その後、国内最大と言われる、みかん選果場を見学。もう、全てコンピュータ管理されていて、しかも巨大な工場のような選果場に、ただただ、口あんぐり。こりゃ、農協にオンブにダッコに、生産農家がなるのも、納得である。しかも農協さんの一切、個人売り禁止で、もし禁を犯すと、ペナルティーがあるそうである。しかし、みかんの価格は、スーパーや卸で決められている現状だと、三ケ日みかんと言う、素晴らしいブランドでも、徐々に価格が下がっているそうである。会長の外山さんは、そこを心配していて、私を講演に呼んだようである。私の理論によれば、5%でも、個人売りの枠があれば、個人でも能力のある人は、所得を上げることが出来ると感じた。なによりも、農協任せで、生産のモチベーションが、上がらないことが問題。みかんについても、いろいろと面白い話を、聞いたが、肝心の我々、購入者にはその情報が、まったく来ていないことも問題と話した。個人で、真剣に売ろうとすれば、私のように色々と情報を流すのが当然の成り行きである。そうして、買っていただいているんだから。このままでは、生産者価格は、下がるばかりである。三ケ日みかんの皆さんの、今後の奮闘に期待するばかりである。
国内最大のみかん選果場、圧倒されます 選果場前にて、大型トラックが後から後から



