地熱シンポで新たに見えてきたこともありました。
・3.11震災で東北の7つの地熱発電は稼働し続けた。
・地熱が10年間、開発ストップしていたのは原発に政府、業界が舵を切ったから。
・原発稼働中止した分は火力発電で補っているが、定期点検も延ばしフル稼働。燃料コスト、CO2も増加中。
・温泉発電(カリーナサイクル)は100℃以下で十分可能。新潟県十日町市で実証実験開始。
・温泉法のガイドライン、手続き簡素化の見直し中。
・地熱発電で温泉は基本的に影響受けない。アメリカ、ニュージーランドの例は1950年代の浅い井戸。
・候補地は少し古い活火山で、活発な火山活動で発電施設が破壊されることはない。
・熱水が溜まり易いのは古い活火山。
・高温岩体発電という熱水溜まりを使わない方法も開発中。
・海外の例でも環境や景観とのマッチング、温泉地との共存は十分可能。
・24時間、365日安定供給でベースロードとして期待できる。国も企業(電力会社、メーカー)も前向き。
・地熱に今度の補正で150億予算が付く予定。
見えてきたデメリットは次のようなことです。
・地表調査→坑井調査→発電所建設→発電所操業と進むが、トータル10~15年と時間がかかる。
・環境アセスに4~5年かかる。
・ボーリング1本2億かかる。ハズレも多く調査試掘だけで数億円、初期コストに100億くらいはかかる。
・外部燃料は不要であるが、火力発電程度の発電単価まで下がるのに10年くらいかかる。
・10年くらいであまり出なくなる井戸もある。その場合、また、追加ボーリングが必要。
・ボーリングで山を当てるのは三菱マテリアルや出光などの14社ディベロッパー。電力会社は候補地が確定してから出てくる。
・斜め堀りは一般に延長が長く、コスト増である。
しかし、雰囲気では環境省も温泉女将も前向きです。
国も企業も積極的に後押しする今が参入の絶好のチャンスと見ました。
・3.11震災で東北の7つの地熱発電は稼働し続けた。
・地熱が10年間、開発ストップしていたのは原発に政府、業界が舵を切ったから。
・原発稼働中止した分は火力発電で補っているが、定期点検も延ばしフル稼働。燃料コスト、CO2も増加中。
・温泉発電(カリーナサイクル)は100℃以下で十分可能。新潟県十日町市で実証実験開始。
・温泉法のガイドライン、手続き簡素化の見直し中。
・地熱発電で温泉は基本的に影響受けない。アメリカ、ニュージーランドの例は1950年代の浅い井戸。
・候補地は少し古い活火山で、活発な火山活動で発電施設が破壊されることはない。
・熱水が溜まり易いのは古い活火山。
・高温岩体発電という熱水溜まりを使わない方法も開発中。
・海外の例でも環境や景観とのマッチング、温泉地との共存は十分可能。
・24時間、365日安定供給でベースロードとして期待できる。国も企業(電力会社、メーカー)も前向き。
・地熱に今度の補正で150億予算が付く予定。
見えてきたデメリットは次のようなことです。
・地表調査→坑井調査→発電所建設→発電所操業と進むが、トータル10~15年と時間がかかる。
・環境アセスに4~5年かかる。
・ボーリング1本2億かかる。ハズレも多く調査試掘だけで数億円、初期コストに100億くらいはかかる。
・外部燃料は不要であるが、火力発電程度の発電単価まで下がるのに10年くらいかかる。
・10年くらいであまり出なくなる井戸もある。その場合、また、追加ボーリングが必要。
・ボーリングで山を当てるのは三菱マテリアルや出光などの14社ディベロッパー。電力会社は候補地が確定してから出てくる。
・斜め堀りは一般に延長が長く、コスト増である。
しかし、雰囲気では環境省も温泉女将も前向きです。
国も企業も積極的に後押しする今が参入の絶好のチャンスと見ました。