i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

気仙沼の6か月後

2011-10-31 22:04:59 | 震災復興
聞いた話によると、がれき処理は場所によっては全然進んでいないところもあるらしいです。

最も被害の大きかった地域は、そもそも一般の人が車で近づける道さえ復旧していないでしょう。

写真は先に復興支援に入っていた弟の写真です。まだ、こんな形で残っている場所があるのも事実です。


先日、がれき処理作業の契約のことが建設工業新聞に載っていました。

「岩手県沿岸3地区災害廃棄物処理業務が11/中契約へ」
・宮古地区:鹿島、三井住友建、鴻池組、西武建、三好建、斉藤工業
・山田地区:奥村、日本国土開発、陸中建、吉川建、佐藤建業
・大槌地区:竹中土木、タケイエ、松村建、八幡組

被災者の雇用も期待できるようです。是非、頑張ってほしいものです。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かわうちダムは生かされるか(その3)

2011-10-29 09:34:23 | かわうち湖の海水揚水発電
このアイデアは大きく2つに分かれています。

1.かわうちダムの有効利用(海水揚水発電による蓄電化/浸透圧発電併用)
2.大間原発(建設中)の計画変更(中間貯蔵施設化/風力発電施設設置)

このうち、風力発電は既存の風車ではなく「風レンズ風車」を提案します。これは、九大で開発されたものですが、従来よりコンパクトでかつ、発電力が2~3倍期待できます。騒音やハードストライクも少なくなるようです。

すでに、福岡のシーサイドももちに小型が4基ほど設置されていて、洋上施設としても博多湾でNEDOの実証実験が始まっています。

風レンズ風車は大型での実用化は5年先ということですし、浸透圧発電の大型プラントの実証も4年先ですので、丁度良いタイミングです。どちらも日本主導の技術です。

取りあえず、小型の風レンズ風車を「かわうちマリンビーチ」に設置して検証したいところです。公衆トイレや街路灯の電源として最適です。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の100選考

2011-10-29 04:16:18 | しもきた
東奥日報では「あおもり美紀行」と題して、美しい風景を写真で紹介するシリーズがあります。

その中に「日本の音風景100選」という言葉があったので、さっそく検索してみました。

環境省の制定で、青森は4か所も選定されていました。東北では山形の「山寺の蝉」が代表格でしょう。

・青森ねぶた
・小川原湖畔の野鳥
・奥入瀬の渓流
・八戸蕪島のウミネコ

小川原湖だけまだ聞いたことが無く、イメージが沸いてきません。


また、夜景100選というのも有名です。その中に「むつ市の夜景」が入っています。釜臥山からの夜景はその形から「夜の蝶」に例えられています。函館山からの「百万ドルの夜景」には及びませんが、円高が過去最高を更新していますので、どんどん割安になっています。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田舎館の田んぼアート

2011-10-29 04:05:19 | あおもり
今年の田舎館田んぼアートです。黄金色にとても合った図柄です。

田んぼの模様で思い出しました。

あのミステリーサークルの作り方がテレビで公開されていました。

見てみると、2、3人という少人数で、しかも紐を持って踏みつけるだけの、至ってシンプルな作業でした。

一方、田んぼアートは、植物の成長管理なので大変手間がかかっています。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台定禅寺通り

2011-10-25 08:24:38 | 一般
ケヤキ並木の有名な仙台定禅寺通りです。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かわうちダムは生かされるか(その2)

2011-10-24 22:45:37 | かわうち湖の海水揚水発電
急遽、現場をみてきました。紅葉真っ盛りのかわうちダムです。(写真集はフォトチャンネルにUP予定です)

先ず、収穫は、建設途中の大間原発が今後どうなるか分かりませんが、送電線は既に川内~むつまで4~5年前に敷設済みである、という事です。かわうち温泉(あっちゃのまま)の後ろを送電線は通っていました。

意外だったのは、ダムの上流側が「野平キャンプ場」として駐車場や水道、散策路などがきれいに整備されていたことでした。結構な敷地面積です。県の施設かとは思いますが、考えようにっては好都合です。ここの一部に貯水施設や発電施設が可能と考えます。

現在、ダムそのものは既に機能の有効性は小さくなったと考えます。河川下流の護岸整備が終わってしまい、洪水調節機能の必要性が殆ど無くなったからです。

余談ですが、このかわうちダム周辺の森林事業計画の古地形図を偶然父親が所持していました。また、かわうちダムの建設当時には母親が事務所の手伝いに行っていました。こんな関係からも私にとっては愛着のある地域なのです。

この揚水発電化アイデアは、興味の無い人にとっては詰まらない話ですが、実現すればきっとある意味世界の注目プロジェクトとなることでしょう。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少しずつ復興支援が動き出す(その13)

2011-10-24 12:32:49 | 震災復興
学生時代のクラスメートの人達と盛岡で久々に集まって話しました。近況報告もありますが、直接に津波被災地に居た人もおります。

話せる範囲で紹介するとこんな感じです。

津波当時の状況:最初の津波より、2回目、3回目が大きかったようだ。引き波とぶつかり合い、渦を巻いていた。波は壁のように押し寄せてきた。500m区間だけ少し高台にありギリギリ助かった。

現在の状況:災害査定はかなり進んだ。工事は応急復旧箇所のみ先行。測量は基準点も動いているのですべて任意で実施。地元大手が包括受注し分割作業。やはり作業員宿泊所がネック。

困っていること:認定避難所には物資が届くが、それ以外の任意避難所には物資届かず。柔らかい運用と連携が必要。(言っても動かない人も多い)

気付いた点:地震直後は停電で被災者は状況を把握できず。携帯の通じる拠点が街に1~2か所あれば良いのでは? 実際、ある建物施設の近くでは夜に人が集まる場所がある。そこは地震後も携帯が良く通じる場所であった。また、非常用の小型自家発電ライトで携帯電話の充電もできるものがある。避難所に常備させるべき。

居酒屋にて:海産物(カキ、ホヤ・・・)は津波の影響で全くダメ。焼き鳥、煮込み、枝豆で我慢、我慢。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モバイル広告売上高トップ10

2011-10-22 16:33:40 | 海外
シンガポール広告大手によると「国地域別モバイル広告売上高トップ10」というのが出ていました。

1位:インド
2位:インドネシア
3位:米国
4位:ベトナム
5位:ブラジル
6位:サウジアラビア
7位:メキシコ
8位:カナダ
9位:タイ
10位:英国

国の成長余力と似ているような気がします。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンテナショップ北彩館の売れ筋

2011-10-21 13:00:41 | あおもり
飯田橋にある青森アンテナショップ北彩館に足を延ばしてみました。

しばらく店内をくまなく観察し、おもむろに商品をカゴに入れてレジに向かいました。

「店内に書いてある売れ筋ランキングは、ウェブで見られるのですか?」

「月末の集計で変わるがら、わがんねえ。」

「毎月、変えているということですね。」

「んだっ。」

帰ってネットで調べてみました。

売れ筋ランキングは最新が8月のものでした。

1位:熟成にんにく元気くん
2位:焼きうに
3位:シャイニーねぶた缶
4位:希望の雫
5位:気になるリンゴ


でもここに来たのは、実はベトナム人の味覚に合う食材を探しに来たのでした。そう考えたのは、前回招へいした時ベトナム人が、仙台牛タン弁当に付いていた辛子漬物が「大変美味しい」と絶賛だったからです。お土産に使えるかも知れません。日持ちのするものが条件となりますので辛い漬物の類が有望なのです。

然るに、仙台の辛子漬物は復興支援最終日に牛タン有名店「太助」で5袋ゲットいたしました。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベトナムの高齢化の速度

2011-10-21 01:28:51 | ベトナム滞在記
ベトナムの人口は約8900万人で世界13位、年平均100万人超の増加をしています。毎年仙台や千葉が誕生している感覚です。

統計総局によると60歳以上の高齢者数は9.4%ですが、2037年には20%超となる見通しです。高齢化移行段階から高齢化のペースは、米国69年、日本・中国の26年を大きく上回る17年と予測されています。
また、問題点として社会福祉制度には多くの不備が存在している、とも書いています。


この記事は、あたかもベトナムの老いる速度が速い、と捉え易いですが、ベトナム戦争で老人が極端に少ない現在の人口構成からは至極当然なのです。しかもベトナムでは家族の絆が全てに優先します。どんなにお金持ちでも、家族で一緒に過ごし、一緒にご飯を食べられないのであればハッピーではないのです。日本人の感覚では遠い親戚縁者までが「家族」と考えられています。高齢者も無条件に大切に敬われます。

そんなことより、核家族化が進み、介護する人もいなく、孤独死の多い日本の将来の方が余程深刻だと思います。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nha Viet Nam 元住吉店に行く

2011-10-20 00:53:10 | ベトナム滞在記
恵比寿本店に続き、元住吉店に行ってみました。

同じNha Viet Nam なのに全く違っていました。街の雰囲気に合わせたコンセプトだったからです。

恵比寿本店とは違い、元住吉店のそれはおしゃれに気を使っていませんでした。

厨房は日本人の普通の若いオニイちゃんだし、ウェイトレスも日本人の若いオネエちゃんでした。もう一人レジの30歳くらいのオネエちゃんが全て仕切っていました。それに加え、建物、内装は明らかに使い回しです。極端に言うと看板を替えただけ普通の食堂を改良した店構えでした。

料理の味はまあまあでした。セットはサイゴンセット一種類(1150円)、あとは単品だけです。

しかし、お客さんは満員です。95%がおばさん、OLたちです。(5%は私の分です)

ポイントカードがあり、5回行くごとに春巻きやフォー、カレーなどのサービスがあります。毎日来店すると一週間のうち一回はほぼ一食に近いサービスがあるのです。普通多くて10%のサービスが2倍の20%という感じです。地元の女性陣をがっちり捕まえていました。完全リピーターです。

この店のコンセプトは地元密着型レストランなのでした。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

念願のベトナム辞書を購入

2011-10-20 00:07:34 | ベトナム滞在記
書店に予約していました新発売のベトナム辞書をゲットしました。

2万7千円です。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベトナム美食10選

2011-10-20 00:05:41 | ベトナム滞在記
CNN観光情報サイトからのデータです。

1位:フォー
2位:チャーカーラボン
3位:バインセオ
4位:カオラウ
5位:空芯菜
6位:揚げ春巻き
7位:生春巻き
8位:ブンボーフエ

以降は忘れました。

フォーには牛(bo)と鳥(ga)があります。

2位のチャーカーラボンて何でしょう?

早速、ネットで調べました。雷魚と野菜を材料とした炒め物+麺と香草とピーナッツタレをかけた料理のようです。ハノイの名物となっています。店の写真にはどこもフランス人ばかりが写っています。

バインセオやカオラウは主に中部地方の料理です。

ただ明らかに日本人が選んだものではないでしょうから参考になりませんね。

春巻きが下位で、チェーやバインミーが入っていないですから。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少しずつ復興支援が動き出す(その12)

2011-10-19 02:59:45 | 震災復興
作業チームの中に元役所OBの方が居ました。会社に頼んで現場に参加したのだそうです。

事務所の所長を幾つか歴任された方ですが、運転手と簡易作業を自ら買って出ました。

話を聞くと新潟地震の時に役所の立場で査定の指揮をされていたそうな。今回の作業内容との違いをいろいろ指摘していただきました。

結構勉強にはなりました。

被災状況の写真には役所の管理する立場の方を一緒に入れたのだそうです。多少のことは役所で責任を受け持つ、という手形みたいなものです。主体的発想でスムーズに事は運んだということです。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

てっぺん下北のフラッシュマーケティング

2011-10-18 19:40:37 | しもきた
てっぺん下北のサイトが開設された、と2011.1にブログで伝えました。成功の鍵はアイデア次第、とも書きました。

今度、このサイトで「みんなで買っ得?」という共同購入型クーポンサイトを運用するようです。これはフラッシュマーケティングの一種で、割引や特典の付いたクーポンを短時間限定でネット販売する手法です。1~2年前から世界的に急速に広まってきました。

下北には美味しい物がたくさんありますので、価格設定と品質確保さえ間違わなければ成功するように思います。会員制でトラブルを少なくするのも良い方法です。

お金の掛かる店舗や場所に左右されないので、上手く広告できれば活性化の救世主に成り得ます。

私が運用者なら、県人会、出身者などへのメールマガジンで情報発信するでしょう。


*これに関連して、タクシー会社もシュアリングサイトを開設してほしいと思っています。デマンドタクシー制度をもっと活用する方法を考えてほしいです。今後、新しく交通基本法も後押しすると思います。理想は電気自動車のシュアリングです。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする