旅の終わりに（その３）

また今回もベトナムのダナンから韓国経由で青森に入りました。夏休み時期も終わり、乗客は４割を切っていた感じでした。

さて、税関の荷物検査でまたしてもスーツケースの中を調べられました。12:55の空港バスに間に合うようにトップで出てきたのにです。次のバスは1時間半ありません。

どうも今回もベトナムコーヒーが怪しいらしいのです。質問も以前と同じで「ベトナムはコーヒーが有名なんですか？」「ベトナムコーヒーは世界2位の輸出ですよ」「私はブラジルくらいしか知りませんが」「ブラジルコーヒーが世界1位なんですよ」

ここでちょっと係員のビックリした発言がありました。「このベトナムコーヒーの箱の封を開けてみて良いですか？」「とんでもないです。開けたらお土産に使えないでしょう。ダメです」「ではX線に通させてください」

しかし、X線に7～8分も待たされました。私はたまらず「X線通すのにそんなに掛かるのですか？」多分重量も全部チェック入れているんだろうと推察します。係員は中々X線が終わらないので無駄な世間話をしてきましたが、明らかにバツの悪そうな顔でした。

X線が終わり、私は荷物を詰め直しました。当然何も発見されませんでした。ご協力ありがとうございました、の言葉は今回も聞けませんでした。

バスには間に合わず、結局青森駅までタクシー3,990円使いました。