Joe's Labo

城繁幸公式。
というか避難所。移行か?
なんか使いづらいな・・・

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日本海軍 400時間の証言

2009-08-10 12:14:36 | その他
昨夜、NHKスペシャル
「日本海軍 400時間の証言 第一回 開戦 海軍あって国家なし」を見た。
いろいろと思うところがあったので簡単にまとめておきたい。

海軍の作戦立案に携わった軍令部の生き残りが、戦後に集って行なった戦争の分析。
その、いわば“反省会”の模様を録音した、のべ400時間にも上るテープを元に
番組は構成される。

三夜連続の一回目なので、まだ総合的な評価は言えないが、海軍の頭脳たちの言葉は
とても生々しい。

特に印象に残ったのは、軍令部長以下誰一人、確固たる自信の
無いままに、戦争を始めてしまったという点だ。

彼らを駆り立てたものとは、なんだろう。

猪瀬直樹の「空気と戦争」は、別のアングルからそれについて取り上げた著作だ。※

開戦前、官民軍の30代エリート(戦後の日銀総裁もいる)を集めて設立された
総力戦研究所は、いわば来たるべき戦争をシミュレートする和製ランド研究所だった。
彼らの出した結論は、緒戦は勝ったとしても、物量作戦で必ずまけ、最後はソ連が
参戦してくるという(内容的にも正確性も)驚くべきものだった。

ところが、東條英機はこれを「机上の空論」と一蹴してしまうのだ。
「日露戦争も勝てるとは思わなかったが勝てた。戦とは計画通りにはいかないものだ」
ロジックで出した結論に対し、情緒で異を唱えてしまう典型だろう。
「正社員で雇うべきなのに、そうならないのはおかしい!」といって
派遣切りを拡大させてしまった共産党と本質的には同じである。
東條の情緒を生み出した空気こそ、陸軍と海軍を戦争に引っ張り出したものと同じ
だろう。

空気の正体については、やはり山本七平の一連の著作が詳しい。
氏は日本陸軍について、誰も包括的にものを見ることが無く、また見えても言わない。
結局、前例に従って流れるだけの組織だとし、それを“自転”と呼ぶ。
結局、開戦前に見えた人がいたとしてもそこまでで、後は組織として破滅へ自転して
いくしかなかったのだろう。
このあたり、前例主義ときわめて親和性の高い年功序列と、一定の関連性があるように
思われる。※

なお、山本氏の著作としては『空気の研究』が有名だが、個人的には
一下級将校の見た帝国陸軍』の方が具体的な事例に富んでいておススメだ。
「戦略の無い組織からは精神論しか出てこない」という意見は
世の多くの政治家・経営者が肝に銘じるべきだ。



※元は「日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦」という猪瀬氏の本だが
 絶版中らしい。

※山本氏も、陸軍が階級よりも年次が重要な年功序列組織だったと指摘している。
 
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40 コメント

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Unknown (yasu)
2009-08-10 13:43:05
つまるところ、「リーダーの勇気」ということに尽きるんじゃないですか。

仲間内の評判ばかり気にして、正しいことを言えない、行えない。

東条以下、当時の政治家、軍人には織田信長や井伊直弼のような「命を懸けてでも」という気概がなかったのでしょう。

それは今も同じですけど・・・
空気 (あげ)
2009-08-10 17:20:40
日本の組織って、空気に支配されてませんかね。
この空気が組織を変な方向へ誘導してしまってるように感じるのです。
Unknown (Yas)
2009-08-10 18:16:17
論理が大事。これがルネッサンスを経て、ピューリタン革命、フランス革命、産業革命に至った。
論理が全て。政治経済の場面では。

>つまるところ、「リーダーの勇気」ということに尽きるんじゃないですか。

リーダーの論理的決断が正しいのかかが問題で、彼に勇気があるかどうかは関係がない。東条は勇気があったが、情緒的決断により間違った国家操縦をした。

>仲間内の評判ばかり気にして、正しいことを言えない、行えない。

これはその通り。


>東条以下、当時の政治家、軍人には織田信長や井伊直弼のような「命を懸けてでも」という気概がなかったのでしょう。

命を懸けるか否かと、ロジカルに正しい行動を取ることとは別物です。

大事なのは、どの方向へ向かって、リーダーシップを発揮するのか?ですよ。

個人の自由のために国家があるのか、国家のために個人があるのか。これが肝。
選抜方法 (城)
2009-08-10 19:00:31
>つまるところ、「リーダーの勇気」ということに尽きるんじゃないですか。

結局、そういうフィルターで選抜されていないということに尽きるのかもしれない。エリートだから試験は出来るんだろうけど。
所詮、他人の命 (KKMM)
2009-08-10 20:26:29
自分が死ぬ心配がなく、かつ責任も追及されないなら、誰だって戦争するんじゃないですか。
勝てば、「俺たち最強」って威張れるのですから。
東條氏 (kenji)
2009-08-10 21:01:02
戯言に蒙古の時は北から来たから、北条だ。今度は東から来たから東條だ。だから勝つという人もあったという。
 父親に言わせれば、東條なら統制派で、戦争反対派だから、それを抑える積りで引っ張り出したが、逆にいってしまったから、みなが非難すると話した。

 海軍は戦争に石油が必要になった時、頭がいいからもうアメリカとは戦争はデキナいと分かったが、そこは頭がいいから何とかしようとした。
 その結果である。それが分かるからなおさら国防国防といって軍事費を取っていたが、実際にはアメリカとは戦争のセの字もおもっていなかった。
 ところが情勢は対米戦争へと進んだので非常に困ったのが真相で、それほど大げさなことがあったわけではない。
 <何時もの言動はどうした。どれだけ軍事予算を取ってきた。軍縮予算も統帥権干犯といって、いいがかりをつけ、廃止して国防国防といって予算を使って、イザという時できない?いい加減にしておけよ>といわれると立つ手が無かった。海軍は。
 できませんといえばいいものを訳のわからない、それらしき理窟を言ったに過ぎない。つまり、海軍の日ごろの怠惰と無気力が引き起こした戦争に過ぎない。
 深く考える必要は無い。
 
Unknown (JFK)
2009-08-10 21:03:44
東條は個人的には戦争を望んではいなかったと聞いたことがあるのですが。。。
国民や陸軍の若手の開戦論の主張が強く、それに逆らえなかっただけだと。
流されない勇気 (むやく)
2009-08-10 21:21:26
>リーダーの論理的決断が正しいのかかが問題で、彼に勇気があるかどうかは関係がない。東条は勇気があったが、情緒的決断により間違った国家操縦をした。

論理的に正しい判断を出来る人間ならいる。しかし、その判断を自分の意見としてしっかり主張し実行に移せる勇気を持った人間が必要なのではないでしょうか。
論理的判断ではなく、論理的”決断”というものが求められているのではないでしょうか。
NHKつながり (higuti)
2009-08-10 21:49:15
この間、大学の講義で「未来への提言」という番組を見ました。内容はオランダの雇用再生の過程と現状をまとめたものでした。見ていて驚いたのは、10数年前までオランダの雇用が、現在の日本とあまり変わらなかった、ということでした。(ワッセナー合意で労使・政府が協力できていても、労は正規のことで、非正規との格差はあったみたいです。)

しかしワークシェアリングなどを非正規にも拡大し、同一労働・同一賃金を法律で徹底した結果、非正規(パートタイム)は手段の一つとなり、みんなが自分の人生を中心に考えるようになったそうです。現在のオランダでは自己紹介をする時に、職業ではなく、週に何日休みでその間何をしているか、とういうことを相手に話すのが普通だそうです。(会社名を言っていたのはいつの話なんだろう)

話が長くなりましたが、上記のワークシェアリングや同一労働・同一賃金を推し進めたのは、元労働組合のトップだったということです。(ワッセナー合意時は労働組合連合議長)つまりこのトップはその時、正規従業員が痛みを伴うことで、多くの人が職に得ることができ、結果消費も拡大し、みんなが満足できるようになる、ということを考えていたようです。そして企業側や政府も、痛みを伴ってでも将来の発展のことを考えており、みんなが長期の視点で物事を見ていた、ということが言えると思います。

私は今の日本に足りないのは、このような長期の視点を持っている人が少ない、ということが一番の問題なんだと強く感じました。そしてこの問題を解消することが、日本において雇用問題を解決するための、一番の道なのではないかと考えています。

今のこの段階で、上記の問題を解消していくにはどうしたら良いのでしょうか。今、個人的にできることは、このブログを友達や知り合いに広めていくことかな、と考えています。

読みにくい文章を失礼しました。
Unknown (酢昆布)
2009-08-10 22:05:12
》 「日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦」

流通してますよん。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4093942382
開戦60周期年かなんかでこれを元に中村雅俊主演でドラマ化してますね。
Unknown (野田一丁目。)
2009-08-10 22:07:43
あの時代に「負けるの判ってるから戦争反対!」って言ったら、「空気読めよ〜」と叱られたんでしょうかね?(笑)
日本国民は昔も今も空気を読むことには長けてますね。結論はどうでもいいみたいだけど。
Unknown (yuto)
2009-08-10 22:14:25
ご存知だとは思いますがこの手のテーマだと、「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」という本もお勧めですよ。
石田三成と徳川家康 (MDMA)
2009-08-10 23:39:20
>命を懸けるか否かと、ロジカルに正しい行動を取ることとは別物です。

いやだから「誰も包括的にものを見ることが無く、また見えても言わない」から「命を懸けるくらいの勇気」が必要なんでしょうねぇ(笑)

>大事なのは、どの方向へ向かって、リーダーシップを発揮するのか?

東條はリーダーじゃないよ。統帥権もないし(笑)

>個人の自由のために国家があるのか、国家のために個人があるのか

どっちでもないね。国家の成り立ちと個人は関係ないし。
ていうか勝手に前と後ろで命題を変えてるし。
「国家のために個人の自由があるのか」だろ(笑)
どっちにしても、全くこの二つに相関性はないわw

帝国陸海軍は調べれば調べるほどデタラメッぷりが笑えてくる。元をたどれば結局「薩長藩閥支配」にいきつくんだけど。
余談だが、秀吉の唐入りの時、三成は明軍4万の来援を知り、諸将に一度勢力を集めてこれを迎え撃たねば全滅する旨通達したが、小早川隆景は頑なにこれを拒否し、「三成殿は臆病風に吹かれたか」と罵ったそうだ。
後世三成の「戦下手」が通説となっているが、この時彼が
一時撤退勢力再結集の判断を下さなければ、日本軍は明との講和どころじゃなかっただろう。
隆景と違い、三成は「精神論」ではなく「戦略的論理」で動ける人間だったようだ。
家康は三成のこうした「論理的戦略家」の才能を高く評価していたからこそ、三成を執拗に挑発したのだろう。
家康もまた緻密な論理の人だったから。

Unknown (himajin)
2009-08-11 02:20:07
ここらへんの話はBlackSwanが一番の名著だと感じています。
Unknown (pingu)
2009-08-11 05:00:52
「みんなの党」のマニフェストには、同一労働同一待遇や流動性の確保が明記されていますね。雇用、労働問題に関しては、一番まともな感じがします。政界再編の一つの核になってくるかもしれませんね。

http://www.your-party.jp/manifest.html
「ロスジェネ世代」が加害者になるとき (シャボン玉世代)
2009-08-11 07:17:56
昨日は特攻隊の問題が取り上げられていた。この特攻隊は大学生出身の予備士官や予科練出身の少年兵が多く、プロ軍人である海軍兵学校出身者は少なかったという。
海軍のプロ軍人たちは「起死回生の切り札」あるいは「講和を有利に進める」ために特攻作戦を採用したのではなく、「敗戦後」の自分たちの「再就職」を心配していただけではないだろうか?
アメリカ相手に戦争を始めた時点で日本の敗戦は確実だったし、降伏後は軍隊の解散または大幅な縮小を余儀なくされることが予想された。そうなればプロ軍人たちは失業である。当然民間企業に就職するしかないわけだが、就職戦線では強力な競争相手がいた。「大学生」である。当時の大学生はたいへんなエリートであった。官公庁や一流企業からの求人も多かっただろう。それに対して若いときから軍隊(ここもお役所)生活を送ってきたプロ軍人は民間企業では使い物にならない、潰しが利かないと思われていたのではないか。
そこで海軍では身内である海軍兵学校出身者の再就職を有利に進めるために競争相手である「大学生」を戦争を利用して殺害することにした。それが特攻作戦であり、大学生を「志願」させて敵艦に突入させたのである。送り出すプロ軍人(30代の佐官クラスの連中)は「我々もあとから征く」と訓示していたが、責任をとって自決した人間など何人もいない。それどころか航空自衛隊で将官になったり民間企業に天下ったりして長寿をまっとうした者が多い。
1945年(昭和20年)の時点で30代ということは、大正末期〜昭和初期の不況の頃に10代後半〜20代前半ということになる。今でいう「ロスジェネ世代」だ。彼らは不況の中で就職も大学への進学もできなかったために海軍兵学校に入学した者が多いのではないか。その軍人の職も世界的な軍縮の中で狭き門だったからこの世代の軍人たちは職がないことの恐怖を身に沁みて知っていた。敗戦で職を失うことが確実になったとき、上の世代を退場させるのではなく、下の世代を退場させることで自分たちの職を確保しようとしたのだ。
「希望は戦争」という赤木智弘氏の論文を読んだとき、ちょっと待てよ、と思った。実際に戦争が起きれば真っ先に戦場に送られるのは赤木氏のような30代の中年ではなく、バブル景気やその崩壊も知らない10代20代の若者なのだ。氏は「団塊世代の取り分を削って若者に配分しろ」と主張し上の世代の退場を要求しているが、戦争を希望するというのは赤木氏より若い世代を「この世」から「退場」させることを意味するのではないか。
「ロスジェネ世代」が加害者にならないことを祈る。
Unknown (Unknown)
2009-08-11 08:16:16
>NHKつながり

その人が最後に重要なのは信頼といってたと思うけど、日本の場合どうかなと思った。
労使は一体で信頼しあって、政府とも信頼関係にある。そして多くの人は不幸である。あれ?
日本の場合どうすればいいんでしょうね。暴動かな?空気読めよって言われそうですね。
re:「ロスジェネ世代」が加害者になるとき (X)
2009-08-11 08:17:41
ないない(笑)
例え、今現役東大生を皆殺しにしたところで、赤木氏に正社員の職が回ってくるわけはないし、赤木氏もそれはわかっているでしょう。
赤木氏の言う戦争は、氏のblogや著作を読めば誤解しようのないことだと思うのですが、シャボン玉世代の仰るような能動的な戦争(というか戦闘)ではなく、B29から天災のように焼夷弾や原爆が落ちてきて、焦土と化してみんなが平等に焼け出されるような受動的な戦争です。すなわち一方的に虐殺される側であり、特攻も含め、戦闘行為は存在しない。
だから「希望は戦争」よりも「希望は原爆」「希望は東京大空襲」の方が正確です。ただ憶測するに、それはさすがに既存サヨクへの嫌味の域を跳び越してしまうので、今も生きておられる被爆者や被災者の心情を考慮して、ソフトに「希望は戦争」としたのでしょう。

ちなみに、特攻隊を計画した佐官クラスは、源田実などのように終戦当時40代が中心です。今で言うならロスジェネ世代ではなく、バブル世代ですね。実際のところ、現代でも同世代で正社員としてキャリアが積んだ者が比較的少ないロスジェネ世代より、同世代の正社員が過剰なバブル世代の方が若い者から脅威を感じており、蹴落としてやろうと言う意識や保身根性も強いでしょうね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E7%94%B0%E5%AE%9F
Unknown (epi)
2009-08-11 09:38:03
>ロジックで出した結論に対し、情緒で異を唱えてしまう典型だろう。

年長者の場合、自らの経験が自分の中で「ロジック」として固定化されている面もあるでしょうね。
自分では「情緒的」とは気づいていないのかも。
Unknown (Yas)
2009-08-11 09:40:14
シャボン玉世代の書き込みに深く感銘しました。
鋭い分析だと思います。

要約すると、日本人には、論理的思考の出来る頭の良い人種と情緒的に吹き上がる頭の悪い人種がいて、でも、情緒的な意見が多数派を占める現実がある。

問題は、我々がどうしたら良いのか。

カナダでは、初等教育から違う。学歴の意味は中高卒ではなく、そこでの成績のこと。そこで低い人達は勘違いすることもなく作業家労働に就く。時給15ドルで。

カナダじゃ、正社員非正規なんて意味不明な区別はないです。
みんなの党 (城)
2009-08-11 09:52:20
雇用については唯一“流動化”と言っているのは素直に評価したい。

でも財政が非常に問題。
まず、埋蔵金に依存しすぎている。埋蔵金というのは資産を吐き出すだけの話なので、結局はツケの先送りに過ぎない(隠れ国債発行だと言う人も多い)。

それから、財政再建目標を純債務で表記している点はどうしようもない。もう散々言われているように、国の資産すべてが換金可能なわけではないし、年金積立金まで資産にカウントするのは、世代間格差を意図的に誤魔化そうとする詐欺行為だ。そういうトンデモ説で商売する連中はいつの時代にもいるけど、そういう説をマニフェストに掲げちゃダメだろう。

というわけで、一定の注目はするが、基本的には公務員制度改革党の域を出ないのではないか。
馬鹿な (kenji)
2009-08-11 09:53:22
>ロスジェネ世代」が加害者になるとき

それほど先が読めるなら、戦争はしなかった。
もっと程度が低い。

いまもこれと同じことが幾らでもあるが人々はそれを知って、巧みに行動している。その行動ができなくなると、また別なステージへへと移る。

日本人なら、それぞれの立場で、それぞれの利益を考えて、行動している。勿論其れは関係者だけだが、戦争は国民全体が関係したから、かくのごとくなった。
 さしずめ、今なら、レジ袋廃止の経過を調べれば、同じものが出てくる。
 リサイクルも調べると同じものが出てくる。
エコも同じ。其れがもうすこしたつと。本当に大東亜戦争のようになって、皆があの時と同じことをするだろう。
 海軍の反省会をみると、その反省会そのものが大東亜戦争と同じことをしている。
 何かが我国のエリートにはかける。教育のなせる業か?
 城さんは東大卒だそうだから、フィールドワークで、卒業生の追跡調査をすると、何かが分かるかもしれない。多分、何かが出てくると私は思う。
さらに追加 (kenji)
2009-08-11 16:00:39
 NHKの番組の取り組み方が、初めに結論があり、その結論へと持っていっている。
 其れは何かとというと、戦後海軍善玉論があり、其れが誤りであったという結論である。
 これは当時のことを調べれば、素人でも思うことで、海軍善玉論が誤りであったことが、ようやく今出てきたことを取り上げるべきで、海軍善玉論がはじめて出てきたわけではない。
大体日中記者協定で中共の悪いところは報道しないと約束(?)して、日本国民を馬鹿にしていること、勝ち目がない戦闘へ我国を引き込んだ海軍と同じである。
 其れがどれだけ国民に被害を与えていることか。しかも中共からNHKを運営する金をもらっているわけではないから、中共が何しようが、言おうが痛くもかゆくも無いはずである。それでもソレヲしている。
報道の自由を我国国民の能書きをたれる。
 この矛盾を言うと、ぽかんとしていること、真珠湾作戦後の我国の戦闘遂行能力を指摘するとおそらく同じ表情をしただろう。
 NHKを運営する上において、中共、朝鮮の銭をもらっていない。それなら自由に中共、朝鮮を報道できる。考え方を別として。それでもしないということは、この逆のことがあるということである。
 およそNHKは正常な人々の集まりでないこと、外国が日本海軍が真珠湾を攻撃したことを聞いたとき、思ったことと同じだろう。ヤクザ上がりの作家安部譲二氏の母親は、その真珠湾の報を聞いたとき、即座に <勝てるわけないでしょうに> といったという。山本五十六氏は彼女より劣ったわけである。
 実際それが正しいが、山本五十六氏をいまだに評価する人がいる。半藤一利氏がその一味だが。彼も多分気が狂っている。
 
NHKの上層部の学歴およびその組織の考え方、仕組みを見れば、何かが分かり、海軍がどのようなものであったかも多分、分かる。

本日8.11は東京裁判である。楽しみである。
 
Unknown (ZG)
2009-08-11 19:25:29
兵隊やくざのシーンに、勝新にヤキ入れをするのを止めさせる為に、4年兵を連れて来るってありますね。中学高校の部活は殆ど年功序列的にレギュラー
を選んでたと記憶しています、まあ、成長期の子供の1年2年はとんでもなく長い経験と言えるでしょうからね。
Re: みんなの党 (やす)
2009-08-11 22:49:27
みんなの党、やっと唯一?構造改革派の「小さな政府」を掲げるような政党ができましたね。

>でも財政が非常に問題。

個人的にこの他にもいくつか問題はあるように思いますが、いきなり完璧は求められないので現時点ではしょうがないと思います。

竹中氏とか、あるいは他の(まともな)経済学者の方がアドバイザーになって細かく修正していけば期待が持てそうではあります。

もしくは、城さんからの意見を直接取り入れられれば。

ところで、みんなの党のマニフェストは短期連載で評価入れるんでしょうか。現時点で6党のみになってますが。

戦略 (SH)
2009-08-11 23:07:28
「戦略」こそ今必要とされているものだと思う。
冷戦が終わり、バブルも崩壊したのに、いまだに新しい戦略がなく、漂流しているのが今の社会状況だ。

政治では痛みを伴う構造改革よりも安直なバラマキばかりが主張され、
会社では工夫して生産性を上げるよりも精神論で長時間労働することが求められる。

未来に明るさの見えない状況に暗い気持ちにさせられる。
自己責任原理主義者 (うり)
2009-08-11 23:16:49
私は、ロスジェネ世代のワープアや赤木智弘氏のような方はあまり危険性は感じないのですが、
ちょっと危ない兆候だな、と思っているのは、
最近、一部の(特に団塊世代くらいの)保守改革派や、多分それに感化されたのであろうもっと若い世代、
あるいは城氏の意見に賛同する人たちの一部に、
過剰なまでに自己責任論を振りかざす、「自己責任原理主義」とでもいいたくなるような人が出てきていることです。

彼らは、一見正論に思えることを言いながら、
他人の一挙手一投足に対し「自己責任」の論理に基づきイチャモンをつけ、
議論が拡散していくことを封殺し、自己責任と言いながら個人の自主性のスポイルして、
(結果的に)本来問われなければいけない別の責任というものを免罪してしまう。

日本の歴史上、組織の硬直性ゆえに改革ができないケースが多いのと同様、
改革を唱える者の中で(とくに精神的に脆弱なエリートで)先鋭化して過激化する者があらわれ、
最終的に目的が頓挫してしまうことが多いことで、
戦前の陸軍皇道派や戦後の連合赤軍などがそうなのでしょうが、
どうも私は、この手の人間の「自己責任だ、甘えるな」という言葉を聞くたびに、
学生運動の頃の「自己批判せよ」というやつを思い出してしまうんですよね。
連合赤軍なんかでも、ちょっとおしゃれしていたり、ちょっと不平を言っただけで、
「ブルジョア的だ、甘えるな、自己批判が足りない」とか言ってボコボコにされたそうですね。

個人的には、自己責任そのものは肯定的にとらえているのですが、
この手の原理主義者にはかなり否定的で、
今はまだこの手の人間は少数派ですが、
今後、経済が衰退して国家が国民の生活の安定を担保できなくなってくる過程で勢力を増して行く可能性は高いのではないでしょうか。
案外、今後障害になるのは、連合でも経団連でもマスゴミでもなく、
こういう改革派内部の過激な連中の暴走による自家中毒なのかもしれません。
まあ、そうならないだけ日本人は成熟した、と思いたいですが。
みんなの党へのアドバイス (Unknown)
2009-08-11 23:53:41
イノベーションのことを中国語では「創新」というそうです。日本語訳では「革新」ですがこれではパッとしません。「みんなの党」も「日本創新党」という名前にしてベンチャー経営者や経済経営のわかる人に来てもらったほうが良いとおもいます。

いまのままでは泡沫のまま消えてしまいますよ。
自己責任原理主義者 (ゆゆゆ)
2009-08-12 00:06:50
どこぞで出てきたグッバイワーク氏などまさにその筆頭だろう。
市場原理主義の適当教典 (patrasche)
2009-08-12 00:08:11
>要約すると、日本人には、論理的思考の出来る頭の良い人種と情緒的に吹き上がる頭の悪い人種がいて、でも、情緒的な意見が多数派を占める現実がある。

「神のように完全な市場が淘汰するから万事オーライ♪」などという市場原理主義の適当教典を相手にしないだけ、情緒派のほうがましなんじゃないでしょうか。今朝の朝刊で上野千鶴子が「構造改革?あれはだめだ」とはっきり長々書いていたけど。いまどきまともな研究者(政治・経済以外の学者)で、人前で「構造改革って素晴らしい!」って手放しで褒める人がいるんですか?一流大学で水産学とか、フランス文学を教えているような先生たちの井戸端会議でも、そういう人はKY視されるんじゃないかと思う。< 主流も民意も読めてない。

あ、さっきテレビ見てたら(ZERO)麻生総理が出てて、「私は消費税は公平な制度だと思う」と発言して、みずほ氏に「総理、消費税は低所得者ほど負担がかかるんですよ」と反論されていた。麻生さんやっぱり分かってない・・。番組の感想としては、確かな野党を目指している人が一番しっかり発言していた(特に外交)。
ありがとう! (ののはな)
2009-08-12 02:06:07
本の紹介までしてもらってありがとうございます!
早速手に入れて読んでみたいと思います。
なぜもっとこういった人たちがきちんと社会に自分たちのやったことを公にしてこなかったのか残念に思います。ま、今だから出せたのかも知れませんが。人権という言葉が当時なかったのかしらと。今の北朝鮮と同じ事をやっていたのですね。でも解説委員の人の最期の言葉も身につまされました。私達がいる社会も同じかも。長いものに巻かれろで...で、いまカムイ伝を三度読み返しております。ではでは。
re:市場原理主義の適当教典 (X)
2009-08-12 08:49:41
>「神のように完全な市場が淘汰するから万事オーライ♪」などという市場原理主義の適当教典
そんな「構造改革派」はいない。妄想です。竹中平蔵ですら、市場に任せるだけでは駄目な場合もあると主張していた(から、りそなを国有化した)。彼らが構造改革しなかったら、日本はずっと金融機関が不良債権を抱えたままで、今回の危機でさらに壊滅的なことになっていたでしょう。構図改革に反対する人(土建屋や地方農民)が日本の経済に貢献したことなど、ここ30年ありませんが、構造改革派は日本経済を破滅の淵から救ったのですよ。

>一流大学で水産学とか、フランス文学を教えているような先生たちの井戸端会議でも、そういう人はKY視されるんじゃないかと思う。< 主流も民意も読めてない。
フランス文学のようなゴクツブシの意見など、民意でもなんでもないです。ホントに重視すべき民意は、日本を実質的に支えている大都市のサラリーマンと若者達の意見。

>みずほ氏に「総理、消費税は低所得者ほど負担がかかるんですよ」と反論されていた
みずほさん、やっぱり全くわかっていない。今の日本の格差はフロー(所得)ではなくストック(資産)の格差。1500兆円以上の金融資産の過半数は60歳以上が持っているが、それほど金持ちの彼らから所得税を取ることはほとんどできない。所得税を上げても、ほぼ無資産の40代以下の真面目なサラリーマンから搾取されて、豊かな老人へ富が移転されると言う驚異の事態になるだけ。
今大事なことは、日本を借金漬けにした老齢世代から如何に富を奪い、この借金を解消させるか、ということです。消費税こそが(少なくとも所得税よりは)公平ですよ。
自己責任論の台頭 (城)
2009-08-12 09:30:53
>過剰なまでに自己責任論を振りかざす、「自己責任原理主義」とでもいいたくなるような人が出てきていることです。

要するに、団塊ジュニアの一部も保守化しつつあるのだろう。彼らは優秀(もしくはきわめてディフェンシブ)だが、同世代といえど容赦ないから、10年くらいすると強力な自己責任論を形成するのではないか。
そういう“今そこにある自分の危機”にすら気づけないバカは、もうどうしようもないと思うけど。

>いまどきまともな研究者(政治・経済以外の学者)で、人前で「構造改革って素晴らしい!」って手放しで褒める人がいるんですか?一流大学で水産学とか、フランス文学を教えているような先生たちの井戸端会議でも、そういう人はKY視されるんじゃないかと思う。

君、なかなか面白いね。センスあると思うよ。
見た (kenji)
2009-08-12 10:18:19
第三回を見たが、何もなかった。中共のプロパガンダのようであった。米内光政氏の行動は周知のことである。
 東京裁判こそが大東亜戦争の実質である。それを正確に認識したのは東条英機氏だけで、広田弘毅氏は論外である。当時の日記のある程度の国民は東条は良くやっていると思っており、其れが大体の意見だということをGHQも把握して、逆に危惧を抱いていた。
 まったく話しにならなかったのは、当時の高等教育を受けた人々で、其れは多分今も同じだろう。

 東京裁判に日本人はそれを裁判と無邪気に思っていた。これは今回の番組に出た人々にも感じられるもので、悪を引き受けるという感覚がない人々である。
 海軍から死刑を出さなかったのは、今後日本海軍が必要だから、アメリカは残したに過ぎない。そのためだけにした。したがって米内氏たちは何も心配はしておらず、ただ天皇に類が及ぶことのみに阻止しようとした。

A級戦犯は中国戦線のみに限られている。しかも秘密機関に関係している人々である。
 蒋介石が殺したかっただけさ。裏での行動が表に表れることを防ぐためだろう。
 これを逆に利用することであったと私は勝てに思っているが、対米戦争においても、仲間内で、些細なことをさも大事のようにして、争っていたように、東京裁判でも被告たちは亜米利加の狙いを把握して、協力して、戦わなかった。普通はそれをして蒔けるものだが、それ以前である。
 東京裁判こそが大東亜戦争の姿である。
空母戦闘はどうでもいいことである。
日本再生 (ひろ)
2009-08-12 12:18:48
>patrasche

中共万歳って、そういう工作はよそでやってくれないかな?
Unknown (通りすがり)
2009-08-12 13:21:17
patrascheさん
そんなことより以前の163倍はなんだったのかはっきりさせてもらいましょう。言いっぱなしで終わってほとぼり冷めてから戻ってくるのでは議論としては成り立ちません。主張をするときは根拠を示してからがルールではないのですか?そして何度も言うように一流大学で水産学とか、フランス文学を教えているような先生たちの井戸端会議などは何の根拠にもなりません。

ついでに、消費税は累進的ですよ(一応保留はつけときますが)。既に他の方が述べられてますが、ポイントは生涯所得(生涯消費)と少子高齢化です。累進度は住民税と同程度というのが実証結果みたいです。http://www2.e.u-tokyo.ac.jp/~seido/output/Horioka/horioka027.pdf
完全なる自己責任 (しみず)
2009-08-12 18:26:01
「完全な意味での自己責任」
というのがあるとすれば、それは
「この世に生まれたこと自体が自己責任だ!」
という言いかた以外にないと思います。
よく、
「オレは生まれてからずっと、自己責任だ!」
という言いかたをする人がいますが(いや、いないかも)、
これは論理的に不十分であり、
「自己責任」の妥協したヴァージョンにすぎない、
と考えます。

なぜなら、
人生のごく初期の条件
(生まれ,遺伝,家庭環境,生きた時代(?)など)
といったもの(あるいは運とか)が、その後の人生に
どの程度の影響を与えたかを、
検証するのが難しいからです。

したがって、
「自己責任」という言葉を
現実に使用する際には、
どこかを妥協せざるを得ない、と考えます。
すなわち、
「自己責任」という考えかたは、
われわれが検証能力を持たないがゆえの
(あるいはコスト高すぎて単にめんどくさいため)、
簡便法にすぎない、と考えます。

なので、
「自己責任原理主義」のようなひとは(存在するなら)、
そんなに原理主義でも、徹底しているわけでもない、
と思います。
厄介なのは、「簡便法にすぎない」と意識してないところだと思います。

長文、失礼しました。
Unknown (哲)
2009-08-12 23:20:26
>「自己責任」という考えかたは、
われわれが検証能力を持たないがゆえの
(あるいはコスト高すぎて単にめんどくさいため)、
簡便法にすぎない、と考えます。

よくわかります。自身が自分の責任の下行ってきた選択や行動ですら、ある環境のバイアスに多分に左右されていることに対して自覚すらない人々。
海軍兵学校って (ひな)
2009-08-15 08:57:15
シャボン玉世代さん
海軍兵学校って超難関エリート校ですよ。
就職先が無いとか大学進学ができないとかいう程度の輩が目指して入れるところではありませんでした。


ご先祖様たちは愚かで卑怯だったとしか (子孫)
2009-09-09 20:57:41
この番組を見たら、ご先祖様たちは愚かで卑怯だったとしか感じませんでした。
戦争が終わって、上層部の人達は命令した事実を証拠が無いと隠して現場の司令官に責任なすり付けしたなんて悲しいことです。
日本人として情けない。
その当時の日本人の大部分が戦争に賛成だった事実も愚かですね。

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