![]() | PRESIDENT (プレジデント) 2011年 3/21号 [雑誌] |
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プレジデント社 |
特集「見捨てられない人の働き方」にインタビュー掲載中。
基本、いつも言っている内容で、要するに社内価値というモノサシしか持たないと
組織と共にどんどん沈んでいく一方ですよという話。分かっていても、もはや自分の
力ではどうしようもなく、ただ天に祈るのみという先輩達は、どこの職場にもいるだろう。
何もしないと、もっとひどい状況になるだけだ。
ところで、個人的には結構過激なことをしゃべってしまったかなと思っていたが、
一冊読んでみると、僕なんて全然普通に見えるくらい、他の記事が過激である(笑)
以下、一例。
「課長補佐以上は日本語+英語、部長以上は日本語+2ヶ国語が登用の条件」
(日本電産・永守重信インタビュー)
「8割は課長にすらなれない」
(人事部長座談会より)
それだけ変化のスピードが速いということなのだろう。
危機感を持ちたい人には、一冊通して一読をおススメしたい。
今までさんざんサビ残して会社に貯金してきた日本型サラリーマンは、「アナタ外国語できませんね」という無理難題を吹っ掛けられ、社内貯金は目出度く没収。
日本ではこれは詐欺、債務踏み倒し行為。社員は思いっきり士気低下すべきだし、日本電産は自己破産の申し立てに値する詐欺だ。
永守氏って、完全なワンマン社長で、自分がいなくなったら日本電産はつぶれるでしょうと株主の前で発言してしまうほどの方ですよね。リーダの基本に、自分がいなくても仕事ができる体制を作るというのがあるのですが、それとは逆行している方です。中小企業にそういう社長が多いのですが、やはり過去から次のステップに成長するのは難しいことなんだなと感じます。
8割は課長にもなれない…というのは、人事自ら「僕達の会社は経営能力なんて皆無です」とか「僕達には社員の人事戦略なんて作れません、考えられません」と認めているようなものですね。まぁ、日本の人事はその程度かということだと思います。少なくともその程度の人事に、グローバル化がどうのこうのなんて発言するだけの能力があるとは思えませんね。
このタイトル城さんの本のタイトル参考にしたんじゃないのかな?・・・
つか1割増えとる(笑)
・・・・・いや、笑えない・・・
>このタイトル城さんの本のタイトル参考にしたんじゃないのかな?・・・
7割って聞いたらみな驚くだろうなと思ってたけど、1年で現実に追い越されてしまった。
東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福と被災地にてご不幸に見舞われた方々が一日も早く平穏な日常を取り戻されるようにご祈念致します。本当に申し訳ございませんでした。