内容は以前、ブログに書いたものとほぼ同じだが、末尾の重要な部分を抜粋しておこう。
筆者自身の判断で言えば、公務員の給料は高いとも安いとも言えない。
筆者は、双方に武器を渡すつもりだ。国民には
「民間企業や他国の給与水準と比較するロジックは無意味だ」
という武器を、そして公務員労組には「転職市場へのアクセス」という武器を。
双方が全力で戦い、最後に残るのが適正価格だろう。
そういう努力をしないまま、そういう努力をした人達と同じだけ貰いを要求
するのは、卑しい品性であるとだけ言っておこう。
筆者自身の判断で言えば、公務員の給料は高いとも安いとも言えない。
筆者は、双方に武器を渡すつもりだ。国民には
「民間企業や他国の給与水準と比較するロジックは無意味だ」
という武器を、そして公務員労組には「転職市場へのアクセス」という武器を。
双方が全力で戦い、最後に残るのが適正価格だろう。
そういう努力をしないまま、そういう努力をした人達と同じだけ貰いを要求
するのは、卑しい品性であるとだけ言っておこう。
君たちが労働サービスを売っている相手(日本政府)にはおカネがない。おカネがない相手にいくらモノを売っても代金回収はおぼつかない。
だから民間ならカネを払わなさそうな相手には「そもそも売らない」。これが与信管理。
カネを払えない相手に30年~40年労働サービスを売り続けるのはお前らの自由。アホのお前らが思ってるほどカネ払ってもらえないだけだ。
それでもカネ持ってない相手に労働サービスを売り続ける? やっぱアホだね。(笑
戦国大名大内義興の放った名言。1997年の大河ドラマ「毛利元就」を思い出します。
この世の中はみんなクズ。それが最適解です。城さん。
我々は関わらないようにしましょう。努力だけして。
人それぞれだけど。
なんでも「雇用の流動性」「既得権益」に焦点を合わせすぎな気がする。
要因は多々有り、城さんの主張することも一理あるかもしれないが、
問題を見るにあたって巨視的に物事を見ないと本質を見誤ると思う。
まあ、城さんにとっては、取り上げる社会問題自体に感心は薄く、自らの主張に合わせるための一例に過ぎないのかもしれないが。
公務員に「転職市場へのアクセス」をもたらすことは賛成だが、
別に現状のままでも、実際に反対運動が起こっても公務員の給料は下がるだろうし、問題無いのではないか?
それと、待遇を下げると、優秀な者が来なくなるのは当然だろう。
社会貢献の精神を満足させる職業など他にいくらでもあるのだから。
ただ単に城繁幸が面白いからだ。
東大出だとか、有能なコンサルタントだとか、立派な言論を述べるとかそんなことはどうでもいい。
何か面白い。ただそれだけ。
みんなTOEIC何点とかやめちゃえ。
ためしに、優秀なのが来なくなるまで給料を下げてみれば良い。国家公務員もそうだが地方公務員に関しては下げてもまだ優秀なのが来る。こなくなったらそこでインセンティブを上げて求職者を増やせばよい、日本のブラック企業が良くやる方法を参考にする。
これは日本だけではない。
アメリカでも地方公務員の厚遇問題になっている。どちらも共通して言えるのが組合の強さ。ただし、日本の場合は最後には国が欠損の尻拭いを起債の補償と言う形でしてしまっている、底なし沼。最後に夕張のような衝撃的な幕引きになってしまう。
アメリカの少しましなところは地方が一種の建設国債以外の起債が出来ないから強制税収増(カルフォルニア等)や勤務日の強制削減、無給休暇(ハワイ州等)の様に何処かで制限がかかる。
現在の特に地方の労働力需要と言うマーケットの需要供給関係を無視した公務員の“業務と言う饅頭の保存作業”をいつまで続けられるのか。
最終的に日本における余剰資金の受け皿をウバザメのように飲み込んでいく日本国債のネック、“人件費と年金と健康保険”を解決するには“年金”と同時に“公務員の労働コスト”と言う固定費をどう削減するかが鍵になるでしょう。
城さんの本に書いてあったこの部分には笑った。
あの年代の人間って自分で考えるということをしないし出来ないし、自分の価値観というものを大切にしない。
だから大っ嫌いなんだよ。