趣味の世界

私の趣味(主にオートバイ、アマチュア無線)を掲載しています。

HF機 アナログ VS DSP

2008年02月14日 | アマチュア無線無線機


 HFの世界も、最近はDSP機が主流になってきましたが、まだまだアナログ機でがんばっている局もたくさんいます。そこでアナログ機とDSP機、どっちがいいのかと聞かれた場合、私はSメ ーターが振れないような厳しい受信状況でQSOするならアナログ機を、7MHz SSB等で常にSメーターをビンビン振るようQSOだけしかしないのであれば、どちらでもと答えます。

時々、IC-780とIC-756Pro3を聞き比べてみますが、最近のDSP機は昔に比べるとかなり進化しており、アナログ機に迫る性能になっています。ただこの組み合わせですと、弱い信号の受信性能にあっては、僅差ですが今だ780に軍配が上がります。文章で表現するのは難しいのですが、信号の強さはほぼ同じなのですが、780の方が目的信号が前に出て来るという感じで聞こえます。また、高低別々に受信トーンの調整ができるのもメリットです。ノイズレベルぎりぎりの時などは、けっこう重宝しています。

過去に780と他社のDSP機(一世代前の機種)を同じ条件下で比較した事がありますが、780で聞こえる信号がDSP機では全く聞こえないという事がありました。最近のDSP機ではこのような事は無いようですが、まだまだアナログフィルターも捨てがたいなという気がします。

送信に関しては、DSP機の方がエコライザー等で音質調整ができ、好みでマイクを選べますので楽しめるものと思います。最近は、DSP機らしいソフトな音質の局が多くなってきて、過変調の局は少なくなりましたね。

最後に、総合的に見るとアナログ機に無い機能がたくさん搭載されている、DSP機なんでしょうねやっぱり。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿