旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

英国フェア開催中 ~ in 横浜イングリッシュガーデン

2015年11月09日 11時30分41秒 | ガーデニングセミナー

週末はアッチとコッチにガーデニング関係のお話を聞きに出向き、大忙しでした
流石に疲れました~が、とても楽しい時間でした

7日(土)

只今「英国フェア」開催中の横浜イングリッシュガーデンにて、元駐日英国大使館大使公邸専属庭師濱野義弘氏のトークショーを聞きに出かけました。

濱野氏は25歳の時求人広告で知って申し込み、英国大使公邸の庭師となられたそうです。
その当時は100坪の日本庭園が在ったのだとか。

大使や大使夫人の要望に応えるために、アチコチに桜の木を探しに出向いたり、大使が替わると庭の好みも変わるので、それまで植えていた木々を抜いて草花を植えたり・・・苦労も多々あったみたい。
英国の国旗であるユニオンジャックを意識して、植栽のカラーイメージを考えられたりしたそうです。

また、濱野氏がヘッドガーデナーをされていた間には、チャールズ皇太子やダイアナ皇太子妃(当時)がお見えになったり、浩宮(現皇太子)さまもご一緒だったりしたそうで、当時の写真が紹介されました。

スライドショーで紹介される英国大使公邸の庭には沢山の桜が咲いていて、ちょっと意外でしたが、皆さん桜は大好きなのだとか。
英国=薔薇というイメージが先行していましたが、大使公邸の庭はそれだけではないのだ、と感じました。

その大使公邸の庭が公開される機会もあるらしいので、一度濱野氏が丹精した庭を見てみたいです。

 

和やかなトークショーの後、ガーデンを散策。

この度はミニチュアスモールガーデンハウス制作でも知られている「Piece of Mind」の作品が展示されています。
このコニファーとミニチュアハウスの壁掛け(額縁)ハンギング、とっても素敵
絵画のよう


YEGのガーデナーN氏デザインのステンドグラス。
この写真だけ見ると、英国っぽい風景では





イベントの植栽ではいつも大活躍のミニクーパー。
ニシキギとスズランの木の紅葉が、秋の風情を醸し出してる


ガーデン奥の池では「Piece of Mind」のミニチュアスモールガーデンハウスで作られた英国コッツウォルズの街並みが再現されています。
良くできています
6月に訪れたコッツウォルズの風景を思い出しました


芝生広場ではワンダーデコールの置物も多数展示されています。
お気に入りのオブジェが見つかるかも


ガーデンでは秋バラとともに十月桜が咲いていました。




桜を楽しめるのは春だけじゃないのよね~


もちろん秋バラと紅葉も


コスモスもダイヤモンドリリーもまだ楽しめそう。


世の中はハロウィーンが終わったらいきなりクリスマスムードになって、あまりの季節の先行&売らんかなムードに正直ゲンナリしていたのですが、こうした落ち着いたイベントは、大歓迎かな
恒例にしてもらいたいわ。

いつもはボランティアのついでに一巡りするガーデンも、お客さんで巡ると違った印象に見えるから面白いわ

 

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