肩書きの無い名刺

日中、自宅で仕事をして、
夜は、ライブを観に行きました。

初めからだと疲れてしまうので、
途中から観に行きました。

会場の入り口で、
『どのバンドを観に来られましたか？』と
質問されるので、迷わず、
『Sad Geniusさんです！』と答えました。

観るのは2回目だったけれど、
「Take Cover」さんもカッコ良かったなー。

何回も聴いて、耳に馴染むといいのかな、と
いきなり人前で、知らない曲を
歌ってしまう僕は、楽しみながら研究しています。

「音楽性の低さ」が指摘されているので、
その点を補うべく、楽典の勉強も続けています。

僕は、ライブを観に行くときに、
名刺を持参します。

言い訳になってしまいますが、
人と名前がなかなか覚えられなくなり、
以前は、手紙やメールを熱心に書いたのですが、
最近は、いろいろなかたに、お世話になっておきながら
ロクに連絡もせず、申し訳ないなぁ、と感じています。

「音楽」という共通項で、出会いがあるので、
自己紹介用の名刺を持っています。

うっかり、名刺を切らしていることに気づき、
慌てて、自宅のレーザープリンターで作りました。

仕事の関係でIllustratorを少し使えるように
なったので、時間があるときに、
しっかり作って、入稿しようと思います。

とりあえず、ということで
作り始めましたが、僕には肩書きがありません。

これまでは、肩書きの無い名刺を使っていました。

名刺交換をすると
『え、肩書き無いって珍しいですね』と
言われることが多くありました。

でも、実際、僕は何でもないので、
仕方が無いかな、と思っていました。

仕事は時期によっては、
発症前より量が増えています。

お金になる仕事では無いので、
職業、とするには、どうかな、と思います。
手を抜くことはないけれど、
多くの仕事はボランティアです。

ボランティアが仕事、っていうのも
変だよな、とかなり考えました。

暫定的に自分の肩書きを
「職業・病人、趣味・仕事、ときどき音楽。」と
しました。

「職業・病人」は、盟友「クロロ96」くんが
好きだったフレーズを借りました。

作った名刺を誰かに渡して、
まだ分かりづらいとは思いますが、
「だいたいこの人はこんな人」と伝わればいいな、と
思います。

印刷屋さんに頼むまでに、
もう少し、センスの良い肩書きを考えようと思います。

自分のやっていることを
言葉で表現するのは難しいな、と感じています。