~土に命と愛ありて~ティア長崎銅座店

旬の無農薬・有機野菜の家庭料理のお店

「食べる藍シリーズ」販売開始です。

2016年12月15日 | 新店舗のお知らせ

 

鈴木さんの「食べる藍シリーズ」販売開始です。

 鈴木さんは、長崎県雲仙市小浜町にある、紡・染・織工房「アイアカネ工房」の職人さんです。

「藍を食べる?」

 私も最初?「藍は染めるもので、食べるもの?」と(ハテナ)でした。

日本の衣文化に欠かすことのできない染料の「藍」は、実はかつて「薬草」としても重宝された植物だったといいます。

江戸時代には、「藍商人(染料屋)たちがお守り袋に藍を入れて持ち歩き、食あたり時に服用して難を逃れた」「藍商人が長州を訪ね、ひと握りのすくも(藍を発酵させたもの)と引き換えにふぐ料理をご馳走になった(すくもを生で食べるとふぐ中毒に効果があるとされていた)」など、藍の薬効を裏付ける文献も数多く残っています。

上の文献のように、特に抗菌作用や整腸作用に効果があるとされ、日本において「藍を食べる」ことは古くからの健康の知恵だったわけです。

アイアカネ工房の鈴木さんはご自身の紡・染・織の作品作りのため、工房の畑で綿や藍を育てているのですが、ある日文献から「薬草としての藍」を発見しました。染料としての藍には葉しか使わないのですが、調べたところ藍の薬効は葉以外の茎・根・花・種にも豊富に含まれていることが判明。

そこで、藍の葉はもちろんのこと、これまで未利用だった葉以外の部分も有効活用して、「日本の先人より伝わるの健康の知恵を、現代の日々の暮らしに」ということで「食べる藍シリーズ」が約1年前に完成したのでした。

これまで少量生産(育てた藍は染料優先)で作っていた「食べる藍」ですが、今年は食品用に工房の畑を開拓!栽培も農薬、化学肥料不使用にこだわり、藍とあわせる食材は小浜に面する橘湾の自然塩、長崎県産のうるめいわし、島原産の昆布など地元の信頼する方々が作る食材を使用しています。

鈴木さんのもと、お茶のブレンド再開発は紅茶コーディネーターの本田さなえさん、イラストは岩永紀子さん、写真は、志鎌康平さん、デザインは「ナガサキリンネ」のメンバーである古庄さんで取り組みました。

「食べる藍」シリーズは大きく分けて5種類。

パン・お菓子作りや多様なお料理に使える「藍の粉末」から、小浜の自然海塩など地元の食材とのブレンドにこだわった「藍の塩」「藍のふりかけ」、独特のやさしい甘い香りと味わいが魅力の「藍のお茶」、藍とレモングラスをブレンドした「藍のハーブティー」があります。

お茶・ハーブティーは、ティーバッグ(大・小)も新たにラインナップです。

 

鈴木さんのお話だと、リピートしてご愛用のお客さまもいらっしゃいまして、長年悩まされていたお肌のトラブルや便秘が改善されたり、風邪をひきにくくなったという声も頂いています。藍の色や香り、味わいを楽しみながら、その効能を実感すると同時に、「藍を食べる」という先人より伝わる健康の知恵を、ぜひお試しください。

 

・藍の粉末 30g 1,500円

・藍の塩 30g 1,000円

・藍のふりかけ 30g 1,000円

・藍のお茶(テイーバック入)大1,500円 小800円 

・藍のハーブティー(テイーバック入)大1,500円 小800円

 

※価格は税抜です。

※全国発送も承ります。

 


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