今日からがWhere2.0のメインセッションがスタートした。心配した人の入りであるが、500席に対して7~8割の入りといったところ。前の方の列にはテーブルも用意されており昨年よりも快適である。会場の状況
セッションの方は毎度おなじみの15分刻みでどんどん進む。興味の湧く話題には集中して聞き、そうでないものは流すという風に緩急をつけないと、後半にだれてしまう(特に時差ぼけの影響が出るのだ)。
さて、Where2.0といえば、Google。やはり今年もこの日にあわせて二つのリリース。
一つめはGoogle Maps Data API。そして二つめはGeo-targeted Google Maps Ad Unit。年々彼らは進化しており、景気悪化でリストラしたというニュースも聞こえる中で、手を緩めていない。
このGoogleの勢いに対して、Yahoo!、マイクロソフト、NOKIAなどの陣営はどうするのだろうか。今回は彼らからの発表もあったが、今勢いがあるのは昨年Where2.0スポンサーとして登場したNOKIAだ。
それから、今回単独でプラチナスポンサーとして名乗りを上げたのはESRI。オライリーのBradyからは昨年以上の持ち上げられ方。セッションはJack Dangermond自らの熱演。「専門的なGISの世界」と「Web」をつなげることで、データへのアクセス性や透明性を向上させるというお話しは、教科書そのもの。そう言えば昨年も同じことを言っていたような記憶が。
さて、やはり面白いのはハードウェア系。Lidar Imagingでもって、無人で本物の自動車を操縦してしまうビデオを披露してもらった。その上で、会場にLidar(64個のレーダーを実装)を持ち込んで、会場のリアルタイムLidarイメージをスクリーンに表示。何と、人間一人一人の影形がくっきりと表示されるではないか。ちなみに、これを作った会社はもともとはスピーカーを制作している会社で、趣味が高じて?この道に入ってしまったらしい。ちなみにいくらするんだろう?その話は出ていなかった。Lidarが作ったイメージ
(舞台から会場を見ていて、人が動くたびに画像も動く)
出国直前にアナウンスされた、クウジットの例の「大江戸線の妖怪」もWhere Fairで展示されており、物珍しく眺める人達に囲まれていた。
ところで、このカンファレンスは人とのネットワーキングの貴重な場でもある。今日は、大阪市大のセミナーで同席したOpenStreetMapのメンバーのTimさんと再会、GeoServerの開発者のJustinとも仲良くなれたし、旧MapInfo(現PBBI)のArthurとも再会した。やっぱりこの世界、濃い人が多い。
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