横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

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初老は40歳〜?!

2017年07月15日 19時40分21秒 | スローライフ
ネットのある記事で、「初老は40歳〜」ということを知り、この10月で55歳を迎える私は、いったい何者なのかと、戸惑ってしまった。


自分が子供の頃、50歳を超えたらさぞかし落ち着いた円熟期をすごしているのだろうと、想像していた。さて、その私の人生は今や円熟期なのだろうか。

人は、私のキャリアを見て、うまくやっているように取るかも知れない。確かに、若い頃に経験に恵まれ、その後起業してある程度の実績を残してはいるし、その会社を離れた今は、よく名前を知られた会社で働いている。家族にも恵まれ、特に不自由なく過ごせているように見えるかも知れない。

しかし、実のところ、自分には人生とはつくづく生きづらいと思っている。とりわけ人が絡むことは本当に難しい。体調と同じで、調子が良いな、と思うことがしばらく続いても、いずれはそうでないときがやってきて苦しむ。そんなことの繰り返しばかり。その都度、自分が意図しない騒動や困難に巻き込まれ、なすすべも無く立ちすくんでしまう。そしていろいろ大切なものを失い、もう一度這い上がろうともがく。20代や30代の頃ならば経験不足で致し方ないかも知れないが、それが40代になって、さらに50代になっても変わらない。しかも、その難度は年を経る毎に上昇する。自分は経験から教訓を学べないのか、それとも人生とはたいていそういうものなのか。

さすがに少しだけは学んだと思う。例えば、今やれることに、ただただ最善を尽くすこと。その結果にいつも少しは期待するものの、滅多なことでは思うようにはならないし、受け入れるしかないと、冷静になっておくことなど。

いつの間にか、「人生とは、こんなはずじゃ無かったということとの戦い」というのが座右の銘になった。何か起こるたびに、それを独り言のように繰り返して、自分をなだめて奮起させる。

そして、円熟なんでまだまだ遠い先だなと、諦め気味だ。このあたり、世の中の先輩諸氏は、いったいどうなんだろうか?