横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

オープンソースGIS、地理情報、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

非商用の個人的立場での利用に限定される年間1万5千円で使い放題のお話

2012-02-16 23:21:05 | OSGeo/FOSS4G
 最近ESRIが発表した、「ArcGIS for Home Use」という個人の学習向けに用途が限定された、年間15,000円のプログラムが話題を呼んでいる。何でも、まともに業務用途で購入したら100万円では済まないArcGIS(とそのエクステンション)を自由に使えるからだ。

 今まで、商用製品利用の難点の一つとして、”会社(や学校)で使っている環境を自宅のマシンで・・・”という使い方をしようとすると、自宅でもライセンスを購入しなければならないというハードルが指摘されてきた。商用GIS製品の価格体系は、アメリカ本国の2〜3倍するという、いびつな価格政策が続けられていたこともあり、利用者側にとっては深刻な問題でもあった。

 一方、FOSS4Gツールは、そうした制限もないので、会社、学校、自宅を問わず、好きなところで好きなマシンでGISを利用することができる。これがFOSS4Gツール(特にQGIS)が最近急速に日本を含む世界中で普及している理由でもある。

 ESRIとしては、この状況を放置すると、既存のユーザーがFOSS4Gツールに乗り換えてしまう、という危機感を相当感じたに違いない。そこで、対策として、このプログラムを出してきたのであろう。

 ただ、このプログラムは「非商用の個人的立場での利用に限定されます」となっており、業務(会社、学校問わず)を自宅でも・・という用途は違反となるはず。研究者が、大学でやっている内容を自宅のマシンでも・・・というのも違反だろう。せいぜい、「GISを自己研鑽」にしか使えないのかもしれない。

 じゃあ、誰が使うのだろうか?

 「非商用の個人的立場での利用」って、私のように、OSGeo財団という非営利活動(=非商用)での、ArcGISとQGISとの操作や機能の違いの勉強には、どうやらOKっぽい。今まで、最新のArcGISやそのエクステンションを使えるなんて機会は全然無かったので、これっていいなぁ、申し込もうかなぁ〜

 結構マジにそう思っていて、ふと気がついた。あ、ArcGISってWindowsでしか動かなかった。私のようなMac使いではQGISやGRASSは動いても、ArcGISはインストールすらできないんだ。残念。
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エクステンション 非営利活動
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Unknown (oshimapanda)
2012-02-17 00:22:49
Arc GIS Desktop10からは、キャンパスライセンスを半年間オフラインで「貸し出し」できるようになったので、キャンパスライセンスのある学校の学生は、学校でノートPCに「貸し出し」すれば、(このプログラムを申し込まなくても)自宅で使えます。
いよいよ、誰が使うのだろうか? なプログラムですね。

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