客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

アリタリアでのマタハラ裁判について

2015-06-24 22:46:48 | TOPICS 他エアライン

アリタリアで乗務していた契約制客室乗務員が、妊娠休職

中に雇い止めされ、この撤回を求め、6月23日、東京地裁

に提訴しました。 

会社は今回の雇い止め理由を以下の通り主張しています 

1、   ヨーロッパの経済悪化に伴い日本路線を減便し、

   人件費を削減しなければならない。

2、   休職していた日本人乗務員が2013年3月から4月

    にかけ、5名復帰してくるため余剰人員が発生する

    ので、原告の契約更新はできない。

3、   原告は過去ワーニング(文書による警告及び口頭注意)

    を受けている。

→ しかしこの会社主張には大きな矛盾があります。

1、   人件費削減と言いながら、原告の同期、後輩が

   全員契約を更新されている事。

2、   雇い止めされた当時の2013年2~3月から4月に

    かけては1便、増便されている事。

3、   ワーニングと称するのは、イタリア人乗務員との

    ブリーフィングに2回間に合わなかった、というもの

    ですが、2回とも機内搭乗には充分間に合っています。

    しかもそのうちの1回はイタリア人のホテルから成田

    までのバスが通常より早く空港に着きすぎたという

    事情でした。

妊娠休職中に雇い止め通告をされたこと、しかも同じ3年の

雇用契約で入社した同期は全員契約更新されていることは、

明らかにマタハラであり雇用機会均等法違反であると考えます。

皆様のご支援をよろしくお願いいたします

 

 * 文中、正確さに欠いた記述があり、訂正しお詫び致します。

                     (客乗連絡会 事務局)


JALマタハラ訴訟について

2015-06-18 00:27:22 | TOPICS JALグループ

6月16日、JAL客室乗務員の神野(じんの)さんが、

「妊娠中に地上勤務希望が受け入れらず無給の休職を

命令されたのはマタニティハラスメント(マタハラ)」だとして

休職命令の無効と、未払い賃金を求めて提訴しました。

昨年8月に妊娠を確認してから、何度も組合(CCU)を通じ

会社と交渉してきましたが、会社は答えなかった為、

労基署や労働局にも相談。 会社は、労働局雇用均等室

による調停さえ拒否しました。

ANAでも、客室乗務員が妊娠した場合、地上職への一時

移動はできず、全員が無給の休職に入らざるを得ないと

いう同様の状況があります。

今回の神野さんの提訴をきっかけに、妊娠しても働き続け

られる、より充実した制度ができるよう、みんなで応援したい

と思います。

ママさんを大事にしないと、少子化で将来の乗客の減少

にもなり、会社も困るでしょ?と言いたいですね!


航空局との交渉について

2015-06-14 22:30:10 | 見解 談話 主張

6月10日、航空安全会議では、乗員、客乗、整備、

グランドハンドリング等における安全に関する問題

について、航空局との交渉を行いました。

客乗の重点要請項目として、ライセンスや勤務の

改善、機内持ち込み手荷物の制限、編成問題等に

ついて要請しました。

〇 欧米並みに、客室乗務員を航空従事者とし、

  ライセンスを付与すること。 


〇 勤務 の改善 (月間100時間制限の見直し、年間

  制限をEU並みの900時間に、休憩問題の付与など)

〇 機内持ち込み手荷物の制限について

〇 ドア数に満たないB787編成問題について

などです。勤務では、機内清掃の問題や、ANA長距離

路線の国内線含む6日パターンの問題を取り上げました。

今回だけではなく、引き続き職場実態を伝えていく予定

です


航空局との交渉について

2015-06-14 22:30:10 | 見解 談話 主張

6月10日、航空安全会議では、乗員、客乗、整備、

グランドハンドリング等における安全に関する問題

について、航空局との交渉を行いました。

客乗の重点要請項目として、ライセンスや勤務の

改善、機内持ち込み手荷物の制限、編成問題等に

ついて要請しました。

〇 欧米並みに、客室乗務員を航空従事者とし、

  ライセンスを付与すること。 


〇 勤務 の改善 (月間100時間制限の見直し、年間

  制限をEU並みの900時間に、休憩問題の付与など)

〇 機内持ち込み手荷物の制限について

〇 ドア数に満たないB787編成問題について

などです。勤務では、機内清掃の問題や、ANA長距離

路線の国内線含む6日パターンの問題を取り上げました。

今回だけではなく、引き続き職場実態を伝えていく予定

です