客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

2007年 秋の川柳

2007-11-30 22:35:36 | 川柳コーナー
 秋の日の 公園ネコの 大あくび 


  搭乗中 入れたら閉めてね ストウェイジ

       (ストウェイジ=座席の上の物入れ)


 サービス中 ギャレイバタバタ キャビンは優雅

       ( ギャレイ=飲み物を作成する場所、キャビン=客室 )


 人権の 侵害ゆるせば 安全ゆるむ

     (11月26日監視ファイル事件で会社とJAL労組を提訴)


 契約も 正社も同じ 仕事よね
    なのにボーナス おおちがい 


 実態は 解雇同様 希望退職 



 評価者の 好みの差が出る グレード結果





監視ファイル事件で提訴

2007-11-27 23:56:02 | TOPICS JALグループ
Q 昨日、JAL客室乗務員が監視ファイル事件で提訴したわね。

A 今年の2月に週刊誌のスクープ記事で発覚してから、東京地裁に
  証拠保全を申し立てて検証した結果、客室乗務員の個人情報には、
  思想・信条、家庭環境、容姿、性格、病歴、勤務評価など158
  項目に及ぶ人権を侵害する記載事項があることが判明したの。

Q 194名もの原告が、会社とJAL労働組合、労組執行部幹部を
  訴えたのね・・。

A CCU(日本航空キャビンクルーユニオン)も、会社を相手に訴え
  たのよ。

Q こんなことは社会的にはもちろん、安全運航に責任を負う航空会社
  では、あってはならないことよね・・。

A この裁判で、会社とJAL労働組合が行ったことの全容を解明して、
  責任をきちんとさせないとね・・。

Q JALには、「JAL労働組合」と「CCU」の他にも乗員さんの
  組合、整備さんなど地上職の組合など、いろいろあるんでしょう?

A そう、会社が組合の力を弱めようとして、客乗組合を分裂させたり、
  機長を全員管理職にしたりした結果、8つの組合になってしまった
  の。でも、「JAL労働組合」以外の7労組は同じ「航空労組連絡会
  (航空連)」という上部団体に所属していて共闘、協力関係にある
  のよ。

Q へえ~、そうなんだ・・。じゃあ、JAL内は主に「7労組」と
  「JAL労働組合」の2つに分かれてるってことね。

A そういうこと。だから今まで深夜免除裁判など「CCU」の問題にも
  「JAL労働組合」以外のJAL内の組合が、応援したり、一緒に
  取り組んだりしてくれていたし、今回も強い味方なのよ・・。

Q 「JAL労働組合」は「航空連」に入ってないのね・・。

A そう、「JAL労働組合」は「全日空労働組合(ANAユニオン)」と
  一緒に、「航空連合」という上部団体を作ってるけど、以前から「会社
  幹部にはJAL労働組合幹部の経験者が多い」と言われているわ・・。

Q ふ~ん、今回の監視ファイル事件も、会社の管理職しか知らない
  情報を、JAL労働組合の幹部が持ってたのよね・・。労使一体
  ぶりは明らかってわけね・・。

   (皆様のご支援をよろしくお願いいたします)















「女性の労働と健康」のはなし

2007-11-17 23:53:59 | SPECIAL EDITION
1 男女の生物学的なちがいは・・?

   ○生殖機能(月経、妊娠、閉経・更年期)
      月経時や前は、腹痛や頭痛、腰痛、うつ状態等、個人差はあり
      ますが、さまざまな症状をおこしやすいですね・・。

   ○骨盤周辺の構造のちがい
      腰仙部の構造のちがいから、重力を支える力が弱く、また、骨盤
      周辺は静脈が複雑に接続しているため、うっ血をおこしやすくなって
      います。このため、女性特有の腰痛がおきやすいといえます。

   ○体力、心肺機能等のちがい
      女性と男性とでは、筋肉の量や付き方、循環血液量や肺活量が違う
      ため、男女が同じように働くと、体力、筋力のちがいから、過労や
      不健康状態になりやすいのです。また、血中ヘモグロビン濃度、血清
      鉄が少ないため、しっかり鉄分をとらないと貧血をおこしやすいのです。

  (・・・なあるほど!だから「母性保護」って大事なのね・・!)

   ○精神的な素質のちがいも・・
      人とのかかわりを求める気持ちは、男性より女性に強いようです。
       (他人とのふれあいに価値を求める。)これは、子を産む女性としての
      本能によるものといえます。


2 更年期障害って・・?

    ○更年期とは・・・女性のからだの一生のうち、「2つ目のトンネル」
             の時期にあたります。(1つ目は、思春期) 卵巣ホルモン
             の状態が不規則になり、やがて閉経し数年して、からだ
             が安定した時期を迎えるまでの期間をいいます。
             個人差はあるが、一般には40歳代後半から50歳代
             後半にかけての時期です。
      (30歳代で「更年期かしら?」と思う症状が現れたときは要注意!)

    ○更年期のからだの症状

       ・月経の状態の変化
       ・血管運動神経症状(のぼせ、冷え、動機など)
       ・精神神経系症状(頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、不安感、いらいら
        感など)
       ・筋骨格系症状(肩こり、腰痛、筋肉痛など)
       ・その他(疲労感、腹痛、しびれ感、頻尿など)

    ○「更年期?」と感じたときに気をつけてほしいこと

       ◇まずは「更年期障害」と決めつけないこと。他の病気が隠れて
        いる可能性もあります。(過労による自律神経系の異常かもしれない
        → 働き方の見直しへ)
       ◇男女とも一番無理をしやすい時期。
         ・無理をしてはいけないのに「若い人に負けたくない」。
         ・過密な仕事もこなせてしまうが、あとの消耗が激しい。
         ・「そろそろ身体を酷使するのをやめようよ」という
          身体からのサイン。休むことやペースダウンすること
          をためらわないこと。

   (・・フンフン、そっか~!無理をしてはいけない時期なのに、何でもこなせて
    つい無理をしてしまうのね・・!「更年期」って「ペースを落とす時期」でもある
    ってことね! JALもANAも、4~50代の人でも若い人と同じスケジュールで
    飛ばないといけないけど、外国のようにキャリアを積めば積むほど働きやすく
    なるセニョリティ制度が、日本にも必要かもね・・)

            (「健康で安全に働く職場づくりのための講座」より)
                            2007年10月 
     
                  
          
         
      
   
             
             
 



       
    
      

これからの予定

2007-11-04 23:28:34 | 管理人より
3月24日  客室乗務員全面委託(別会社)化にSTOPを!
       緊急院内集会の開催
        13:00~14:00 
        衆議院第二議員会館 第3会議室


3月27日  ノースウエスト航空客室乗務員 不当配転裁判 
        東京高裁 判決日!