こりゃ便利…だけど。
網膜ディスプレイ、ブラザーが2010年に発売へ(抜粋)
9月4日 ITmediaニュース
ブラザー工業は
「網膜に光を当てて映像を映す」
眼鏡型の網膜走査ディスプレイ(RID:Retinal Imaging Display)を
2010年に発売する計画だ。
まずは法人向けに展開し
「ディスプレイに回路図を投影しながら工事」したり
「カルテを映しながら手術する」
といった利用を見込んでいる。
9月4日に東京で開いたプライベートショー
「Brother World JAPAN 2008」(東京国際フォーラム)
にてモックアップを展示した。
<RID>
①目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て
②その光を高速に動かすことによる残像効果を利用し
③網膜に映像を投影する技術
④従来のヘッドマウントディスプレイと異なり
⑤「目に直接光を当てる」ため
⑥小型液晶ディスプレイなどはなく
⑦眼鏡型といってもレンズもない
⑧目の前にあるのは透過型の反射板だけ
⑨映像の向こうには外の景色が透けて見える
⑩眼鏡に装着する投影部は25グラムと軽く
⑪かけると60センチ手前に14~15インチサイズのディスプレイがあるように見える
⑫試作機の表示解像度は800×600ピクセル、フレームレートは60fps
⑬液晶ディスプレイやCRTディスプレイよりも広い色域を再現し
⑭高画質な映像を表現できる
⑮光はごく弱く、消費電力を低く抑えられる
⑯プリンタ開発で培った技術を生かした
<説明員>
「(網膜に光を当てる仕組みは)レーザープリンタの感光体が、目に代わったというイメージ」
インクジェットプリンタのピエゾ技術を活用して
高速・小型のミラーデバイス(光MEMS:Micro Electro Mechanical Systems、微小電気機械システム)を開発し
小型化と高画質化を両立させた。
端末サイズは
2005年の愛・地球博に出展した試作機(光源部の重さ100キロ、光走査部70キロ)の1000分の1に縮小している。
商品化時の価格は未定。
まずは業務用途で販売し
量産・低価格化のめどが付けば
個人向けにも発売する考えだ。
個人向けには
移動中に映画を見るといったエンタメ用途のほか
移動中の新幹線や飛行機で
PCを使って機密性の高い仕事をする際
のぞき見されないセキュアなディスプレイとして利用するいった用途を考えている。
画期的だ。
ただ
気になるのは
「移動中に映画を見るといったエンタメ用途」
っていうところ。
こういうものって
別に家の中にいる時には
「不要」
なんだよね。
今は、でっかいディスプレイがあるわけだし。
ということは
当然だけど
個人向け用途に関しては
「移動中の利用前提」
となる。
電車の中なんかはいいんだけど
「自転車に乗りながら」
なんてのも出てきそう。
下手すると
「クルマ運転しながら」とか。
ヘッドホンステレオや
携帯電話でさえも
事故が起きるんだから…。
便利と危険は「背中合わせ」なんだなあ。
網膜ディスプレイ、ブラザーが2010年に発売へ(抜粋)
9月4日 ITmediaニュース
ブラザー工業は
「網膜に光を当てて映像を映す」
眼鏡型の網膜走査ディスプレイ(RID:Retinal Imaging Display)を
2010年に発売する計画だ。
まずは法人向けに展開し
「ディスプレイに回路図を投影しながら工事」したり
「カルテを映しながら手術する」
といった利用を見込んでいる。
9月4日に東京で開いたプライベートショー
「Brother World JAPAN 2008」(東京国際フォーラム)
にてモックアップを展示した。
<RID>
①目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て
②その光を高速に動かすことによる残像効果を利用し
③網膜に映像を投影する技術
④従来のヘッドマウントディスプレイと異なり
⑤「目に直接光を当てる」ため
⑥小型液晶ディスプレイなどはなく
⑦眼鏡型といってもレンズもない
⑧目の前にあるのは透過型の反射板だけ
⑨映像の向こうには外の景色が透けて見える
⑩眼鏡に装着する投影部は25グラムと軽く
⑪かけると60センチ手前に14~15インチサイズのディスプレイがあるように見える
⑫試作機の表示解像度は800×600ピクセル、フレームレートは60fps
⑬液晶ディスプレイやCRTディスプレイよりも広い色域を再現し
⑭高画質な映像を表現できる
⑮光はごく弱く、消費電力を低く抑えられる
⑯プリンタ開発で培った技術を生かした
<説明員>
「(網膜に光を当てる仕組みは)レーザープリンタの感光体が、目に代わったというイメージ」
インクジェットプリンタのピエゾ技術を活用して
高速・小型のミラーデバイス(光MEMS:Micro Electro Mechanical Systems、微小電気機械システム)を開発し
小型化と高画質化を両立させた。
端末サイズは
2005年の愛・地球博に出展した試作機(光源部の重さ100キロ、光走査部70キロ)の1000分の1に縮小している。
商品化時の価格は未定。
まずは業務用途で販売し
量産・低価格化のめどが付けば
個人向けにも発売する考えだ。
個人向けには
移動中に映画を見るといったエンタメ用途のほか
移動中の新幹線や飛行機で
PCを使って機密性の高い仕事をする際
のぞき見されないセキュアなディスプレイとして利用するいった用途を考えている。
画期的だ。
ただ
気になるのは
「移動中に映画を見るといったエンタメ用途」
っていうところ。
こういうものって
別に家の中にいる時には
「不要」
なんだよね。
今は、でっかいディスプレイがあるわけだし。
ということは
当然だけど
個人向け用途に関しては
「移動中の利用前提」
となる。
電車の中なんかはいいんだけど
「自転車に乗りながら」
なんてのも出てきそう。
下手すると
「クルマ運転しながら」とか。
ヘッドホンステレオや
携帯電話でさえも
事故が起きるんだから…。
便利と危険は「背中合わせ」なんだなあ。