身をもって知る。
インフル感染防止、一般客入れず合唱コンクール(抜粋)
8月28日 読売新聞
新型インフルエンザの感染防止のため
全日本合唱コンクール福島県予選が28日
「一般客に非公開とする措置」を取り
同県いわき市のいわき芸術文化交流館で始まった。
<コンクール>
①30日までの3日間行われ
②中学と高校、大学、一般など約3700人が参加
③「出場する高校の合唱部員に感染が確認された」ことから
④県合唱連盟が今回
⑤「合唱の特性上、飛沫感染を防ぐ必要がある」と一般客を入れないことを決めた
⑥審査員は会場で聴くが
⑦出演者も「自分たちの出番以外は会場から速やかに退出」し
⑧観客席からほかの参加校の合唱を聴くことを禁じられた
例年なら3日間で約1000人の観客が訪れるが
高校の部で始まった28日は
1700席の会場はガラガラ
1校目では
生徒の家族や学校関係者の席が
「用意されたステージから約35メートル離れた2階席」で
約40人が、熱唱に耳を傾けた。
<舞台に立った高校生の合唱部部長(18)>
「観客がいないと、ホールの響きが違うので異様な雰囲気だった」
<別の高校生の母親(44)>
「合唱は聴いてもらってエネルギーが出るもの。晴れ舞台がこういう形になったのは残念」
人の集まる場所は危険ということで
他にも同様の事態は起きている。
新型インフルエンザ:始業式は体育館避け放送で実施 さいたま市教委が対策 /埼玉(抜粋)
8月27日 毎日新聞
さいたま市教委は26日
市立小中高校など165校で
9月1日から新学期が始まるのを前に
新型インフルエンザの新たな対応策を発表した。
感染拡大を防ぐため
「始業式は空気がこもりやすい体育館を避け、校庭や校内放送で実施」
するよう呼びかけている。
<市教委>
「体育館のように風通しが悪い場所では、くしゃみの飛沫(ひまつ)が漂い、感染の可能性が高まる」
1学期中に実施していた全児童生徒約10万人の検温と市教委への報告も継続して行う。
修学旅行や行事の実施は、状況に応じて各校長が判断する。
合唱コンクールについて言えば
「全日本合唱コンクール福島県予選」
と大がかりなもので
「中学と高校、大学、一般など約3700人が参加」
するイベントであるから
今回の対策は妥当なものだと思うけど
「始業式は空気がこもりやすい体育館を避け、校庭や校内放送で実施」
は同じ学校に通う人間しか参加しないイベントであるから
「感染を遅らせる」効果程度しかないような気もする。
しかし
実際、感染は広がりつつあり
また、子供の感染リスクが高いことを考えれば
納得がいく。
新型インフル感染率、子供は高齢者の14倍(抜粋)
8月28日 読売新聞
米疾病対策センター(CDC)は27日
「5~14歳の子供は60歳以上の高齢者に比べ14倍も新型インフルエンザにかかる可能性が高い」
とする報告を発表した。
<報告>
①7月25日までにシカゴ市の保健当局が確認した新型インフルエンザ感染者1557人のうち
②最も多いのが5~14歳の624人で
③この年代の人口の0.14%に上ったのに対し
④60歳以上は41人でこの世代の0.01%にすぎなかった
⑤入院する割合も子供で高い
「子供を重点に予防や治療にあたる必要があることが裏づけられた」
子どもの重症化注意 新型インフル、速やかに受診を(抜粋)
2009年8月21日
新型インフルエンザに感染した子どもが重症化する例が各地で出始めた。
特に「5歳以下の子どもは重症化のリスクが高い」とされ
インフルエンザ脳症や重症の肺炎(ARDS)になる可能性がある。
病状は急激に進行するため
高度な医療施設に速やかにかかることが救命には必要だ。
脳症やARDSは
子ども用の人工呼吸器や集中治療室(ICU)などの機能が整っていないと
適切な対処ができない。
このため、日本小児科学会は7月末
全国の各学会地方会に
重症化した子どもを受け入れる病院をあらかじめ決めておくなど
各地の事情に合わせて対応するよう要請した。
<同学会理事で防衛医大の野々山恵章教授>
「流行が進むと、軽症者が殺到して重症者が診られなくなる事態が起きないか心配している。病院間で役割を分担しておく体制づくりが必要だ」
<同学会理事 名古屋市立大病院の戸苅創院長>
「愛知県内では、重篤な救急患者に高度医療を施す第3次医療機関(13病院)を中心に、小児も含めた重症患者を診ることになっている。」
「(それでも)パンデミック(大流行)になった場合にどれだけ重症患者が出るのか。現状で十分かどうか、断言できない」
<親はどのような点を注意すればいいのか?>
○呼びかけに応えなかったり、けいれんが何度も起きるなどの症状
→脳症の疑い
○激しいせきが続くなどの症状が出たら
→ARDSの疑い
一刻も早い治療が求められる
(同院長)
「救急車を呼ぶなどして速やかに受診して」
感染リスクが高く
かつ
重症化リスクも高い。
対策は
「子供中心」
になる。
新型インフル ワクチン接種 「妊婦」「6歳未満」優先(抜粋)
2009年8月28日
新型インフルエンザのワクチン接種について
「持病のある人」
「妊婦」
「6歳未満の小児」
「患者を診察する医療従事者」
を優先する方向が
厚生労働省が27日に開いた
「専門家や薬害被害者団体などとの会合」
で固まった。
厚労省はこれらの対象者に
「安全面での懸念が少ない国内産ワクチン」
を優先的に使う方針。
会合では
「感染者の多い10代」
「高齢者」
についても
優先接種の是非が議論になったが
意見はまとまらなかった。
社会混乱を懸念する立場から
「(10代でも)受験生は優先すべきだ」
という意見も出され
今後の検討課題とされた。
厚労省は今後
政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の検討を経て
9月中に優先順位を決める。
<年内に国内製造されるワクチン>
①1300万~1700万人分
○厚労省は持病のある人が1千万人
○妊婦が100万人
○1~6歳児が600万人
○医療従事者が100万人-
と試算しており
計1800万人
②全員が接種したら、国内製造分がすべて使われる計算
③他に2000万人分が輸入される見通し
この日の会合には
重症化のリスクが高いとされる15の医学会の代表者などが参加。
<小児科学会>
「0歳児の保護者も最優先すべきだ」
<日本老年医学会>
「持病がある高齢者の治療に当たる医療関係者が感染すればインフルエンザ以外で死者が増える」
また、舛添要一厚労相は同日
各都道府県を通じて
「入院診察を行う医療機関のベッド数など医療体制の調査」
を実施する方針を表明した。
患者のスムーズな受け入れ態勢につなげることが目的。
調査と同時に
「医療機関での夜間診療時間の延長」など
医療体制のさらなる強化を都道府県に求める。
限られた数しかワクチンがない状況から
感染リスク
重症化リスク
がともに高い順に優先されているようだ。
輸入分を含めても
「絶対数が足りていない」
ということが背景にあり
今後のパンデミック発生の可能性が低いとは
誰にも言えないだろう。
インフルによる死者も5名となっているが
感染者の数も増えている。
中京大中京、花巻東、都城商“甲子園インフル感染?”(抜粋)
2009年08月28日
夏の全国高校野球選手権大会で優勝した中京大中京で
「甲子園に応援に訪れたチアリーディング部の女子生徒1人が新型インフルエンザに感染」し
「野球部員1人を含むほかの生徒22人に感染の疑いがある」ことが
27日分かった。
同校は26日から31日まで部活動を中止し
全校生徒を自宅待機とした。
また
同大会ベスト4の花巻東でも
「4人の生徒が新型インフルエンザに集団感染した疑いがある」
ことが判明。
8強の都城商でも
「野球部員2人の感染が確認」
された。
実は自分も
「体調が悪く」
会社を休んだ。
のどの痛みがあり
熱はない状態で受診。
「おそらく風邪だろう」
という受診結果。
インフルエンザの検査はしてくれなかった。
その病院では
「38度以上の熱がないと検査していない」
そうだ。
注射と薬が出た。
帰ってから、熱が上がり始め
38度2分まで上がった。
午前中に受診した病院は閉まっていたので
別の病院へ。
ここで
インフルエンザの検査を。
鼻に綿棒より少し長い棒を入れ
「粘膜」を採取。
検査は10分程度で
結果が出る。
結果は「陰性」だった。
しかし
前の病院でも言われたのだが
「一度の検査では検出されないことがある」
ということなので
もう1日、休みを取ることになってしまった。
通常なら
「風邪だろう」
ということで
少しよくなれば、出社していたのに。
インフルエンザの影響は大きい。
感染力が強いということが
一番のリスクだが
「感染の疑い」
だけでも
「登校・出社」
できなくなったりする。
願わくは
「強毒性」への変異が起きぬよう。
インフル感染防止、一般客入れず合唱コンクール(抜粋)
8月28日 読売新聞
新型インフルエンザの感染防止のため
全日本合唱コンクール福島県予選が28日
「一般客に非公開とする措置」を取り
同県いわき市のいわき芸術文化交流館で始まった。
<コンクール>
①30日までの3日間行われ
②中学と高校、大学、一般など約3700人が参加
③「出場する高校の合唱部員に感染が確認された」ことから
④県合唱連盟が今回
⑤「合唱の特性上、飛沫感染を防ぐ必要がある」と一般客を入れないことを決めた
⑥審査員は会場で聴くが
⑦出演者も「自分たちの出番以外は会場から速やかに退出」し
⑧観客席からほかの参加校の合唱を聴くことを禁じられた
例年なら3日間で約1000人の観客が訪れるが
高校の部で始まった28日は
1700席の会場はガラガラ
1校目では
生徒の家族や学校関係者の席が
「用意されたステージから約35メートル離れた2階席」で
約40人が、熱唱に耳を傾けた。
<舞台に立った高校生の合唱部部長(18)>
「観客がいないと、ホールの響きが違うので異様な雰囲気だった」
<別の高校生の母親(44)>
「合唱は聴いてもらってエネルギーが出るもの。晴れ舞台がこういう形になったのは残念」
人の集まる場所は危険ということで
他にも同様の事態は起きている。
新型インフルエンザ:始業式は体育館避け放送で実施 さいたま市教委が対策 /埼玉(抜粋)
8月27日 毎日新聞
さいたま市教委は26日
市立小中高校など165校で
9月1日から新学期が始まるのを前に
新型インフルエンザの新たな対応策を発表した。
感染拡大を防ぐため
「始業式は空気がこもりやすい体育館を避け、校庭や校内放送で実施」
するよう呼びかけている。
<市教委>
「体育館のように風通しが悪い場所では、くしゃみの飛沫(ひまつ)が漂い、感染の可能性が高まる」
1学期中に実施していた全児童生徒約10万人の検温と市教委への報告も継続して行う。
修学旅行や行事の実施は、状況に応じて各校長が判断する。
合唱コンクールについて言えば
「全日本合唱コンクール福島県予選」
と大がかりなもので
「中学と高校、大学、一般など約3700人が参加」
するイベントであるから
今回の対策は妥当なものだと思うけど
「始業式は空気がこもりやすい体育館を避け、校庭や校内放送で実施」
は同じ学校に通う人間しか参加しないイベントであるから
「感染を遅らせる」効果程度しかないような気もする。
しかし
実際、感染は広がりつつあり
また、子供の感染リスクが高いことを考えれば
納得がいく。
新型インフル感染率、子供は高齢者の14倍(抜粋)
8月28日 読売新聞
米疾病対策センター(CDC)は27日
「5~14歳の子供は60歳以上の高齢者に比べ14倍も新型インフルエンザにかかる可能性が高い」
とする報告を発表した。
<報告>
①7月25日までにシカゴ市の保健当局が確認した新型インフルエンザ感染者1557人のうち
②最も多いのが5~14歳の624人で
③この年代の人口の0.14%に上ったのに対し
④60歳以上は41人でこの世代の0.01%にすぎなかった
⑤入院する割合も子供で高い
「子供を重点に予防や治療にあたる必要があることが裏づけられた」
子どもの重症化注意 新型インフル、速やかに受診を(抜粋)
2009年8月21日
新型インフルエンザに感染した子どもが重症化する例が各地で出始めた。
特に「5歳以下の子どもは重症化のリスクが高い」とされ
インフルエンザ脳症や重症の肺炎(ARDS)になる可能性がある。
病状は急激に進行するため
高度な医療施設に速やかにかかることが救命には必要だ。
脳症やARDSは
子ども用の人工呼吸器や集中治療室(ICU)などの機能が整っていないと
適切な対処ができない。
このため、日本小児科学会は7月末
全国の各学会地方会に
重症化した子どもを受け入れる病院をあらかじめ決めておくなど
各地の事情に合わせて対応するよう要請した。
<同学会理事で防衛医大の野々山恵章教授>
「流行が進むと、軽症者が殺到して重症者が診られなくなる事態が起きないか心配している。病院間で役割を分担しておく体制づくりが必要だ」
<同学会理事 名古屋市立大病院の戸苅創院長>
「愛知県内では、重篤な救急患者に高度医療を施す第3次医療機関(13病院)を中心に、小児も含めた重症患者を診ることになっている。」
「(それでも)パンデミック(大流行)になった場合にどれだけ重症患者が出るのか。現状で十分かどうか、断言できない」
<親はどのような点を注意すればいいのか?>
○呼びかけに応えなかったり、けいれんが何度も起きるなどの症状
→脳症の疑い
○激しいせきが続くなどの症状が出たら
→ARDSの疑い
一刻も早い治療が求められる
(同院長)
「救急車を呼ぶなどして速やかに受診して」
感染リスクが高く
かつ
重症化リスクも高い。
対策は
「子供中心」
になる。
新型インフル ワクチン接種 「妊婦」「6歳未満」優先(抜粋)
2009年8月28日
新型インフルエンザのワクチン接種について
「持病のある人」
「妊婦」
「6歳未満の小児」
「患者を診察する医療従事者」
を優先する方向が
厚生労働省が27日に開いた
「専門家や薬害被害者団体などとの会合」
で固まった。
厚労省はこれらの対象者に
「安全面での懸念が少ない国内産ワクチン」
を優先的に使う方針。
会合では
「感染者の多い10代」
「高齢者」
についても
優先接種の是非が議論になったが
意見はまとまらなかった。
社会混乱を懸念する立場から
「(10代でも)受験生は優先すべきだ」
という意見も出され
今後の検討課題とされた。
厚労省は今後
政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の検討を経て
9月中に優先順位を決める。
<年内に国内製造されるワクチン>
①1300万~1700万人分
○厚労省は持病のある人が1千万人
○妊婦が100万人
○1~6歳児が600万人
○医療従事者が100万人-
と試算しており
計1800万人
②全員が接種したら、国内製造分がすべて使われる計算
③他に2000万人分が輸入される見通し
この日の会合には
重症化のリスクが高いとされる15の医学会の代表者などが参加。
<小児科学会>
「0歳児の保護者も最優先すべきだ」
<日本老年医学会>
「持病がある高齢者の治療に当たる医療関係者が感染すればインフルエンザ以外で死者が増える」
また、舛添要一厚労相は同日
各都道府県を通じて
「入院診察を行う医療機関のベッド数など医療体制の調査」
を実施する方針を表明した。
患者のスムーズな受け入れ態勢につなげることが目的。
調査と同時に
「医療機関での夜間診療時間の延長」など
医療体制のさらなる強化を都道府県に求める。
限られた数しかワクチンがない状況から
感染リスク
重症化リスク
がともに高い順に優先されているようだ。
輸入分を含めても
「絶対数が足りていない」
ということが背景にあり
今後のパンデミック発生の可能性が低いとは
誰にも言えないだろう。
インフルによる死者も5名となっているが
感染者の数も増えている。
中京大中京、花巻東、都城商“甲子園インフル感染?”(抜粋)
2009年08月28日
夏の全国高校野球選手権大会で優勝した中京大中京で
「甲子園に応援に訪れたチアリーディング部の女子生徒1人が新型インフルエンザに感染」し
「野球部員1人を含むほかの生徒22人に感染の疑いがある」ことが
27日分かった。
同校は26日から31日まで部活動を中止し
全校生徒を自宅待機とした。
また
同大会ベスト4の花巻東でも
「4人の生徒が新型インフルエンザに集団感染した疑いがある」
ことが判明。
8強の都城商でも
「野球部員2人の感染が確認」
された。
実は自分も
「体調が悪く」
会社を休んだ。
のどの痛みがあり
熱はない状態で受診。
「おそらく風邪だろう」
という受診結果。
インフルエンザの検査はしてくれなかった。
その病院では
「38度以上の熱がないと検査していない」
そうだ。
注射と薬が出た。
帰ってから、熱が上がり始め
38度2分まで上がった。
午前中に受診した病院は閉まっていたので
別の病院へ。
ここで
インフルエンザの検査を。
鼻に綿棒より少し長い棒を入れ
「粘膜」を採取。
検査は10分程度で
結果が出る。
結果は「陰性」だった。
しかし
前の病院でも言われたのだが
「一度の検査では検出されないことがある」
ということなので
もう1日、休みを取ることになってしまった。
通常なら
「風邪だろう」
ということで
少しよくなれば、出社していたのに。
インフルエンザの影響は大きい。
感染力が強いということが
一番のリスクだが
「感染の疑い」
だけでも
「登校・出社」
できなくなったりする。
願わくは
「強毒性」への変異が起きぬよう。