JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

INTO THE MILD 59

2012年08月21日 | INTO THE MILD
 遂に愛車のキャンピングカーを手放す事にした与太話。
 東京でマンションの家賃に嫌気がさして、キャンピングカーに住もう!って事に。そしたら、何処に居たってイイじゃねえか!と 急に足が軽くなって 興味を持っていた関西へ跳ぶ事が出来たわけ。そして、たまたま帰省していた時に 実家の父親に弟子入りしていた ポーやんが「キャンピングカーの中を見たい」と 興味を持ってくれた事が、本当に本当の恋の始まりやったんや。趣味の偏った自分にとって共鳴する珍しい異性は貴重な存在で、この人生のターニングポイントとして キャンピングカーが活躍し、おれを ここまで連れて来てくれたんやわ。
 そして 家も子供も背負うことが出来た今、左ハン マニュアルでデカくてクーラー無しの 夫婦共で使えないキャンピングカーは相応しく無い時が来た!子供とキャンプするまで眠らせて維持する経済力は無い!イベント車として移動販売に活躍させる業種でも無い!
 何気なく 以前 愛車のベレットをトレード交換して頂いた 浜松のタキーズ 瀧さんのサイトをチェックしていると、ビビッと来る車が入荷!ポーやんの希望を踏まえた オートマ、右ハン、クーラー、8人乗り、しかも 何と年式は ポーやんの生まれ歳の 1981年式!日産 キャラバン E23 シルクロード 2000cc に キャブターボ付きの 力持ち 最高SGLグレード。何より 二列目のシートが 新幹線の様に グリーンと回転して 三列目と向かい合わせに出来るのがナイスな 雰囲気抜群に古めかしいカーテンやシートの内装デザイン 博物館級に破れも無し!働く実用車系では無い リビング系の奴は 本当に珍しいんやで!色もブラウンメタリックの渋い昭和オトっつぁん色!愛情たっぷりのワンオーナー!
 目下 早めのお盆の墓参りに、静岡の実家まで 野依人を連れて初の長旅の車で里帰り計画を、 キャンピングカーに扇風機を載せて クーラーが無いフォローに悩んでいた所。瀧さんに相談して トレードして貰えたら、大きさ重さがデカくて陸送が難しいキャンパーを 運転自走して行きしに浜松で交換して乗り換えられたら快適やんか!と、ポーやんに突然相談するんや。
 キャンパーの処分を頑なに拒んでいた おれの 突然の計画にポーやんは 少し嬉しそうにチェック!勿論 一発で気に入りました!でも本当に計画が通るのかどうか?この段階でも おれのキャンパーへの未練は健在で、この運命の流れは 通るのか?タイミングとチャンスを絶妙に掴み取る スレスレの鍵は瀧さんに委ねられました。もしもアカンかったら、それはそれで まだ手放すなと言う御告げとして「あぶね~手放すとこやったわ」とニヤニヤするんやけど。
 キャンピングカーを求める需要には、機能性をポイントにする傾向が主で ビンテージなオシャレ感覚で雰囲気を楽しむ人は少ない。でも機能性だって十分!必ずビンテージなキャンピングカーを探している人がいるはず!クラッシックカーを専門にしている瀧さんには異例の分野で 悩ませました。
 結果 苦笑いながらOKを頂き、ゼロ円でトレード交換してもらえる事になりました!ヒントの様に色々な目印が小さく光り 導かれた不思議な体験!「もしも通ったならば、これは運命的な車だぜ」と細い眼をしてポーやんに語っていた おれは、OKの結果を 丁度 縁側で 二人BBQしてた時 奇跡が起きたぜ!と報告「ハニーと おチビちゃんに御機嫌なサプライズだ」と とろけるようだよ仔猫ちゃん~の顔でしたんだわ。たぶんそん時だけブロンソンの口髭が生えてた思うわ。どやフェイス。
 後半に続きます~